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令和06年12月23日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和6年12月19日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

  • 年末年始にかかる新型コロナウイルス等の呼びかけについて(発表)
 

質疑項目

  • 発表項目等に関する質疑
  • 年金50万円の壁
  • キオクシアの上場
  • ホンダと日産の経営統合
  • ふるさと納税
  • 渡辺恒雄さんとの関わり 
  • 東海環状自動車道要望での対応 
 

発表項目等

(知事)私からは1件です。感染症の関係で県民の皆さんに注意喚起をさせていただきたいと思います。だいぶ寒くなってきました、これから冬休みに入りますし、年末年始ということで多くの人が動く時期になります。感染症、実は増えてきておりますので、その状況をお話をさせていただいて、県民の皆さんにご注意をお願いしたいというふうに思います。インフルエンザですけれども、見ていただければお分かりのように、12月の9日から15日の週ということですけれども、定点観測をしますと20.51、72地点の感染者の平均が20.51です。10を超えますと注意報なんですけれども、30を超えますと警報レベルになります。警報レベルに近づいてきているということでございます、ご注意をいただきたいということです。隣の愛知県、岐阜県も同じような形で数が上がってきております。これ去年のこの数字、これ黄色で出ていますけど、ちょっとこれは例年と違う動きをしていまして、おそらくコロナが流行ってましたので、インフルエンザの流行が去年はかなり大きく出てきたということなので、これはあんまり参考にはなりません。コロナ前の平成29年、それから平成30年あたりの数字の伸びと、こう見ていただきますと、だいたいぐっとこれから上がってくるということでありまして、1月、年末から年始にかけてずっと上がって警報を超えるということですね。今年もこういった動きをする可能性があります。コロナですけれども、増加傾向です。この黄色い線が去年の数値ですけれども、同じような形で伸びてきておりますので、これから12月、1月と上がっていくと思われます。冒頭も申し上げましたけど、これから人が動く時期になります。また、ご高齢の方、あるいは普段接触のない方に会われる機会も増えると思いますので、感染症対策ですから、手洗い、それから手指の消毒、これぜひ進めていっていただきたい。状況に応じて高齢者と会われる時などはマスクをご着用いただくということをお願いしたいと思っています。それから、この冬場、感染症が拡がる理由の一つで、換気をなかなかしにくくなるということがございます、換気を心がけていただきたいというふうに思います。それから、年末年始、医療機関お休みになることもあります、解熱鎮痛薬などをご準備いただくということと、それから、私ども、特に年末年始、子どもさんへの対応も含めまして、12月30日から1月3日まで24時間対応でやらせていただくことになっておりますけれども、相談窓口を設けております。おかしいなというふうに思われたら、ご連絡をいただければというふうに思いますので、年末年始、感染症に注意をしながら楽しく過ごしていただければというふうに思っております。私からは以上です。
 
発表項目等に関する質疑
 
年末年始にかかる新型コロナウイルス等の呼びかけについて(発表)
(記者)コロナとインフルについて、30で警報レベルということですけども、数字が30を超えたら、何か三重県からの対策だったり、対応とか措置はあるのでしょうか。
(知事)県民の皆さんに30を超えたということを、私かあるいは医療保健部、担当部の方からお話をさせていただくことになろうかというふうに思っております。その時も対策は今申し上げたような対策でございます。インフルエンザにつきましては、既に予防接種を打っておられる方もおられると思います。ですから、あとは人にうつさないようにと、仮に感染した場合は、ということですし、感染予防のために、先ほど申し上げたようなこういう対策を取っていただくということを改めて申し上げることになろうかと思っております。
 
(記者)県民に向けて改めて注意喚起の言葉を一言いただけますでしょうか。
(知事)年末年始、多くの方が動かれると思います。普段会っておられない高齢者の方と会われる方も増えてくるかと思いますけれども、今、三重県ではインフルエンザの感染者数が増えてきております。また、新型コロナの感染者数も増えてきておるところです。手洗いを励行していただく、あるいは定期的な換気をしていただく、また、高齢者の方、基礎疾患おありの方と会われる時はマスクを着用していただく、こういった措置を取っていただくことによりまして、感染症を拡げない、あるいは自分も感染しないということにご注意いただきたいと思っております。よろしくお願いします。
 
その他項目に関する質疑
 
年金50万円の壁
(記者)年金の50万円の壁の今見直しということで、引き上げなのか撤廃なのかという議論が進められていると思うのですけども、もちろん、高齢者の就労意欲を促すというメリットもあると思うんですけど、財源の負担という影響もあると思うのですけれども、知事の中でこれに関してはといったご意見でしょうか。
(知事)これ、103万円の壁も同様ですけれども、基本は国において年金制度の中でご判断をいただく話であると思っておりますので、それを見守らせていただきたいと考えているところであります。
 
(記者)引き上げたことによって、三重県に効果をもたらすとか三重県に特化したことってありますか。
(知事)具体的にこれがというところは特にはございませんけれども、人手不足の中で、女性もそうですし、外国人もそうですが、シニア層にご活躍をいただくと、年金受給層の方にもご活躍いただくというのはあろうかと思っております。従いまして、この引き上げが実現をされるということになりますと、一定の効果が出る可能性はあるとは思っていますけれども、それについて推計をしているというところではございません。
 
キオクシアの上場
(記者)半導体大手のキオクシアが昨日プライムに上場しまして、県内には四日市工場の大規模生産拠点もあると思いますが、県内経済への影響を含めて受け止めを教えてください。
(知事)上場が県内経済に直接的な影響を及ぼすということはなかろうかとは思っておりますけれども、東芝さんから分社化されまして7年ですかね、再出発ということでございます。上場されて、時価総額についてもかなりの金額ということで、初値ベースで7,760億というふうに伺っております。上場されたことについて、私どもも安心感を持って見守らせていただいておりますし、それから半導体に関しては、日本ようやく再出発、キオクシアさん特にそうですし、日本全体も大きなうねりにしようということで国を挙げてやっているところでありまして、三重県もその大きな流れについていっているというふうには考えております。この上場を一つのさらなるきっかけにして、半導体、さらに製造の拠点が強化されるということを願っております。
 
(記者)キオクシアなんですけれど、以前から上場を目指しておりましたけれども、2020年に米中貿易戦争のあおりを受けて、断念した経緯があります。今後のことを考えてみると、1月にトランプさんも大統領に再び就任されることで、そのあおりを再び受けることも懸念されると思うんですけれども、そのあたりはどのようにお考えになられますか。
(知事)世界経済に関して言うと、トランプ大統領がどんな動きをされるかというのははっきりとは分かりませんけれども、半導体製造に関して言いますと、アメリカ、それから日本、韓国ということで、台湾も入っておりますけれども、がっちりとスクラムを組んで製造していくということだと思っておりますので、アメリカとの関係で日本がということはないと思います。また、そういった関係する国との間では、分業もしながら半導体製造を進めていくということだと思っておりますので、大きな影響は受けない、むしろ世界経済の経済循環の影響ですね、ジュグラー循環とかキチン循環の影響を受けていく可能性はあるというふうには思っておりますが、半導体は今その循環の中で上向いているというふうに考えておりますので、これがこれからも続くことを期待をしています。
 
ホンダと日産の経営統合
(記者)日産とホンダの経営統合の話もありましたけれども、県内の影響とか、今後県としての個別対応について、何か知事としてご所見がもしあればお願いします。
(知事)自動車局長の時に両社とはよくお話もさせていただいておりましたが、モビリティの分野ではちょっと目指しておられる方向が違う会社ではありました。ですが、EV化の中で、規模の経済が適用されるように電気自動車業界はなってきておりますので、そういう意味ではモビリティからを出自としない、自動車関係の会社が出てきた、それに対して規模で対応していくということではないかというふうに思っています。仮に、経営統合はまだ確定的なものではないと聞いてますけど、仮に経営統合されますと、世界第3位の自動車企業が誕生するということでありまして、三重県に軸足を置いていただいておりますホンダさんが、益々発展されるようには願っておるところでございますし、また、日産さんとも国で働いておりました時にいろいろな話もしておりますので、話ができる環境にもなっております、私自身はですね。ですので、これから三重県も必要に応じて、もしそういう動きがあれば、日産さんと話をするということになってきますから、例えば部品関係の会社のお話をつなぐようなことがあった時、私も間に入ってお話をさせていただきたいと思っております。
 
(記者)率直に経営統合を歓迎したいというお気持ちですか。
(知事)まだそこは確定的ではないので、そこまで申し上げるのは今回は控えさせていただきたいというふうに思っております。競争力の強化にはつながっていくだろうなということで、私ども見させていただいております。
 
ふるさと納税
(記者)ふるさと納税のことについて教えてください。今朝Amazonがふるさと納税の仲介に参入するっていう発表がありましたけれども、大型企業の参入で、仲介手数料が下がることが期待される一方で、外資による参入なので、その仲介手数料が国外に流出するのではないかと、そういったことも指摘もあって、自治体の税金の使い方としてはどうなのかという話にもなるとは思うんですけれども、その辺どのように受け止めていらっしゃるのか教えてください。
(知事)Amazonさんの参加によって、手数料が下がっていくということについては、利用者、納税者というんですかね、利用者にとってはメリットがあるというふうに思っています。とりあえずAmazonさんの参加される目的というのは、ご自身、Amazonがすでに展開されているeコマースのノウハウをお使いになるということだと思います。上げられた利益はAmazon確か本社は日本ではありませんので、どんな形になるかというのは今後の話ではありますけれども、その点については私の方からコメントをする立場にはありませんので、そこは差し控えさせていただきたいと思います。
 
(記者)ちなみに、県としてAmazonを利用するかとか、そういった予定だったりとか検討とか、今のところは。
(知事)そこはまだ聞いてないですね。
 
渡邉恒雄さんとの関わり
(記者)ちょっと別件で申し訳ないんですけど、今日未明なんですけれども、読売新聞グループの渡邉恒雄さん主筆が亡くなられましたけれども、もし可能であれば受け止めをお聞きしたいのと、あと、これまでに渡邉さんとの間の交流だったりとか、そういったことがあったりしましたでしょうか。
(知事)私は個人的に存じ上げているわけではありません。従いまして、一人の方がお亡くなりになったということで、弔意は示させていただきたいとは思いますけれども、特段お話をした、あるいは面識があったというものではないということを申し上げたいと思います。
 
(記者)他、いかがでしょうか。第二さんお願いします。
 
ホンダと日産の経営統合
(記者)ホンダさんと日産さんの経営統合の話みたいなの、事前に例えばホンダの鈴鹿製作所から知事の方にそういうことがあるかもしれないみたいな話はあったんですか。
(知事)いや、全くないですね。
 
(記者)知事も報道関係で知った。
(知事)そうですね。
 
東海環状自動車道要望での対応
(記者)昨日、東海環状の要望みたいなの、来られたと思うんですけど、これ今東海環状がいなべと養老間、岐阜の養老間でするやつが工期が遅れるとか、そういう話になってるんですか。
(知事)トンネルの中の湧水で遅れるかもしれないというふうに聞いておりますが、今のところ予定どおりで頑張るという話は聞いております。
 
(記者)遅れることが確定してるわけではないですね。
(知事)ではないですね。
 
(記者)この時に三重県庁としてどういう、岐阜県の海津の市長とかも来られたと思うんですけど、あと議長とかですね、その時にどのような対応をされたんですか。
(知事)県も各自治体、三重県で言うと、いなべ市も来られてましたし、東員町も来られてましたけど、同じように国に対して要望してほしいという話を承りましたので、以前からやってますけど、同じ気持ちですということをお答え申し上げました。
 
(記者)何か事前に来られて、知事と会われる時に、待たれる時に、小部屋に押し込められて、6席くらいしかないのに10人ぐらい来られて、立っておられる方もいたと。理由を秘書課が説明するには、知事がプレゼン室の前で出迎えたいから待機しておいてくれって話だったんですけど、そういう状態なんですか。
(知事)私はそこは承知はしておりません。
 
(記者)ということは、秘書課が判断した。
(知事)そこも私は聞いておりません。
 
(記者)だから、岐阜県の方とか含めて、かえって逆にそういう対応すると三重県として評判を落とすんじゃないかという話もあったりして、岐阜の方は表立っては言われなかったけど割と不快感を持たれたという話もあるんですけど。
(知事)そうですか。どなたかおっしゃってました、岐阜の方。不快感を持ったぞという。
 
(記者)表立っては聞いても、海津の市長とか言われないですけど、でも雰囲気的には三重県はどういう、なぜこんな対応するのかなという話みたいですけど。
(知事)そうでした。私はその後、会いましたけど、非常にファミリアな感じがしてそんな感じはなかったですけどね。
 
(記者)それは知事本人には中々言わない。知事自身がこのプレゼン室で出迎えたりとか、あるいは出迎えないで後で来られるとか、今日のその会派要望も先に、ここに人数が多いから入っていただいてやってますけど、この区分けの基準みたいなのはあるんですか。
(知事)原則はお出迎えしたいという話をしていますけれども、時間によってはお出迎えできない時もあるという、それだけの話ですね。
 
(記者)昨日も事前に時間は決まってるわけだから、知事がそれに合わせてここで控えておられればいいじゃないですか。それは控えられなかったということですか。
(知事)いろんな対応があるということですね。
 
(記者)そこはバラバラで基準はないのかなとも思ったけど、まあそこはフレキシブルにやっていくということですか。
 
(記者)皆さんよろしいですかね。以上になります。ありがとうございました。
(知事)ありがとうございました。

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