【Hello!とうけい】vol.120 平成19年就業構造基本調査にみる 就業状態
総務省から15歳以上人口(約1億1,030万人)の就業状態について発表されました。
国勢調査や労働力調査が月末1週間の就業・不就業の状態を把握しているのに対し、この調査では、ふだんの就業・不就業の状態を把握しています。
職業に就いている人のことを「有業者」といい、日本全国で約6,598万人おり、15歳以上人口のうちの有業者の割合である「有業率」は、全体では59.8%となっています。
また、近年、我が国では雇用形態の多様化による非正規雇用、若年無業者の拡大が顕在化し問題視される一方、少子高齢化に伴う高齢者雇用、女性の就業促進が求められています。
平成14年では全国平均で31.9%であった非正規就業者の割合が平成19年では35.5%と増加し、かつ、すべての都道府県で増加しています。
三重県においても平成14年には31.7%であったものが平成19年には36.2%と全国平均を上回っています。
なお、詳細につきましては 総務省統計局のホームページ
http://www.stat.go.jp/data/shugyou/2007/index.htm をご覧ください。
三重県の統計情報は「みえDataBox」http://www.pref.mie.jp/DATABOX/に満載です。
次回のHello!とうけい♪vol.121は、9月24日(水曜日)掲載予定です。お楽しみに!