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令和05年08月21日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和5年8月17日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

みえ子ども・子育て応援総合補助金に係る交付決定について(発表)
・児童相談所等の人員体制の強化について(発表)

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・知事の新型コロナウイルス感染
・台風第7号の影響
・東紀州こどもの園プロジェクト
・リニア中央新幹線建設促進三重県期成同盟会
・津市長からの要望
・全国知事会会長選挙

発表項目等

(知事)私から今日は2件ご報告をいたしますけど、その前に台風の状況でありますが、台風、日本海の方に抜けました。けれども、まだ山をはじめとして台風の雨の影響で土地が緩んでいるところが多いと思います。これからも場合によると崖崩れなどあるかもしれませんのでご注意をいただきたいと思います。それから、まだいなべに警報が出ております。県の対策本部も立ち上がっている状況でございます。ご注意をいただきたいと思います。
 
まず1点目でありますけども、子ども・子育て応援総合補助金、これ今年度の予算で約3億円ということで、初めてつくりました総合補助金です。これ自治体が子ども・子育ての施策を展開をされるときに、県としても応援をしようというものでございまして、自治体、人口減少率によりまして3分の2の補助率、あるいは2分の1の補助率ということで自治体によって違いますけれども、補助をさせていただこうということです。募集をしておりまして、6月の末までで募集を締め切りをさせていただきました。それから、約2カ月弱でありますけれども、我々で審査をさせていただきまして、検討をさせていただきまして、今回、53の事業につきまして採択をさせていただこうというものでございます。これ実は応募は103事業をいただいております。各自治体の皆さん、知恵を絞っていただき本当にありがたいことでありますけれども、103事業申請をしていただきまして、そのうちの53事業ということでございまして、6名の有識者の方々、実際に子育てをされておられる女性の方もおいでになられますが、6名の方に選んでいただいたというものでございます。申請額は約7億5,000万ございまして、そのうちの3億200万ということで交付決定をさせていただいたものでございます。今日付で各市町に交付決定の通知をさせていただこうと思っております。審査につきましては、五つの項目で審査をさせていただいております。事業効果、それから手段の有効性、新規性、持続可能性、それから市町の優先度、これを勘案しまして、選定委員会でお決めをいただいたということでございまして、中身でございますけれども、詳細また後ほど担当部、担当課の方からご説明をさせていただく予定でございますけれども、53事業ですが、医療的ケア、発達に係ります支援が6事業、それから子育て家庭への現金給付、紙おむつの回収、処分など、これはどちらかというと、紙おむつの回収ということではありますけれども、その機会にお母様方、あるいはお父さんもそうですが、子育てされている家庭の悩みを聞くというようなこともやられるということでございます。それからこの冒頭にあります発達支援とかというのは、今まで受け入れをしていた、例えば、放課後のデイサービス事業などをやっている場所とかなど、あるいは、失礼しました、自治体ですね、自治体がお子さんの相談を受ける場所で一時預かりをするとかいう話もありますし、それからインクルーシブな公園を造っていく、そのための事業費についての補助をしてほしいということについての支援をするということでございまして、さまざまなものでございます。これが1点目です。
 
2点目ですけれども、今年の5月26日に津で4歳の女児が亡くなった事案がございました。児童相談所の対応につきましては、私ども当面の対応ということで、県の検討委員会で何ができるかということで検討会議を開きまして、対応策を打ち出したところでございます。例えば、安全確保、対面で実施をしなきゃいけないということで、これを既にやり始めていますが、8月中に実施をするということでやっておりますし、それから3カ月に1回程度の安全確認ですが、これを場合によると、1カ月に1回、例えば保育園とか幼稚園に通ってない子どもさんもおられるので、その人たちは1カ月に1回に頻度を上げましょうということに決めさせていただきました。そうしますと、児相を中心にして人員体制を拡充しないと無理だろうということでございまして、今回3名増員をすることにしてございます。一つは先ほど言いました安全、対面で確認をするということでやらせていただきましたので、北勢児相に1名増、それから児童相談センター、これは各児童相談所の上位にある機関でありますけれども、各児相で安全、対面確認が人手が要るということでございまして、この人が対応するということで、とりあえず対応したいと思っております。北勢児相以外の児相の対応を強化するために児童相談センターに1人。それからリスク再評価、状況が変わった場合にリスク再評価をするということもこの間決めさせていただいたところでありますけれども、そのリスク再評価のやり方についての指導などを相談所にするということ。それから総合判断力を強化するために研修などもやるというふうにも言っておりましたけれども、研修の、例えばメニューを考えていくということも含めて、これは本庁ですけれども、子ども福祉・虐待対策課に1名増員ということで、今回3名増員という形で決めさせていただいたところでございます。これで十分かどうか様子を見ながら、場合によりますと、また、来年度の人員体制の強化ということも考えていく必要が出てくれば対応しますということでございます。私の方からは以上であります。
 
発表項目等に関する質疑
 
みえ子ども・子育て応援総合補助金に係る交付決定について(発表)
(質)まず、子ども・子育て応援総合補助金の関係からですが、6人の方が審査したということなんですけど、つまりその採択した事業の選定にあたっては、県の意向というのはどういう形で反映されたんですかね。
(答)これは6人の方々に選定をしていただく時に、基準というのを私ども示させていただきまして、先ほど申し上げました五つの評価項目ということです。それにどう該当するかというのは6名の方々のご意見をいただいていますけれども、そもそも県としてはこういう基準で選んでいただければということを示した段階で、県の考え方というのはお伝えできているというふうに。
 
(質)6人は全て外部の方ということになりますね。
(答)はい、6人は外部の方。事務局として私ども入っておりますので、途中で実際にどういうやりとりがあったかなどについては補足をしてもらいますけれども、話をしながら決めていくということになっています。
(答:子ども・福祉部)もう少し詳細に申し上げますと、まずは庁内で事前審査という形で103事業、たくさんございますので、事前に先ほど知事が申し上げた、その審査基準に基づいて審査のたたき台のようなものを作らせていただいて、それの内容を具体的にはその6名の外部委員さんに審査いただいてご意見をいただくという形で、そのご意見を踏まえまして、県としての採択事業を決定するという形にしてございます。
 
(質)その結果ですけれども、まず知事として採択された事業への全体を通して評価はいかがですかね。
(答)先ほどもちょっと申し上げましたけど、例えば紙おむつをご家庭に届けるという自治体があります。あるいは回収をするということをやっておられるところもありますけど、その機会に子育てをされている家庭で悩みがないかというのを聞いていくということをやる事業もございまして、これ非常に寄り添いというんですかね、子育て家庭の悩みを聞いていく。これ岡山の奈義町などでもやっている事業であって、子育て家庭からかなり評価がある事業なんです。奈義町では紙おむつとリンクしてなかったかもしれませんけど、その機会を紙おむつをお渡しするときにやるということですから、非常にいいところじゃないかなと思います。これ先輩のママさんがおむつを自宅に配達をするということですね。こういう斬新なといいますか、三重県ならではになるのかもしれませんけども、他でもちょっとやっておられるものに加えてという感じになりますね。要素を足してということですけど、こういうの非常にいいと思います。それから自治体が持っておられる子育て支援センター、この未使用のスペースを活用して一時預かり保育をしますよというのも出てきております。これも今までありそうでなかったようなものでありまして、こういうのが広がっていくといいなと思いますので、自治体の提案としてはよく考えていただいて、いいものが出てきているというふうには思います。あと、初めてのケースですので、今後継続してやっていく方がいいかどうかというものもこれから考えていかないかんと思います。一定程度、年度末になると思いますけれども、どういう効果があったのかというのを私どもからお伺いをさせていただいて、あるいは自治体の方からお話をしていただいて、来年度どういった形でやっていくかっていうのは考えていきたいと思いますが、いろんなものが出てきています。例えば、子育て世帯に対して、一定の商店なんかで協力をするということ、協賛をしてさまざまなサービスが受けられるようにするというようなことを地域で考えておられて、その発行申請とか、カードを出されるみたいですけど、そのカードの表示をスマホにやるんかな、そういったことで子育て家庭が便益を享受するのを簡単にできるようにするというようなことを考えておられる自治体があったりとか、割と今までありそうでなかったものが出てきているような感じがします。
 
(質)そんな中ですけれども、例えば現金給付のような形で、ありそうでなかったというか以前からあったような事業も散見されるわけですけれども、特に現金給付ですと、やっぱり市町との差という点で不公平感の話もあるでしょうし、ここについてはどのようにお考えになります。
(答)市町からそこを優先的にやってほしいという声もあって、今回現金給付も中に入っています。これも効果はどのぐらいあるのか、基本、子育てに関していうと、給付よりもサービスの方がいいというのが子育ての有識者の意見であります。今回は現金給付というのは入っていますけれども、今後どうしていくのかについては今後考えていきたいと思っております。
 
(質)同様に給食費の減免や無償化もですけども、これも既に自治体では取り組まれているところも多くあるわけですね。今回の事業は、そういう形で先にやっている自治体と、例えば足並みをそろえるためにこの補助金を活用していいものなのかというような、当初の想定としては市町の独創的であったり、独自の取り組みを支援しようという構想であったような気がするんですけど、給食費いかがでしょうか。
(答)やはりこの補助金の最大の目的というのは、先ほど申し上げましたいろんなケースがありますけど、新しい取り組みが出てきて、別に競わせるわけではないんですけど、その取り組みについて県が支援をすると。もうお金が足りないので、ここで何かあったらできるのになあというとこを応援するというのが第一義的な目的であります。おっしゃられるように、例えば給食費についてもやっておられるところもありますし、さらに申し上げると実は国が今検討し始めてて、給食費については国で支援をするということあるかもしれません。あるかもしれませんけど、国の検討ちょっと時間かかると思います。実はやりたいんだけれども、ちょっとお金が足りなくてというところを後ろから背中を押させていただくような意味はあるのではないかとは思っていますけれども、先ほどの現金給付と同様、この給食費についてはサービスの提供という形はなりますけど、これからずっとやっていかないかんかどうかについては、自治体の意見もよく聞きながら考えていくものではないかなとは思っております。
 
(質)交付事業について質問あればお願いします。
 
(質)先ほどのご質問ちょっと関連することではあると思うんですけども、結果的に申請数が103事業ということで、結構多かったのではないのかなというところで、やっぱりそれは市町からそういう子育てに関しての事業やりたいというニーズがあるからだとは思うんですけど、そのあたり、これだけ数が集まったことなどについて受け止めなどを教えてもらえれば。
(答)手前みそになったらいけませんけれども、市町でいろいろアイデアがあると、アイデアはあるけれども、やっぱり財政面でなかなか踏み切れないというところで、2分の1補助、3分の2補助があるのであればやってみようということですね。トライアンドエラーもあるかもしれませんけど、そういう意味では子ども・子育てに関する市町のニーズ、もっというと住民の方々のニーズというのは多いなというのがよくわかりました。こういったことを充実していくことによって、市や町もそうです、既にやっておられるとこ多いんですけど、県全体でそれを支えていくという形をとることによって、三重県が子育てしやすい場所だということになっていくのは望ましいというふうに思います。今回、ニーズがわかりましたので、それに対する対応をやっていきたいと思います。それによって、三重県が子育てをするのに選ばれる場所になっていくと望ましいというふうに思います。
 
(質)これ今、先ほど知事、三重県で子育てがしやすい場所に将来的になってくれたらというようなお話ありましたけれども、こういった事業を通じて、長い目で見たときには、やはり例えば人口減少が全国で続く中で、三重県の人口増加、維持という部分も側面として見据えてらっしゃるというイメージでよろしいでしょうか。
(答)人口減少対策方針というのを8月2日に出させていただきましたけども、そこで対応すべき項目ということで挙げておりますのが、やっぱり子育てしやすい場所であれば、人口の増加は難しいし、維持も難しいかもしれませんけど、減り方を緩やかにしていくことはできるのじゃないかということを掲げさせていただいているわけであります。従いまして、まず子育てをされている方々のつらさがあれば、それを取り除くというのが一義的なものではありますけども、その効果としては人口減少に対する歯止めとまではいかないかもしれませんけど、対策というものにもなるというふうに思っております。初めて今回、こういう補助金をつくらせていただいて、各自治体がどういう考えを持っておられるのかというのがある意味明らかになりました。これからは先進的な取り組みをされておられるところ、トライアルの意味も含めてそこを応援していくと。かつそれで結果が出てきたら、それを横展開して、我々もしていきますし自治体もされると思いますので、そういった取り組みを進めていくということによって、県全体が子育てしやすい地域になっていき、ひいてはご指摘いただいたように人口減少にも効果がある可能性があるということで、我々はしっかり対応していきたいと思っています。
 
(質)ちょっと1点、効果検証の方法について現時点で決まっていることがあれば教えてください。これどれを見ても1年間でなかなか効果を出すのは難しい事業だと思うんですけど、どのように年度末評価されるのでしょうか。
(答)また補足をしてもらいますけれども、自治体からどんな効果があったのかと私どもも教えていただく、聞き取りも含めてということですけど、1年間、例えば子育て家庭に寄り添って育児相談を、おむつを支給する機会にというのもありますけど、他も相談するような、今回、事例といいますか事業はあります。従って、それでありますと効果はそんなに長い時間かけなくても出てくるようなものもあると思っております。それから、公園整備も一定の期間は必要ではありますけれども、整備をされた後、インクルーシブでいろんな方が使われるというのも目で見てもわかるところではありますし、それから住民の方々のアンケートを恐らく市町はやられると思いますので、そういったものも教えていただくということによって効果測定をしていきたいというふうに考えています。確かに中期的なものもあると思いますので、それについてどうするかは今後、評価方法を考えていかないかんと思います。補足があれば。
(答:子ども・福祉部)知事がおっしゃられたような形で、具体的な詳細な手続きはまだ細かくは決定していないんですけども、そういった方向で、例えば書類上、実績報告書をいただく形には当然なりますので、その中で書いてもらうことも一つは考えられると思うんですけども、そういったことも含めて広くお話を聞くなどして効果がどのように出ていくかというのを確認していきたいというふうに考えています。
 
児童相談所等の人員体制の強化について(発表)
(質)その他よろしいですか。続いて児相の人員体制の強化についてお尋ねしますが、まずとりあえずこの3人の増員で足りるわけでしょうか。
(答)今のところは年度途中でもありますので、3人ということで当面増員をさせていただくものであります。ただ、これで足りるかどうかっていのは、現場からも声を聞かないといけないと思っていますし、私も一定のタイミングで現場にお伺いをして直接意見もお伺いしたいと思っていますけど、今ご案内のように検証委員会で事案検証をやっていただいているところであります。その結果、要員体制の強化というのが出てくる可能性もあると思っております。そういったものも踏まえまして、今後も必要な人員体制については検討を進めていきたいと思っております。
 
(質)今回の事案を受けてという対応ではありつつ、児相で増員の拡充が図られるのは、北勢児相であって、中勢児相の方での人員の変化というのは、児童相談センターは津ですけれども。
(答)同じ場所にありますね。
 
(質)場所はですね。中勢児相直接の人員強化というのは必要ありませんか。
(答)ここの児童相談センター先ほど申し上げましたけれども、北勢児相以外の事案について対応する人間でありますので、恐らくその相談件数でいうと中勢、鈴鹿そういった辺りの対応を中心に、この1名の人間がやることになると思います。
 
(質)人員3人増やしてまずこの狙いを教えてもらっていいですか。
(答)ここに書いてございますけれども、まず今回の県庁での検討会議でとりあえず当面やるべきことというふうに決めさせていただいた安全を対面で確認をするということですので、対面確認というのを徹底をする。そのために人員を増やすということが1つの狙いであります。それからもう1つは、児童を取り巻く環境が変わってきた時に、虐待のリスクを再評価をするということも決めさせていただいたわけであります。さらには総合判断力強化するために研修なども行うということも決めさせていただいたわけですが、そのための人員も1名ではありますけれども、今回強化をするということでありまして、狙いは主としてここに掲げさせていただいている2つの狙いであります。
 
(質)何で3人というのは何かありますか。
(答)3人というのは、これは増員する時の計算ですけど、大体どのぐらいの事業量が増えてくるかということで、1人当たりでどのぐらいこなせるかということで3人ということを今回はとりあえず決めさせていただいたわけではありますが、業務量がかなり増えてくるとか、あるいは先ほど申し上げた第三者委員会の方で、さらにこういうことが必要だということが出てくると、当然業務量増えてくるわけですので、その時にどうしていくのか今後検討していくというのもので、3人で終わりというわけではありません。
 
(質)冒頭ちょっと発言があって、虐待が疑われる事案にも子どもと対面で安全確認するというのは、もう今、今月から始めて。何日付けとかってあるんですか。頭から始めてるんでしたっけ。
(答:子ども・福祉部)8月に入ってから取り組みを始めてますので、何日からということではなくてなんですけど、それぞれの児童相談所で体制を組みながらやっているところです。
 
(質)今月から始まっているということですか。最後にこの3人増やすことによって、今後効果というか、子ども取り巻く環境はどういうふうに改善されればいいなと思っていますか。
(答)私どもの検討委員会7月の21日に開いた検討委員会で再発防止策ということで4点決めさせていただきました。そのうち大きいのが安全を対面で確認することであります。我々の反省として10カ月ぐらいの期間でありましたけれども、コロナもあったのですけれども、直接児童の確認、対面ではできなかったという反省がございます。人数を増やすことによって、それをしっかりとやっていく。それによって虐待を減らしていきたいというふうに思っています。また、一時保護の機会を考える時に、リスク再評価すれば、一時保護した方がよかったんじゃないかということも場合によって出てくるかもしれないと。従って、リスクの再評価っていうのは重要だねということを決めさせていただきました。そのための再評価をどのようにやるのかということを児童相談所が相談があると思います。そういったことへの対応っていうのもやることによって虐待を減らしていくということですので、虐待をとにかく減らしていくことを目的に、今回の増員をしているというものであります。
 
(質)職員3人ということですけども、児童福祉司とか児童心理司とか資格があると思うんですけど、その人たちはどういう人たち。
(答)確か資格を持ってましたですよね。
(答:総務部)資格を持っている職員もおります。さらに言えば、児童相談所の経験者というところも考えてでの異動となります。
 
(質)それぞれどういう人たちなんですか、3人は。
(答:総務部)それぞれですか。
(答)わかりますか。わからなければ後で。
(答:総務部)後ほど。
 
(質)この3人というのは、県庁の他の部署から抜いてきてここへ配置したという意味なのか、新たに採用したのか。
(答)他の部署から持っていく予定であります。
 
(質)そういう資格のある人がいて、こっちに来たということですかね。
(答)そうですね。ちょっと後ほど確認しまして、どういう資格をこの3名持っているかということを話をさせていただきます。
 
(質)児相の人員強化ということですけれども、これまでも現場からそういう人員に関する相談だったり、要望というのは出ていたんでしょうか。
(答)そうですね。平成24年以降だったかと記憶していますけれども、三重県で児童虐待事案がありまして、その時から児童相談所の人数は24年をベースにしていたかと思いますが、1.5倍に増やしてはきていました。ただ、ご案内のように児童虐待事案というのは、どこの県でもそうですけど、どんどん増えてる状況です。現場の児相、相当苦労をしているということでありまして、毎年増員要望はあったと思います。それに対して応えられている年もあったし、応えられていない年もあったということでありますが、今回児相の業務を追加的にやってもらうということになりますので、年度途中でありますけども、増員をさせていただいたということです。
 
(質)この3人の方は皆さん専任の方ということですか。
(答)そうですね。それぞれの部署に配属されるということになります。
 
(質)これ多分北勢児相で1人、児童相談センター1人、虐待対策課1人だと思うんですけど、それぞれ元々何人、北勢児相が元々職員何人いて児相センター何人いてみたいなの教えていただけますか。
(答)わかりますか、定員。わかなんきゃ後でまた。
(答:子ども・福祉部)ちょっと確認します。
(答)確認してご報告します。
 
(質)あともう1点。今回年度途中に増やすということで、今後の人員体制についてはまたその業務量やその第三者検討委員会の提言などを受けて検討されるというお話ですけども、これも場合によってだからまた、年度途中で増やす可能性もあるという。
(答)ゼロではないということですね。
 
その他項目に関する質疑
 
知事の新型コロナウイルス感染
(質)その他よろしいですか。発表項目以外でお尋ねしますけども、コロナになられて復帰されてから初めての定例記者会見ということになりますね。まずは感染された時に体調などいかがだったのかという話、それからご自身の体験を踏まえて今後の対策とか警戒感とかそういったものも変わられたのかもしれないですけど、所感あればお願いします。
(答)まず県民の皆さんにご心配をおかけして申し訳ありませんでした。幸いなことにコロナは軽症でありまして、発熱もさほどなかったですし、それから喉の痛みが2日程度続きましたけれども、それもだいぶ良くなっております。業務につきましては自宅におりまして、外出自粛をして3日目ぐらいからWebでの会議を開始をしまして、大きな滞りはなかったのではないかと思います。自分の今回初めてコロナに感染したわけですけれども、この前の仕事をしてました時にクラスターっていうんですかね、私の部局で11人の感染者が出たということもありました。あの時はコロナが始まったばかりの時期でありましたけど、気をつけなきゃいけないことは何なのかというのを検証しました。あの時に検証したのは、今回のコロナウイルスというのは夜、体温がある程度上がるんですけど、朝下がるんです。私の場合も土曜日の夜と記憶していますが、37度9分ぐらいまで上がりましたが、翌朝日曜日ちょうど診療所を受診した日ですけれども、37度3分まで体温は下がってました。微熱ということで、ひょっとしたら夜測ってなくて、朝だけだったら微熱やねということで動いてたかもしれない、病院に行かなかったかもしれないと思います。従いまして、前の職場で経験したのはアルファ株でしたけど、今回ⅩBBではないかと思うんですけれども、株は変わってもやっぱりコロナは夜体温が上がって朝は落ちるという、これは自分の経験ですけれどもというふうに思いましたので、そこはやっぱり引き続き気をつけないといけないなと2回の検温というのはやっぱり重要だなというふうに思いました。それで総務部に要請しまして、職員の皆さんに朝夜2回検温をしてもらうようにということをお願いしたところであります。後遺症がどうなるか、ちょっとこれは今後分かりませんけど、出る可能性もあると思いますので、油断なく行っていくということと、それから今回感染して思いました、結構やっぱり感染力強いんじゃないかなという気がしましたので、県民の皆さんもどこで、今マスク外している機会も多いので、コロナになる可能性もあります。コロナになった時に、コロナになったというのはわかるのは体温の計測であると思います。それから、なるべく早いタイミングで医療機関に診察を受けていただくということが重要かなと思っております。
 
(質)感染力が強い気がしたということなんですけど、例えばどこからもらってきたかとか、誰かにうつしてしまったかもしれないとかありますか。
(答)誰かにうつしたかはその後お会いした方にはご連絡していまして、大丈夫だとは言われていますので、私自身はそんなには強くないかもしれません。どこでもらったかは分かりませんけれども、周りでもちらほら感染している人がおりますので、感染はいつもあり得るというふうに思っていただいたらいいと思います。
 
(質)幹事社以上ですので。
 
台風第7号の影響
(質)会見の冒頭で台風の状況のお話がありまして、いなべに警報が出てると、終わっていないということで、知事もそういう姿をされて警戒をしているんだいう状況で、まだ集約終わっていないという前提でお聞きするんですけれども、被害、特に農産物ですね、三重県稲刈り早いですから、稲が結構冠水した話とか、あるいは松阪なんかで梨が落下したとかいう話がちらほら聞こえてくるんですが、特に農産物の被害状況を中心にわかっていることがあれば教えていただきたいんですが。
(答)今、まだ実は断水しているところがございます。農作物ではないんですけれども、熊野の方で150世帯ぐらいですかね。徐々に減ってきていると思いますけれども、給水車を出してもらって、で、県の方からも熊野の給水車だけでは足りなければ県のを回しますよ、他の市にもお願いしますよと言っています。今のところ大丈夫ということであります。熊野市の給水車で対応していただいているということですけれども、あとは停電がありまして、今日の8時現在で伊賀名張を中心に約220戸だいぶ少なくなっては来ています。これも今日早いタイミングで復旧するだろうというふうに言われてますので、何かあればうちも電源車を回しますということは言っていますが、避難所はハツハツがありますので、そこでの冷房というのはつけられると思います。高齢の方々必要であれば、避難所に来ていただいて、暑い時期ですから、涼をとっていただくということもお願いをしているところであります。農作物は昨日確認したところで、まだ確認中なんですけれども、稲もちょっと水がついているところもあると、それから畑も水につかっているところもあるとは言っておりまして、これは件数はまだ増えていくと思いますけれども、水稲大豆などの冠水被害が伊勢伊賀などでありますし、それからビニールハウスにつきましても損傷があるということを確認しています。それから、水産業の方ですけれども、船舶の転覆があったということ、これは漁業用でありますけれども、そういった被害があるということで、今日のタイミングで何かありますかね。
(答:農林水産部)知事が言われていたことについてですが、少し件数が増えているという状況があるだけです。水稲については津市、それから伊勢市ほか5市町で6件の被害が出ております。それから大豆の冠水につきましても、伊勢市伊賀市津市で5件出ております。あと、果樹の落下ですけれども、これは梨等ですけれども、津市、それから伊勢市等で出ております。あと、ビニールハウスの損壊につきましては、伊賀市熊野市ほか5市町で出ておるという状況です。
 
(質)今の台風の関連でお盆の書き入れ時に観光業にもいろいろな影響があったと思うんですが、経済的な被害等がどの程度あったかということと、県として緊急的な支援が必要な程度のものなのかということを把握している段階で教えてください。
(答)観光の関係で言いますと、今年は4年ぶりにコロナの規制が全くないということで、観光業界も非常に期待をされていたと思うんですけれども、県内の比較できる14、比較というのは、元年とそれから去年ですね。入込客数をとっているところという意味ですが、14の施設に確認をしておりまして、実は台風の前の8月11から13とわりと好調というふうに聞いておりましたが、残念ながら14、15で台風の影響が出まして、14施設でいうと去年に比べまして、今のところの速報値ですけれども、約77パーセントでした。これは11から15の5日間ですね。それからコロナ前の元年と比較をしますと66パーセントですね、ということで、正確にいうと65.7、推計値なんでちょっとここの数字はあれですけど、65.7パーセント。それから令和4年、去年に比べますと5日間で76.4パーセントというふうに聞いております。そういう意味では、台風の影響でお盆の書き入れ時ではあったんですけれども、その影響が出てきていて、観光客の伸びは鈍化してしまったということですね。経済的な影響、先程の農作物もそうですけれども、影響が出てくると思います。それについて、どのような対策が必要なのかというのは、要望もお伺いをして対応していくことになると思います。他県と比べると、公共事業部門を含めてそんなに大きな被害が出なかったのはありがたいことでもありますし、それから何よりも人的な被害ですね、人命に関する被害が今のところ出ていないということについては、県民の皆さん、それから各自治体の皆さんが早期に避難を決定していただいたおかげだと思っております。
 
(質)現時点で何かこう支援が必要かどうかというのはまだこれから検討していく。
(答)そうですね、被害状況を確認しながらということになると思います。現時点においては、何らかの対応が必要だということには今は考えてないところであります。
 
(質)よろしいか。第二さんも含めてお願いします。
 
児童相談所等の人員体制の強化について(発表)
(答:総務部)児童相談所等の人員体制の強化のところの職員数でございますけれども、北勢児童相談所が現状51名、1名増で52名になります。児童相談センターは現状17名が1名増で18名となります、以上です。それから資格の件でございますけれども、3名増員する職員の資格でございますけれども、うち1名については児童福祉司の資格を持っておる職員でございます、以上です。
 
(質)テレビ用にコメントをいただきたいんですけれども、児童相談所の人員体制強化について、改めて今回の増員がどのような効果、どのようなことにつながっていけばいいか、それからあと児童の死亡事例であったりとか、虐待などの事例があるということで、それに対する知事の思いなどをお願いします。
(答)三重県の子どもを、これはどこの子どもでもそうですけれども、虐待によって亡くなるというのは非常に悲しいことであります。これはゼロ、撲滅していくのが我々大人の務めだと思いますが、残念ながら三重県では5月の26日に女の子が亡くなってしまうという事案が発生しました。その後、今、第三者委員会で何をやるべきかというのは検討していただいていますけれども、早急にやらなきゃいけないことというのを7月の21日に県でまとめました。で、その項目大きなものが児童本人の安全を対面で確認することということで、もう一つはリスクの再評価ですね、子どもを取り巻く環境が変わったときに虐待リスクが増えるんじゃないかということを再評価しなきゃいけない。そういったことを決めさせていただいたわけでありますが、そのためには人員が必要であります。そのための増員を今回やらせていただいたというものです。
 
みえ子ども・子育て応援総合補助金に係る交付決定について(発表)
(質)振り出しに戻ってですけど、発表項目の子ども・子育て応援総合補助金ですけど、これは四日市と川越が入っていないのは、不交付団体だからですか。
(答)これは不交付団体ということではなくて申請をされなかったということですね。
 
(質)それは結局不交付団体だから、四日市さんと川越さんが自粛してされなかったのか、一応県のそういう補助金の関係で元々不交付団体は除外しているのかそれはどうですか。
(答)そこは除外をしておりませんので、申請をされなかったということですが、何か状況を聞いています。特にない。申請を今回しておられないということだと思います。
 
(質)今後、補助金等で不交付団体はもうしないとか、そういうことではない。
(答)いや、それはそんなこと考えてないですね。今の段階においては、県と一緒になってやっていきたいということでありましたら、私どもは当然対象としては考えていきたいと思っています。
 
(質)不交付団体なのに申請してきたのって、それはちょっと遠慮してほしいなというか。
(答)そんなことはやっていないです。
 
(質)そういうことも今後はやっていかない。
(答)やっていかない。
 
(質)そこは全部横並びでいきますと。
(答)そうですそうです。
 
知事の新型コロナウイルス感染
(質)後はそれ以外のところで、さっきのコロナの関係で、知事のかかられたコロナなんですけど、よく知事はマスク会食っていうのはずっとおっしゃっていて、2類から5類に変わったときに、知事自身もマスク会食はされなくなったと思うんですけど、今回かかられた理由がわからないんですよね。基本的にそういう経験をされて、その後マスク会食を復活されたとかそういうのはないんですか。
(答)一昨日までマスクはしてましたし、10日間会食もありませんでしたので、マスク会食はしてませんでしたけれども、今回どこでうつったかわかりませんけども、会食の場でうつっている可能性もあるとは思います。今後ですけど、マスク会食をやるかどうかですけれど、今のところは考えてないですね。
 
(質)それは、煩わしい。
(答)煩わしいというか、かつてのように非常に毒性の強いコロナということでもないですし、確かにマスク会食していたらうつる可能性は低かったかもしれませんけれども、世界の状況なども見ながら、マスク会食しなきゃいかんということまでは考えてないということです。
 
東紀州こどもの園プロジェクト
(質)知事がコロナでお休みの時期に熊野市に児童養護施設、民間で造られるという話があって、隈研吾さんの設計建築物では県内初めてなんですけど、これについての評価はいかがですか。
(答)児童の保護施設を熊野に造っていただく、これ非常にありがたい話であります。先ほどもお話出ていましたけど、児童虐待というのも件数的には県下で増えてはおりますので、それにも対応していただくということはありがたい、その施設ができるというのは非常にありがたいことであると思います。私もコロナの療養がなければ、発表の時に立ち会う予定ではありましたけれども、残念ながら今回、副知事にお願いをしました。そういった施設を民間の方、エレコムさんですとか、設計は隈研吾さんですけど、そういった方々が力を貸していただいて、やっていただけるのは非常にありがたいと思っています。
 
(質)隈さんの建築物はある程度力を持っていて、それが有効的に、あれの場合、熊野の河上市長ができたら観光施設としてもと言いながら、冗談ですけどとおっしゃってたけど、シェルターが中に入っていたかな。だけどある意味、観光施設としても効果がある場合があるので、今後そういう形で県の建築物等で何かそういう著名な建築家を使うとか、そういう感じはあるんですか。
(答)そこまでは考えてないですけどね。隈研吾さんの施設はいろんなところに、九州もありますし、東京もありますけど、そういうようなものを見て回る方がおられれば、その対象にはなるとは思います。
 
(質)完成予想図は見られたと思うんですけど、確かに皆さんおっしゃってたように、そういう児童養護施設らしからぬ建物なんですけど、ああいう建築物の評価ってのは、知事としてはいかがですか。
(答)建築について私はプロでないのでよく分かりませんけど、興味がある人が見に来ていただけるというのはいいことだと思います。らしからぬかは、評価するようなところでは私はないと、評価できるような能力を持ってないので。
 
(質)それは、ご自身の判断力がないから、今あえてコメントしないということですか。
(答)そうですね。建築については私は知見がありませんので。
 
(質)あそこで皆さんおっしゃったのは、従来のカチカチの四角いそういうようなのじゃなくて、どっちかいうと子どもが安心して安全に暮らせるとか、木の香りがするとかそこのところの発想がなかったものを造ったので、今後県がつくられる仮にこういう養護施設みたいなのがあったときに、ひょっとしたらそういうアイデアも生かされるのかなと思ったんですけど、そこはまだ今のところ決まっていないということですね。
(答)定見を持っているわけではありません。癒されるということであれば、そういうものを多用していくというのはあると思います。これから児童相談所も建て替えをしていくものがありますので、ただ、経費との問題でどうなるかということかなと思います。
 
リニア中央新幹線建設促進三重県期成同盟会
(質)知事が公務を休まれている時に、実は日程でリニアの県大会があったじゃないですか。大きな支障はなかったとさっきおっしゃったんですが、これを一応、今回延期するという形で決められたのは知事ですか。
(答)最終的に私が延期をするということで決めさせていただきました。
 
(質)状況を見たときに、いろんな団体さんが集まるので、かえってあれを再度やるとか、日程的に厳しいものがあるじゃないですか。だとすれば、去年と違って今年の場合は比較的JRさんも今のところ県内アセスを延ばされるという話もあるし、大きな課題がないので、逆に副知事代理で、副知事は副会長じゃないので、今、前葉さんがそうですかね、副会長代理でやれるという話もあったと思うんですけど、そこを最終的に踏み込まなかったのは、やっぱり知事が会長だからやられた方がいいってことですか。
(答)最終的にそういうことですね。8月の9日でしたので、私はリモートで仕事をしていましたから、場合によってリモートでの開催っていうのはあり得るというふうには思っていました。リモートの開催もあり得るんじゃないですかね、というのは担当部に話をしましたけれど、担当部が出席者に確認をして、私がリアルで出た方がいいという判断を皆さんされているということであると伺っていますので、そういう判断で延期をしたということですね。
 
(質)他団体が、リモートよりはリアルでやりたいと、知事が出られてという意向が強かったので。
(答)そういう意向があったということですね。
 
(質)そこに従ったということ。
(答)そういうことですね。
 
津市長からの要望
(質)今日9時半に津市が要望に来られたということですが、前回、2週間ほど前かなんか、鈴鹿市が来られました。ちょっと知事の応接の仕方が若干変わっていて、先に9時半からだったら、今日は5分ぐらい前でしたか、部長以下引き連れて出迎える形になったじゃないですか。鈴鹿のときもそうでしたじゃないですか。あれちょっと不手際で鈴鹿市さんが5、6分遅れて入って来られてましたけど、要は出迎えて送り出しというふうな、ああいうスタイル今まで見なかったんですけど、今回からそれに変えられたということですか。
(答)前から私はそうしたいと思っていまして、ここ県庁は我々がホスト側ですので、お出迎えをして、お見送りをするっていうのは、民間企業では当たり前ですし、それから霞が関、大臣なんかもそうされておられますので、大臣はたまたま大臣室ということが多いんですけれども、ですからそういうふうにした方がいいんじゃないかなと、民間の経験も私もありますので、そういうふうに話をして決めたってことですね。
 
(質)下衆の勘繰りかもしれないですけど、9月来ると次期知事選まで2年なので、そろそろそういう準備態勢かなと思ったけど、そういうことは全然関係ない。
(答)全く関係ないですね。
 
全国知事会会長選挙
(質)全国知事会長選、宮城県の村井知事が会長になられまして、今度24日でしたか。
(答)24でしたかね。
 
(質)全国知事会で最終決定するわけですけど、これは村井さんの推薦の中に知事は入っておられるのですか。
(答)入ってないですね。
 
(質)入っていない。他に誰か推された方はいるんですか。
(答)私自身がということですか。私はどなたも推薦しておりませんので。
 
(質)村井宮城県知事との三重県との関係性っていうのは、どのくらいまで知事はレクチャーを受けていますか。
(答)いや、特段受けてないですね。野呂さんの話ですか。
 
(質)野呂さんとの美し国の。
(答)美し国、これは村井さん本人からも聞いています。それから美し国の話はレクチャーを受けてないと記憶してますけれども、書類は私もらって読んだ記憶がありますね。
 
(質)村井さんが明野駐屯地で飛行訓練したという。
(答)それも村井さんから直接。私も村井さんも実動機関というか、政府機関におりましたので、そういう快さもあって村井さんと前からよく話をしていまして、村井さんから美し国論争の話は、自分も明野にいたので、別に三重県をくさすつもりは全くなかったという話で。いや、そんなつもりはないと思いますよと、よくわかっていますという話をしていました。
 
(質)村井さんが全国知事会長に就かれることへの何か期待みたいなものは。
(答)自衛隊にもおられましたし、危機管理は私も海保でやっていましたけれども、やっぱりそういう実動組織にいて経験している、していない非常に大きいと思います。そういう方が今回、知事会長にお就きになられるということで、ご自身も会見の時に危機管理をしっかりやっていきますというふうにおっしゃっていただいておりますので、その部分が補強されるんじゃないかというふうに思います。
 
(質)今の全国知事会の会長の関連で、改めてなんですけれど、久しぶりの東北の知事が知事会の会長になられますが、そのことで村井さんへの期待ですとか、こういうことを実現してほしいという思いがあれば、教えていただけますでしょうか。
(答)東北ご出身の知事ということで、先ほどちょっと話しましたけど、震災復興もですね、村井さん宮城でしっかりやられた方であります。そういった経験もおありでありますので、これから災害がどこで起きるかわかりません。そのときに、ご自身の培われた経験、これを生かしていただくという場面も出てくると思います。さらには危機管理っていうのは災害起きてからの話ではなくて、事前も非常に重要ですので、何をやるべきかというのは村井さんの経験でいろいろ私どもご指導いただけるところがあるのではないかというふうに思います。それからまず、令和臨調で今議論されていまして、今まで村井さんは代表世話人ということで、知事会を代表して令和臨調の方々とお話をしておられました。そういった経験、あるいはパイプ、人脈というのも使われて、知事会の議論をリードしていかれるというふうに思いますので、その点でも期待をさせていただいているところであります。
 
(質)前葉市長との経緯もご存じなんですよね。
(答)前葉さん。
 
(質)村井さんが初当選したときの対抗馬の1人が前葉さんですけど。
(答)その話は聞いてはいません。
 
(質)そうですか。
 
(質)はい、ありがとうございます。
 
(答)ありがとうございました。
 

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