国民体育大会
国体の目的
国民体育大会は、広く国民の間にスポーツを普及し、スポーツ精神を高揚して国民の健康増進と体力の向上を図り、併せて地方スポーツの振興と地方文化の発展に寄与するとともに、国民生活を明るく豊かにしようとするものです。
開催概要
都道府県対抗、各都道府県持ち回り方式で毎年開催され、昭和36年(1961)からは、国のスポーツ振興法に定める重要行事の一つとして、(公財)日本スポーツ協会、文部科学省、開催地都道府県の三者共催で行われています。
※平成23(2011)年からは、スポーツ基本法第26条に定められています。
実施対象競技
冬期大会を除く実施競技は、「1.正式競技」、「2.公開競技」、「3.デモンストレーションスポーツ」、「4.特別競技」があります。
1.正式競技(37競技)
(1) | 毎年実施競技(36競技) |
陸上競技、水泳、サッカー、テニス、ボート、ホッケー、ボクシング、バレーボール、体操、バスケットボール、レスリング、セーリング、ウエイトリフティング、ハンドボール、自転車、ソフトテニス、卓球、軟式野球、相撲、馬術、フェンシング、柔道、ソフトボール、バドミントン、弓道、ライフル射撃、剣道、ラグビーフットボール、山岳、カヌー、アーチェリー、空手道、なぎなた、ボウリング、ゴルフ、トライアスロン | |
(2) |
隔年実施競技(2競技のうちから1競技) |
銃剣道、クレー射撃 ※平成33年の本県開催ではクレー射撃を実施します。 |
2.公開競技(5競技)
綱引、武術太極拳、パワーリフティング、ゲートボール、グラウンド・ゴルフ
※「国民体育大会公開競技実施基準」に基づき、当該中央競技団体が主体となり、三重県の合意を得たうえで実施する。
3.デモンストレーションスポーツ(三重県民が対象)
野球、トランポリン、近代五種、バウンドテニス、少林寺拳法、オリエンテーリング、エアロビック、ローラースポーツ、ダンススポーツ、アメリカンフットボール、チアリーディング など
※「国民体育大会デモンストレーションスポーツ実施基準」に基づき、(公財)日本スポーツ協会加盟団体以外の競技を含め、競技団体が三重県と調整のうえ実施することができる。
4.特別競技(1競技)
高等学校野球(硬式及び軟式)
文化プログラム
開催県における国体開催の機運醸成や国体の目的、意義の全国的な普及啓発等を目的に、スポーツ文化や開催県の郷土文化等をテーマとした内容とするプログラムを実施する。
(例)舞台(音楽、舞踏、演劇等)、展示(美術、映像等)など
表 彰
天皇杯:総合成績第1位の都道府県
皇后杯:女子総合成績第1位の都道府県
実行委員会(準備委員会)の設置
開催県及び会場地市町は、大会運営のためそれぞれ実行委員会を設置する。
※先催県(開催予定県)では、円滑な準備作業を推進するため、準備委員会を設置し、開催決定年に実行委員会に移行している。
国体に関する諸規定
国体開催における開催基準要項や施設基準等に関する諸規定は(公財)日本スポーツ協会のホームページをご覧ください。
国体関連リンク
(公財)日本スポーツ協会、(公財)三重県体育協会、 近年開催県等のリンク集はこちらから
【参考】スポーツ基本法(平成23年法律第78号)<抜粋>
(国民体育大会及び全国障害者スポーツ大会)
第26条 国民体育大会は、公益財団法人日本体育協会、国及び開催地の都道府県が共同して開催するものとし、これらの開催者が定める方法により選出された選手が参加して総合的に運動競技をするものとする。
2 全国障がい者スポーツ大会は、財団法人日本障害者スポーツ協会、国及び開催地の都道府県が共同して開催するものとし、これらの開催者が定める方法により選出された選手が参加して総合的に運動競技をするものとする。
3 国は、国民体育大会及び全国障害者スポーツ大会の円滑な実施及び運営に資するため、これらの開催者である公益財団法人日本体育協会又は財団法人日本障害者スポーツ協会及び開催地の都道府県に対し、必要な援助を行うものとする。