調査の結果
健康状態調査
1 裸眼視力(図3-1、図3-2、統計表)
裸眼視力1.0未満の者の割合が最も高いのは10歳で38.4%、最も低いのは6歳で23.4%となっています。全国と比較すると、8歳を除くすべての年齢で三重県が全国より低くなっています。
※ 三重県の5歳、11歳から14歳は標本数が少ない等のため、統計数値を公表していません。また、15歳から17 歳は「計数なし」となっています。
2 鼻・副鼻腔疾患(図4、統計表)
鼻・副鼻腔疾患(蓄のう症、アレルギー性鼻炎(花粉症等)等)の者の割合が最も高いのは16歳で14.0%、最も低いのは5歳で2.6%となっています。全国と比較すると、6歳~7歳、9歳~11歳、13歳ですべての年齢で三重県が全国より低くなっています。
3 むし歯(う歯)(図5-1、図5-2、表3、統計表)
むし歯(う歯)の者の割合(処置完了者を含む。)が最も高いのは17歳で56.7%、次いで9歳、16歳で50.4%となっています。また、最も低いのは5歳、12歳で31.6%、次いで11歳で35.3%となっています。
全国と比較すると、すべての年齢で三重県が全国より高くなっています。
学校種別にみると、幼稚園31.6%、小学校44.3%、中学校36.4%、高等学校51.6%となっています。また、前年度と比べ、高等学校は増加し、小学校及び中学校は減少しています。
4 アトピー性皮膚炎(図6-1、図6-2、統計表)
アトピー性皮膚炎の者の割合が最も高いのは7歳で3.8%、最も低いのは5歳で1.7%となっています。
全国と比較すると、5歳、8歳、10歳、12歳~14歳で三重県が全国より低くなっています。
学校種別にみると、幼稚園1.7%、小学校3.5%、中学校2.4%、高等学校2.8%となっています。また、前年度に比べ、幼稚園、小学校及び高等学校は増加し、中学校は減少しています。
5 心電図異常:6歳、12歳及び15歳時のみ(統計表)
心電図異常の割合は、6歳で1.7%、12歳で3.8%、15歳で2.9%となっています。
6 ぜん息 (図7-1、図7-2、統計表)
ぜん息の者の割合が最も高いのは6歳で4.1%、最も低いのは5歳で0.9%となっています。
全国と比較すると、5歳、7~8歳で三重県が全国より低くなっています。
学校種別にみると、幼稚園0.9%、小学校3.6%、中学校3.4%、高等学校2.5%となっています。また、前年度に比べ、小学校及び高等学校は増加し、幼稚園及び中学校は減少しています。
(注)健康状態調査においては、全国数値は小数点第2位まで、都道府県別数値は小数点第1位までの公表と
なっています。
統計表 年齢別疾患・異常被患率 (312KB)