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令和05年05月02日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和5年4月28日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

みえ子ども・子育て応援総合補助金の創設について(発表)
・三重県スポーツ特別奨励賞の表彰について(発表)
知事のスペイン訪問について(発表)

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・ChatGPT
・新型コロナウイルス感染症

発表項目等

(知事)おはようございます。私の方から今日は3点、ご説明をさせていただきたいと思います。1点目は、令和5年度の予算で「みえ子ども子育て応援総合補助金」、県で3億円の予算を準備をいたしまして、基礎自治体の皆さんに子育て子ども施策に関する各自治体の施策を作っていただきまして、それに対して支援をするというものでございます。本日付で各市町へ補助金の交付要領を発出するということにさせていただいております。詳細につきましては、また後ほど、事務方の方で質問を受け付けることにしてございますけれども、まずこの対象事業でございますけれども、令和5年度以降に新たに実施をする、あるいは拡充をするという施策で、従来やっていたものであっても拡充をするということであれば、ご支援をさせていただこうと思っております。各市町の交付対象事業費上限を3,600万円というふうにさせていただいております。補助率は、これは人口の減少率によって違いを設けておりまして、減少率が高いところ10市町でありますけれども、これは3分の2の補助率、そして減少率が高いとは言えないという判断をしておりますが、具体的にはマイナスの7パーセントを超える部分については10市町ありまして補助率は3分の2、マイナスの7パーセントを上回らないところについては補助率2分の1ということにさせていただいているものであります。6月末まで市町からの申請を受け付けまして、選定委員会を設けます。これは県庁の職員も入りますけれども、外部の方にも入っていただいた選定委員会で審査をしまして、7月下旬までに選定をするということであります。それで補助の上限につきましては、先ほど申し上げましたように、3,600の例えば3分の2だと2,400ということになります。2分の1ですと1,800ということになるんですけれども、予算の状況次第、そして出してきていただいた内容次第によっては、場合によってその上限金額さらに補助額を上げるということもあり得るというものでございます。これによって、三重県内の子育て子ども施策が充実していくことを望んでいるところでございます。資料に、お手元に行っているかどうかあれですけど、対象事業をこういった例があり得るということです。例えば、不妊治療の支援、これは自治体も県もやってますけども、交通費などの支援をしますとか、あるいは0歳から2歳まででお母さん方が集まってお話をする場を作ると、その運営をNPO法人にお任せしている、これ県内でやっておられる自治体ありますけど、そういうのを新たに始めるというような場合に、NPO法人への委託費を一部補助するということがあり得るというものであります。これが1点目です。
 
2点目ですけれども、「スポーツ特別奨励賞」の表彰をするということであります。WBCで活躍をした尾鷲ご出身の湯浅京己選手でありますけど、「三重県スポーツ特別奨励賞」で表彰するということを決めております。WBCの活躍は、既に皆さんご存じのとおりでありますけれども、湯浅選手につきましては、第1次ラウンドの中国戦、そしてオーストラリア戦で登板しまして、準決勝のメキシコ戦でも登板をして抜群の成績を挙げられた。三重県の子どもたちに野球の楽しさを提供するとともに、三重県民にも、いや国全体にもそうだと思いますけど、明るく元気な話題を提供していただいたということで表彰することとしております。5月13日、これは向こうと調整をしまして、阪神とですね、調整をしまして5月13日ということでありますが、阪神甲子園球場の横で表彰式を開催するということで、湯浅選手もご出席される予定でございます。湯浅選手のさらなるご活躍を期待するとともに、県民の皆さんも湯浅選手に元気づけられて、スポーツに仕事に勉強に励むという気持ちを持つようになったと非常にいいことだと思っておりますので、表彰をさせていただくということであります。
 
3点目ですけど、海外出張の予定についてご報告を申し上げます。5月の13日から19日までの日程でスペインを訪問することとしております。スペインの中でも、今回はバスク自治州を訪問いたしまして、自治州政府のウルクリュ首相との面談を予定しております。過去に2018年と2019年にMOUを締結をしています。それを基にさらなる連携を図ろうということで、連携項目について確認をすることが1点目の目的であります。それから、ゲスタンプ社も訪問する予定です。これは松阪にある自動車関連の工場でありますけどね、製品を製造しておるところです。そこで、トップセールスを行ってくることを予定しています。それ以外にはガストロノミーツーリズム、これから三重県でも推奨していこうかなと思ってますけど、その関係で料理人、三重県の料理をやられる方と、それからバスク、バスクは食の地域というんですかね、食が非常に有名であります。世界的に有名ですけども、そこの料理人の方との交流もありますので、私も行きましてその交流を後押ししたいと思っております。それが3点目です。4点目は熊野古道の関係でありますけれども、熊野古道と連携をしていただいておりますサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼の道ですね。これが今年、世界遺産登録30年、熊野古道は来年、世界遺産登録20年という、向こうが先輩なんですけれども、向こうかなり多くの人が巡礼の道を歩いておられるということで、どういう点でたくさんの人を集めておられるかというあたりも聞いてきたいと思っておりますし、それから来年、熊野古道20周年になりますので、できたら向こうが観光宣伝するときに熊野古道も一緒に宣伝してほしいということもお願いをしてきたいと思います。これ4点目です。それから5点目でありますけれども、今年「日本バスク交流年2023」ということで、東京とかそれから三重県の中でもVISONですかね、5月に美食フェスをやるという話もありまして、ちょうどその交流年でもあるということで、バスクを訪ねてくるというふうに考えているところであります。私から以上です。
 
発表項目等に関する質疑
 
みえ子ども・子育て応援総合補助金の創設について(発表)
(質)まず1点目のこの「みえ子ども・子育て応援総合補助金」の関係ですけれども、こちら上限が3,600万円ということですけど、この値段の設定というのはどういう理由でこの金額になったのでしょうか。
(答)これ元々、補助額というのは2,000万程度というふうに考えておりました。2,000万程度でありますけれども、人口減少率によって差をつけようということで、上限そうするとだいたい3分の2だとすると2,400万、それから2分の1の補助率だと1,800万ぐらいということで、そっから逆算をして事業費の方が3,600万ということで決めたということです。
 
(質)それは3分の2と2分の1にいったときに、どちらを取ったとしても2,000万円に近いラインになるということでという。
(答)そういうことですね、はい。ただ先ほど申し上げましたように3,600万というか、補助額でいった方がわかりやすいかもしれませんが、2,400とか1,800を超えても絶対そこを補助しませんということではありませんので、中身を見ながら、それから全体の金額見ながら考えていくということです。
 
(質)一般的には補助金の関係ですと、設定金額を超えた分については各市町の負担でされるというような形もあるのかなというような状況で。
(答)原則はそうなんですけどね。ただ支援してほしいというご意向があった場合に、例えば3億円の補助、トータルを我々考えてますけど、そこに残額があるというような場合とか、あるいはこの施策はぜひとも県として進めていただきたいというような場合には2,400万円、あるいは1,800万円を超えて補助することもあり得るということです。
 
(質)それですと、なかなか上限額をそもそも設けることの意味合いが非常に希薄になるのかなというふうにも思いますけれども、あくまでこれ上限ではなくて、目安に過ぎない金額かというふうにも思いますが。
(答)捉え方ですけどね。目安ではあるんですけども、補助金の運用ってだいたいそんなもんですから、だいたいの金額がないと応募もできないということになってくるので、それを決めておりますということで、例外的な措置として、非常にいいものがあればというふうに考えていただければと思います。
 
(質)先ほど選定委員会のお話もありましたけれども、このメンバーというのはどういうご専門の方になるのかというのは、今日の添付の資料には特には入ってます。
(答)選定委員については県庁の職員も1人入っておりますけれども、今んところ学識経験者とか子育て団体の関係者を想定しているところで、これから選定をするということであります。ちなみに県の職員として子ども政策総括監に入ってもらおうということで今調整をしております。
 
(質)これ当初、予算の案の段階では1市町あたり5,000万円が上限というようなご説明もあったかと思いますけれども、金額が3,600万円になっているのはどのような理由からでしょうか。
(答)1市町5,000万てのはたぶん補助額だと思うので、思うのでっていうのは調整を我々も担当部から直接その話をお伺いしたことがないのであれなんですけど、2,400万か1,800万ということになったものが、最初のころ5,000万というような数字があったということだと思うんですね。これは県庁内で5,000万という数字は実はオーソライズしてなかった。担当部の方でそのぐらいを考えていますというふうに言ったところが5,000万という数字で動いていたということだと思います。中で調整をしまして2,000万ぐらいかなという話は、まずは今年度初めての事業ですから、やってって先ほどご質問いただいたようにそれが2,400万と1,800万とこういう経緯ですね。
 
(質)なるほど、わかりました。じゃあ特にじゃあその金額が総額で3億円ということですから、より多くの自治体に手を挙げてもらいたくて金額をこれくらいにしたとか、何でしょうか、当初の事務方の想定よりも低くなったのは、より多くの自治体に手を挙げてほしいからだとかそういう狙いというわけではない。
(答)そこはなくはないです。5,000ていうのは、これも直接私聞いた話ではないんですけど、例えば施設整備とかだと結構お金がかかるので、それも考えて5000とどうも担当部、総務部ではなくてね、総務部はそこは関与する前ですけど、そういう数字かなって思ってたということのようではありますが、確かにその後総務部と、それから担当部で話をしてもらって、多くの自治体に支援をするという観点もあるのでということも含めて2,000ぐらいっていう感じで話を進めてたというふうに考えています。
 
(質)重ねて伺いますが、これは全国的にもユニークな取り組みだと思うんですけれども、創意工夫で頑張る自治体に応援したいという思いだと思うので、改めて知事からこの補助金にかける思いをちょっといただけないでしょうか。
(答)令和5年度三重県の一丁目一番地の施策として子ども子育てというのを掲げております。今まで県もやってはきましたけど、基礎自治体の方でさまざまな努力をしていただいて、市あるいは町で子育て施策の充実をしてこられました。ただ、やっぱり原資が足りなくてできない施策というのもあるというのも円卓会議などで聞いております。その部分を県としても支援をすることによって、三重県全体で子育てしやすい県というふうになることを望んでおりまして、この制度をつくらせていただいたということであります。
 
(質)他いかがでしょうか。
 
(質)当初予算の段階でこの補助金の選ばれる基準というかユニークというか、新規性があったり、他の自治体ではやってないような独自性のあるものを選んでいきたいとお話があったかと記憶しているんですけれど、先ほど知事が1例として挙げていただいた中には不妊治療への支援だったりとか、お母さんたちが集まる居場所づくりへの支援というあんまり他の自治体でやってない独自性というものを感じられなかったような気がするのですけれど、そこは独自性っていうのを今回改めて重視するというお考えでよろしかったですか。
(答)これから選定委員の皆さんでご議論していただいて決めていただくことになると思いますけれども、独自性があった方が良いとは思いますけども、必ずしも独自性にこだわらなくても良いという考えもあると思います。他の自治体でやってるんだけど、うちの方は資金がなくてできないと。でもとても良い制度なので、うちでやりたいというお考えあると思いますね。それは支援をするということもあり得るんだと思います。
 
(質)もう1点だけ。
(答)どうぞ。
 
(質)すごい良い取り組みというか県が支援するっていうこと自体は良いと思うんですけれど、一方でやっぱり基礎自治体を競わせてコンペみたいな形にしてやるっていうのは県としてどうなのかという意見もたぶんあるとは思うんですけれど、その辺について教えていただけますか。
(答)私自身はこれは競わせるという意識があまりなくて、自治体の皆さんがこういうことをやりたいんだけど、うちの自治体では難しいんだと、こういうことで支援をして県として支援すべきであるという要請をされて、その中で県として確かにというところについて競わせるというよりは、自治体の皆さんを応援するという意識でおりまして。ただ、やっぱり上限が金額があるもんですから、結果そうなってしまうかもしれないという。どんどん競ってくださいよ、とそういう趣旨の補助金ではないと私自身は考えております。
 
(質)他いかがでしょうか。
 
(答)つけ加えるとむしろ自由に県が形を決めて、これでやらないとだめですよというよりは、自由な発想でやっていただいたらいいんじゃないかという意味ですね。
 
三重県スポーツ特別奨励賞の表彰について(発表)
(質)他いかがですか。1点目よろしいですか。それでは2点目の湯浅選手に対する表彰の方でお願いいたします。幹事社から1点だけで、ちょっとWBCが終わってからやや間が空いて記憶からやや薄れてしまっている方もいらっしゃるかなという気もするんですけれども、どうしてこのタイミングでの表彰になったんでしょうか。
(答)特別奨励賞をお渡しをするということは決めてまして、あとは向こうの球団との日程調整をやっていたというんですかね。そういう意味では紫綬褒章も今日発表になったのかな、WBCは確かにそれよりちょっと2週間ぐらい遅れるということにはなりますけれども、向こうの都合との関係ですね。
 
(質)前回浅野選手、町野選手の時は、たしかビデオレターでの表彰式という形でしたけど、今回はご本人がいらっしゃってということで。これはやはり本人に出てもらうために表彰場所を現地の方にということですか。
(答)そうですね。前回の浅野選手と町野選手の時も、これもちょっと時間が空いてたかと思いますけれども、できれば直接お渡しした方が、県民の皆さんもそれを皆さんに記事にしていただけると喜ばれるんじゃないかということもありまして、それを追及したんですけど、もうシーズン始まってましたんでね、サッカーの場合難しい。野球の場合は、海外で活躍をされておられるということで、阪神においでになるので、近いといえば近いですから、実際、リアルでお渡しをした方が湯浅選手にも喜んでいただけるでしょうし、県民の皆さんにもリアルで感じていただけると。そういうことでリアルで渡すの追求させていただいたということですね。
 
(質)ありがとうございます。幹事社からは以上です。2点目各社お願いします。
 
(質)これは知事が行かれてお話になるという理解でよろしいですか。
(答)そうです。その予定です。
 
(質)それに関連するんですけど、他の記者さんがよく北川正恭知事の時代だということをおっしゃる方がいますけど、北川知事の時代に知事が始球式やったというのもありまして、県も大阪事務所で、大阪駅なんかで知事が投げている写真が掲げられているのがあったんです。過去の凄い古い話で恐縮なんですけど。特にそういうふうなセレモニーに出るとかいうようなご予定とかはありますか。
(答)特にないです。野球はあんまり得意ではないので。ただ、三重ダービーではもうあのキックインのセレモニー、サッカーですけど、あれは2回ぐらい三重ダービー2回やってますね。ヴィアティンの試合で一回やったですかね。要するに、キックインはやらせていただいてます。
 
(質)そもそもなんですけども、内輪の質問っぽいんですけど、知事はどこのファンなんですか。
(答)野球ですか。野球はちっちゃい頃、中日のファンだったんですね。最近はあんまりですかね。大学1年生の時に中日が優勝したあの時ぐらいまで中日で、その後も優勝した時には大喜びでしたね。島谷とかああいう時代ですよね、渋めの選手がいましたけど。今はあんまりどこというのはないですけど、やっぱり当時からの流れで中日。当然、当然と言うといかんですかね。この地域としては、中日を応援する人が多いんじゃないかなと思いますが。
 
知事のスペイン訪問について(発表)
(質)他、ドラゴンズに関する質問いかがですか。湯浅投手関係よろしいですか。いいですかね。それでは、3点目スペインの発表についてお伺いします。これは今回、ウルクリュ首相とお会いされたいということと、実際にゲスタンプの方も行かれるということですけど、何か実際のトップセールスというお話ではありましたけれども、今後の見通しとして、企業誘致ですとか後につながりそうな話がありましたら。
(答)そこまでは、向こうからまだ情報を得ていませんし、そこは企業戦略にかかわる話なので言えないかもしれないと思います。私どもとしては、やっぱり松阪で今展開をしていただいていますけれども、このゲスタンプの持っておられる技術というのは、なかなか他の会社にはない技術というふうに聞いておりますし、日本の企業も使っておられるところもあるようでございますので、さらに工場を展開していただいて、三重県の雇用につながるといいなという点でトップセールスをやらせていただきたいと思っております。
 
(質)幹事社からは、出張の方以上です。他、ございましたらお願いいたします。いかがでしょうか。
 
(質)自治州政府との首相と面会するということですね。例えば、新しい協定のようなものを結ぶとか、どのような意見交換で連携強化を合意したりとか、内容に言及していただいて、どのようなものがあるんでしょうか。
(答)バスク州とは産業関係もさっきのゲスタンプもありますけど、産業関係の連携とか、あるいは食品関係の連携とかさまざま考えられます。過去にもMOUも結んでおります。今まだ確定的ではないんですけれども、新たにあるいは深掘りして確認するようなことがあれば、それはやっていくこともあり得るということで、今調整をしているところでございまして、まだ確定的に今ここで申し上げるというのもできないですね。
 
(質)先ほどの記者さんの質問と似ているような感じですが、特にゲスタンプの訪問なんですけれども、ホットスタンプの技術で軽くて強い鉄を作れるということで、これからの脱炭素ですとか、EV戦略とかにもとか、何かこう知事として思いがあって、ゲスタンプに行かれるのか、何かそこら辺あれば教えてください。
(答)三重県は自動車の部品組み立てもそうですけれども、産業として非常に重要な産業であります。その一翼をゲスタンプさんに担っていただいております。これから自動車がどう変わってくるか、内燃機関からEVに変わりますけど、ゲスタンプの技術は汎用性のある技術、車体技術なので、EVに変わっていっても当然必要でありますので、EV化のきっかけに今回ゲスタンプを訪ねるかというとそうではないんですね。三重県にとって非常に重要な産業である自動車産業を展開していただいているという意味で、ゲスタンプに行って、更なる投資ができませんかというお願いをしてくるということですね。
 
(質)その他いかがでしょうか、よろしいですか。
 
(質)知事フランスに勤務していらっしゃったことがあるかと思うんですけど、こちらのバスクの方には今まで行かれたことはあるんですか。
(答)バスクはないですね。スペインは何度か行きましたけれども、スペインが管轄、私の勤務していた事務所の管轄国だったので、マドリードとかバルセロナの方へは行きましたけれども、バスクは行ったことない、初めてです。
 
(質)16、17日の一部行程で橋爪志摩市長が同行するってあるんですけれど、志摩市長が同行する理由というか、特別志摩に関係した日程があるんでしょうか。
(答)どうですか。
(答:雇用経済部)今回、バスク地方に関係のあるゆかりのある県内の市町さんには一応お声掛けをさせていただいておりまして、例えばゲスタンプですと松阪だったりとか、バスクで関係しますと志摩市の方では、地中海村さんの方でバスク料理のレストランをやられていたりとか、VISONで。そういう関係もあって、志摩市さんの方はこれからガストロノミーツーリズムにしっかり取り組んでいきたいっていうご意向もあるということで、今回、全行程ではなくてこの部分をということで、他にちょっと志摩市さんの方、単独の日程もあるというふうに聞いておりますので、それは志摩市さんの方からまた発表されるというふうに聞いております。
 
その他項目に関する質疑
 
ChatGPT
(質)その他よろしいでしょうか。発表分は以上でお願いします。その他については特に幹事社からありませんので、各社さんお願いいたします。
 
(質)対話型AIというかChatGPTについて教えていただきたいんですが、農水省や地方自治体でも活用を検討していく動きが出てきている一方で、鳥取県のように使用を禁止するような県も出てきているかと思います。一見さんとして、三重県としてChatGPTを導入していく検討をするような動きというのが今後あるのかどうかということを教えてください。
(答)国によってもそれぞれChatGPTへの対応というのは違っているというふうに承知していますけれども、まず有用性はあると私自身は思っています。従いまして、実は今日ですけれども、デジタル局にChatGPTについてメリットそれからデメリット、それから他の自治体の他の国もということになるかもしれませんが、明確に言ったら他の自治体、他の自治体の対応これを整理してほしい。その上で三重県としてどんな使い方があるのかということ、活用方法ですね、これを検討してほしいということを指示をしました。私自身はさまざまな知識、ナレッジが詰まっているという意味では、これを材料として使うというのは、行政判断をする場合もあり得ると思っています。ただ、それをそのまま行政の指針などとして出すというのは、これはやり過ぎだと思いますので、出てきた材料を行政官が分析をし、判断をして、行政展開に使っていったらいいのかなというふうには思います。一概にだめだという話でもないと思いますし、それが素晴らしいという話でもないと思いますので評価をして、足らざる点があれば補うべきであろうと思いますし、間違っているのであれば、それを正して使っていけばいいのかなというふうに思っております。参考にしていくということであれば使えるんじゃないかなという気がしています。
 
(質)重ねてなのですが、ChatGPTの出てきたものをその行政の指針としてそのままやるのはやり過ぎということなんですが、これリスクについて一見さんどういうふうにお考えですか。
(答)リスクは大きくいうと2つあると私は思っています。一つは情報漏えいの関係でありますけど、そこはやっぱり個人情報を扱う行政機関としては厳に注意しながらやるべきだと思います。もう一つは、そのChatGPTが出してきた結果が正しくないものもあるというリスクですね。いろんな方が発表されていますけれども、ある面について聞いたら時点が非常に古いものが出てきたとか、あるいは個人情報について聞いたらその人は存在しないみたいなことが出てきた。存在するにもかかわらずですね。そういう間違えているというリスクあるいは時点が古いというリスクがあると思います。その大きく言うとその2つのリスクを是正しながら1点目はあってはいけないということになると思いますけど、行政として対応していくということかなと思ってます。
 
(質)ちなみに一見さん使われたことありますか。
(答)ないんです。前の田中CDOが使ってこういう結果でしたというのは聞きましたけれど、自分自身は使ってないですね。ただ、ChatGPTではないですけど、ホームページでいろんな情報を検索したりすることはしていますので、そのホームページの検索情報が一つの答えになって出てくるものかなというふうに私自身は思っています。だから、それを100パーセント信用しきるのは危ないかなという気もしてますし、ただ使えるのは使ったらいいじゃないかとも思っております。
 
(質)ぜひご自身の名前で検索してもらえたらと思います。
(答)エゴサーチみたいですね。恥ずかしいのはあんまりやってないんですが。
 
(質)たぶん合ってないので。
(答)わかりました。
 
(質)何て出てくるんでしょうか。
 
(質)1週間前に検索したら、一見さん甲府市長だったそうです。
(答)甲府市長。そうですか。
 
(質)落選したんじゃなかったでしたっけ。
 
(質)甲府市長になられたそうです。
(答)同姓同名かもしれない。ワイナリーには、東京にいた時に行ったりしてましたけど、甲府との縁はそれ以外ないですね。
 
(質)今日検索してみたら、また違った結果が出てくると思うんですね。
(答)そのうち、三重県知事と出てくるようになったら、信頼性が上がってきたということかもしれませんね。
 
(質)そうですね。
(答)ありがとうございました。
 
(質)その他いかがでしょうか。
 
新型コロナウイルス感染症
(質)昨日コロナの発表様式を変更すると、5類移行言われましたけれども、一方で、状況次第では変更もあり得るということもありましたけれども、爆発的に感染者が増えたということだとは思うんですけれども、知事としてはどの辺というかラインというか、その辺の対応とか考えておられるのですか。
(答)そこがまだ明確に、おっしゃっているのは国が発表したということですね、5月。まだそこは明確にこの辺を超えたらというのは考えてはいないですね。おそらく株が徐々に変わってはきていますけど、オミクロン系の株だと思いますので、感染者数がどのぐらいになるかというのは、自ずからその第8波の時の経験が出てくるとは思っていますけれども、具体的にここっていうのを今決めているわけではありません。
 
(質)あと、私、ここ会見で2回目だったんですけれども、以前、パーティーションみたいなのありましたが。
(答)ありました。
 
(質)あれって、もう今ないですけど、どこかに保存しているのですか。
(答)捨ててはいないと思います。
 
(質)昨日NHKでやっていましたけど、次の感染爆発に備えて保管しているのですか。
(答)東京都は保管しているということをおっしゃっていましたね。ここのも保管しているんですか。
(答:総務部)保管しています。
(答)保管しているそうです。
 
(質)わかりました。
 
(質)他よろしいでしょうか。
 
知事のスペイン訪問について(発表)
(質)そしたら1点だけいいですか。スペインの出張に絡めてなんですけれども、三重県とスペインのバレンシア州が1992年に姉妹提携を結んでいて、22年の時に30周年ということで、コロナ禍でなかなか現地に対するやりとりが難しかった部分があったと思うんですけれども、今回スペインに行かれるのを機に、ちょっと場所は離れてますけれども、行くという風なそういう話は特にはなかったのでしょうか。
(答)バレンシアにも行ければとは思いますが、まずですね、その話があったかというとそれはないです。時間的な限界がありますので、バスクもバレンシアもというのはなかなか難しいということと、特にバスクの方は今年先程申し上げましたように、日本バスク交流年ということもありましたので、バスクにするかという話、バスクがいいんじゃないかということになったというのもあります。バレンシアは去年が交流年だったので、タイミングをちょっと失しているというのもあるのかもしれません。過去に知事は4回、スペイン出張に行って1回がバスクで3回バレンシア。バレンシアとは姉妹都市提携を結んでいるというのもあるので、関係深いといえば深いんですけど、今回そういう理由です。
 
(質)スペイン訪問の件、ちょっと1点確認したいんですが、更なる投資ができませんかとお願いしてくるということなんですけれども、その直接的に松阪の工場にということでいいんですか。
(答)そこは限らず、三重県どこでも私はウエルカムで受けたいとは思ってますけど、常識的に考えると松阪になるかもしれませんけれども、そもそも投資してくれると言うかどうかも分かりませんので。
 
(質)他よろしいですか。それでは以上で終わらさせていただきます。では、ありがとうございました。
 
(答)ありがとうございました。
 

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