【Hello!とうけい】vol.79 携帯電話のいま・むかし
10年ひと昔とよく言いますが、私たちの生活の中で10年前から大きく変化したものの中に携帯電話の普及があげられます。
そこで、今回は携帯電話の普及状況について統計データからみてみましょう。
1.携帯電話の加入数及び人口普及率の推移(三重県)
平成7年度から17年度までの三重県内の携帯電話加入数及び人口に対する普及率をみますと、7年度の149,932件(8.1%)から17年度の1,274,384件(68.3%)と加入数で8.5倍に増加しました。10年前には10人に1人も持っていなかったものが、現在では3人に2人が持っているという計算になります。13年度に50%を超え、その後、増加率はやや鈍化しましたが、17年度は前年度比8.1%増と高い伸び率を示しています。
(出典:加入数は総務省東海総合通信局調べで各年度末の実数。人口普及率は各年10月1日現在の県国勢調査及び推計人口で除して算出。)
2.携帯電話の年代別利用率(全国)
今、三重県では3人に2人以上が持つようになった携帯電話ですが、年代別にみるとどうなのでしょうか。
全国の年代別利用率を見てみると、携帯電話の利用率は20代から40代では9割を超えており、13歳以上の10代と50代についても8割を超えていることが分かります。一方で、65歳以上の各層では利用率は5割を下回っています。
(出典:総務省「平成17年通信利用動向調査」)
今後さらに携帯電話の普及を拡大するには、高齢者層にいかに浸透させるかがポイントとなるようです。
この調査結果の詳細については、次でご覧になれます。
総務省「平成17年通信利用動向調査」
http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060519_1.html
総務省東海総合通信局「統計資料集」
http://www.tokai-bt.soumu.go.jp/tool/tokeisiryo/index.html
このほかにも、三重県の統計情報は「みえDataBox」http://www.pref.mie.jp/DATABOX/ に満載です。
次回のHello!とうけい♪vol.80は、来年1月10日(水曜日)掲載予定です。お楽しみに!