現在、県では、拡大する磯焼けの1つの要因とされる植食性魚類(アイゴ、ブダイ等)を活用する
「食べる環境対策」や獣害対策等で捕獲される野生獣(鹿)をジビエとして活用する「いのちの有効
活用」を推進しているところです。
このたび、これらの低利用食材の利用拡大を推進するため、「令和7年度県内高校生等と連携した
低利用食材の利用拡大推進事業」を実施する運びとなりました。当事業では、県内食関連事業者のご
協力により、県内高校生と連携して新商品・メニュー開発やプロモーション等を実施します。
つきましては、下記のとおり、当事業にご参画いただく県内の食関連事業者(複数の事業者による
グループも含む)を募集します。
1.募集期間
令和7年5月1日(木) から 令和7年5月30日(金) まで
2.応募方法
事業への参画をご希望の事業者におかれては、別紙「食関連事業者エントリーシート」に必要事
項をご入力のうえ、6.連絡先までご提出ください。
3.事業に参画する県内食関連事業者にご協力を依頼する内容
(1)低利用食材の現状と課題等に関する講座に関すること
・高校生による現地見学会の受け入れ
・低利用食材の課題等への理解を醸成する講座の講師
(2)新商品・メニュー開発に関すること
・県内で働くことの魅力を高校生に伝える出前授業の講師
・対面でのミーティングによる県内高等学校への新商品・メニュー開発のアドバイス
(3)プロモーションイベントでのPRに関すること
・大都市圏における展示商談会への参加(任意)
・消費者向けのPRイベントへの参加(任意)
4.費用の負担について
当事業の実施に係る以下の費用は、三重県が負担します。
・新商品・メニュー開発に要する原材料費等
・開発した新商品・メニューの試食提供や情報発信に要する費用
・講座や出前授業にご出席いただく際の講師謝金(報償費、旅費)
・展示商談会への出展やPRイベントの開催に要する費用
なお、展示商談会やPRイベントに参加いただく際の旅費は、事業者様負担となります。
5.留意事項
(1)県が別に募集する高等学校(3校程度)から利活用したい食材や解決したい課題などの希望を
聞き取り、食関連事業者(複数の事業者によるグループも含む)とのマッチングを行います。な
お、マッチングは本事業において別途選定するコーディネーターと県が行います。
(2)応募された食関連事業者及び高等学校のご希望の内容によっては、マッチングできないことが
想定されるため、ご応募いただいた全ての事業者の参画を確約するものではありません。
(3)県は、当事業を推進するため、民間事業者に業務を委託します。事業に参画する食関連事業者
や高等学校との連絡調整や費用の支払いは、当事業の業務委託先が行います。
(4)3.及び4.に記載の内容は、現時点の予定です。参画される食関連事業者及び業務委託先と
相談のうえ、内容を変更する場合があります。
6.連絡先
三重県農林水産部フードイノベーション課
イノベーション促進班 原、北村
TEL:059-224-2391
FAX:059-224-2521
E-mail:f-innov@pref.mie.lg.jp