みえの育児男子プロジェクト
三重県では、少子化対策の重要な項目の一つである男性の育児参画を推進するため、「みえの育児男子プロジェクト」に取り組んでいます。
その一環として、企業等における男性の育児参画の普及啓発を図るとともに、今後の県の施策の参考とすることを目的に、子育て中の男性職員等と知事が、子育てに対する思いや必要な支援などについて意見交換を行う「ワーキングパパと知事との育児男子トーク」を実施しています。
ワーキングパパと知事との育児男子トーク(於:井村屋グループ株式会社)
日時:平成26年8月8日(金曜) 8時45分~9時30分
場所:井村屋グループ株式会社 社内託児所アイアイキッズルーム(津市高茶屋5-6-58)
出席者:子育て中の男性職員8名、三重県知事他
内容:冒頭、「みえの育児男子プロジェクト」の取組説明(知事)及び参加者の自己紹介を行った後、フリートーク形式により、子育ての楽しさや大変さ、日ごろ抱いている子育てに関する思い、行政に取り組んでほしいことなどについて、ざっくばらんに意見交換を行いました。
参加者からの主な意見
- 子どもと近所の公園によく遊びに行く。はじめの頃は早く帰りたいと思っていたが、子どもと真剣に遊んでいるうちに、心底楽しいと感じるようになった。心が純粋になる気がしている。
- 平日は帰りが遅く、子どもと接する時間がなかなかとれない。妻の心身のストレス軽減を図ることを心がけ、掃除や洗濯をしている。
- 子育てをしていると、子どもなりに考えて動いていることを感じる。昨日できていなかったことが、今日できているのを見るとすごく嬉しい。うちの子は天才じゃないかと感じる。
- 育休を取得したが、最初は周りから変な目で見られるのではと勝手に思い込んでいたが、いざ取ってみると、周りの理解を得られて、子育てについて考える良いきっかけとなった。
- 井村屋の託児所を利用しているが、金額が非常に低額であり、夫婦の通勤途中にあるので大変便利。今の不安は、今後希望どおりの学童保育所に子どもを預けられるかどうか。
- 夫婦で県外から三重県に来たので、周りに頼りになる親戚などがいない。その時に、近所に相談できる同僚がいることが心強い。
知事コメント・感想
- みなさんがそれぞれのスタイルで子育てを楽しんでいる様子がよくわかった。男性も女性も、仲間の大切さ、横のつながり、世代のつながりがそれぞれ大切だということを改めて感じた。学童保育については、入れるかどうかの量の問題と、質の問題があるが、県として両方の面で充実されるよう、国の制度も活用して市町を支援していきたい。