知事定例会見録
令和7年3月14日
於:プレゼンテーションルーム
発表項目等
- なし
質疑項目
- 大阪・関西万博の機運醸成
- 国民スポーツ大会の有識者会議提言
- 東日本大震災から14年の受け止め
- 南海トラフ地震の被害想定見直し
- 津波災害警戒区域
- 米国関税引き上げ
- 三重県土砂等の埋立て等の規制に関する条例の一部を改正する条例案の訂正
- 石破首相の商品券配付
発表項目等
(知事)おはようございます。今日はこちらから特にお話させていただくものはありませんので、ご質問あればお受けいたします。
その他項目に関する質疑
○大阪・関西万博の機運醸成
(記者)万博の関係なのですけども、ちょうど1ヵ月を切りましたけれども、改めて万博を通じて、三重県の魅力をどう発信していくのかというところと、先週も会見でありましたけれども、来場者数の目標とかが改めてありましたら。
(知事)はい。ちょっと順番が前後します。特に来場者数の目標というのは定めているわけではありません。県の魅力発信、せっかくの機会でございますので、日本だけではなくて、世界からお客さんお出でになられるというふうに思いますので、三重県ブースでも、職員、それから県内の方々にお知恵をお借りして魅力を発信できるもの、六つの項目、これはすでにお話をしてますんで、繰り返しは避けたいと思いますけれども、展示をしっかりやっていくということ、そこで三重県を感じていただいて、それで三重県に来ていただけるというようなことを我々としてもお話をさせていただきたいと思っています。それから、前回申し上げました9月の22日に三重県内のお祭りが集合するということで、それもやらせていただきますので、そこで三重県の雰囲気を感じ取っていただいて、さらに来ていただきたいというふうに思っております。三重県に来ていただくためにということで、鉄道事業者さん、近鉄さんにお願いをしまして、昨日からかな、お得で便利な切符というのを、「伊勢神宮参拝デジタルきっぷ」というのを発売していただいておりますが、実際にはこれは4月13日から使っていただけるということを聞いておりますから、この切符を使っていただいて、実際に万博会場で三重県のブースで三重県を見ていただいて、実際に三重県にも来ていただくというような段取りは我々としては講じておるということでございまして、これは近鉄さんだけではなくて、JRさんにもお話をしていまして、やがてJRさんの方でも、ICOCAを使って来ていただけるようなもの、これをつくっていただけるというふうに聞いています。それから、それ以外にどういったことをやるかということですけど、SNSを使いまして、プロモーションをやる予定であります。三重県ブースの特別展示とか、催事の情報をSNSで発信をするということ、それから、4月1日発行予定の県政だよりの4月号でも特集をする予定であります。それから、関西広域連合が各知事が呼びかける動画を作るということで、三重県でも昨日撮影をしましたが、3月の下旬ぐらいですかね、それが一般に公開されるということを聞いております。多くの方に来ていただきたいというふうに思います。
(記者)知事個人として今前売り券の問題とかさまざまな課題が指摘されること多いですが始まったら雰囲気とか変わると思いますか。
(知事)変わってくると思いますけどね。この間、吉村知事もおっしゃっていましたけれど、今いろいろな前のEXPO’70の時と違って娯楽は多いですよね。ですけど、始まって、まさにマスコミの皆さんがいろいろ報じられると思いますので、行きたいという気持ちが盛り上がってくるんじゃないでしょうか。愛・地球博の時もそうだったというふうに聞いていますので、今回も同じような形で実際に始まるとさらに機運が盛り上がっていくのかなとは思います。
○国民スポーツ大会の有識者会議提言
(記者)先日は国民スポーツ大会について、有識者会議が提言をまとめましたけれども、内容についての受け止めをお願いします。
(知事)知事会の意見も聞いていただいて、知事会長もそこについては非常に感謝をするということもおっしゃっておられました。私どもも同じ気持ちであります。だだ、具体的にどんなふうにやっていくのか、例えば経費節減をどういうふうにやるのか、それから施設基準をどういうふうに改善をしていくのかとかいう話については、今後、知事会と直接お話をするということも会議に出ていただいている阿部知事からも聞いておりますので、従って、そこでより具体的なやり方を決めていくということになると思います。
(記者)可能なことは36年から3巡目を待たずに取り入れていくという方針でしたけれども、三重県での開催ではどういったところを取り入れていってもらいたいと思いますか。
(知事)相手のある話ですので、これから調整が必要かと思ってますけど、三重県はこの2巡目の最後、2035年予定ということであります。同じぐらいの開催年であります平井知事ともよく話もしてるんですけれども、3巡目で簡素化するところはもう2巡目の最後は取り入れていきたいということですので、例えば経費の部分とか、あるいは開催時期についてできるかどうか分かりませんけれども、開催時期についても我々としてはこれからどんな希望があるかを、関係する市や町でありますとか、それから競技団体とも話をして、具体的な要望を伝えていきたいとは思っているところであります。
○東日本大震災から14年の受け止め
(記者)別件ですけれども、先日で東日本大震災から14年になりましたけれども、何か受け止めがあればお願いします。
(知事)東日本大震災の時、私は航空の担当でありまして、当日、羽田空港に発着をする航空機、羽田空港が公共交通機関を使えないということでありましたので、溢れてたんですね。それをどうするかという実際対応をしたこともあります。従いまして、非常に感慨が深いものがございます。それから4月に東日本大震災が起こった場所、仙台空港、空港担当でありましたから、4月6日だったかなというふうに記憶していますけれども、そこへ行きまして、実際に現地も見てまいりました。従いまして、災害の悲惨さというのも現場で感じたところであります。三重県では南海トラフ地震が30年以内に起こる確率が8割ということも言われておりますので、東日本大震災の教訓を、三重県内で災害が起きた時の対応ということをしっかり考えていきたいというふうに思っています。それから、まだ行方不明でおいでになられる方もおられます。被害をお受けになられた方に寄り添う気持ち、これはこれからも持ち続けていきたいというふうに思います。私が勤務していました海上保安庁では、東日本大震災の後、約10年であったかと思いますけれども、毎月11日には海岸から一定の距離のところで海底に潜って、行方不明者を捜すということを続けてきておりました。残念ながら見つけられない方も多いんですけれども、やはり被害に遭われた方に寄り添う気持ちというのは、我々も持ち続けていきたいというふうに思っております。三重県からも多くの人が東日本大震災で被災されたところに行ってくれております。さまざまな経験もしてくれましたし、現地でも対応してくれています。福島県からも感謝の声がありました。そういう気持ちを大事にしながら、これからも対応していきたいと思います。
○南海トラフ地震の被害想定見直し
(記者)その関連ですけれども、南海トラフ地震の被害想定の見直しで、見直し内容が拡大して、増えましたけれども、この前、県議会で、委員会でありましたが、それについての思いというかお考えがあれば。
(知事)常任委員会の議論であると思います。防対部の方で考慮しなきゃいけない事項というのをピックアップしておりますけど、当然それは能登半島の地震も踏まえて増えていくものでありますので、県議会で説明をしたというふうに聞いてます。これからまたさらに精査をする必要があろうかというふうにも思っておりますが、さらに増やしていく部分も出てくる可能性があると思います。それから、津波の関係です。災害に遭う区域ですけれども、実は三重県では津波災害警戒区域の設定がまだというところもありますので、これは私から防対部に指示をしまして、なるべく早いタイミングで設定をするという答えを防対部から聞いております。我々としても1日も早い設定をしていきたいというふうに考えております。これは市町と調整をしながらやっていかなきゃならん話ではありますので、市町との調整も具体的に今後進めていきたいと思っております。
○津波災害警戒区域
(記者)津波防災警戒区域の関連でお伺いしたいんですが、南海トラフの沿岸で10県ありまして、そのうちでなかったのが残り三つの中に三重県が入っているんですけど、全国的に見ても設定が進んでいるところが多くありまして、その中で三重県は南海トラフ地震対策に力を入れていたんですが、なぜここまで遅れていたのかということについて、何かありますか。
(知事)市町との調整が時間がかかったというふうに聞いてましたけど、私からはそれはいかんでしょうと、県民の皆さん、それは納得されませんよねということで強く指示をしまして、早いタイミングで作ってもらうということにしております。
○米国関税引き上げ
(記者)関税の関係なんですけど、鉄鋼とアルミの関税が引き上げられるということで、三重県内への影響は何か出ていたりするのかお伺いいたします。
(知事)端的に答えから申し上げると、特に大きな影響があるということは聞いてはおりません。ただ、部品工業のところ、あるいは金属製品をお造りになっておられるところも北部を中心にあるというふうに思いますので、今後もですけれども、業界の方々と綿密に話をして対応する事項があれば、我々としては、これは基本関税の話なんで、国の話になりますけれども、経産省をはじめとした国の機関に話をしていきたいと思っております。
(記者)その鉄鋼とかアルミとか、そもそもこの関税を強行的に引き上げること自体は、知事はどういうふうにお考え、その受け止めをお願いします。
(知事)関税、タリフですけれども、それをどういう形にするのかはそれぞれの国で決める話でありますので、アメリカの判断であろうとは思いますけれども、日本としては要望は当然出せる話ですし、外務省からも要望を出しているというふうに聞きますので、それがアメリカに取り入れてもらえるかどうかということ、それに尽きるんじゃないかなと思いますね。
○三重県土砂等の埋立て等の規制に関する条例の一部を改正する条例案の訂正
(記者)担当部局の方もたくさんおいでになってるのでお尋ねしますけど、土砂条例の改正案の訂正についてです。昨日申し出がありまして、経緯の説明がありました。まず、知事としては、これ表記誤りがあるというのは、いつの時点で報告を受けた。
(知事)いつでしたかね、今ちょっと確認をします。
(記者)今回の背景としては、三重の財政、去年も複数箇所に誤りがありましたし、各種条例、あと事務処理ミスとかも相次いでいた中で、という認識なんですけど、その上で今回新たにこういう誤りが見つかったということをどのように受け止めておられますか。
(知事)条例は、直接県民の権利を規定したり、義務を課すものでありますので、他のものよりもより厳しいチェックが必要だと思っております。従いまして、官房機能を有する総務部の法務・文書課が、担当部だけでは、これ当然ですけれども、法務・文書課がしっかりと見るということになっております。おりますが、私も含めて、私も決裁していますんで、そこに気づかなかったということです。これは猛省をしなきゃいかんと思います。少なくとも法令に関して、一般の方以上に知見を有している我々役人ですから、そこでああいうミスがあるというのは猛省をして、その上で議会にご迷惑をおかけしてますので、議会にお詫びをし、あわせて県民にもお詫びをして、その上で再発防止策をしっかり徹底していくということが大事かなと思っております。再発防止に関しては、法務・文書課の方で、特に今回は権利義務に直接関係する罰則、過料の部分ですので、チェック項目を今までも作っておりましたけれども、そのチェック項目をより詳細化して、過料、それから罰則について誤りがないかというチェック項目を設ける、そういうことにしておりますので、かつそれを担当部局にも共有をするということで、ああいった誤りが二度とないようにしていきたいと考えています。ちなみに、私に情報が入ったのは、3月の11日に情報が入ったということであります。
(記者)報告を受けた際に、そういった指示をされたという感じですかね。
(知事)そうですね。原因究明と、それから特に大事なのは再発防止策ということなので、どんなふうに再発防止策をとるのかというのを考えてほしいということを指示をしました。
(記者)ある意味では今回、その過料と罰則っていう、その罰則規定の部分はたまたまみたいなとこもあって、これミスですから、罰則規定に関わらず、さまざまな部分であり得るリスクもあるのかなと思うんですけど、罰則規定以外の部分での再発防止という点ではいかがお考えですか。
(知事)同様ですね。私も国で法律をやってた時に誤りをする、間違えをする現場にいたこともありますけど、やっぱりチェックを何重にも行うということですね。
(記者)これ特に再発防止策というのは、何かこう会議を設けてとか検討会を設けてというわけではなく、総務部内で作ってもらうという感じですかね。
(知事)現段階では、それは考えてないですね。そうですね。会議を設けても、おそらくこれはもう役人の世界で完結する話ですので、もう知恵は十分、総務、それから担当部で出ていると私も思います。私も長く法律に携わってきましたけど、今のやり方でとりあえずはいいと思いますので、これを実行するということですね。
○石破首相の商品券配付
(記者)昨日、石破首相が自民党一期生の議員に商品券を配っていたという報道がありましたけれども、一般的にそうした行為についてはどのようにお考えですか。
(知事)石破総理、昨夜、会見をされてお話をされておられますので、政治家としてのご判断になると思います。ご自身でご説明を尽くしていかれるというふうにも思っておりますので、私としてはそこを尽くしていただくということかなというふうに考えております。
(記者)よろしいでしょうか。第二県政さんも含めてお願いします。
○三重県土砂等の埋立て等の規制に関する条例の一部を改正する条例案の訂正
(記者)さっきの土砂条例の関係なんですけど、これ例えば、懲戒に至らなくてももっと軽いものでも、ある程度関係職員の処分とか何かそういうのはあるんですか。
(知事)現段階においては、そこは考えてはおりません。
(記者)現段階ってことは、流れによってはあるという認識ですか。
(知事)そこは確定的なことはここでは申し上げられませんけれども、事情を聞きましたけれども、例えば、当然ですけれど故意はないですし、それから、その過失の程度が重大かというと、まあそこはそこまでは言えないかもしれないなというのが今の、これは私自身の感想です。処分部局は別の感想を持ってるかもしれませんが、そこの部分についてはまだすり合わせはしてません。
(記者)議会から知事に直接突き上げとかそういうのもないんですか。
(知事)突き上げをする立場にお互いないと思いますけど、特にまだお話は聞いておりません。
○大阪・関西万博の機運醸成
(記者)万博の関係なんですけど、知事は1970年のエキスポは行かれたんですか。
(知事)行きました。
(記者)あと万博に行かれたのはどんな。
(知事)愛・地球博は行きましたね。
(記者)三重県のまつり博は。
(知事)行ってないですね。
(記者)ということは、都合今回が3回目ですか。
(知事)そうですね、行けば3回。海外も行ってないので、そうですね、3回目になると思いますね。
(記者)万博そのものに対しての感想はありますか。
(知事)いや、特にないですけど、これは大きなイベントを全世界でやるイベントですので、今回も成功してもらいたいなと思ってますし、先ほどもご質問ありましたけど、その機会に三重県をPRする絶好の機会ですので、多くの人に三重県に来ていただきたいなという思いであります。
(記者)ただ、大阪、今回の万博を打ち出した時に他県等でも今さら万博かという声があったりとか、あるいはG7の中でこういう国際博覧会、万博をやるってのは珍しいというふうな、今は発展途上国とかそちらの方へシフトしてきてるんでその辺のことでちょっと違うんじゃないかというような意見もあったりしたんですけど、そこについてはどうお考えですか。
(知事)特に私はそういう感想は持ってないですね。
(記者)他、よろしいでしょうか。ありがとうございました。
(知事)ありがとうございました。
了