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令和05年12月07日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和5年12月5日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

第2回みえ県民1万人アンケートについて(発表)
平日ゆったりみえ旅キャンペーンについて(発表)

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・次期国体・障スポ 
・インフルエンザ 
・関西本線  
・三重県いなば園 
・鳥インフルエンザ 
・伊勢神宮
・三重県庁の組織

発表項目等

(知事)おはようございます。今日私から2件お話をさせていただきます。一つはみえ県民1万人アンケートであります。今回、2回目ということなんですけども、通算しますと24回目ということで、平成10年からやっておりますアンケート1万人対象です。途中平成11年、平成13年は休みというか、当初は毎年やる予定ではなかったので、平成10年から毎年ということでありますけど、これをやりますということであります。12月5日、ですから今日ですね。今日から郵送を開始をするということでございまして、県内の18歳以上の方で1万人を無作為抽出をしまして、調査票を郵送いたします。調査期間は年末年始のお忙しい時期で本当に申し訳ないんですけども、1月9日までご回答いただきたいということで、皆さん方もぜひ報道いただけるとありがたいと思います。1万人でやっているというのは、たしか三重県ぐらいでありまして、その次が5,000人ぐらいでありますので、1万人でやるというのは珍しい数です。ただ、信頼性が上がっていきますので、ずっと三重県は1万人でやっているところでございます。調査の質問数は50問でございます。それ以外に自由意見というのがございまして、集計結果の公表ですけれども、来年の4月ぐらいを予定しております。前回ちょっと期間が遅れまして、1月の頭から始めまして2月の頭までということで、正確にいうと前回の調査期間1月6日から2月8日でありました。前回の有効回答率が47.4パーセントですから、割と高い回答率であったかと思います。年末年始の期間で申し訳ないですがやっていただいて、なるべく早く私ども集計をしたいと思っております。それから調査のポイントですけれども、去年に引き続いて生活の満足度というのをお伺いをしています。これは国の質問に合わせたという意味もあります。それから人口減少対策とか観光、これ去年も聞いてますけれども、比較のために毎年こう聞いていくものがございます。それから公共交通につきましては、去年はリニアはあったんですけれども、地域の交通みたいな話はなかったんですけど、今年はいろいろな話を学生さんからも聞いたりしてますと公共交通の重要性というのが出てきましたので、これを質問させていただいたり、ジェンダーギャップの解消ということで人口減少対策方針の中にも盛り込んでおります大きな柱です。女性の皆さんからもご意見を聞いたりしてますので、男女共同参画、言葉は堅いんですけれども、ジェンダーギャップをどう解消していくかというような質問を盛り込んだりもしております。あと、国体なんかも、これは自由意見で記述をしていただくものでありますけれども、最近の知事会議の方でも国体の簡素化という話を打ち出しております。国の方でも検討していただいているということですし、三重県も令和17年に国体を開催するということで、これから準備をしていこうということを伝えさせていただきました。そういうのもあって国体の質問も入れておるというものでございます。県民の皆さんの意向を確認をするためのものでございます。ぜひご協力をお願いしたいと思います。
 
二つ目ですけれども、観光の関係です。ショルダーシーズン、あるいはオフシーズンというふうに言われております、2月。1月の半ばから2月、だいたいこれは観光にとってはオフシーズンまたはショルダーシーズンと言われまして、お客さんが動きにくくなる、であります。その時期を対象にしまして、キャンペーンを実施するということであります。宿泊をいただいた方に、1万円分の宿泊、1万円から1.5万円分の宿泊をされた方に対してはクーポン券2,000円、2万円であれば4,000円、一応4,000円が上限なんですけれども、最大2割のクーポン券を金額的にお渡しをさせていただこうというものであります。お泊まりになった日から翌日まで使えるクーポン券でございまして、平日であります。平日っていってもかなり長い期間でどっちかが平日にかかってればいいんです。例えば、日曜に宿泊されて翌日月曜日、これは平日扱いになります。だから通常でいいますと土曜日日曜日これは対象外になると。もちろん祝日が入ってくると、それも休日になりますので、通常の日並び曜日並びで行くと土日は除きます。土曜日に宿泊されるのは除きますけど、例えば金曜に宿泊して土曜もっていう、一応休日を土日と設定しているんですけど、金曜に宿泊される場合には金曜日が入っていますので、これは平日扱いになる、こういうことであります。最大20パーセント、宿泊代の20パーセントをお渡しするということでございまして、開始は12月の8日金曜日ですけど、以降準備が整われた方、事業者さんから予約を開始をしようと思っております。実際に実施をするのは12月11日からで、事業者の方にご登録をいただいて予約をいただいて店舗を確定していくというものですが、店舗数につきましては、今のところでありますけれども。失礼しました。予約開始はごめんなさい。12月8日は宿泊の予約です。宿泊の予約は12月8日からということでありまして、クーポンを利用できるお店は今のところ600店舗がお申し込みをしていただいています。これ申し込みをしていただいたところは対象増えていきますので、4日の18時現在で600店舗、今のところ申し込みがあるということであります。予算額としては4.6億円。10月の補正予算で確保したものであります。人数としては13万人のご利用を見込んでいるということでございます。予算がなくなってしまうと中々厳しい、以上終了ということでございます。平日ゆっくりと三重県に来ていただいて、観光地を巡っていただければというふうに思っております。私からは以上です。
 
発表項目等
 
平日ゆったりみえ旅キャンペーンについて(発表)
(質)まず、発表項目について平日ゆったりみえ旅キャンペーン13万人対象ということですけれども、予算なくなり次第終了ということですが、だいたい2月29日までもつという感じなのでしょうか。
(答)今の想定ではそういうことですね。過去にキャンペーンもやっていまして、その時の経験も踏まえまして、そういった形での想定をしているところでございます。
 
(質)この平日のゆったりみえ旅キャンペーンなんですけれども、先ほどお話にもありましたように、平日ゆっくり県内で過ごしてほしいというところと、例えば県内、今、宿泊日数というところで観光客があまり三重県に滞在する期間が短いというところが課題だと思いますけども、その2点を合わせて改めてお考えをいただけませんか。
(答)三重県の魅力、休日に来ていただいても十分感じていただけるとは思いますけれども、平日の方が観光客の方は少ないので、ゆっくりいろいろな観光地を巡っていただけると思います。その上にクーポンもお渡ししますので、お得に旅ができるかなというふうに思っております。もう一つ何でしたっけ。
 
(質)宿泊日数が全国的にみても三十何位とか低いというところで。
(答)ご案内のように三重県の平均宿泊日数は全国平均より少ないんですよね。令和2年だったかと思いますが、1.16泊で、全国平均1.3泊でありますので、中京圏、あるいは近畿圏から多くの方が来られて日帰りで帰られる人もいると、あるいは1泊で帰られる人もいるということであります。できれば連泊をしていただけるとありがたいと思います。このクーポンにつきましては、連泊されることも想定をしてまして、最大が4泊まででしたっけ。
(答:観光部)最大3連泊まで対象にさせていただきます。
(答)3連泊まで対象になりますので、2泊3泊していただければというふうに思います。それだけ観光地、三重県みていただけるところが多いですから、連泊してくださいということです。
 
(質)クーポンは、どういうところで使えるとか、どういう機会に使えるというのは言いましたっけ。
(答)600店舗なんですけども、お土産物屋さんとか、あとはいいですか。
(答:観光部)お土産物屋さんですとか、あと飲食店ですとか、そういった観光施設などでお使いいただけるようなクーポンとなってございます。
 
(質)土産物、飲食店、観光施設合わせて600店舗ということですか。
(答)今はですね。これどんどん増えていきますね、登録ありますと。
 
(質)この4億6,000万円の財源は補正予算というふうにおっしゃっていましたが、具体的には交付金という形で。
(答)交付金ですね。
 
(質)地方創生臨時交付金ですか。
(答)そうですね、地方創生臨時交付金でしたっけ。違うか。
(答:観光部)コロナの臨時交付金です。
(答)失礼しました、コロナの臨時交付金ですね。
 
(質)コロナで。
(答)はい。
 
(質)全額。
(答)はい。
 
(質)旅行者にとっても平日の観光でゆっくりできるという利点もあると思いますけれども、その県としてまた宿泊施設、観光事業者として旅行需要を平準化させるメリット、狙いという言い方ですかね。
(答)もちろん両方ありますね。旅館ホテルにとっては、平日の宿泊を増やすという意味もあります。
 
(質)平日の宿泊が増えると、供給側観光事業者側にとってはどういうメリットがある。
(答)それは需要が平準化しますので、コストも低減させることができるかもしれないですし、それからもちろん収入が安定するという大きなメリットがありますね。
 
その他項目に関する質疑
 
次期国体・障スポ 
(質)発表項目以外で、昨日伊賀の市長さんが会見で、国体について、知事が2巡目で唯一開催していない県だと言われるのはいかんだろうというようなことを言われたことについて、それは理由にならないだろうというような言い方をされたということで、反対とか賛成とかそういうことを明確に言われたわけではないんですけどね。たぶん、そういう意見はいろいろあると思うんですね。となると120億かける大会ですから、別の理由というか、そういうのに賛同、2巡目うんぬんいう意見に賛同しない方に対して、別の理由というのを示さないといけないと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。
(答)開催する理由はもちろん国体の開催ですから、スポーツの振興、県内スポーツの振興というのはあるわけで、2巡目を開催しないというふうに、そういう県だと言われるのは耐え難いですよねというのは理由の一つ。私にとって一番大きのは三重県に生まれて育った人間としては一番大きな理由ですね。これから我々の後輩、三重県に生まれて育った子どもたち、特にスポーツをやる人たちは言われ続けられる可能性があるので、そういう不名誉は避けなきゃいかんということ。ただ、それに関しては、そんなの関係ないとおっしゃる方もおられるんじゃないですかね。そういう議論ができるというのは、三重県のいいとこじゃないかなと思いますし、ただ事前には伊賀市長にも私どもが説明に行って、私ではありませんけど、ハイレベルの人間が説明に行って、わかりました、やりましょうということを、いいんじゃないでしょうかと了解を得ているので。人間ですから、考え方は変わってくることもあるかもしれないので、そういうことをおっしゃったということじゃないでしょうかね。これから調整していくわけですね。

(質)そうすると、あくまでも知事としては一番大きな理由だけれども、一方でスポーツの振興という。
(答)当然ありますよね。あるいは需要の喚起とか経済波及効果というのを考えておられる方もおられる。いろいろあると思いますけれどもね、意味はね。他県でもやっておられるので、これからよく調整、お話もお伺いして調整していくということですよね。
 
(質)国民スポーツ大会の関連なんですけれども、中止になった令和3年の大会についてはプレ競技も含めて29市町で実施をされるというような予定をされていたと思うんですけれども、まだ先の話になるのであれかもしれないんですけれども、2035年の国民スポーツ大会についても、知事の意向としてはやはり全ての市町で何かしらの競技をやった方がいいというようなお考えをお持ちでしょうか。
(答)それが望ましいとは思いますけれども、これは市町のお考えによりますので、うちはできないということであれば、無理にやってくださいというのは当然無理ですから、そのときはどうするか考えると、他の市でやっていただくものは他の市でということなんでしょうね。
 
(質)やっぱり全市町でやった方がいいというようなお考えがある根底には、県をあげてのスポーツ、大きなイベントになるので、全市町を巻き込んでやった方がいいというような。
(答)というようには思いますけれども、まあでも無理してそうする必要もないとは思いますね。
 
(質)あくまで各市町の意向も聞きながら。
(答)一番大事ですね。市町の意向がやっぱり一番大事。前回6年後に国体を開催を特別国体ですけど、開催ができないなと判断したのも、やっぱり市町の協力を得られそうになかったからというのは大きな理由でしたから、市町のご意向を勘案しながらどうするか決めていくということになると思います。
 
インフルエンザ 
(質)今日またインフルエンザの患者数の発表があると思うんですけれども、先週警報レベルまで達して、これからまた増える可能性もありますけれども、改めて県民に対して呼びかけをいただければと思います。
(答)今日の午後インフルエンザ、それからのコロナの定点観測の結果が出ます。インフルエンザに関していうと、先週の段階で33.82という30を超えると警報レベルということになるんですが、4年ぶりでしたかね、警報レベルを超えたということであります。インフルエンザはかなり三重県内で蔓延をしておりますので、県民の皆さん感染症の対策はコロナと同じですけれども、手洗いをしっかりとやっていただく、それから換気を必要なタイミングでやっていただくというような対策をしっかりととっていただければというふうに思います。
 
関西本線
(質)29日に、先月関西本線の活性化利用促進会議が開かれましたということで、その後のぶら下がりでお話があったようですが、2024年の秋に名古屋奈良間で関西線の直通の列車の実証運行を目指すというようなお話が出ていましたが、まずいくつかお聞きしたいんですけど、どんなイメージを持っておられるかということと、あの場にはJR西日本はいたわけですが、協力には東海の方も欠かせんと思うんですが、その辺への働きかけというのはどんなことを考えていらっしゃいますか。
(答)まず、イメージ、所感みたいなことですかね。関西本線、多くの方に利用していただこうということで、まず沿線住民の方々の利用を促進するためのキャンペーンをやっているわけですよね。で、それ以外にも例えば名古屋にご在住の方ですとか、あるいは三重県の北部にご在住の方に、例えば関西本線沿線の三重県の市町、例えば伊賀に行っていただく、亀山もあるかもしれません。関に行っていただく方もおられるかもしれませんし、さらには奈良まで行きますので、奈良に行かれる方もおられるかもしれませんが、そういった方々に関西本線を今まで乗っていなかったような方を主として対象になるかもしれませんが、そういった方に乗っていただいて、関西本線の利便性というか便利さ、今まで乗ったことなかったっていう人もおられるかもしれないので、そういう方に感じていただいて使えるやんというふうに思っていただけるとよいかなと思っていました。それともう一つは亀山で乗り換えしている人たちいるので、これは普段から関西本線を使っておられる方々ですけれども、その方が乗り換えなしに行けると非常にスムーズだと、乗り換え時間が結構あるということをおっしゃっておられるので。そこはまた別途関西本線の利便性の向上のためにやっていくことはやっていくんですけど、今回の直通列車もそのために使える可能性もあるということですので、そういった形で使っていただいて、関西本線の良さというんですかね。使い勝手の良さというのを感じていただけるといいなというふうに思っています。それから、インバウンドの方にも使っていただけるかなと、インバウンドって海外旅行者の方ですね。時間帯設定にもよるんですけれども、あるいは本数によるんですけど、使っていただけるかなというふうに思っていますので、そういった点で関西本線の良さをわかっていただけるとありがたいというのが一点目です。それから、二点目はJR東海さんとは事務的にお話を始めていますので、おそらくご協力はいただけるかなというふうに思いますが、昔は国鉄でしたから、私もかすが乗ったことがありますけれども、何の問題もなく直通というか、同じ国鉄なので、名古屋から奈良まで走っとったわけですけれども、今会社が違うので、それももう会社内には国鉄時代の方々ってだいぶ少なくなっているんちゃうかなというふうに思いますね。62年の4月に分割民営化しましたので、なので会社間お話するって、昔は国鉄本社で働いてた人間同士みたいなのがあったかもしれませんけど、今はそれぞれ採用が違いますんで、列車の相互直通になりますけれども、難しくなってきているかもしれない。よくお話をしていただきたいと思いますし、私どもも間に入ってお話をさせていただきたいと思っています。
 
(質)期間というのは、どれぐらいのイメージを持っておられるんでしょうか。
(答)今んところは、日数は少なくて2日ぐらいかなと言われていますけども、なるべくそれを増やしていきたいなとは思っています。
 
(質)あと1点だけ、世間的にはこの話したら、かすがの復活だというふうに受け止められている感じはあるんですけれども、知事はどこに行くのにどういうふうに使われていましたか。
(答)小学校の時に模擬テストを奈良で受けた、中学入試の模擬テストを受けるために小学校6年生の時かな、に乗って受けに行きました。
 
(質)利便性は良かったという思い、記憶でしょうか。
(答)そうですかね。利便性って考えられるような歳ではないので、単に乗っていて引率の塾の先生に引率してもらって行きましたということですけど、早く着いたような気がしますね。あとは中学の時かな、中学の遠足で奈良行きましたね。これ、かすがの復活というわけでもないので、復活っていうとJR西さんも東海さんも、えっという感じになるかもしれません。実証実験をやるということです。
 
三重県いなば園 
(質)いなば園について、短期間に虐待事案が相次いで発生という事案が起きましたけれども、これについての知事の所感と今月中旬に特別監査が入ると思うんですけれども、どういう態度で監査に臨んでいきたいのかというのがありましたら。
(答)障害児入所施設ということで、入っておられるご本人もそうですし、親御さんにとっても所内でそういうことが起こるとは思っておられないことが発生してしまったということ。それから令和3年9月にも事案がありましたし、加えて今年の8月にも、そしてまた今回ということで、11月で3回目でありますので、これについては施設に対してもしっかりと反省をしてもらわなきゃいけないし、何よりもこれからそういうことが起きないように起こらないように、対応策をきちんと考えてもらう必要がある。したがって、異例ではありましたけれども、先日担当部長のところに施設の理事長に来ていただいてご注意を申し上げたということであります。こういうことは二度と起こらないように、対応策をしっかりと取り組んでもらうべきだと思います。それから県としましては、12月半ばになる予定ですけれども、特別監査を実施し、私どもとして確認できるものを確認した上で必要な指摘をしていきたい、そして、改善をしてもらいたいというふうに思っています。
 
鳥インフルエンザ
(質)お隣岐阜県で先日、鳥インフルエンザ、また鷹から検出されたということで、高病原性かどうかはまだ調べているところということなんですけれども、これは何か三重県の方に情報提供であったりというのはありますでしょうか。
(答)今のところ、おっしゃった鳥インフルエンザ、高病原性の鳥インフルエンザは茨城、埼玉、佐賀、鹿児島ということなので、岐阜がそれにあたるかどうかまだ確定はしていないんじゃないかと思いますけれども、岐阜県から私ども情報提供あったか、私は把握はしておりませんが、担当部局に来ている可能性はあると思います。確認をしてみたいと思います。
 
(質)今お話あったように、国内でもいくつか出ているところでありますけれども、今後県としての対応の強化であったりだとかっていうのは、何かお考えっていうのはありますでしょうか。
(答)これ毎年出てくる話でありまして、去年幸いなことに三重県は発生がなかったんですね。遡ると発生をしておりまして殺処分とかですね、養鶏業者の方々にご負担をおかけすることになります。したがって、インフルエンザの発生県が三重県に近づいてきた場合には、注意喚起をさせていただくなどの措置をとる予定にはしております。近づいてこんでも、農家さんとか関係機関には情報提供を我々はさせていただいているというところです。
 
(質)他にありますでしょうか。第二県政さんも含めてお願いいたします。
 
第2回みえ県民1万人アンケートについて(発表)
(質)1万人アンケートをとる時に、令和17年に今の国民スポーツ大会ですか、そのことについてどう思うかって聞くという項目があるとおっしゃいましたけれども、これ令和17年にやるってことはもう決まったんですか。
(答)県としては17年にやりたいということで調整に入りますということなので、これから国の決定を受けるわけですので、まだ確定ではないですね。
 
(質)ということはやりたいというのを出して、それについてご意見を問うという形なんですね。決まったわけではない。
(答)決まっていないですね。
 
(質)あと、この1万人アンケートで、前、人口減少対策の有識者の方でしたか、県外転出者のアンケートをとった方がいいんじゃないか、なぜ転出したかと、その方が、たぶん実効的な策が練れるんじゃないかということで。今回それは入れていないわけですけど、その辺はどういう調整になっているのか。
(答)これはあくまでも県内の方々を無作為に抽出してお伺いしますので、ただその中で例えば人口減少対策についてはこれからも三重県に住み続けたいと思いますかという項目はあるんですね。問17ですけど、その理由は何ですか、というのもあわせて聞いております。県外の方にお伺いするのは、このアンケートではなくて別になると思いますね。これ人口減少対策の方でお伺いするようなアンケートが、今後やる場合にはそういうのを聞いていくということになると思います。
 
(質)別途やるかもしれないということですね。
(答)そうですね。確定してたかな、まだ確定してないと思いますけど、どこかでそういう話を聞いていかんといかんでしょうね。
 
(質)これ今回の1万人アンケートで、従来と特に違って新しく付け加えた項目というのは。
(答)先ほどちょっと申し上げましたけれども。
 
(質)さっき知事がおっしゃったような話ですか。
(答)そうですね。はい。公共交通の話ですとか、男女共同参画の話とか、そういったものですね。
 
(質)この中でもジェンダーギャップの解消というのをおっしゃいましたけど、これ11月27日のジェンダーギャップ関係のワーキンググループみたいなものがあって、その時に知事が比較的時間がとれないとれないとご多忙の中で計1時間半ぐらい関われましたけれど、このジェンダーギャップへの思い入れというのは何か特にあるんですか。
(答)それは三重県のジェンダーギャップの指数でいうと、男女の給与格差(フルタイム)は結構大きくて47都道府県の中の46位か47位ですよね。それ以外にもあの場でもですね、1回目ですけれども、9月の時に同じメンバーの方で参加いただいて聞いてみると、やっぱり職場で、男女の差を感じることがあるとおっしゃった方がおられます。したがって、やはり女性に三重県で働きやすくなる、三重県がその女性にとって働きやすい場所になるというのは非常に重要であると思いますので、ジェンダーギャップの解消というのに力を注いでいきたいと思っています。今回も問8でジェンダーギャップの解消、今、どんな風に考えておられるかっていうのはお伺いすることにもなっています。
 
(質)逆に、それは人口減少対策にもつながると考えられていると。
(答)そうですね。考えています。人口減少対策方針、8月2日に今47都道府県で初になりますけれど、三重県で出した方針の中にも、5つの項目の中の一つとして、ジェンダーギャップの解消っていうのを取り上げております。
 
(質)ちょっと話前後しちゃったんですけど、先ほど国体に関してのアンケートで、知事会、全国知事会の方でも簡素化が話題になっているとおっしゃいましたけど、これは今流れとして、かつて橋本さんが高知県知事のときに天皇杯を目指さないと、従来と違う形でやって確かにあの時高知は1位にはならなかったですけど、あとスポーツ関係の熱意は割となくなったのか、全国的な選手が出なくなったというのが、スポーツ界の、三重県内のスポーツ団体とかでも言うんですけど。
(答)それ高知でってことですか。
 
(質)そうそう。高知が知事がそういうふうに言われたんで。1位を目指さなきゃ2位3位もないんじゃないかという論理の中で、どうしても高知全体のアスリートの上位成績者が少なくなって、高知の二の舞にはならんようにねというふうなのが、三重県のスポーツ団体とかでもあってやってきたんですけど、それは今知事会の中では簡素化というのは、具体的にある程度固まりそうなんですか。
(答)これからの議論になると思いますね。雑談の中ではその話は出てて、1位を目指すというのは、それは財政力とか人口とか考えた時に無理なところ多いよねということをおっしゃる方もおられますね。確かに、この2年見てみると開催県が1位とってないですよね。1位は東京なんですよ。これはやっぱり人口と経済力で決まってくるというところはしょうがないんじゃないですかね。
 
(質)逆に地方で持ち回りで回っていくっていう国体の形式について、知事の何かご見解はありますか。
(答)そうですね。これから知事会でも議論がなされると思います。私も何人かの知事と雑談というような形で話をしたことがありますけれども、戦後の復興のために実施をするという意味も持っていた国体ですが、もう今はそんな時代じゃないんじゃないか。これはたくさんの知事おっしゃっていますし、私もそう思いますね。なので、持ち回りでやった方がいいかどうかということについては別の考え方もあると思います。
 
(質)令和3年に三重国体を中止した後にスポーツ関係団体とかからも話出ていたんですけど、要は東京国立競技場は新しくなって、東京なら東京で固定して、いろいろな施設が使えるわけだから、やって、そういう国体でいいんじゃないかという話も出ていたんですけれども、場合によってはそういう方向もあり得ると。
(答)あり得ると思います。
 
伊勢神宮
(質)知事もそうですけど、いま観光庁から出向されている観光部の伊藤次長も着任したときにお話を伺ったら、同じようなことを言われていて。要は、三重県って伊勢神宮だけじゃないのに、伊勢神宮に頼りすぎると。これ以外のところを広げたいみたいなことをおっしゃったんですけど。一方で、知事は昨日中嶋さん、あ、一昨日でしたか、中嶋さんのご質問、中嶋県議のご質問に、伊勢神宮の精神性みたいなことをおっしゃったんですけど、これは政策として、伊勢神宮に頼ってきたものをある程度抜いて、他へ広げていくのか。あるいは伊勢神宮をやっぱり核にしながら他も広げていくのか。政策の方向としてはどっちなんです。
(答)ものによるというか、捉え方によると思いますけれどね。スピリチュアルという意味では、別に伊勢神宮だけではなくて、熊野古道もありますし。そういうくくりであの一帯を観光地として捉えるというやり方もありますよね。だから伊勢神宮は、そうはいっても、やっぱり日本中から多くの観光客を集めている場所でありますので、そこを核として、観光、周遊観光を考えるっていうのもあると思います。外国の方にもたくさん来ていただかないといけないですけどね。
 
(質)平成25年に式年遷宮があって、平成26年の県内入込客数のデータの中で、県内全部の中で、伊勢神宮遷宮があったから、それに関連しての広報宣伝みたいな形で、全市町の中で増えていて、唯一明和町だけが減っていたんですね。
(答)訪問客数がですか。それとも。
 
(質)はい。
(答)客数ですね。
 
(質)で結局何がっていったら、県の斎宮博物館も一切式年遷宮と絡んでの、そういう告知をしてなくて、もともと明和町は宿泊施設が少ないので、その関係もあったんじゃないかという話ですけれども、ただやっぱりそれを見ると、結局式年遷宮で三重県というのは人を増やして、減ってくのをまた次の遷宮にかけていろいろ手を打ってくるという。これはもう黄金律みたいに割と固定した形で、これを崩すと、ひょっとしたらお客さんが減るんじゃないかみたいな感じもあるんですけど、ここはやっぱり守っていくということでいいですか。
(答)いや、お客さん減るということは、おそらくないと思うので。その遷宮の時にお客さん増えますよね。その時に増えたお客さんをどう維持するかという、20年の間、という戦略だと思いますけどね。
 
(質)ただ、神宮は外さないですね。
(答)神宮は神宮としてやっぱりありますから、そこはそれで大事ですけど、神宮だけではないので、他のところを巡っていただく、地域によって違いがあると思います。例えば、精神性のスピリチュアルな、なんというんですかね、巡礼の旅みたいなものは南の方であると思いますし、歴史を巡る旅というのは、例えば伊賀の忍者もそうですし、宿場町もそうですし、そういうところは一つのグルーピングができるかなと思いますね。
 
三重県庁の組織
(質)あと、ちょっと組織で、前回の知事会見の時に人口減少対策課と子ども・福祉部の少子化対策課の違いをお伺いして、平たく言えば頭と体の部分という感じがあるんですけど、これは一体化する方がいいとはお考えにならない。
(答)いや、考えない。それはいろんな組織見ていただけばわかります。例えば国の組織でいうと、どこの役所もそうですが、総合政策局みたいな組織があるわけですね。それと別の外務省でいうと、アジア局とか北米局とがあるわけでありまして。司令塔となるのは総合政策局。これは国交省も同じですし、経産省も同じですけれど。例えば司令塔になるところと、それから仕事をする営業部みたいなところですね、それはまた別ですので。民間会社もそうですよね。私も民間におりましたけど、戦略企画室みたいなところがあって、空港会社ですと、ターミナル営業部とか航空営業部があるので。戦略企画室とターミナル営業部一緒にやってくださいというのは、たぶん新聞社の方もわかられると思いますけれども、会社で働いておられる方は。戦略をつくるところと、実際に仕事をされる営業的にやられるところは別ですね。
 
(質)まあいろんなつくり方があると思いますけどね。逆にアメーバ型の組織って、マスコミもそうですけど、一時フジテレビさんなんかは新聞とテレビの融合ってことで、オフィスも一緒にしたりして、そういうことを図ったりしたことはあるし。それからいくと、いま知事が取られているのはとにかく国の方式的な、そういう区分けの仕方。
(答)行政組織ですね。アメーバ型も、私民間にいましたからアメーバ型を否定するつもりはありませんけど、民間ってシビアに結果をみてますので、どのぐらいその営業の利益をあげているかというのを、みていますけれども。役所の場合はそういう利益ってみないものですから、日々の仕事の仕方っていうのは、自ずから民間とは違うと思うんですよね。
 
(質)どうも。
 
(質)他にありますでしょうか。無いようですので、ではこれで。
 
(答)はい、ありがとうございました。
 
                                                 了

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津市広明町13番地(本庁3階)
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