【Hello!とうけい】Vol.227 子どもの数って減っているの?
-学校基本調査より-
今回は、「学校基本調査」について、ご紹介します。
「学校基本調査」は、文部科学省所管のもと全国の幼稚園から大学までのすべての学校を対象に、学校に関する基本的事項(学校数、在学者数、教員数、卒業者数、進学者数、就職者数など)を昭和23年度から毎年実施されています。
この調査で得られたデータは、当面する教育の諸問題を解決する基礎資料として利用されているばかりではなく、年次的推移を追うことによって、将来の教育計画を立てる際の貴重な資料として役立てています。
では一例として、この調査が始まった昭和23年から約70年間の三重県の小・中学校の児童・生徒数の推移をみてみましょう。
図をみると、小学校児童数と中学校生徒数が、平成28年度(速報値)が過去最高時の半分にも満たない数値で過去最低であることがわかると思います。
これは、子どもが減っている判断のひとつになると思います。
このように、学校基本調査の調査結果を調べることによって、現在の学校の現状が把握ができるとともに、未来の学校をどのように作っていくか考えることができます。興味のある方は、ぜひクリックしてみてください。
学校基本調査の調査結果は、http://www.pref.mie.lg.jp/DATABOX/18234003226.htmからご覧いただけます。
また、平成28年度の学校基本調査結果(確報)は平成29年2月上旬に公表予定です。
三重県の統計情報は「みえDataBox」http://www.pref.mie.jp/databox/でご覧いただけます。
次回のHello!とうけい♪vol.228は、11月24日(木曜日)掲載予定です。お楽しみに!