【Hello!とうけい】vol.93 三重県は日本の真ん中?
「三重県は何につけても全国の真ん中ぐらい」という話をよく耳にしますが、統計データではどうなっているか見てみましょう。
1987年(昭和62年)に発行された「統計でみる県のすがた」に掲載されている400の指標における都道府県の順位によると、三重県の順位は下のグラフのように、第25位の23項目数を中心とした山形を描いており、「何でも真ん中」の印象と一致しています。
最新の「統計でみる都道府県のすがた 2007」(平成19年) http://www.stat.go.jp/data/ssds/5a.htm
では下のグラフのように、掲載されている480の指標のうち、全国第15位の項目数が20項目と一番多く、ついで22位の19項目、17位と26位の18項目となっています。23位と24位はそれぞれ11項目で、中心部の頂が低くなり、「真ん中」より少し上の指標が増えています。
(順位については、指標の数値を単純に比較した目安であり、どちらが良い・悪いということではありません)
ちなみに、2007年に三重県が第1位となっている指標は、身体障がい者就職者比率(対就職件数千件当たり)24.71(全国値15.22)と、ごみのリサイクル率(%)28.4(全国値16.8)。逆に47位だった指標は、年齢別死亡率[0~4歳](人口千人当たり)0.63(全国値0.75)でした。
その他の日本一の項目は
「みえの日本一」 http://www.pref.mie.jp/DATABOX/28822002675.htm
最新の統計データは「みえDataBox」 http://www.pref.mie.jp/DATABOX/
をご覧ください。
次回のHello!とうけい♪vol.94は8月8日(水曜日)掲載予定です。お楽しみに!