NTT西日本三重支店との育児男子トーク
三重県では、少子化対策の重要な項目の一つである男性の育児参画を推進するため、「みえの育児男子プロジェクト」に取り組んでいます。
その一環として、企業等における男性の育児参画の普及啓発を図るとともに、今後の県の施策の参考とすることを目的に、子育て中の男性職員等と知事が、子育てに対する思いや必要な支援などについて意見交換を行う「ワーキングパパと知事との育児男子トーク」を実施しています。
ワーキングパパと知事との育児男子トーク(於:NTT西日本三重支店)
日 時:平成26年6月12日(木) 9:00~10:00
場 所:NTT西日本三重支店桜橋ビル2階会議室(津市桜橋2‐149)
出席者:子育て中の男性職員7名、三重県知事他
内 容:冒頭、「みえの育児男子プロジェクト」の取組説明(知事)及び参加者の自己紹介を行った後、フリートーク形式により、子育ての楽しさや大変さ、日ごろ抱いている子育てに関する思い、行政に取り組んでほしいことなどについて、ざっくばらんに意見交換を行いました。
参加者からの主な意見
- 三重県は子どもと一緒に遊べる場所が多いと感じている(中勢グリーンパーク、大門にこにこ広場など)。
- ITに関する知識を活用して、子どもが、タブレット上で「あいうえお」から始まる言葉を覚えられるアプリを作って、楽しく子どもと遊んでいる。
- 3人の子育てを行っているが、子どもが増えれば増えるほどサポートが手厚くなる仕組みになっていない。そうした仕組みがないと、子どもが増えないのでは?
- 昔は子育てについて、家族以外で手伝ってくれる人が多かった。こうした人が増えれば良いと思うし、こうした人を表彰などをしてもらいたい
- 現在社宅に住んでいるが、近所の子育ての先輩からの情報が大変有効である。もっと男性のコミュニティの場が増えればと感じる。
- ゴミ捨ては自分の仕事だが、曜日別の分別カレンダーをスマホなどのカレンダーで見ることができるとありがたい。これに子ども関連のイベント等も一緒にすれば、総合的に使いやすいものになる。
- 東京で一人目が産まれてから三重県に来たが、児童館のような施設が三重県は少なく、小さい子どもが遊べる公園などの情報を入手するのも難しかった。
知事コメント・感想
- 参加者の皆さんが、自分の軸をしっかり持って子育てをしており、とても素晴らしいと感じた。3人以上の子どもがいると、外食時の座席をはじめ、タクシー、ホテルなどで“規格外”となり困ったという話をよく聞く。制度面、風土面で、社会全体として多子家庭を応援することが大切であり、県も国への働きかけや情報提供等、引き続きしっかりと取り組んでいきたい。