【Hello!とうけい】vol.77 百貨店とスーパーの10年
みなさんも日々の生活のなかで、百貨店やスーパーをよく利用されると思います。
今回は、経済産業省が行っている「商業動態統計調査」から百貨店とスーパーの現状をみてみたいと思います。
平成7年(1995年)と平成17年(2005年)の全国と三重県の店舗数、商品販売額、売場面積を比べてみました。
(出典 平成7年商業動態統計年報 平成17年商業販売統計年報)
百貨店は、全国では、売場面積がわずかに増加していますが、店舗数、商品販売額は減少しています。三重県では、店舗数が5店舗から4店舗に減少し、売場面積も10.6%減少、商品販売額も201億円、27.4%減少となっています。
スーパーは、全国では、すべての項目で増加していますが、店舗数の増加率に比べて商品販売額の増加率は低くなっています。三重県では店舗数が40店舗から62店舗に増加し、売場面積も63.7%の増加、商品販売額も381億円、21.9%の増加となっています。
※商業動態統計調査における百貨店とスーパーの定義は下記のとおりになっています。
従業員50人以上の小売事業所のうち、
百貨店は、日本標準産業分類の百貨店(541)のうち、次のスーパーに該当しない事業所であって、かつ、売場面積が政令指定都市で3,000平方メートル以上、その他の地域で1,500平方メートル以上の事業所をいいます。
スーパーは、売場面積の50%以上についてセルフサービス方式を採用している事業所であって、かつ、売場面積が1,500平方メートル以上の事業所をいいます。
「商業動態統計調査」の最新の調査結果は経済産業省のホームページで公表されています。
http://www.meti.go.jp/statistics/index.html
このほかにも三重県の統計情報は「みえDataBox」http://www.pref.mie.jp/DATABOX/に満載です。
次回のHello!とうけい♪vol.78は12月13日(水曜日)掲載予定です。お楽しみに!