【Hello!とうけい】vol.17 パソコンの授業は楽しいな♪
ホームページを開設している小・中・高等学校は年々増加し、授業でも情報教育を取り入れている学校が増えています。
パソコンの授業を楽しみにしている子どもたちも多いようですが、学校の授業で使うパソコンの設置状況はどのくらい進んでいるのでしょうか?
文部科学省が公立学校を対象に毎年実施している「学校における情報教育の実態等に関する調査結果」をみると、平成15年3月31日現在の三重県の教育用コンピュータ総台数は25,333台で、これを児童生徒数で割ると、1台あたり8.6人の児童生徒で共有していることになります。
実際には、授業時間が学年・学級で異なりますから、1台を2~3人で使いながら授業を進めている学校が多いのではないでしょうか?
ちなみに、全国値は9.7人/台で、全国1位は山梨県・高知県の6.2人/台、三重県は21位となっています。
それでは、実際にコンピュータで指導できる先生はどのくらいいるのでしょうか?
コンピュータを操作できる教員の割合は、三重県87.6%(全国値87.6%)ですが、
コンピュータで指導できる教員の割合は、三重県45.3%(全国値52.8%)となっています。
国では「学校教育の情報化」推進計画を立て、平成17年度までに、すべての公立学校が授業でコンピュータを活用できること・概ね全ての教員がコンピュータを使って指導できるようにすることなどを目標として、学校教育の情報化整備を推進しています。
三重県の統計情報は「みえDataBox」http://www.pref.mie.jp/DATABOX/でご覧いただけます。
次回のHello!とうけい♪vol.18は、6月9日(水曜日)掲載予定です。お楽しみに!