【Hello!とうけい】vol.150 漁村の現在(いま)
国内でも有数の水産県である三重県ですが、現在の状況はどうなっているかを漁業センサスから見てみましょう
漁業就業者についてですが、前回漁業センサス時の平成15年では12,261人就業していたのが今回平成20年では9,947人で1万人を割り込んでいます。そのうち、自営の漁業就業者は7,704人で前回の10,093人と比べて2,389人も減少しました。
年齢別に見ると、高齢化がより顕著になっているのがわかります。三重県の漁業は多くの高齢者の方の力で成り立っているのです。また、全国的に見ても三重県と同様の傾向を示しています。
それでは今後はどうなっていくのでしょうか。
自営漁業の個人の経営体のうち、後継者のある経営体は605で全体の12.1%となっています。これは数字的には5年前よりは減少していますが率としては逆に増加しています。
漁業センサスの詳しい内容はこちらに掲載しています。
農林水産省漁業センサスホームページ http://www.maff.go.jp/j/tokei/census/fc/index.html
三重県の統計情報は「みえDataBox」http://www.pref.mie.jp/databox/でご覧いただけます。
次回のHello!とうけい♪vol.151は、6月23日(水曜日)掲載予定です。お楽しみに!