鉱工業生産指数の利用上の注意と主な用語の定義
利用上の注意
指数の種類、基準時、ウエイトの算定基準等
- 指数の種類 ……生産指数及び生産者製品在庫指数
- 基準時 ……平成7年(1995年)
- ウエイト算定基準……生産指数は基準時付加価値額、生産者製品在庫指数は基準時平均在庫額
業種分類
業種分類については、利用者の便宜や業界通念を考慮して、日本標準産業分類の一部組替えを行いました。その内容は次のとおりです。
- 14-繊維工業、15-衣服・その他の繊維製品製造業、20-化学工業に分類される204-化学繊維製造業を合わせて「繊維工業」としました。
- 17-家具・装備品製造業のうち1711-木製家具製造業、1712-金属製家具製造業を合わせて「家具工業」とし、その他を非採用とし、製造業全体で代表させました。
- ゴム製品工業、家具工業、木材・木製品工業、その他製品工業を統合し、「その他工業」を設けました。
- 19-出版・印刷・同関連産業、24-なめし革・同製品・毛皮製造業、32-精密機械器具製造業、33-武器製造業は非採用とし、製造業全体で代表させました。
特殊(財別)分類
- 最終需要財 …鉱工業、または他の産業に原材料等として投入されない製品。ただし、建設財を含み、企業消費財を除く。
- 投資財 …資本財と建設財の合計。
- 資本財 …家計以外で購入される製品で、原則として想定耐用年数が1年以上で比較的購入単価の高いもの。
- 建設財 …建築工事用の資材及び建築物に対する内装品、また、土木工事用の資材。
- 消費財 …家計で購入される製品。(耐久消費財と非耐久消費財の計)
- 耐久消費財 …原則として想定耐用年数1年以上で比較的購入価格の高いもの。
- 非耐久消費財 …原則として想定耐用年数1年未満、又は比較的購入価格の低いもの。
- 生産財 …鉱工業及び他の産業に原材料等として投入される製品。ただし、企業消費財を含み建設財を除く。
- 鉱工業用生産財…鉱工業の生産工程に、原材料、燃料、部品、容器、消耗品、工具等として再投入される製品。
- その他用生産財…非鉱工業用の原材料、燃料、容器、消耗品及び企業消費財。
季節調整
季節調整については、センサス局法「X-12-ARIMA」(X-11デフォルト)を採用しました。
統計表中の符号の用法
「-」該当数値がないもの
「×」数値が秘匿されているもの
「0」単位未満
「△」減少を表す
「r」以前公表された数値を修正したもの