知事定例会見録
平成19年 2月 6日
於 プレゼンテーションルーム
1.発表項目
- 「率先実行大賞発表会」について(報告)
既に資料提供させていただいていますとおり、今日午後、今年度の「率先実行大賞」の発表会、これを県庁講堂で開催いたします。「率先実行大賞」は、県職員の自主的・創造的な取り組み、これをたたえる職員表彰制度でございます。県が進めています「経営品質向上活動」の成果の結晶とも言えるものでございます。今日の午後の発表会でありますけれども、10の取り組みの発表の後、グランプリなどを決定するということにしているところでございます。今のような発表会をやるようになりましたのは一昨年からで、今回3回目になります。しかし実際には平成11年から、こういう制度をやっているところであります。今日、県職員の前向きな取り組みをたくさんご紹介できるのではないかなと、こう思っています。私も参加をさせていただくわけでありますが、記者の皆様におかれましても、ぜひ取材をしていただきたいなと、お願いを申し上げます。
2.質疑応答
(質)4日に六本木ヒルズのお木曳に知事も参加されて、主催者発表で1万人とだいぶ盛況だったようですけど、感想とか、観光を含めたPRの手応え等があればお願いします。
(答)私は4日にお木曳のイベントに参加をしたわけでありますけれども、3日にも開催をいたしまして、3日はお木曳そのものはありませんでしたけれども、「伊勢の国観光物産展」こういったものについては、やったわけですね。3日の土曜日が7,000人の集客があったと聞いております。4日が今、話がありましたように1万人ということであります。なお、4日の曳き手が350人いたというようなことでございます。私は4日に参りましてお木曳車を曳きながら、この「けやき通り」の両側に、大変多くの観衆の皆さんが集まってきていただいて、想像以上に大変な反響を感じたところでございます。2013年に行われます第62回のご遷宮に向けて、東京での情報発信としては大成功であったのではないかなと、こう思います。そしてお木曳については、昨年第1次に続き、今年第2次のお木曳が春にございますね。多分、この六本木ヒルズのお木曳行事、これで春の本物といいますか、伊勢の陸曳きに参加されるという希望はかなり増えたのではないかなと、こういうふうに思っています。いずれにしましても、ご遷宮へ向けて、それから三重県の魅力のPR、観光・交流による元気づくりへの引き金になるような大きな成果が今後期待できるイベントであったのではないかと、こう思ってます。
(質)つんくさんとか竹中平蔵さんとかの著名人もいらっしゃってたみたいですけれども、特にそういう方に何かPRされたとか、観光のことで提案されたりとかというお時間はなかったですか。
(答)あの会場で特にお話しする機会はありませんでした。竹中先生には、「お出でいただいてありがとうございます」ということで、一言お礼だけ申し上げました。つんくさんは非常にマスコミからも注目されていまして、そういう意味ではああいった著名人が参加をされるということも、盛り上げる大きな力になっていただけるのではないかなと、こう思って喜んでいます。
(質)他県の観光でPRをしたいと考えている担当者なんかからしますと、三重県がああいった大規模に人を集めてやったというのは、非常に羨ましくてどうやったらできるんだというようなことで随分関心を呼んでいるようなんですが、三重県がああやって成功したというのは秘訣は何ですか。
(答)教えられません。他県では真似のできないことだと思います。
(質)今後、ヒルズでのお木曳行事みたいなものは、物産展も含めて、来年以後、恒例化していくんですか、式年遷宮まで。
(答)今回のイベントとしては大成功であったと思っています。これはもちろん関係者の皆さんのご努力のおかげでありますし、特に森ビルのご理解あってのことでございました。したがって今後は、これをまた参考にいろいろ検討できたらと、こう思っています。相手のあることでもありますから、今後、検討していく問題だと思っています。
(質)ということは、来年以降もやるということは、今のところ決まっているわけではないですね。
(答)まず第一にお木曳としては、もう今年5月から6月にかけて陸曳きがあります。それから川曳きもその後あります。だけどそれは今年限りの行事でありますから、来年以降ということになりますと、同じお木曳というわけにはいかないだろうなと、こう思いますから、そういうことも含めて考えていかなければならないことだと、こう思っています。
(質)森社長とお話はされたんですか。
(答)この間、4日は森社長は当初お出ましいただくということだったんですが、風邪で体調をちょっと崩されたということで、この行事にはご参加いただけませんでした。ただ、奥様や家族の皆様は参加をしていただいていました。奥様にも、私からもお礼を申し上げました。それから森社長そのものは、実は、けやき通りの横の建物の上の方からご覧いただいておりましたので、社長には手を振って伝えようとしたところであります。
(質)それ以前に、面識はあるんですか。
(答)もちろんこの件については、最終的に私が森社長にお目にかかって、そしてご理解をいただいた、そこからこの行事が始まっています。
(質)それはいつ頃の話ですか。
(答)去年の春頃、一度お目にかかって、いろいろお話をしました。そしてこの件については、昨年の秋9月頃だったかと思いますが、ちょっと日にちははっきり覚えていませんが、森社長にお目にかかりまして、そしてこのお木曳の行事をやらせていただくということでご了解をいただきました。森社長からは、「毎年2月の3日は豆まきをやっているんだけど、それをやめなければいけないな」ということに、ちょっと気にされながら、しかしこれをやろうというご決断をその場でいただいたということです。
(質)何年ぐらい前からのお付き合いですか。
(答)昨年、お目にかかったのが直接的には初めてであります。
(質)六本木でやるというアイデアは、知事自身が?スタッフが?
(答)いろんな方からです。私もいろんな方から。あまり、営業秘密は・・。
(質)やれば面白いだろうというアイデアがあったわけですね。それを持っていったと。とにかく去年初めて会ったわけですか、社長と。
(答)森ビルさんは、今の社長さんのお兄さんは、慶応義塾大学工学部の講師をされていまして、大学当時にも面識がありました。残念ながら、その後お亡くなりになりました。森ファミリーとして大変有名な方でした。今の社長とは直接、面識はございませんでした。
(質)これを機に、三重県東京事務所が六本木ヒルズに進出するとか、アイデアはおありですか。安くしてくれるからとか。
(答)楽しい話だと思います。
(質)ちなみにこの春の一日神領民で、去年に比べてかなり申し込みとか、今の段階で増えてたりするんですか。
(答:農水商工部)今、現在、申し込みを受け付けているところでございますけども、これを契機にたくさん申し込んでいただきたいと思います。
(質)去年は何人だったんですか。
(答:農水商工部)3万5,000人です。
(質)何人までいけるとか、そういう限定人数ですけど。
(答:農水商工部)目標としては、地元の方は最低6万5,000人を集めたいということを聞いています。
(質)集まったら集まったで受け入れは可能ということ?
(答:農水商工部)そうです。
(質)例えば10万人とかでも。
(答:農水商工部)ええ。
(質)お木曳に竹中平蔵さんがお見えになりましたが、伊勢神宮と竹中さんというのは、どういうふうな関係があるんでしょうか。
(答)知りません。竹中さんに聞いてください。私は、どういう経緯だとか、そういうことについては存じ上げておりません。
(質)愛知県知事選が先日行われて、当初の予想以上の大接戦、7万票差という結果、神田知事が3選を果たしたのですけど、そのあたりの感想とか何か、分析がございましたら。
(答)まず、神田知事の3期目の当選を心からお祝い申し上げたいと思います。非常に地味でありますけど、着実にいろんな愛知県政を展開されてきたこと、そのことが愛知県民に評価をされたのだと思います。今後も、お隣の愛知県とは密接に協力し合いながらやっていかなければならないわけでありますので、まずはご当選を心からお祝い申し上げたい気持ちです。それから、選挙がかなり激戦、接戦であったということについては、私も愛知県の状況というのは定かに分かりません。最終的に県民のそういう審判であったということで、特に私の方から論評すべきものではないのかなと、こういうふうに思っています。
(質)選挙後、神田さんと何か電話連絡とか、今のところないですか。
(答)当選を決められたので、祝電を打たさせていただいたというところです。
(質)神田さんに対する評価として、「大変地味であるが」とおっしゃったのですけれど、知事から見られて神田さんというのは大変地味なのですか。
(答)そうですね、私の存じ上げる限りは、スタンドプレーを好んでされるようには見えないし、そういうことはなかったのではないですか。
(質)ちょうど気が合う?
(答)私は、どこの県の知事ともしっかり協力すべきは協力していきたい、こう思っています。議論すべきはしっかり議論するという姿勢です。特に隣県の方でありますし、それから神田さんは一宮の市長選に出る時に、私が国会議員であった当時、その市長選の時に応援に行ったというような経緯がありまして、前から存じ上げている方ではあります。特に親しくお付き合いをしてきたというわけではありません。
(質)その時、新進党とか何かが推薦されたのですか。
(答)当時は自民党の時だったかと、ちょっとはっきり覚えていません。
(質)海部さんの?
(答)そうです。
(質)予想外に票差が迫ったなとか、逆に石田さんはやはり難しかったのかなとか、そういう予想はされていました?予想されていたとしたら、その結果を踏まえてどういうふうに思われたのですか。
(答)結果としてはあのようなものなのかなということで、特に論評したいと思いません。
(質)ご自分の知事選への影響も特に考えられない?北九州では民主党関係が勝って、愛知県では自公が勝ったという形になっているのですけれど、その辺、ご自身の知事選を見られて、何かお考えはありますか。
(答)三重県民がキレることのないように、私としてはしっかりこれまでも取り組んでまいりました。今後もしっかり真面目に、県民の皆さんに選挙の方は訴えていきたいと、こう思っています。
(質)現在のところは、知事が言われる県民党のスタンスで各党から推薦いただけるようなのですけれども、愛知の場合は真っ向対立であったわけですけれど、やはり他山の石として真っ向対立は避けてよかったなと思われますか。
(答)選挙については、それぞれの地域で、それぞれの背景があって、特にその時その時のいろんな状況の中で行われていくものであります。愛知県は愛知県、三重県は三重県で、そういった状況は一緒に考える必要はないわけでございます。私は、一般的な話で、地方行政と国の政党との関係ということについては、地方から見れば自民党も民主党も100%頼りにできるほど頼りがいのあるものではなくて、むしろ国と地方との関係からいけば、相対立する課題が非常に出てきております。そういう意味では、過去それぞれ政党においても、国の施策としてどうしていくのかということについては、やはり地方の考えを、地方の立場というものを十分にくみ取っていただきたい、特に地方分権を進めていく状況の中では、それがないといけないのではないかなと、こう思っております。それから先程言った格差問題だとか地域間格差、こういった課題も今、拡がりを見せている、深まってきているのではないか、こういうところもあります。したがって、政党が地方行政をコントロールするというような考え方を持つことは間違いであると、私は思っております。
(質)その意味で神田さんは、当選後に愛知県議会の中での民主党との関係をこれからどうしていくかということに深みを持たせながら発言をされているのですけれども、その前提としては自民党の支持があって当選したということがあるのですけれども、そういう姿勢は間違いだと思われますか。
(答)愛知県の状況は私は分かりませんので、そういう質問には答えられません。
(質)柳沢発言が影響したのではないかと、投票行動にだいぶ影響したのではないかというようなことも言われてますけれども、知事から見て発言の影響というのがあったのかどうか、もしくはその発言に対して何かお考えがあればいただけますか。
(答)柳沢発言については、私も、そのようなひどい発言というのは信じられない思いで最初、びっくりしました。特に、政治、行政に関わる者としては大変遺憾な、はなはだしく不適切な言葉であると、こういうふうに思っております。その問題については国の方で、特に政府あるいは党で、どう対応されるのかということについてしっかり取り組まれるべきことだと、こう思っております。結果として、国民はそれに対していろいろ評価をするであろうと、こう思います。地方行政の選挙にそのようなことで影響をもたらすということはいかがなものなのかなと、こうも思いますが、地方行政に強く首を突っ込めば突っ込むほど、それはそういう意見もないとは言えないのかもしれません。今度の愛知県の知事選挙については、私としてはちょっと正直、分析できるものでもありませんので、影響があったのか、なかったのかよく分かりません。
(質)知事は柳沢大臣とは面識はあったのですか。
(答)議員の時に、議員会館で隣の部屋が柳沢さんの部屋でありました。それからもちろん議員活動でも、自民党の時、あるいはそれ以外の時でもいろんな意味で議論をしたりいたしましたからよく存じております。
(質)そのような不適切な発言をしそうな方なのですか。
(答)いや、私はあの発言を聞きました時にびっくりいたしました。ああいう発言が柳沢さんの口から出るということは、過去の柳沢さんという人柄を知っている立場から言うと、正直、驚いたというところです。
(質)考えられない?
(答)そうです。
(質)投票率が、宮崎、愛知それから北九州それぞれ50%を上回ってますね。これはやはり柳沢発言もある程度影響があると思うのですが、それ以外に格差社会とかいろんなこと、そういうことでいわゆる首長選挙についても、県民がそれだけ関心を持ち始めたのでしょうか。背景としては分かりますか。
(答)やはり対立候補が出て、それがかなり激しい選挙が予想されるということにな・閧ワすと、必然的に選挙運動をやっている方も加熱してますし、それから県民の関心も高まっていく、そういう意味で投票率が上がるのは当然のことだと、こういうふうに思います。その中に、いわゆる今の社会問題がどう影響しているのか、そのことについては私としては分かるものではありません。むしろマスコミの皆さんがそういったことについてしっかり検証をし、分析するというのがよいのではないか、おもしろいテーマではないかなと、ぜひそういうのがあったらまた見せていただきたいなと、こう思います。
(質)こうした投票率のアップは、これから統一地方選、参議院選とありますが、同じような形になってくるのでしょうか。
(答)選挙で投票するというのは、私は国民にとって大事な義務だと、こういうふうに思います。しかし、意外とそういう観念で考えている風潮はない、あるいは薄れてしまっているのではないかなと、こういうふうにも思います。やはり民主政治の根幹は、選挙というもので成り立っているところでありますので、私は国民が義務としての選挙への参加ということを、もっともっと強く意識できるようにしていくということが大事なことだと思ってます。
(質)菰野町長選で、新町長はあまり自分で意識してないみたいですけど、全国最年少の首長誕生という形なんですが、何かご感想はありますか。
(答)石原新町長にはまず、ご当選のお祝いを申し上げたいと思います。県議会議員として、私が知事になりました時から、立場は違ってもずっとお付き合いしてきたことから言いますと、まさに非常に知的な若さ、行動力、こういったものをしっかりPRされて、それを町民が選択されたということでありますから、石原さんのそういった持てる力を今後の菰野町政に最大限発揮をしていただきたいなと、こういうふうに思います。県としては、やはり市町は最大のパートナーでありますから、今後、菰野町ともこれまでと同様、あるいはこれまで以上にまた、協力・協働ができればありがたいと、こう思ってます。
それから、選挙に絡んだことで、皆さんからお尋ねいただいていたことについてお答えします。先般初めて、少し選挙について役員会的なご相談をいたしました。それで、今後の私の選挙態勢については、今後も検討を続けていかなければならないことなのでありますが、骨格として出てきておりますので、少しだけ申し上げておきたいと思います。選挙対策本部については、選対本部長に田中善彦後援会長を、副本部長には鈴木秀昭後援会副会長を、同じく選対副本部長に広田武後援会副会長をお願いしていくということになりました。それから事務長につきましては、中林博さんにお願いするということであります。その選対本部の下で、野呂昭彦後援会とは別に、「みえけん愛ネットワーク」というものを立ち上げていこう、作っていこうということになりました。その代表には小菅弘正氏をお願いし、副代表には川口節子さん、それから千田喜久治さん、それから田中利宣さん、それから中嶋ひろし(※「寛」の右下部に「、」)さんをお願いするということで、骨格だけは決まってきているという状況でございます。まだこれから、今度はそれ以下の細かい、地域のいろんな態勢やそういうことについては、今後、関係の皆さんにお世話になって構築をしていくということになります。
(質)詳しい話はこれからということなんですけど、「みえけん愛ネットワーク」を作る狙いとか、どういった活動をやっていくのかというのを今の時点でお話しいただけますか。
(答)これも関係の皆さんで、今後、そういったこともご協議をいただいていくということですが、旧来、野呂昭彦後援会というものがあるんですけども、少し全県的に拡がりのある、そういうものを考えていこうということで、「みえけん愛ネットワーク」という名前の下で選挙運動を展開できるような形を考えようということになりました。
(質)「役員会的な会合」というのは、いつやられたんですか。
(答)先般、3日にやりました。3日に、関係の皆さんにお集まりいただきました。
(質)田中利宣さんは、何をやっておられるんですか。
(答)JAです。中央会の会長です。
(質)中嶋さんは?
(答)三重県医師会の会長です。
(質)政党というより、千田さんが連合三重なんですけども、その辺、どんなネットワークの形になっていくんでしょうか。今後ですか。
(答)今後ですね。
(質)知事のおっしゃる全体的な県民党的組織なんですけど、最初、民主党は入るという話でしたけど、今のところはそういうふうにはなってないんですか。
(答)選対本部には、国会議員の方を入れるということはしないという基本方針を、この間の役員会では確認しております。
(質)政治資金、選挙運動費はどう調達されますか。
(答)頭の痛い問題です。
(質)政治資金パーティーみたいなものはされないんですか。資金集会のような。
(答)いたしません。
(質)どこから沸いてくるんですか。
(答)頭の痛い問題です。
(質)貯えはあるわけですか。
(答)頭の痛い問題です。
(質)「みえけん愛ネットワーク」を通じて浄財を集めるとか。
(答)そんなことは申していません。
(質)「みえけん愛ネットワーク」は、「みえけん」がひらがなで「愛」が漢字ですか。4年前と同じように。
(答)4年前に使った標語そのままということです。ひらがなで「みえけん」、「愛」が漢字です。「ネットワーク」はカタカナです。
(質)選対の立ち上げは、いつになるんですか。
(答)今、いろいろと皆さんにご相談し、皆さんにもいろいろ取り組んでいただくということですが、いつ頃になりますかね。少なくともこの「みえけん愛ネットワーク」は、3月の初旬頃には立ち上げられるようにはしたいと、こういうふうに思っております。今はまだそういう、代表・副代表の骨格だけですから。
(質)選挙公約についても、同じような時期に発表されるんですか。
(答)マニフェストのことですか。
(質)はい、マニフェストです。
(答)マニフェストも、選挙公約もその頃までにはきちっとしていかなければならいと、こう思ってます。
(質)先程言われたお名前、漢字を間違えたらいけませんので、また改めて漢字名だけ確認させてください。
(答)伊勢年鑑を見れば、だいたいちゃんと載っております。
(質)そこを何とか。
(答)分かりました。
(質)少なくとも知事のイメージとしては、選対本部はさっき言ったような、知事のお考えとしてはいろんな団体を中心とした「みえけん愛ネットワーク」があって、あと推薦される各政党はそれぞれまた、そこにぶら下がるのかどうかは別として、選挙対策をそれぞれの組織がやればいいという考えなんでしょうか。
(答)基本的にはいろんな方々に、これまで4年間というものをご評価いただき、そしてご推薦、ご支持いただくならば、皆さん方にそれぞれぜひ、ご支援もお願いしていくということであります。それを行っていくために、選対本部では選挙戦そのものの基本を決め、そしてPRをし、そういった皆さん方に働きかけていく、お願いしていくと、こういうことになるんではないかなと、こう思います。
(質)選対本部に国会議員を入れない、ということを決めた最大の理由は何だったんでしょうか。
(答)すっきりしていいんじゃないですか。
(質)船頭を多くして?
(答)皆さんにそれぞれお願いしていくということ、それと県民党という立場、私としてはそういう中で選挙そのものも展開できればいいなと、こう思っておりました。
(質)「みえけん愛ネットワーク」には、国会議員の方が入るということはあるんですか。
(答)これからどういうふうにされるか、「みえけん愛ネットワーク」の代表や皆さん方でいろいろと詰めていただくということだろうと、こう思います。
(質)事務所開きも3月初旬ぐらいなんですか。
(答)事務所も、もう2月ですね。少なくともプレハブやそういうのも建てていかなければならないということで、準備を今後お願いしていくということです。3月にはもう立ち上がっているようにということで、今、準備をお願いしてます。
(質)本部は津でよろしいんですか。
(答)そうです。事務所は津の本部だけでやっていくということに、基本は考えてます。
(質)資金管理団体は野呂昭彦後援会なんですね。
(答)ちょっとその辺り、詳しくは今、私は分かりません。
(質)「みえけん愛ネットワーク」は3月初旬に立ち上げる、イコール選対ということでいいわけですか。
(答)「みえけん愛ネットワーク」は、いわゆる選挙の支援を求めていく後援会として考えるわけです。
(質)では、選挙対策本部は3日に立ち上げたと考えたらいいんですか。
(答)その骨格はそれで決まったということです。選対本部が実際にスタートしていくというのは、やっぱりプレハブやそういうのが実際に建って、事務所として構えられるようになってからではないかなと、こう思います。
(質)役員を決めたと?
(答)そうです。
(質)ネットワークの立ち上げは、また別の後日になると?
(答)そうです。
(質)では選対自体も3月初めからスタートするということでいいわけですよね。
(答)そうですね、その頃には実質、いろんな事務的な準備もやっぱり相当ありますから。
( 以 上 )