年齢別人口調査結果(平成13年)
結果の概要
4 市町村別の結果
全ての市町村で老年人口割合が上昇
(1) 年齢(3区分)別人口割合
年齢(3区分)別人口割合を市町村別にみると、紀和町、美杉村、宮川村など概ね人口減少率の高い町村では、年少人口割合が低く、老年人口が高い状況にある。
一方、東員町、木曽岬町、鈴鹿市など県北部の市町では、生産年齢人口割合が高く、老年人口割合が低い状況となっている。 (表4、表9、図6)
年齢3区分別人口を前年と比較すると、年少人口は河芸町の3.3%増など8市町村で増加、島ヶ原村は増減なし、飯高町の6.3%減など60市町村で減少となっている。
生産年齢人口は、嬉野町の1.2%増など11市町村で増加、東員町は増減なし、紀和町の7.5%減など57市町村で減少している。
年少人口、生産年齢人口が増加した市町村は少ない一方、老年人口は全ての市町村で増加しており、増加率が最も高いのは志摩町の5.3%、最も低いのは宮川村の0.6%である。
表4
年少人口割合の高い市町村 | 生産年齢人口割合の高い市町村 | 老年人口割合の高い市町村 | |||||
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割合(%) | 割合(%) | 割合(%) | |||||
鵜殿村 | 18.3 | 東員町 | 71.7 | 紀和町 | 52.0 | ||
玉城町 | 17.2 | 木曽岬町 | 70.5 | 美杉村 | 40.0 | ||
大安町 | 16.9 | 鈴鹿市 | 68.8 | 宮川村 | 38.2 | ||
三雲町 | 16.9 | 名張市 | 68.7 | 飯高町 | 36.0 | ||
菰野町 | 16.8 | 員弁町 | 68.0 | 大内山村 | 35.5 | ||
年少人口割合の低い市町村 | 生産年齢人口割合の低い市町村 | 老年人口割合の低い市町村 | |||||
割合(%) | 割合(%) | 割合(%) | |||||
紀和町 | 7.1 | 紀和町 | 40.8 | 東員町 | 13.7 | ||
美杉村 | 8.6 | 美杉村 | 51.4 | 木曽岬町 | 14.1 | ||
宮川村 | 9.9 | 大内山村 | 51.5 | 鈴鹿市 | 14.8 | ||
紀勢町 | 10.0 | 宮川村 | 51.9 | 名張市 | 15.5 | ||
島ケ原村 | 10.7 | 南島町 | 52.3 | 川越町 | 16.0 |
(2) 年齢構造(指数)
年少人口指数についてみると、鵜殿村が29.0で最も高く、美杉村が16.8で最も低くなっている。
老年人口指数についてみると、紀和町が127.5で最も高く唯一100を越えており、その他14市町村で50を越えている。また、最も低いのは東員町の19.1となっている。
従属人口指数についてみると、紀和町が144.9と最も高く、生産年齢人口10人で従属人口約14人を支えていることになる。また、最も低いのは東員町の39.5で、その他11市町で50を下回っている。 (表5、表11)
表5
年少人口指数の高い 市町村 |
老年人口指数の高い 市町村 |
従属人口指数の高い 市町村 |
老年化指数の高い 市町村 |
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指数 | 指数 | 指数 | 指数 | |||||||
鵜殿村 | 29.0 | 紀和町 | 127.5 | 紀和町 | 144.9 | 紀和町 | 728.9 | |||
玉城町 | 27.0 | 美杉村 | 77.7 | 美杉村 | 94.6 | 美杉村 | 462.1 | |||
御浜町 | 26.9 | 宮川村 | 73.5 | 大内山村 | 94.0 | 宮川村 | 385.4 | |||
三雲町 | 26.0 | 大内山村 | 69.0 | 宮川村 | 92.6 | 紀勢町 | 334.2 | |||
大安町 | 25.7 | 飯高町 | 68.5 | 南島町 | 91.1 | 飯高町 | 314.6 | |||
年少人口指数の低い 市町村 |
老年人口指数の低い 市町村 |
従属人口指数の低い 市町村 |
老年化指数の低い 市町村 |
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指数 | 指数 | 指数 | 指数 | |||||||
美杉村 | 16.8 | 東員町 | 19.1 | 東員町 | 39.5 | 鈴鹿市 | 89.7 | |||
紀和町 | 17.5 | 木曽岬町 | 20.0 | 木曽岬町 | 41.8 | 木曽岬町 | 92.2 | |||
紀勢町 | 17.6 | 鈴鹿市 | 21.5 | 名張市 | 45.4 | 東員町 | 93.9 | |||
島ケ原村 | 18.5 | 名張市 | 22.5 | 鈴鹿市 | 45.4 | 川越町 | 95.7 | |||
宮川村 | 19.1 | 川越町 | 23.7 | 員弁町 | 47.0 | 名張市 | 98.6 |
(3) 平均年齢
平均年齢が最も高いのは紀和町の59.2歳、最も低いのは鈴鹿市の39.5歳となっており、県平均42.4歳より低いのは22市町村となっている。
男女別にみると、男性で最も高いのは紀和町で55.8歳、最も低いのは鈴鹿市で38.3歳となっている。女性で最も高いのは紀和町で61.8歳、最も低いのは鈴鹿市、川越町で40.6歳となっている。 (表6、表12)
年齢(各歳)と各歳別人口との積の総和
平均年齢= 総 人口 +0.5とした。
表6
平均年齢の高い市町村 | 平均年齢の低い市町村 | |||
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年齢(歳) | 年齢(歳) | |||
紀和町 | 59.2 | 鈴鹿市 | 39.5 | |
美杉村 | 53.8 | 川越町 | 39.6 | |
宮川村 | 51.6 | 大安町 | 40.4 | |
紀勢町 | 51.5 | 桑名市 | 40.5 | |
飯高町 | 51.4 | 東員町 | 40.5 | |
小俣町 | 40.5 |