【Hello!とうけい】vol.72 押し寄せる少子高齢化の波
昨年実施した国勢調査の1%抽出速報値が最近公表されましたので、5歳階級別データを利用して、三重県における人口ピラミッドを作成してみました。団塊の世代の55~59歳とその子の世代の30~34歳を中心とした二つの膨らみを持つ逆ひょうたん型となっています。下記の大正9年からの人口ピラミッドの推移を見ると、少子高齢化が進行している様子がよくわかります。
昭和35年の人口ピラミッドをみてみると、団塊の世代が頂点を形作り、そのあとの世代の出生数の減少を示す「つぼ型」に近くなっていました。
ちなみに第一回国勢調査は、大正9年(1920年)に行われました。これはアメリカ合衆国が行った第一回人口センサスから130年後のことでした。
当時の人口ピラミッドは、全国の傾向と同じく、本県でも若い年齢ほど人口が多く、すそが広い「富士山型」を形作っていました。
なお、平成17年国勢調査抽出速報結果の全国版はhttp://www.stat.go.jp/data/kokusei/2005/sokuhou/index.htmでご覧になれます。
その他の三重県の統計情報は「みえDataBox」http://www.pref.mie.jp/DATABOX/でご覧いただけます。
次回のHello!とうけい♪vol.73は、9月27日(水曜日)掲載予定です。お楽しみに!