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令和05年05月25日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和5年5月23日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

スペイン訪問の結果について(報告)

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・桑名市の認定こども園
・多度大社の上げ馬神事
・知事の県外出張
・G7広島サミット
・知事公舎

発表項目等

(知事)おはようございます。今日私からは1点ご報告を申し上げます。先日行ってまいりましたスペインの訪問の関係であります。5月の13日から19日にかけてスペインのバスク自治州を訪問してまいりました。知事就任以来、1月の台湾に続きまして2回目の海外出張ということになります。訪問の内容ですけれども、都度、資料提供をさせていただいていますが、一番大きかったのはバスク自治州のウルクリュ首相を訪問させていただきまして、さらなる連携の強化のための確認書というのを署名をしてまいりました。知事が首相と署名をするの初めてということであります。これは2018年、産業関係のMOU、それから2019年巡礼道の関係のMOU、これを踏まえて、今後のお互いの交流について確認をしてきたというものであります。ウルクリュ首相からは、今年が「日本バスク交流年」でありまして、バスクと日本の関係を強化していきたいというお話がありました。私からは、三重県とバスクも今まで長い交流の歴史があります、さらに深化をさせていきたいと思ってますという話をいたしましたのと、交流年でありますので、首相はやがて日本を訪問される可能性があるというふうに聞いております。その際には、ぜひ三重県を訪ねていただきたいという依頼をしてまいりました。それから産業の面でいいますと、松阪市にゲスタンプ社がスペインから現地工場を開いてくれてるんですけれども、さらなる設備投資とそれから研究拠点を新設をしてほしいと、工場の隣にそれを造ってほしいという話を言ってまいりました。これについては前向きに検討したいという話がございました。これというのは研究拠点についてでありますね、前向きに検討したいという話がありましたのと、同様の話をウルクリュ首相にも話をしました。ゲスタンプの創設者がバスクの出身なんですかね、それもあって首相からも、自分からもゲスタンプ社に言っておくということを言っていただいております。それから食の関係でいいますとサン・セバスティアン、世界一の美食の街というふうに言われてますけれども、ここで三重県から私と同じ時期に行っていただきました料理人の方、それから高校生の方々と、それから現地の三つ星レストランですね、30年以上ミシュランの三つ星を続けてるというレストランがあるんですけど、そこのシェフと一緒に料理の交流をしておりまして、私も参加をさせていただきました。三重県、ガストロノミーツーリズムこれから進めていくということにしているわけですが、その協力についても依頼を先方にしてきたところでございます。それから巡礼道も実際に歩いてきまして、ボランティアで巡礼を助ける活動をしておられる方々からのお話も聞いてまいりましたし、それから実際に巡礼の方々が泊まられるアルベルゲという施設を直接見てまいりました。熊野古道、来年が世界遺産登録20周年ですけども、そこの参考になるかなというふうに思っております。今回の出張は意義のある出張であったというふうには思っておるところでございます。私からは以上です。
 
発表項目等に関する質疑
 
スペイン訪問の結果について(報告)
(質)今、知事の方からお話ありましたけども、今回のスペインの訪問に関して意義というのは、やはり自治州との確認書というところ、あとはゲスタンプとの設備投資、あるいは研究拠点の新設のお願いなどのところが改めて今回の意義というか成果という形になるんでしょうか。
(答)そうですね。主としたものとしては、今おっしゃるとおりでありまして、確認書が残る形で交わせたというのが大きいと思います。ゲスタンプ、それから口頭でありますけれども、松阪の工場に研究施設を造るということについて、前向きに考えているということも大きな話であると思いますけど、それ以外に先ほど申し上げましたけれども、料理人の交流も、これから若い方々一生懸命向こうのシェフと話もしておられましたし、大きな意味があったと思いますし、加えて巡礼路どんなものかというのを見てまいりましたし、熊野古道をこれからどうやって活性化していくかということに関しては、これも我々としては情報を入手することはできたという意味で意義はあったというふうに思っております。
 
(質)今回、交流というか日程の中で、三重側としてはそういうゲスタンプの新設だとか、あるいは美食の街としてのバスクのところで連携をというお話だと思うんですけども、逆にバスク側から三重に連携強化したいというか求められているところってどんなところになられたんでしょうか。
(答)三重県とですか。
 
(質)要するにバスクにとって三重と連携するメリットというのは、バスク側はどんなところを求めてる点でしょうか。
(答)例えば、どれからいきますかね、料理に関していうと三重県の食材、これ非常に豊富であります。それからおだしとか、かつお節とかを使っただしも非常に豊富でありまして、そういったものをスペインの料理、バスクの料理、美食の街と言われているところですが、さらにそれを向上させるために使っていくという意味で意味があるということを聞いております。
これはアルサックというお店ですけども、そこは30年続けてミシュラン3つ星をとっておられるということ、これはかなりなかなかできないことなんですよね。さらに高みを目指すということをシェフもおっしゃっております。そういう意味で大きな意味があると思います。それからゲスタンプ、産業に関していうと、三重県の位置関係を説明してきました。彼らもそのとおりというふうにうなずいておられましたけど、自動車産業の日本での中心であります中京圏、これ三重県の北部も入ってますけど、そこに位置をするというのは非常に大きな意味があるというのを彼らも考えているというのが会話の中でわかってきました。我々からも説明したんですけど。従って日本の自動車産業の中心地であるということは、世界の自動車産業の中心地の一つでもあるということですから、そこの近くに自動車関係の工場を構えるというのは、やっぱり大きな意味があると思います。そういう意味で三重県との交流はこれからも続けていきたいという意思を感じました。それから巡礼の道については、巡礼の道として世界遺産に登録をされておるのは熊野古道と、それから今回のサンティアゴ・デ・コンポステーラ、この2つなんですね。ですから両方でコラボレーションしながら世界に訴えていくということもやっていきたいという気持ちも感じることができました。そういう意味ではスペイン側にもメリット、バスク側にもメリットがあるんやと思います。
 
(質)あともう1点、この交流の中でたびたび若者の交流を進められればというお話があったと思うんですけど、そのあたりはどんなふうな展開というかお話になってらっしゃいますか。
(答)ウルクリュ首相との関係で、確認書ご覧になっていただけると、今後さらなる交流の仕方について探求していきましょうということになっとるんですけど、その例として私が申し上げたのはバスクとの交流というのを今までやってきたわけですけれども、将来を考えていくと、三重県の若い人たちと、それからバスクの若い人たち、ここがお互いに交流をしてそれぞれのいいところをお互いに取り入れて、それぞれの地域でさらに発展していくということは望ましいわけですので、首相との会話の中で、私は今後のテーマとして若い人同士の交流っていうのを進めていってはいかがでしょうかという話をしました。首相はそれについては賛意を示していただきまして、今後具体的なやり方をどのようにしていくかというのは考えていきたいというふうには思っております。
 
(質)この発表項目についてご質問ありましたら、他社の皆さんよろしくお願いします。
 
(質)先ほど両方でコラボしながらという話がありましたけれども、来年、熊野古道世界遺産登録20周年ということなので、何か具体策とかがあったりするのかどうか、そこまで話は進んでないのかもしれないですが、あるいはちょっとある程度整理が必要なことがわかったいうようなこと言われてましたけど、何か熊野古道でそういうのを進めていこうという話があるんでしょうか。
(答)1点目につきましては、向こうの担当大臣ともお話をさせていただきました。具体的なやり方については、今後お話をしましょうということで、バスク自治州の文化・言語政策担当大臣のズピリアさんという人がいるんですけど、巡礼の道を一緒に歩いてくれまして、彼ともお話をしました。具体的なやり方は今後話をしましょうということを言っております。この秋ですかね、場合によるとズピリア大臣も来られるかもしれませんけれども、バスク日本交流年の一環で日本に来られる可能性もあるので、その時に具体的なやり方を話をする機会があればなというふうには思っております。2点目ですけど、アルベルゲって宿泊施設なんですね。割と簡易な宿泊施設で、安い値段でっていうか、寄付をするだけで泊まれるとこなんですけども、そこを見てまいりました。もちろん豪華な宿も必要なんですけれども、そういう割とFITというか個人旅行に来た人が泊まれるような場所も整備をした方がいいのかもしれないというふうにも思いましたし、熊野古道のウィークポイントはこれから実は議論していくところなんですが、私も歩いてみて思ったのは、一つはナラティブみたいなものがまだ欠けてんじゃないかということと、それから宿泊施設が十分ではないということと、それからレストランとかカフェみたいなものもあった方がいいなということですが、今回、その宿泊施設を見てきて、こういう宿泊施設があった方が多くの人に来てもらいやすいなという感じは受けました。熊野古道をこれからどのように観光でプレーアップしていくかっていうのは、観光部とそれから南部局と一緒に話をしていきたいというふうには思っています。
 
(質)確認書ですけど、確認書にちょっと特化して特にどんな意義があったのかということ、それから巡礼道とか産業の覚書以外の分野でもさらなる連携ということですけど、例えばどういった分野で連携していきたいか、また、それに向けて何か具体的な事務方会議とかも含めて何かこうスケジュールとかあれば教えてください。
(答)まず、確認書につきましては、首相と行政トップとの間でこういう確認書が結べたってのは今回初めてですので、それはやっぱ大きな意味があると思います。特にウルクリュ首相が会談の場でおっしゃっておられたのは、これ州の閣議でこの確認書を了解をとったというふうにおっしゃっておられます。それだけ州にとって重いものだっていうこと首相はおっしゃっていただいたんだと思います。そういう意味で非常にありがたい話でありまして、2番目の質問にも関係しますけれども、どういった分野でということなんですけど、私が申し上げたのは、その若者の交流ということを申し上げました。ウルクリュ首相は明示的におっしゃったわけではないんですけど、例えば障がい者スポーツみたいなことを話題の中でおっしゃっておられまして、バスクって結構強いサッカーチームもあったりするんですよねで、オリンピックにもスペイン代表で出てる選手が何人かおられて、その選手が帰ってこられた後に、バスクの中で障がい者の方々にスポーツを教えるようなこともやっておられるんですって。そういう取り組みをやっておられることも、例えば三重県に対して情報提供していただいて、うちでもできないかっていうのを交流の中でやっていくというのもあるんじゃないかなというのは、首相の話の中で私は思いました。それから首相との話し合いの中ではないんですけれども、バスクの貿易投資事務所っていうのがございまして、1日目に行ったところですけど、BTIというですね、月曜日に行ったとこですけど、そこではこれから産業とか、それから食とか交流してきましょうという中で、人口減少についても我々持っている知見、それから三重県の状況なんかもお互いに情報交換しましょうという話もありまして、これはバスク州全体という、首相との話し合いではないんですけども、そういう話が出てきましたので、今人口減少を議論しているところでもあります。スペインはご案内のようにかなり女性の活躍が進んでいる国であり、ヨーロッパ全体そうなんですけど、中でも私はかなり進んでいる国だと思ってますけども、そういったどういったやり方で女性が活躍しているのか、そういう情報交換も私どもさせていただきたいなというふうには思っております。
 
(質)スペイン出張のことですけれども、2ページ目の欄外のところに、美術館の訪問が二つありますけれども、これの狙いですとか、あと特に後半の方ですかね、知事として芳名録へ記名したということですけれども、今G7でもさまざま他国の首脳が原爆資料館の芳名録を記名してメッセージ残されてますけど、何か残してきたようなことがあるんでしたら教えてください。
(答)まず、美術館の方ですけれども、観光の主担として非常に有名なものでありまして、ビルバオだけじゃなくてバスク全体でグッゲンハイム美術館ができたことによって、ビルバオの位置づけが大きく変わったというのは皆さん聞かれているかもしれませんけど、それまで鉄鋼業の町で公害も結構多かったっていうことですけれども、グッゲンハイム美術館を誘致、分館みたいな形ですけど、誘致することによって多くの観光客が来られたんですね。かなりのお金をバスク州政府も県も、それからビルバオ市もだったと思うんですけど出しておられますけども、それによって大きくビルバオ市が変わっていったということで、観光立県をこれから考えていかなきゃいけない三重県にとって大きなヒントになるかなということで訪問させていただきました。それで特にここで有名なチリーダという人が造形芸術家おられるんですけど、その作品は三重県の県立美術館にも展示もしてありますし、そういった作品を見させていただいたということであります。それから1日目のビルバオ美術館については、その後、いろんなビルバオの施設といいますか、部署に行ってお話をする中で、ビルバオ美術館の話が出るかなということもあって、見学をさせていただいたもの、そういう意味も実は三重県の観光以外にもございます。芳名録の署名は、最後にここにサインしてくださいと言われたので、サインしてきたということですけども、そこに書かせていただいた内容は、ビルバオが大きく美術館によって変わってきたということについては感銘を受けたということ、それからご覧になれたかどうかあれですけど、グッゲンハイム美術館の外観、ものすごくきれいなチタニウム製なんですよ、それでもやっぱり何というんですかね、インスタ映えをするような形になってますんで、そういう設計自体に建設資材についても感銘を受けたということも書かせていただいたということでありまして、G7の芳名録のサインとはちょっと違うと思います。
 
(質)ゲスタンプ社の設備投資、研究拠点なんですけれども、前向きに検討と回答だったとお話なさったんですけれども、もっと具体的な内容とかは出てきたんでしょうか。プランとして、いついつまでにどういうことをやっていきたいとかっていう。
(答)そこまでは出てないですね。ただ、前向きに検討しますということは、ある程度やっぱり社内でも検討進んでると思いますので、非常にありがたい話だと思いますね。私どもからはゲスタンプの日本本社、東京にありますけども、松阪に製造拠点があるわけで、東京には研究所はありますけども、ゲスタンプの。松阪にも他の企業と同じようにカスタマーラボというか、アプリラボというか、そういう研究所置いてくださいと、他の企業も置いておられますのでということを申し上げたところですね、前向きに検討するというふうにおっしゃっていただいたということですね。非常に大きな成果ではないかと思います。具体的なものはありません。
 
(質)そうした回答をいただいたのは今回が初めて。
(答)初めてですね。こういう回答いただけるとは思ってなかったので、行ってよかったかなというふうに思います。
 
(質)首相にもお話しなさった時にも、首相も非常に前向きな姿勢だったと。
(答)そうですね。首相もゲスタンプとは、今の会長かな、会長がバスク出身だというふうに伺いましたけれども、その方とも親交があるので、自分からも言っておくというふうに言っていただきましたので、直接トップ会談をさせていただいた意味はあるかなというふうに思います。
 
(質)発表項目で他によろしかったでしょうか。ちょっと発表項目で私の追加で1個教えていただきたいんですけど、先ほどお話の中で確認書を行政トップと結べたのは初めてというのは、これは三重として初めてってことなのか、それとも日本で初めてということなのか。
(答)三重県としてですね。バスクとの間でってことですね。
(答:雇用経済部)バスクとの間は今まで大臣と知事というのはあったんですけども、首相とというのが初めてということです。
 
(質)だから、他県とかではたぶんその首相とどっかの他県でみたいなことはあるということなんですかね。
(答:雇用経済部)バスクに関してってことですね。この1カ月前に行かれた福島県が先に締結されてましたので、そういう意味では他県には事例あるかなと思います。
(答)福島は産業ですかね。水素とかそのあたりだったと思いますね。
 
その他項目に関する質疑
 
桑名市の認定こども園
(質)項目外でまた幹事社からまず最初によろしくお願いします。桑名市の認定こども園の関係で調査結果の方が昨日、県の方に報告されたということですけども、まず桑名市の調査結果についてどのように受け止めているのかということを教えていただければと思います。
(答)調査結果は昨日、桑名市さんから提出をされまして、今、内容について担当課で精査をしているとこでありますけれども、そこでは報道にも出ておりましたので皆さんご存じかと思いますけど、6点の確認がされたということであります。これが事実ということであれば非常にやはり痛ましいといいますか心痛める中身であります。今後、県としましては桑名市と合同で特別監査を実施をし、内容について精査を、事実関係について再度確認をするとともに、その原因などが究明できればというふうには思っているところであります。
 
(質)今、内容については精査しているということですけれども、今、現段階で県としてどこが調査結果を読んでどこが問題だと捉えているかというところなんですけれども。
(答)6点指摘を受けている、これ全て問題だと思うんですね。
 
(質)6点というのは給食の強要であったりとか、園児の足を引っ張ったりとか。
(答)駄目ですよね。
 
(質)駄目というのは保育を行う者としての行為としてはあり得ないというか、どういう意味で駄目というのは。
(答)駄目というのは、そういう行為があっていいかどうかということです。そういうことはやっぱしてはいけないと思いますけどね。保育をする人間だけの問題ではないんじゃないかと思います。
 
(質)先ほど特別監査をする方針というお話ありましたけれども、いつごろにどのような形で行われるかということなんですが。
(答)監査時期は桑名市と今調整をしておりますので、まだ確定はしておりません。
 
(質)どういう内容かということもまだ確認は。
(答)そうですね。そこも調整しますけど、事実関係を再度確認するとともに、その原因究明などができれば、それもやっていくということですね。
 
(質)県としての関わりというか、ある意味処分のような形ですけども、県から処分というか関わりというところだと今のところその特別監査のみという形になるのか、それとももうちょっとコミットしていくのかという。
(答)特別監査の結果を受けて認定こども園法に基づく処分などが行われる可能性はありますね。
 
(質)そうすると、何というか資格停止とかそういうところも入ってくるというような感じですか。
(答)それは中身次第になると思います。
 
(質)一応、県としては認定こども園の許認可をする立場だとは思うんですけれども、そういう立場であるので、例えば再発防止の取り組みとかも今後考えていかれるのかなと思うんですけれども、そのあたりはどのようにお考えですか。
(答)それも中身次第ですけども、それを踏まえて対応していくことになると思います。
 
(質)幹事社から以上です。発表項目以外について。
 
多度大社の上げ馬神事
(質)また桑名の話なんですけども、多度大社の上げ馬神事で、県の無形民俗文化財であるわけですけれども、馬が骨折をしましたということで、結果的に安楽死になったという話があって、これはいかがなものかという意見も出ているという話なんですけれども、昨日ですか、参議院の農林水産委員会で、維新の議員の方が国が指示してほしいという意見もお話しになったということのようですけれども、知事としては今回のこの問題をどのように受け止めておられるのかというあたりをお聞かせいただきたいんですが。
(答)今回上げ馬神事に参加をした馬が骨折をして安楽死という事態になったというのは非常に悲しい事態であるというふうに思います。過去にも神事のやり方というのは、いろいろ検討されて改善もされてきているということでありますけど、私自身はやはりこれは伝統ある神事でありますので、伝統のある神事だということを前提にして、こういう事態が起こらないようにするというのが大事なことかと思っています。過去、馬の骨折による安楽死というのは、平成22年、それから平成26年、そして今年ということで起こっているわけですけども、誰も馬が骨折して安楽死させなきゃいけない事態を望んでいるわけではないんですよね。だから、主催者は氏子の方々というふうに聞いていますけど、まずは主催者の方々でこういう事態が何年かに1回ですけど起こっているわけで、これを起こらないようにするにはどうしたらいいかというのをお考えになるんじゃないかなというふうには思います。過去、不適切な事案、動物虐待とか未成年の飲酒とかがあったときに、平成16年に、事故防止対策協議会というのが開かれておりますので、そこでも議論されるというふうに思います。どういうやり方が適切かというのは関係者で話し合っていただくということになろうかと思います。
 
(質)ということは、県としてはその推移を引き続き見守っていくというスタンスですね。
(答)そうですね。まずは主催者である氏子の皆さんでどうするかは考えていただくということになりますが、県も市、それから警察などと並んで協議会の構成員になってますので、そこで恐らく氏子でお考えになられたことが議論されるんじゃないかと思います。そこで話もしっかりと聞いていきたいとは思っています。
 
桑名市の認定こども園
(質)ちょっと話が戻ってしまうんですけど、桑名市の認定こども園の関係で、先ほど特別監査は以前の知事会見の時だと、特別監査も視野に入れて検討するというような表現だったと思うんですけども、特別監査自体は実施するという。
(答)ことを想定しています。今、その方向で桑名市と調整をし始めているところです。
 
(質)時期は目途というか見通しでいいんですけど、いつまでにやりたいというのはありますか。
(答)相手のある話なので、確定はできていないですけど、そんなに何カ月も先ということではないです。
 
(質)できるだけ早くというか。
(答)そういうことですね。
 
(質)県は特別監査をするときは施設側に対して特別監査することになるんですね。
(答)そうですね。
 
(質)園長先生とかに聞き取りを行うということになるということですか。
(答)ということになると思いますが、具体的にはまた事務方の方からお答えをさせていただきます。
(答:子ども・福祉部)施設監査になりますので、施設長に対して聞き取りを行うことになると思います。前施設長の前園長に対しても、前園長のときに起こった事案ですので、前園長も立ち会いをしていただくということになると思います。
(答)具体的なやり方は桑名市とも調整して、最終的にこれから決めていくということになります。
 
(質)こども園の関係なんですけど、いろいろな聞き取りをする中で、ここ数カ月で始まった事態じゃないみたいな話も出ていて、そういう園の実態というのは、県としては認識をしていたりとか、こういうことが噂ベースでこういう話があるとか、そういったことを事前に認識していた状況ではあったんでしょうか。
(答)そこも含めて監査の中で明確にしていくという、いろいろな話は担当課の方には入っているようではありますけれども、こういう事態があったということを事前に確認できているわけではないので、監査で明らかにしていきます。
 
(質)その監査というのが、市の対応みたいなものも県が監査するということですか。
(答)そこまでは考えていないですね、今のところですけど。
(答:子ども・福祉部)市さんの対応につきましては、市の方が第三者委員会を立ち上げるということを公表されておりますので、こちらの方で今後検証されていくことになると思っております。
 
(質)関連で、今の話とかぶってしまうんですが、特別監査じゃなくこれまでの定期的な監査にこの園はしっかり協力していたのかという点と、それで何か問題というのはなかったのかという点いかがでしょうか。
(答)定期監査はうちもやっているはずですけど、協力は、どうぞ。
(答:子ども・福祉部)これまで毎年1回監査を原則として行っておりまして、協力していただいておりました。
 
(質)内容については。
(答:子ども・福祉部)内容につきましては、新型コロナウイルスの関係でなかなか実地での監査というものが難しいことがございましたので、書面が主体での監査が近年多いわけですけども、その中では規程類の不備ですとか、そういったことについて指摘をさせていただいております。例えば、就業規則でありますとか、介護それから育休の規程ですとか、そういった内部規程類の不備がございました。
 
(質)同じ関連なんですけども、少なくとも2009年ぐらいからこういった問題があったっていうようなことも、我々の取材ではわかっているんですけども、コロナはこの2、3年だと思うんですけれども、もっとそれ以前からこういった問題が年一回の監査を通して確認できた事例というのはなかったんでしょうか。
(答:子ども・福祉部)これまで保育士の不適切保育に関しまして指導したという経緯はございません。
 
(質)例えば、担当課の方で保護者の方から報告があったとか、そういった事例というのもなかったということですか。
(答:子ども・福祉部)今回初めて聞かせていただいておりまして、それまでこういった具体的な話を聞かせていただいたことはなかったです。
 
知事の県外出張
(質)全く違う話なんですけれども、先月知事が箱根に行かれて、20万円近くかな、会食されていたという話を聞いたんですけれども。観光の視察とかという話もどっかで聞いたんですけど、実際どうなんですかね。実際の話としてどうなのかなと思いまして。
(答)箱根に行って観光施設を視察して、それでオーベルジュで会費制の食事をした、私自身20万も払ってないですけど。
 
(質)観光の視察ということで。
(答)そうです。20万、そんな高いものは払えないです。会費は個人で負担することになっています。個人で負担するのに20万も払えないです。
 
(質)他よろしかったでしょうか。よろしかったら第二県政記者クラブの皆さんも含めてよろしくお願いいたします。
 
スペイン訪問の結果
(質)振り出しに戻って、スペインなんですけど、今更っていう気もします。今回、前知事時代には海外視察は必ず経済ミッション団なりついてたんですけど、今回はつけられていない、台湾もおつけになっていないという形で、その辺は準備不足なのか、たまたま行かれる企業なりの日程が合わないとか、そういうこともあると思うんですけど、その辺知事はどういう風にお考えですか。
(答)必ず一緒に行かないかんというわけでもないと思いますので、今回も行きますかと聞いて行きませんということであったと経済界もそうかな、関係自治体もそのようですけれども、それはそれでご判断じゃないかなと思いますね。総理出張とか大臣出張のときも別に経済ミッション団一緒に行くわけでもないし、自治体もついていくわけでもないので、、それはそれでいろんな考えがあるんじゃないかと思います。三重県としては、知事が行って成果を上げてくれば、それでいいかなと思いますけれども。
 
(質)国の話じゃなくて、三重県は前知事時代に必ず経済ミッションかまして、その企業さん側の希望も聞いて、出張先を決めたりして、ベトナムであるとかインドであるとか、今回そういう打合せが余りやられるとは思わないんだけど、そういう意味では経済ミッションをかました方が、広く波及効果、公費も使っていくわけですから、それは大きいと普通は思うので、その辺で今後も一応経済ミッションはある程度組まれる。例えば今回、この夏にブラジルに行かれますよね、その時にそういうミッション団みたいなものを組むかどうかです。
(答)経済界には事前に担当の方から話をして、ここに行きます、あるいはどこか行きたいところありますかと聞いてると思いますね。その結果で行く場所を決めるということでありますが、その時には一緒についてこられるかどうかはご判断だと思います。ですから、成果を上げればそれでいいと思いますので、経済界としても一緒についてきて、自分たちとしても様々な支援をし、要望をし、向こうとの関係で交渉して成果をとってくるのはそれでいいと思います。今回も例えばゲスタンプの日本社からはファクトリーラボのようなものがあると望ましいということも聞いていますし、これをつくることによって雇用も創出されるので、三重県にとってもメリットがあるということでやってきたものですね。
 
(質)スペイン巡礼道ですけど、率直に見られた感想を。さっき宿泊とかレストランとか、そういうものが熊野古道では不足だ、みたいなことをおっしゃってましたけど、巡礼道を見られての率直なご感想ありますか。
(答)巡礼道自体は以前勤務していた所の先輩がスペイン大使館勤務していた人が歩いた時の話も聞いてましたので、想定していたものと大きく変わるってことはなかったですね。ただ、宿泊施設だとか、あるいはレストラン的なものというのは、やっぱり整備されているなというふうには思いましたね。それを熊野古道これからどのように活性化していくかということを考えていかないかんのですけど、そのときに参考になると思いますね。
 
(質)去年、11月に尾鷲市の熊野古道センターで三重、奈良、和歌山の三県知事会議があって、そのとき当時の奈良県荒井知事が熊野古道世界遺産20周年に向けては、大事なキーポイントは精神性だというふうにおっしゃって、要はそれは何かというと、スペインの場合は宗教的な意味合いが求道精神が強いので、逆に雨風の日でも参拝客は止められない。でも熊野古道は観光に特化してるから、例えばちょっと雨降ったりとかすると入山を禁止するとか、そこの精神性の違いがあるんで、本来的な巡礼道に立ち返っていくというようなことをおっしゃったと思うので、それは熊野の河上市長なんかも同じようなことおっしゃってたんですが、前スペイン視察された後に。その辺は何かお感じにならなかったですか。
(答)荒井知事おっしゃったのはスピリチュアルということだと思いますので、そこを観光の面で売って、これからやっぱり体験とか、その中でもスピリチュアルは非常に重要ですので、特に欧米ですが、恐らくこれからアジアもそのあたりを追求して観光して来られると思うので、そこを大事にすべきだということをおっしゃったんだと思うのですが、私もそのとおりだと思います。雨の場合の入山禁止かどうか、これは今回、サンティアゴ・デ・コンポステーラ歩いて思いましたけど、あんまり石畳じゃなかったんです。今回歩いたところですね。ですから、雨が降った後のぬかるみはありましたけど、滑って転ぶということはあんまりないんですけど、熊野古道の場合は風情は非常にあるんですけど、石畳なので靴によっては、ちょっと危ないかなというのもあります。ですから、歩かれる方によってですけれども、雨がひどい場合には入山規制をするというのもあるのかなとは思いますけどね。ちょっと荒井さんおっしゃったスピリチュアル、精神性の部分と入山規制の話というのは直接は結びつかんとは思いますけど。
 
(質)入場規制した方がいいんじゃないかなというのそういうことじゃなくて、荒井さんが言われたスピリチュアルというところは知事もやっぱお考えになって、それは20周年に、三県知事会議、また話があると思うんですけど、その辺は固めていきたい感じなんですか。
(答)そうですね。三県で共同していく、熊野古道をそれぞれ有する県ですので、共同で振興策なり、あるいは宣伝というのをやっていきたいなとは思っています。
 
(質)河上熊野市長が言うには、もともと紀伊山地の霊場と参詣道で登録されているので、この霊場の部分というのを立ち返った方がいいと、なことを前スペインに行かれた時に戻って来られてお話されたんですけど、そういうことだと思うんですが、ちょっと組織の話なんですけど、プロモーション課は、昨日、県議会の常任委員会で説明あったんですけど、これと庁内会議とどう違うのかとか区分がですね。そこの意味がちょっとよくわからないのでお聞きしますけど、普通ならば、この精神性を入れた企画というのは、南部活性化局でも無理で、たぶん単独では無理だろうし、それと今広聴広報課、総務部にありますけど、ここでも無理だろうし、結局そういうプランの司令塔というのは政策企画部という捉え方でよろしいんですか。
(答)プランって何のプランですか。
 
(質)その精神性を入れた熊野古道20周年の企画構想です。
(答)そこは何のために使うかということなんですけども、観光のためにやるということで観光部で担当してもらうということになると思います。精神的なものをどうやって位置づけていくかっていうのは、なかなか県庁では難しいのかもしれないですね。我々としては、熊野古道を観光のために使うということをまずメインに考えてますので、そういう意味では熊野古道をどのように観光に使えるのかというのは観光部で考えさせます。
 
(質)区分けとして、観光商品考えるなら観光部だと思うんですね。それの精神的な意味合いをやるっていうのは、やっぱり抽象的な形のことを考えなきゃいけないので、そういう得意分野というのは政策企画部じゃないですか。
(答)その精神的な、何のために精神的なものを考えるということを考えておられます。
 
(質)それは観光というところに特化したそれだけの政策だからある程度来場者の限界もあるのではないのかと、そこに精神性、いわゆる巡礼道的なものを入れればもっと広がるんじゃないかと世界的に。そういう考えが基づいてたぶん荒井さんも言われて、河上市長なんかも言われてるのはそれなんですけど、そういう意味からいったらその精神性を盛り込んだ20周年記念の構想なり計画というのは、立案する必要があるかなと思っているんですけど。
(答)私は、そこは必要はあんまり感じてないです。まず、三重県発展のために観光という非常に大きな要素であって、そのために熊野古道というのは大きなファクターだと考えていますので、そのときにスピリチュアルというのをテーマに掲げて観光というのを振興していくのはあると思います。ただ、スピリチュアルそのものを、その精神性だけを捉えてそこを議論して熊野古道というのはどうあるべきかというのをやるのは、今三重県でやるべきものではないとは、私は今考えています。
 
(質)観光だけに絞ってやってきた三重県の熊野古道政策的なものというのは、これは和歌山、奈良もある程度追随してたと思うんですけど、そこのところが要は限界なり、あるいはちょっと今後20周年以降に向けては巡礼道的なもと立ち返って、そういうものを入れてそこを観光にも使うというふうな、そういう発想自身はどうお考えですか。
(答)観光で今まで十分にやってきたかというと、私は必ずしもそうではないと。ナラティブがきちんと整理されているのか、それを観光客に対して提示できているのか、宿はあるのか、休憩施設はあるのか、そういうことを考えたときに、まだまだ熊野古道の課題は多いと思います。まず、そこをやっていくべきではないかと思いますけどね。
 
(質)もともと遺産登録の時に、だいたい熊野古道、あの時まだ高速が完全に通ってなかったので、当時は平成16年ですから。だから年間来てもせいぜい15万人ぐらいだろうと言われてて、だけど10年、あるいは15年の時に遺産登録10年、15年の時に20万人突破したと年間、コロナ前まではそうですよね。それが既に意外性があるわけですけど、そっから要は紡ぐという、さらに飛躍するという意味では、知事は今そういう周辺施設、精神性よりも周辺施設を整備した方がいいというお話ですね。
(答)精神性は訴えていけばいいと思います。ご案内のとおり、欧米は今コト消費の方に移っていますし、そこで重要性があるのは行きにくいところ、自分だけ特別の体験ができるかどうか、そしてそこに精神性があるかどうかというのも大きな話でありますので、そこは考えていかなきゃいけないと思いますが、まずファンダメンタルズをちゃんと整備をしていくのは大事やと思うんですね。
 
(質)19日に日本へ帰られたんですよね。
(答)はいそうです。19の朝帰ってきました。
 
(質)朝帰られて、その日は都内のご自宅の方で行かれて、三重県には戻って来られてない。
(答)三重県に戻りました。
 
(質)戻られたんですか。
(答)はい。
 
(質)じゃあ20日の高田本山専修寺の新宝物殿にいらっしゃらなかったのは他の公務があったから。
(答)この日は休息をとっていました。
 
(質)川崎二郎さんとか前葉市長が今日知事は来られないのと聞かれたので、それはもう休息であえて行かなかったということ。
(答)はい。
 
G7広島サミット
(質)あと、前回開催地として、当時一見知事ではないですけど、前回開催地の今の知事として、広島サミット今回やられたことの何か感想がありますか。
(答)昨日もいろんな知事とメールでやりとりをしていましたけど、今回の広島のサミットは日本にとっても広島にとっても大きな意味があったというふうに思います。成功したんじゃないかなというふうに思っております。経済的な意味でいっても報道もされてますけど、前回の伊勢志摩サミットでは直接的な効果として480億強の効果があったというふうに算定をされていますが、今回はそれを超える900億ぐらいの効果があったということ言われていますし、それからゼレンスキー大統領も参加をされて、法の支配の重要性をG7だけではなくて、アウトレンジ(アウトリーチ)の国々も一緒になって、招待国も一緒になって話ができたというのは大きな成果だったのかなとは思います。アウトリーチです、ごめんなさい、アウトリーチの国々ですね。
 
(質)やる前に湯﨑広島県知事がこっちへ来られて、知事とある程度お話されて、前回開催地として、いろんなまず情報もお聞きしたいみたいな話だったんですけど、その後は何かやりとりはされた。
(答)湯﨑知事本人と私は直接はないですけれども、かなり広島県の方からうちの事務方に質問があって、それについてお答えをしたというもの。昨日、湯﨑さんとメールでやり取りしましたけど、非常に感謝をされてまして、三重県の情報提供に感謝をしますということをおっしゃっておられました。
 
(質)それは湯﨑知事と直でやられたんですね。
(答)そうです。
 
(質)前回、開催地、三重県で決めた時に何でこんなものをやるんだとか批判もある程度あったんですけど、サミットそのものの開催については知事は是とする立場。
(答)そうですね。何やるにしても批判はあると思います。サミットの効果、今回の交通大臣会合もそうですけど、三重県というものを国内だけではなくて、海外にもやっぱり打ち出していく、名前を売っていく必要があると私は考えております。その点、まだ今までの三重県はやっぱりそこが足りなかったとこかなと思いますので、サミットあるいは大臣会合の力を借りて、そういうことをやっていくべきではないかと考えております。
 
(質)知事が知事になられて、伊勢志摩サミットやった三重県とかいうので、少しは例えば東京であるとか、全国知事会で他の知事と話をされたときに、認識は他県とかは何かあるとお感じになりますか。
(答)そうですね。それはありますね。今回の大臣会合のときの話をいろなところでお話をするときに伊勢志摩サミットをやられましたね、成功でしたねって話は言われますね。
 
知事公舎
(質)あと知事公舎なんですけど、前回、管財を含めてお聞きすると、一間の公邸部分があると11平米ですか、全部で82平米のうち11平米。約、これって3畳か4畳かそのぐらいのスペースなんですけど、ここ公邸にとられた意味というのは何かあるんですか。
(答)公用部分ということですね。前の知事公舎も公用スペースというのがありましたので、それと同じことだというふうに事務方からは聞いております。
 
(質)知事がその部分は必要だねっておっしゃったんじゃなくて、検討会なりがある程度忖度してこういうものもあった方がいいんじゃないかということで持ってきたということですか。
(答)忖度かどうかはわかりませんけど、協議会の方で話をして決められたということですね。
 
(質)庁内の。
(答)庁内ですね。
 
(質)それは知事も必要だと思っておられます。
(答)そうですね。いろいろ仕事をしますし、あっていいんじゃないかと思いますけどね。
 
(質)そこへ来客が来るっていうことはないんですね。
(答)そこは執務室ですからないですね。私邸部分ですね。公邸部分は今回ないので。
 
(質)知事が公務をある程度する場所で書斎的なものだけど、だけどそれを一応公務扱いして、そこの部屋の部分を知事がお支払いになる部分ていうのが安くなっているということですね。
(答)そうですね、それは恐らく他県も参考にしたんじゃないですかね。他県も知事が全くお金を払ってない県もあるようですし、それから10パーセントとか20パーセント払っておられるところもあるようですので、そういったものも見ながらいろいろ考えられたんじゃないかなとは思いますけど。
 
(質)よろしかったですか。以上でありがとうございました。
 
(答)ありがとうございました。

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