【Hello!とうけい】vol.96 就業構造基本調査で「働く未来を考える」
平成19年10月1日現在で、「就業構造基本調査」が実施されます。
この調査では、皆様がどのような仕事に就いておられるか、就業についてどのような希望をお持ちなのかなどを明らかにします。
調査結果は、政府の労働に関する施策のための基礎資料などに使われています。
三重県では、抽出により約8,800世帯の方々が調査対象となります。
皆様のより良い労働環境づくりのため、ぜひ調査にご協力ください。
さて、この調査は5年ごとに実施されていますが、具体的にどのような調査結果が出ているのでしょうか。
そこで、平成14年までの調査結果から、15歳以上人口の有業者・無業者別の推移に注目してみました。
男女、就業状態別15歳以上人口の推移 三重県
この間、15歳以上人口全体は一貫して増加しています。それに伴い有業者・無業者ともほぼ増加傾向で推移していますが、平成14年では有業者が男女とも減少し、厳しい景気状況を反映した結果となりました。
参考に、平成14年の完全失業率の平均値(全国結果)は、5.4%で、これまでで最高の数値となっています。
その数値も、平成18年では4.1%に回復しています。今回の就業構造基本調査でも、景気の回復を示す調査結果となるよう、期待したいと思います!
三重県の統計情報は「みえDataBox」http://www.pref.mie.jp/DATABOX/に満載です。
次回のHello!とうけい♪vol.97は、9月26日(水曜日)掲載予定です。お楽しみに!