【Hello!とうけい】vol.109 商業の国勢調査
昨年(平成19年)6月1日現在で、全国の卸売業・小売業を営むすべての事業所を対象に実施いたしました【平成19年商業統計調査】にご協力をいただき誠にありがとうございました。
この調査は、統計法に基づく指定統計として、5年ごとに本調査を、またその中間年(本調査の2年後)に簡易調査を実施しており、『商業の国勢調査』とも言われるもので、商業事業所の所在状況や販売活動などを把握し、我が国の商業の実態を明らかにするものです。
今回の調査結果は、平成20年4月に経済産業省から速報が公表され、11月に確報が公表される予定となっています。
参考までに、過去2回(平成16年、平成14年)をはじめとする「三重県の調査結果」のうち、主なものを以下にあげてみました。
図1:平成6年を100とした場合の従業者数、年間商品販売額、事業所数の比較指数
事業所数は平成6年以降、従業者数は平成11年以降毎回減少していますが、年間商品販売額については、平成16年は平成14年より若干増加しました。
図2:卸売事業所数の業種別の構成比率
図3:小売事業所数の業種別の構成比率
事業所数の業種別の構成比率の増減をみると、卸売業では繊維・衣服等、飲食料品が増加し、建築材料等、機械器具が減少しています。一方、小売業では各種商品、飲食料品が増加し、織物・衣服等、家具・じゅう器等が減少しています。
この他の調査結果については、
「みえDataBox」平成16年商業統計調査結果http://www.pref.mie.jp/DATABOX/27237004087.htm
経済産業省 統計発表資料 商業統計調査
http://www.meti.go.jp/statistics/index.html でご確認いただけます。
さて、今回の調査結果はいかがなものとなるでしょうか。
なお、調査結果は行政における統計・社会施策の立案、計画、将来展望などの基礎資料として、また学術研究や企業活動などのために幅広く利用されます。
この他の三重県の統計情報は、「みえDataBox」http://www.pref.mie.jp/DATABOX/に満載です。ぜひご覧ください。
次回のHello!とうけい♪vol.110は、4月9日(水曜日)掲載予定です。お楽しみに!