平成29年1月19日、国民保護に関する訓練(図上訓練)を実施しました。
対策本部の活動を模擬的に演習することにより、緊急対処保護措置への対処能力の向上を図り、また、関係機関相互の連携の重要性についても再確認しました。
今後も継続して訓練を積み重ねることにより、能力の更なる研鑽に努めてまいります。
緊急対処事態(大規模テロ等)における対応を迅速かつ的確に行うため、危機対策本部の設置から緊急対処事態対策本部の設置運営に至るまでの図上訓練を国及び鈴鹿市と共同で実施する。
その際、テロの疑いがある爆発事案発生時における県の初動措置及び事態認定後における警報の通知、避難の指示及び救援の実施など一連の緊急対処保護措置への対応能力向上とともに、関係機関相互の連携強化を図る。また、三重県国民保護計画等についての検証も併せて行う。
平成29年1月19日(木) 午後1時00分から午後4時30分まで
三重県庁講堂、三重県庁プレゼンテーションルーム、鈴鹿市役所災害対策本部室、三重交通Gスポーツの杜鈴鹿(サッカーメインスタンド付近)
鈴鹿市内の三重交通Gスポーツの杜鈴鹿において、イベント開催中、国籍不明のテログループによる爆発物使用のテロ事案が発生し、多数の死傷者が発生する。
その後、当該テログループは、鈴鹿市内のAGF鈴鹿体育館に人質を取って立てこもり、自爆を示唆する。
内閣官房、消防庁、陸上自衛隊、自衛隊三重地方協力本部、第四管区海上保安本部、津地方気象台、三重県、 三重県警察本部、鈴鹿警察署、鈴鹿市、鈴鹿市消防本部、四日市市消防本部、津市消防本部、日本赤十字社三重県支部
県内市町及び消防本部 ※情報伝達訓練に参加
約400名
三重県危機対策本部(三重県テロ警戒本部)の設置運営
被災状況等の情報収集・集約及び国への報告
事態認定に係る諸調整
被災者の救助・救護に係る調整
住民らの退避など応急対処措置
県緊急対処事態対策本部への移行運営
情報の収集・集約及び国への報告
緊急対処保護措置の検討及び伝達
(警報の通知、避難の指示、救援の実施及び警戒区域の設定など)
関係機関との連携
鈴鹿市における住民避難に向けた避難実施要領の作成に係る調整
県内の市町・消防本部への情報伝達