Hello!とうけい】Vol.225 より良い未来をつくるため 社会生活基本調査
本年10月20日現在で、平成28年社会生活基本調査が実施されます。
三重県では、統計理論に基づき無作為に抽出された134調査区、1,608世帯が調査の対象となります。
さて、暑い日々が続きますが皆様方は毎日どのように過ごされていますか。スポーツや、趣味娯楽に取り組んだり、ボランティア活動に参加したり、家族の介護をされている方もいらっしゃることと思います。社会生活基本調査は、男女共同参画社会の実現、少子高齢化対策、仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の推進など、国や三重県のさまざまな取組を行うための基礎資料となる大切な全国調査(総務省実施)です。
今夏は、リオデジャネイロオリンピックが開催されスポーツに熱い注目が集まりました。見るスポーツとしては、野球、サッカー、フィギュアスケート等に注目が集まりがちですが、実際にするスポーツでは県内でどのような種目に取り組んだ人の割合が高いのでしょうか?
前回の平成23年調査から、どのようなスポーツを楽しんだのかを年代別に表にしてみました。
1位は、10~14歳では、「水泳」、15~24歳では、「ボウリング」、25歳以上のすべての年齢層では「ウォーキング・軽い体操」となっています。
2位は、10~14歳では、「ボウリング」、15~24歳では、「ウォーキング・軽い体操」、25~44歳では、「ボウリング」、45~54歳では、「器具を使ったトレーニング」、55~74歳では、「登山・ハイキング」、75歳以上では、「その他」という結果となっています。
10~14歳の1位「水泳」は、水泳教室に子どもを通わせる親が多い事からも納得できるかと思います。
15歳~24歳の1位「ボウリング」については、少々意外な気がします。若い世代にもボウリングは人気なのですね。
25歳以上のすべての年代の1位「ウォーキング・軽い体操」について、やはり手軽で、お金をかけずにできることから広い範囲の年代の方に人気があるようです。
55歳~74歳の2位「登山・ハイキング」については、近年の中高年者の登山ブームを裏付けているように思えます。
次に、前々回(平成18年)と前回(平成23年)の結果から種類別に行動者率の変化をグラフにしてみました。
平成18年と比べて平成23年に行動者率が増加したのは「ウォーキング・軽い体操」「ジョギング・マラソン」「ゴルフ(練習場を含む)」「サッカー(フットサルを含む)」でそれ以外の種類については減少している状況です。
最後に今回の調査においては、9月頃、調査員証をもった県の統計調査員(調査員証を提示します)が、ご家庭に伺った際に、ご回答をよろしくお願いします。
詳しい内容は、「社会生活基本調査」http://www.stat.go.jp/data/shakai/2016/から、ご覧になれます。
三重県の統計情報は「みえDataBox」http://www.pref.mie.jp/databox/でご覧いただけます。
次回のHello!とうけい♪vol.226は、9月28日(水曜日)掲載予定です。お楽しみに!