小売物価統計調査について
調査の概要
小売物価統計調査は、消費生活上重要な小売価格、サービス料金及び家賃を毎月調査するものです。
この調査に基づいて、物価水準の変動を測定するための消費者物価指数や、その他物価に関する資料を作成し消費生活に関する経済諸施策のための基礎資料を提供する事を目的としています。詳しくは総務省統計局のホームページを参照してください。
※県では、国の調査と県の調査結果を併せて、平成28年3月まで三重県消費者物価指数を作成していました。
伊賀市(合併前の旧上野市地域)、尾鷲市で調査していましたが、国が実施する小売物価統計調査と県が実施する県小売物価統計調査は、調査対象地域や品目数が異なるだけで、調査の内容としては同じものでした。
内容については、データライブラリの三重県消費者物価指数をご覧ください。
調査の内容
・どこで調査しているの?
津市(合併前の地域)、桑名市(合併前の地域)、松阪市、四日市市、伊勢市、伊賀市、尾鷲市で実施しています。
・調査する店は?
基本的には、価格調査地域内で調査する品目・銘柄の販売が最も多い店舗を、代表性がある店舗として調査店舗に選びます。
量販店、ディスカウントストア、コンビニエンスストアなどの店舗も代表性がある場合は調査店舗にします。
・調査する価格は?
調査する価格は店舗で実際に販売している小売価格及びサービスの料金、公営借家及び民営借家の家賃、旅館等の民営及び公営宿泊施設の宿泊料金です。
小売価格は、食料品、衣料品、家具、医薬品、電気製品、身の回り品、ガス・水道料等の価格を、サービス料金は、外食、駐車料金、理美容料金、保健医療サービス、教養娯楽サービス等の料金を調査しています。
ただし、7日間以内を期間とする特売価格等は除きます。
特売価格等を除くのは、この調査が価格水準(値段)ではなく価格変動(値上がり、値下がり)を把握するのが主な目的であること、全国に共通する一定の条件の下で価格を把握する必要があるためです。
特売価格を調査に含めると特売のある月とない月とで価格が大きく変動することになり、その地域の価格変動の傾向を見失うことになってしまったりするためです。
・調査する品目数は?
小売価格及びサービスの料金は約530品目を調査しています。
家賃調査は、公営家賃で1品目、3銘柄、民営家賃で1品目、調査全地域で約470世帯を調査しています。
宿泊料調査は県内で総務省から指定された7施設を調査しています。
・調査はいつするのか?
生鮮魚介、野菜、果物及び切り花は、旬別調査として毎月上旬、中旬、下旬の3回調査します。
その他は、月別調査として、月に1回12日を含む週の水、木、金曜日のうちの1日について調査します。