調査の結果
健康状態調査
(1)裸眼視力(図3-1、図3-2、統計表)
裸眼視力1.0未満の者の割合が最も高いのは14歳で48.5%、最も低いのは6歳で19.9%となっています。三重県と全国を比較すると、6歳、9歳~10歳の各年齢で三重県が全国よりも高くなっています。
※三重県の5歳は標本サイズが小さい等のため統計数値を公表していません。
(2)鼻・副鼻腔疾患(図4、統計表)
鼻・副鼻腔疾患(蓄のう症、アレルギー性鼻炎等)の者の割合は、6歳、8歳~10歳、12歳、14歳~15歳の各年齢で10%を超えています。その割合が最も高いのは9歳で16.7%、最も低いのは5歳で2.5%となっています。三重県と全国を比較すると、6歳、8歳~10歳、12歳、14歳~15歳の各年齢で三重県が全国よりも高くなっています。
※三重県の11歳、17歳は、標本サイズが小さい等のため統計数値を公表していません。
(3)むし歯(う歯)(図5-1、図5-2、統計表)
むし歯(う歯)の者の割合(処置完了者を含む。)は、5歳から9歳までは年齢とともに上昇し、10歳から12歳までは低下しています。13歳以降は15歳を除いて上昇しています。その割合が最も高いのは17歳で59.6%、次いで9歳で59.5%となっています。また、最も低いのは5歳で38.8%、次いで6歳で43.8%となっています。三重県と全国を比較すると、6歳を除くすべての年齢で三重県が全国よりも高くなっています。
学校種別にみると、幼稚園38.8%、小学校52.5%、中学校47.4%、高等学校54.3%となっています。また、前年度と比べ、すべての学校で低下しています。
(4)アトピー性皮膚炎(図6-1、図6-2、統計表)
アトピー性皮膚炎の者の割合が最も高いのは7歳で2.9%、最も低いのは15歳と17歳で1.0%となっています。三重県と全国を比較すると、5歳を除くすべての年齢で三重県が全国より低くなっています。
学校種別にみると、幼稚園2.8%、小学校2.5%、中学校1.8%、高等学校1.1%となっています。また、前年度に比べすべての学校で低下しています。
(5)心電図異常:6歳、12歳及び15歳時のみ(統計表)
心電図異常の割合は、6歳で1.9%、12歳で3.8%、15歳で3.2%となっています。
(6)ぜん息 (図7-1、図7-2、統計表)
ぜん息の者の割合が最も高いのは6歳で3.9%、最も低いのは17歳で0.9%となっています。三重県と全国を比較すると、すべての学年で三重県が全国よりも低くなっています。
学校種別にみると、幼稚園2.1%、小学校3.0%、中学校1.8%、高等学校1.1%となっています。すべての学校で前年度より低くなっています。
統計表
年齢別疾患被患率 (199KB)