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令和05年01月23日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和5年1月19日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

・SNSの活用等による「G7三重・伊勢志摩交通大臣会合」気運醸成・情報発信について(発表)
 1.三重県公式SNSアカウントの開設
 2.国際理解・国際交流事業「出前授業」の実施
 3.第1弾PRイベントの開催
令和4年度「みえの食セレクション」及び「三重グッドデザイン」の選定について(発表)

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・オスプレイの飛来
・県庁の爆破予告
・カーボンニュートラル
・ハラル認証
・子ども医療費
・県立大学の検討

発表項目等

(知事)おはようございます。私の方から今日は3点、ご報告を申し上げたいと思います。まず1点目ですけれども、SNSを活用したりします、G7の三重・伊勢志摩交通大臣会合の気運醸成、情報発信についてでございます。いよいよ、開催まで5か月ということになりました。開催の気運を盛り上げるために、事業を3つスタートしたいと思います。1点目ですけれども、今日、開設をしましたがSNSのアカウント、これを開設いたしました。TwitterとInstagramと、それからFacebookでございます。アカウント名は共通をしていまして、「Find Mie -G7 TMM-」ということでございます。この「TMM」というのは、「TransportMinisters’Meeting」ということで、その頭文字をとってございます。それから1月の20日、明日から開設記念のプレゼントキャンペーンを実施をするということでございまして、フォロワーの獲得、あるいは情報拡散を図っていきたいと考えています。2点目、同じく交通大臣会合の関係でございますが、「出前授業」というのをやりたいと思っています。講師は国交省の方に来ていただけるということでございまして、1月31日から、県も行きましてお話をさせていただきますけど、志摩市内の小、中学校から開始をしまして、順次、県内に拡大をしていくというものであります。3点目でございますけれども、PRイベントをスタートいたします。まず、明日20日から22日、イオンモール津南、ここで開始をしまして、大規模商業施設で交通大臣会合とか三重の魅力をアピールするようなイベントをやるということでございます。今後も気運の醸成、情報発信に努めていきたいと思っております。これが1点目でございます。
 
2点目でございますが、令和4年度の「みえの食セレクション」、そして「三重グッドデザイン」を選定をいたしましたので、発表させていただきたいと思います。「みえの食セレクション」、これは毎年、発表しているものでございまして、平成24年度からやっているものでございます。今回は23商品、応募がございまして、17商品を選定をしたものでございまして、累計では191の商品になりました。それから、「三重グッドデザイン」、これは隔年でやっているものでございますが、26年度から実施をしているものでございまして、今回、7商品を選定をしまして、合計59の商品というふうになったものでございます。食セレクションは今月の27日、金曜日ですけれども、それでグッドデザインは今月の31日、火曜日でございますが、選定事業者の方に対しまして、私の方から選定書をお渡しするということになってございます。三重県の魅力の情報発信の一環でございます。ぜひ、皆さんも発信にご協力をいただければありがたいと思います。それから、県内外のショップや百貨店でフェアの開催もしまして、今回選定された方々を強力に押し出していくこともしたいと思っておりまして、2月の23日から26日、四日市の近鉄さんで、まず皮切りにフェアを実施をするということになってございます。
 
以上が2点目。最後でございます。コロナの状況です。1月13日に「医療ひっ迫防止アラート」を出させていただきました。今もアラートは発令中でございます。ちょっと数は減ってきております。昨日は、3,748人、ちょっと多い数字ではありましたけど、今日の数値は2,555ということで、2,000人台という形になっております。少しずつは減っておりますけど、まだ病床使用率は60パーセントを超えている、失礼しました、56パーセントです。ですから、50パーセントを下回っておりません。こういう状況でございますので、ぜひ県民の皆さん、まだ十分お気をつけいただきたいと思います。皆さんのおかげで少しずつ減ってはきております。減ってきておりますけど、まだまだ予断を許さない状況です。病床使用率も50パーセントを大きく上回っている状況でございますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。よろしいですか。はい、ありがとうございました。私からは以上です。
 
発表項目等に関する質疑
 
SNSの活用等による「G7三重・伊勢志摩交通大臣会合」気運醸成・情報発信について(発表)
(質)まずG7の関係ですが、一つ目、SNSアカウントを今日から開設するということですけども、今後例えばフォロワーの数を増やしていく、発信していくにあたってインフルエンサーの方を活用するとか、何かそういった今後の方針みたいなものがあれば教えてください。
(答)やっぱりG7交通大臣会合を三重県でやるということを多くの方に知っていただくためには、皆さん方のお力、それから我々の情報発信、それからちょっとやっぱりさらに加えてということでSNSを使わせていただきたいというふうに考えているところでございます。今のところインフルエンサーの方にお願いするのは考えていないということでいいですか。
(答:雇用経済部)インフルエンサーを使ってということは、今のところは現時点では考えておりませんですけれども、例えば親しみやすい表現とか広く共感を得やすいハッシュタグを使って広げていきたいと思っております。
(答)先ほどちょっと口頭で申し上げましたけど、フォローといいねをしていただいた方にプレゼントキャンペーンなんかもしていきますので、SNSの中でさらに拡散をしていただくことをお願いをしていくというようなことであります。
 
(質)そのプレゼントキャンペーンというのの詳細みたいなものは何かありますか。
(答)紙に書いてなかったかな。お話を申し上げますが、詳細また必要であればまた資料をお渡ししたいと思いますが、フォローしていただいた方の中で抽選で5名様に三重県のおいしいお菓子のセットをお渡しするということでございます。
 
(質)もう一つこの出前授業ですけれども、改めてですが今後、高校とか特別支援学校でもしていくということですけれども、子どもたちにこういった国交省の方が出前授業をすることの意義とか目的みたいなもの改めて知事の口からお願いします。
(答)まず交通大臣会合ということですから、メインテーマ、交通ということになります。交通を身近に感じていただくということで、国交省の職員の人に来ていただいてお話をしていただきたいというのが1点、それから先ほどちょっと申し忘れましたけれども、国交省の職員だけではなくてG7の各国出身者、ですから外国の方ですよね。大使館の方とかおいでいただいて、講師として小学校、中学校、高校でお話させていただきたいという国際的な雰囲気を、生徒さんにもあるいは児童の方にも味わっていただきたいということで、そういう国際性を身につけていただくことの一環にもなるかなと思っておりまして、こういう出前授業をやらせていただきたいというふうに思っております。中身は先ほど申し上げましたように交通の関係とか、それから未来の交通はどうなるかとか夢のある話もしていただきたいなというふうには思っておるところでもありますし、それからG7それぞれの国はどんな国なんだと、日本に対してどんな思いを持っているんだと、もっと言うと三重県に対してどんな思いを持っているんだということもおっしゃっていただきたいなと。それはその児童、生徒の方々に実感をしてもらいたい、こういう狙いでございます。
 
(質)今のリニアのこととかも交えながらということ。
(答)リニアのことも出るんじゃないかと思うんですけどね。それは国交省がどういうご説明されるかによると思います。ぜひやっていただきたいと思います。
 
(質)G7のイベントについて質問がある方お願いします。
 
(質)SNSのことなんですけれども、これは例えば2016年の伊勢志摩サミットのときにはどのような取り組みがあったのか、今回もし違うようなことがあれば教えてください。
(答)いいですか。
(答:雇用経済部)G7伊勢志摩サミットの頃は、県民会議を中心にアカウントを設置いたしましてやっておりました。私ども今回は同じような形になるかもしれませんですけれども、協議会中心なんですが、先ほど知事から申し上げましたTwitter、そしてInstagram、Facebookで展開していきたいと思っております。
 
(質)今若干答えがあったかもしれませんが、誰がつぶやくかなんですけども、例えば知事が何か書き込んだりとかすることがあるんでしょうか。
(答)ちょっと私はないと思います。SNSちょっとすいません。職員も書き込むこともできると思いますので。
(答:雇用経済部)直接ではないんですけども、例えば動画で出演していただいたりだと思うんですけど、企画していきたいと考えています。
(答)動画で出ようと思います。
 
(質)最後もう1個だけ、アカウント名なんですけれども、、「Find Mie -G7 TMM-」ということですけども、何かこのこの名前に込めた意図といいますか思いといいますか、もっと柔らかく作ることもできたでしょうし、漢字とかでやることもできたと思いますけれども、なぜこうしたタイトルのアカウントにしたのか教えてください。
(答)これ今回のSNSは日本語だけではなくて、英語もつくりまして2言語で投稿できるようにしてありまして、外国の方にも訴えていきたいと思っています。そういう意味ではオリジナル性もあるというふうに我々は考えておりますし、外国の方にも訴えやすいということで、こういう名前にさせていただいているところでありますけど、付け加えて何か言うことがあればどうぞ。
(答:雇用経済部)「Find Mie」というところがございますけれども、そこの中にちょっと私どもが思いを込めたところとしましては、カメラで写す三重、皆さんにお話を聞きますと美しい景色が特徴であるとか、優しい世界感を出していきたいということで、カメラの「finder」とそれから素晴らしいところ、良いの「fine」と、それからそれを見つけていただく「find」と掛けて「Find Mie」、その三つの三重という形で考えました。以上でございます。
(答)ということでございました。
 
(質)私もG7に関連してお尋ねします。この学校の方の話なんですが、これも伊勢志摩サミットのときはこういう似た出前事業をやられていたのかということと。あと、志摩の後の今後の広がり方というのは、希望された志摩以外の自治体の学校とかに行きますよとそういうことなんですか。
(答)希望だけではなくて、我々から働きかけるということもございまして、先ほどお話がありましたように、小中学校だけではなくて、やがては高校、そして特別支援学校にも広げていきたいと思っています。2016年にやったかどうか。
(答:雇用経済部)2016年の伊勢志摩サミットのときも出前授業はさせていただいておりまして、写真にもございますが98回されてるようです。ちょっと期間はもうちょっと長かったと思うんですけれども、以上でございます。
 
(質)98回、そうすると98回講演行っているってことなんです。
(答)今回は一応60回を予定しています。期間がちょっとかなり前倒しで、8月とか9月かなと想定していたんですけど、6月に開催ということになったので、ちょっと詰まってまして回数が少なくなってしまいます。
 
(質)もう60回、予定がもう希望も含めてすべて決まって。
(答)まだ今の想定でありますので、場所は明確に決まってるという訳ではありません。
 
(質)さっきのいらっしゃる外国人の方、お話をくださる外国人の方っていうのは、私が聞き漏らして、大使館の方っていうのもお話であったかと思うんですけど、その大使館の方、職員の方とか以外にも三重に住んでいるG7の国々から来てらっしゃる方、地域の方というのもあるわけなんですか。
(答:雇用経済部)講師の方、今のところの想定はまだ決定している訳じゃないんですけれども、各国のご出身者という形で考えておりまして、必ずしも全部確定したわけではございません。なるべくその関わりの深い方をお願いしたいと思っております。
 
令和4年度「みえの食セレクション」及び「三重グッドデザイン」の選定について(発表)
(質)みえの食セレクションと三重グッドデザインのことについて1点伺います。ちょっとそもそも私これについて詳しく知らないのであれなんですけれども、このみえの食セレクションと三重グッドデザインて選ばれると、どう販売する会社にとってどういういいことがあるのかとか、例えば何かマークがつけられるとか、何かどういうメリットがあるのかというのを教えていただけますか。
(答)我々が三重県フェアをいろんなところでやりますけども、そのときに例えば、食セレクションに選定されたものについては、前に押し出していくというか、我々宣伝をしていくということです。グッドデザインも同じでありまして、これ工芸品ということでございますけども、そういうフェアのときとか、あるいは皆さん方に露出をさせていただくときに、そういったものを宣伝していくということがございます。マークはありますか。
(答:雇用経済部)ございます。
(答)ございます。フェアだけではなくて、ホームページとかにも載せますし、それからリーフレットはお手元には行ってないですかね。ちょっと見せてください。ああいうリーフレットを作りまして、宣伝をしていくということであります。
 
(質)これはだから毎年選んでいるということなんですけど。
(答)そうですね。食セレクションは毎年、グッドデザインは2年に1回ということになります。食セレクションは今までのトータルで191の商品、グッドデザインは59の商品が選ばれているところであります。
 
(質)先ほどお話しでフェアを開催したいということで、まずは四日市の百貨店ということですけれども、今後県外とか何か売り出していくときの。
(答)そうですね。今までもやってまして、物産展とかイベント、県外でスーパーとか、あるいは百貨店でPRのフェアをやることもございますけれども、そこに優先優先して出店をしていただこうというふうに思っています。過去にもそうやりまして、今までないほどの売り上げがあってフェアに参加してよかったとか、三重県の中でも当然売り出していきますので、地元のファンが増えているということで非常によかったということを言っていただいています。来年度これメインでやっていきます。今年度は助走しますけど、首都圏でポップアップを実施したり、例えば三重テラスで前に出して、こういいものがありますよというのを三重テラスを訪れていただく方だけではなくて、首都圏でやるフェアもありますので、そういうときに買っていただきやすいようにしていきたいというふうに思っております。
 
(質)みえの食セレクションと三重グッドデザインについてご質問がある社いらっしゃいましたらお願いします。
 
(質)今もおっしゃいましたけれども、今後フェアなどで売り出していくということですけど、知事からご覧になって、今回のその商品はどういうふうな印象を持っていらっしゃるか、どういう風な魅力があるというふうにPR考えていらっしゃいますでしょうか。
(答)食セレクションのものを見させていただきました。非常にきれいなお菓子もありまして、晴れの場に使いやすい贈答品にもなるんじゃないかなというふうに思いましたし。それちょっとどうぞその真ん中に置いてください。
 
(質)焼売じゃないですよね。
(答)これ焼売じゃないんですね。
(答:雇用経済部)おはぎです。
(答)そもそも焼売ではなくて花、ちょっと色落ちたかな。昨日よりもちょっと落ちている色は。ちょっと色がすみません、ちょっと抜けましたけど。
(答:雇用経済部)冷蔵保存期間が長くて。
(答)バラのきれいな。非常に贈答品としていいんじゃないかと思いますし、それから三重の食というのは非常に重要でございまして、海産物で有名ですけれども、今回、伊勢海老の漁師鍋の4人前みたいなものも選定されています。三重の本当に良さですね。もともと良いものが多いんですけど、さらに厳選をしてこういうおいしいものもあるということで、これは自宅で簡単にホテルの味が楽しめるというものでございますので、ぜひ皆さんにも買っていただきたいと。他方、三重グッドデザインの方でございますけど、伊賀の組紐を使った靴ひもというのもありまして、これはほどけにくいということで、それから萬古焼のご飯鍋も今回選定されてまして、IH対応ということなものですから、今の電化、オール電化に対応できるようなものでございまして、使いやすさと見た目もきれいなものだということで、萬古焼、四日市の返礼品にもあるんですけども、これからもう入ってくるかもしれません。あとは音の静かなカーテンレールとか、いろいろ実用性のあるものも選ばれておりまして、デザインだけではなくて実用性も兼ねたものがありますので、ぜひ三重県のものと買っていただければというふうに思っております。ちなみにみえセレクションにつきましては、今まで平成30年から三重テラスで毎月の第3土曜日をみえセレクションの日ということで、三重テラスで試食販売をやってきました。ですが、コロナでちょっと中止をしていたんですけれども、そろそろ再開をしたいと考えておりますので、そういう場でも売り出しをしていきたいと思っているところであります。特色は付け加えて言いますと、安全安心というところもポイントでございます。それからSDGsということもポイントでございます。無添加、無着色のジャムとか、それからSDGsを意識した原材料を使っている魚醤とか、ホエイを使ったピザもあるということでございます。時代に合ったものになってきているんじゃないかというふうに思っております。
 
(質)他にはよろしいでしょうか。
 
新型コロナウイルス感染症(現在の感染状況等)について(報告)
(質)最後のコロナについて、先ほど知事から感染状況については話をいただきましたけれども、やや感染者数は減ってきているとのことですが、死者が最多を更新しています。感染者数はそこまで増えていないけれども、死者が多いという状況は年末あたりから変わっていないのかと思いますが、死者が多い理由というか分析みたいなものがありましたらお願いします。
(答)これは担当の医師とも話をしましたが、はっきりは分からない。恐らく全国的な状況だといます。恐らく無症状の感染者の方が結構多いんじゃないかなというふうに思います。これはオミクロンの特色なのかもしれませんし、それで高齢者の方、あるいは基礎疾患のある方が感染されてお亡くなりになるということではないかと。若い方ですとか、あるいは基礎疾患がないような方は感染されても、ワクチンを打っておられる方は感染されても重篤化されないので、お亡くなりにならないということなんでしょうね。恐らく母数が増えてきているので、お亡くなりになる方が残念ながら多くなっているということでありまして、三重県も一日当たりの最大の死者数をカウントしたところでございます。ですから、特に高齢者の方と会われる人、それから病院などを訪ねられる方はご注意をいただきたいというふうに思います。
 
(質)アラート発令してからまだそんなに時間が経っていないですけど、効果というか、どのように感じられていますか。
(答)この間、飲食店でお話を聞きましたら、やっぱりキャンセル出ましたとおっしゃっておられるので、キャンセルしていただくのは経済を回したいとは思っておりますので、良いことではあるかどうかとなりますけれども、三重県の県民の皆さんは慎重な方がおられるので、注意をされておられるということだと思います。ですから、経済は回したいと思っておりますけれども、個人個人で御注意いただくのがいいのかなというふうに思っているところでございます。
 
(質)県民の注意喚起につながっていると。
(答)そうですね。受けとめていただいている皆さんのおかげで、県民の方々に浸透しておりますので、注意をしていただいていると思います。ただ、まあいいやみたいな感じのことを考えておられる方もいらっしゃるので、そこはもうなかなか難しいなというふうに思います。そういう意味で、今日も発令中でありますということを申し上げているところでございます。
 
(質)コロナについて質問があればお願いします。
 
(質)政府の方が、この春にも2類から5類にコロナを見直すという報道が出ていますけれども、これまでも何回か質問がありましたが、5類への見直しについて知事としてどのように評価されているかを教えてください。
(答)2類相当から5類に見直しをするというのは時期的なものを考えると、それから外国との関係を考えると、そろそろそういう時期なのかなと、国の財政も考えるとそうかなというふうに思います。ただ、以前から申し上げているように二つ注意しながらやっていかないといけないと思っていまして、一つは段階的にやっていく、これは医療費の補助についても同様です。高齢者とか、あるいは基礎疾患を有している人は当然ですし、そうでない人一般の方についてもワクチン接種をどうしていくのか、インフルエンザみたいに自己負担をいきなり求めるのかっていうのもあると思います。そこは様子を見ながら段階的にというのが大事ですね、医療費について。2点目はやっぱり医療機関に全部任せると、行政がインフルエンザはもうゼロというわけではないですけれども、基本医療機関でやってくださいという感じに、コロナをすぐにしていいのかということです。数が増えてきたときには、やっぱり行政がコントロールするということをやっていかないと、医療機関がもうやる気をなくして士気が落ちるということもあると思います。相当苦労をさせることになると思いますので、まん延してきたらですね、そこの2点を注意しながらであれば5類に移行するっていうのは十分ある、今の地合いかなというふうには考えます。
 
(質)一方で、潜在的な感染者は非常に多くて、知事があえてフリップを掲げられましたけれども、このタイミングでの見直しということについてはいかがでしょうか。
(答)タイミング的にはもうちょっと先に、春ですよね。ですから、しばらく前から言っていますけど、この第8波は希望的観測も含めてですけれども、あとしばらくで落ちついてくるのではないかというふうに考えます。したがって、春ごろに5類への見直しをするというのは、タイミング的にはあるんじゃないかなと思います。
 
(質)前提としては、一定程度収束しているならばということですか。
(答)そうですね。収束しているときがいいと思いますね。
 
(質)今回の第8波で、今年に入ってから最大の感染者数や死者数を確認しましたが、昨年末ぐらいだったと記憶していますが、保健所は割と職員の応援を頼まなくてもよくなっていて、少し落ち着いているという話をお聞きしましたが、その後の感染者の増加があっても、保健所の業務は落ち着いている状況なのでしょうか。
(答)いいですか。
(答:医療保健部)保健所への応援の職員については、現時点でも特に変わっておりませんので、比較的そういう面では保健所の方に大きな負担がかかっているという状況ではないというふうに考えています。ただ当然、感染者数が増えることによりまして発生届も多くなっていきますので、その辺の対応というのはしっかりさせていただいておりますが、今のところ応援の体制については年末までと特に変わってはおりません。
(答)第5波、第6波、第7波もうそうですが、ファーストタッチで結構保健所大変だったんですけども、その部分はかなり軽減されているということだと思います。
 
(質)全数把握のやり方の見直しがあったというのは。
(答)見直しがあったのも大きいと思います。
 
(質)コロナについてはよろしいでしょうか。
 
その他項目に関する質疑
 
オスプレイの飛来
(質)発表項目外でお聞きします。23日、来週の月曜日に明野駐屯地にオスプレイが飛来するということが発表されました。オスプレイに関しては、沖縄で墜落事故があったり、そもそも構造上の欠陥というかそういうものが指摘されているところで、県民で不安を感じていらっしゃる方というのもいらっしゃると思います。オスプレイの飛来に関して、懸念というか、何か考えがあれば教えてください。
(答)平成27年でしたかね、年末に米軍のオスプレイが沖縄で墜落をして、海上保安庁で私どもも調査をしておりましたけれども、あれから時間も経って、その後大きな事故というのが頻発しているという感じではないと思います。ただ、これはやはり住民の方々が安心をしていただくのは重要ですので、私ども県としては通知を受けてから自衛隊に対してきちんと説明をしてください、丁寧に説明してくださいというのを申し入れしております。自衛隊の方では、書面も使って説明をしておられるというふうに聞いております。我々が間に入るよりも、直接自衛隊が住民の方々に説明をしていただくのが重要だと思いますし、我々としてはその説明が尽きていないのであれば、きちんと自衛隊に対して説明をしてくださいというのが重要であると思いますので、それをこれからもやっていきたいと思っています。
 
(質)その丁寧な説明というのは、自衛隊の方から住民の方に文書か何かで説明をしたというという報告が県に。
(答)というふうに聞いております。
 
県庁の爆破予告
(質)別件ですけれども、県庁の方に投書というか。
(答)爆破予告メールですね。
 
(質)メールが県民の声に寄せられていて、明日の日付ということになっていたと思うんですけれども、現時点で県庁内の警備の状況ですとか、何か明日に向けての警戒とか、平常通り県庁は動くのかもしれませんけれど、その辺りのことを教えてください。
(答)警戒は強化をしています。具体的な強化の中身について、これは我々の手の内になりますので、具体的なものはあれですけど、通常の明日でいいますと1.5倍の巡回数にしようと思っておるところでございます。時間などは申し上げるわけにいきませんけれども、通常8回巡回していますけれども、それを1.5倍に増やす12回です。必要に応じてもっとこれを増やしていきます。それから昨日庁議をやりまして、そこで各部局長に対して私の方から指示をしまして、各部局でも係員に至るまでこういうメールがあったってことを徹底をした上で、全員の目で見るというのが大事ですので、不審な人、それから不審な物があれば、直ちにそれを報告をして対応するということです。さらにちょっとこれは内容を申し上げられませんが、県警にもパトロール強化を依頼をしておりまして、強化をするというふうに言っていただいているところでございますし、昨日の庁議には県警本部長も参加しておりますので、県警本部長に対しての依頼もさせていただいたということであります。それから、明日来庁される方おいでになると思いますので、庁舎の入り口に張り紙を掲示をしまして、注意喚起をするということをさせていただいております。県民の皆様にご迷惑をなるべくかけないようにさせていただきたいというふうに思っていますが、万全の注意を払いながらやっていくということで考えているところでございます。
 
(質)例えば、現時点で不審物が発見されたということはない。
(答)はい。それは今のところ聞いておりません。
 
(質)発表項目外で質問がある方はお願いします。
 
カーボンニュートラル
(質)2点お聞きしたいです。一つが今日一部の報道で温室効果ガスを部品単位でも把握していきましょうという仕組みを来年度なさるという話があって、ちょっと面白げだなと思ったんです。これをやられる狙いとか、部品というのがどの辺まで把握しようと、つまり、ネジ、バネのカテゴリーまで把握していくのか、その辺の考え方をまずその質問させてください。 
(答)これは今国の方でも結局最後は車両を例えば車両というか製品もそうなんですけど、ものを組み立てをされる、最終製品をつくられるところがその部品についてカーボンニュートラルかどうかというのは求めていかれることになると思います。例えば、電子部品であれば、半導体がカーボンニュートラルで作られてるかどうかってもうだんだん求めてこられるようになってますので、やがては例えば自動車とか電気製品についても部品についてカーボンニュートラルなのかどうか、そういうものを使おうということが出てくるだろうということで、国もそれから協会も、これからどういうふうにやっていくのかというのをやろうとされているところだと伺ってまして、県としてもこれは非常に興味があるところでありますので、研究を来年度していきたいと思ってまして、サプライチェーン全体の最適化というのが必要でありますので、部品でおっしゃったようにどういうことができるのか、今できているのかということを把握しようということでやろうとしているところであります。
 
(質)これはあくまでも試験的なものということで。
(答)そうですね、試験的にやっていこうと思っております。
 
ハラル認証
(質)もう1点がですね、先般、台湾に行かれて今日のみえの食セレクションもそうですけど、県内の食というのを全国なり、あるいは海外なりに広めていきましょうというので、三重県で今日のこのセレクションにも入ってますけども、非常に力のあるものが松阪牛で
あると。輸出を強めていきましょうという動きもあるやに聞いておるんですが、そういう中で県内にそのハラル認証が取れる食肉処理場はないというふうに聞いておるのですが、それを例えばゆくゆく県主導でつくっていこうとか、そういったようなお考えというのはあるものなんでしょうか。 
(答)現時点においては、担当部の方からそこまでは聞いておりません。松阪牛については非常に人気も高くて台湾に行った時もそんな話を伺いました。伊勢えび、鮑、牡蠣非常に有名ですけど、陸では松阪牛ありますよねという話もお伺いをしました。台湾で松阪豚というのもあるようですが、これは部位を示しているという話も聞いていますけれども、松阪というのはやっぱりそれだけ浸透しておるかなという感じです。中東イスラムの方々に食べていただくためにハラルというのはあるんですけど、今のところまだそこまでやると聞いておりません。ちょっと確認をしておきたいと思います。結構おおがかりにやらなきゃいけないというのもありますのでね。
 
(質)みたいですね。
 
子ども医療費
(質)新年度予算の関係で、子どもの医療費に関して、かなり22億あまりを今予算として案が出されていると思うんですけれども、これの狙いを教えていただいてもいいですか。
(答)人口減少も含めて、あるいは三重県をより良い場所にしていくために大事な要素というのは、子育て環境の整備っていうのはやっぱ大きいかなと雇用なんかと並んで非常に大きなポイントであるというふうに思います。今年、来年度ということになりますけれども、総理も伊勢神宮来られて異次元の子ども施策を推進するとおっしゃっていただいております。それから、こども家庭庁もできますので、やはり子どもの養育あるいは出産の支援というようなところは、日本にとって非常に重要なところ、三重県も同様であると思っておりますので、できることは何なのかということですね。予算の査定の中でも議論をさせていただいているところであります。やがて名称はまだ決まってません、子育てまるごと支援パッケージみたいな形で、こんなことをやっていきますということを打ち出していこうと思っていますが、その中で子どもの医療費についてこれはもう今、各自治体でやらなきゃいけないので、国に対しては国で1本でもうなるべく無償化してくださいということを言っているんですけど、それまでの間は自治体で頑張っていかなきゃいけないので、県が市町を支援できるところはないかというところで、現物支給(現物給付)を受けようとされているところの今の所得の制限があるんですけど、これを撤廃するような形で支援をさせていただけないかということを、今予算の中で検討しているところでございます。そういったものを皮切りにそれ以外でも、子育ての支援できるものがないかというのは、今予算の中で考えているところ、やがて皆さんにお示しをさせていただきたいと思います。
 
(質)他によろしいでしょうか、なければ第二さんお願いします。
 
令和4年度「みえの食セレクション」及び「三重グッドデザイン」の選定について(発表)
(質)質問どうぞ。
 
(質)戻ってしまって申し訳ないんですけど、みえの食セレクションとみえグッドデザインの選定について、改めてテレビ用にコメントをいただきたくて。まずこの選定によってどういう効果が出ればいいかという部分と、あと県民の皆様に選定されたということでアピールしたいことなどをよろしくお願いします。
(答)まず三重県のものは、ええものがようけあるんですけど、そん中で今まで目をつけておらないようなところですね。贈答品にいいとか、あるいはSDGsの観点から非常にこの製品は優れているとか、あるいは無添加無着色で健康にもいいですよというようなことをアピールできるようなものを今回選ばせていただいています、食セレクションの方はですね。これで効果ですけれども、三重県も全面的に応援して、その商品を前面に出していきますので、多くのものが人気が出るようになると思います。で、これによって県民の皆さんへのアピールは三重県の良さがさらに認識を、県内の方にも認識をしていただけると思いますし、加えて県外の方、場合によっては外国の方も認識をしていただけると思いますので、こういう取り組みを我々はやっていますということをぜひいろんなところで広げていただければありがたいと思います。同様に食セレクションだけではなくてグッドデザイン、これも伝統的な工芸品であります、萬古焼とか、あるいは組紐とかこういうのを使って、実際に生活の場で使いやすいもの、これを認定をさせていただいてますので、これも三重県の産物ですね。伝統品に誇りを持っていただくということも大事でありますし、多くの方に使っていただきたいというふうに考えているところです。
 
SNSの活用等による「G7三重・伊勢志摩交通大臣会合」気運醸成・情報発信について(発表)
(質)じゃあ、発表項目からですけど、交通大臣会合の関係なんですけど、以前決まった時に配偶者プログラムみたいなものも検討するとおっしゃっていたんですけど、これはもう取りやめですか。
(答)これは、まだ確定ではないんです。国交省と調整をしていると思いますけど、首脳の場合は基本、配偶者をお連れになるんですけど、大臣、特にG7の場合はお連れにならないケースもあると思うので、その辺を今、国交省が各国と調整をしていますので、もしおいでになられたらぜひやりたいと思います。女性の目から見ていいなというところも、三重県はいろいろありますので。何か補足があれば。
(答:雇用経済部)知事からお話しさせていただいたとおりでございまして、現時点ではまだ調整中でございます。大臣会合によっては、配偶者プログラムありというのもあろうかと思いますけれども、今のところは、まだ特段その話は聞いておりません。以上でございます。
(答)確か、前回の軽井沢では2か国でしたかね。奥様をお連れになったところがあったやには聞いておりますので。
(答:雇用経済部)配偶者プログラムはやっておりませんですが、2か国させていただいたのは、エクスカーションで2か国、お越しいただきました。
(答)エクスカーションね。そうですね。失礼しました。
 
(質)配偶者が女性とは限らないので。メルケルさんみたいに。
(答)そうですね。逆もある。男性と男性というのもあると思います。今はあるかな。それはちょっとあれですけど、はい。
 
(質)あと、あの時に志摩市とかの小学校で、給食に参加国のメニューで食事を出したりしたんですけど、それは今回やらないんですか。
(答)給食。
(答:雇用経済部)G7給食につきましては、今のところ、方向はまだ検討しておりませんので、実際ある見込みは、今、現時点ではございません。
 
(質)あと、「Find Mie」というのは、これは、志摩市さんは一応了承されているんですか。「Find Shima」にしてくれとは言ってない。だって、開催地優先じゃないですか、もともとは。
(答)ご指摘のとおりかと思います。お話をさせていただきまして、「Find Mie」にさせていただきました。
 
(質)なるほど。
(答)了解だそうでございます。
 
県庁の爆破予告
(質)あと、発表外ですけど、爆破予告の関係で、例えば1時間来庁を止めるとか、そういう案もあったと思うし、逆に、ほぼないと思いますけど、もしものことがあるので、逆に県庁の職員の30分なり1時間の退去とか。午後3時40分でしたか、爆破予告時間が。
(答)3時40分かな、はい。
 
(質)そういう案もあったと思うんですけど、庁議の中ではそういう諸々の案というのはある程度あったんですか。
(答)いえ、庁議の中では、とにかく巡回を強化しよう。それから、監視の目というのは重要ですので、やっぱり警備員と警察だけではわからないところもあります。職員の目で不審な物がないかどうかというのをしっかり見るということ、そこは重要であるということで注意をするようにということは申し上げたところです。
 
(質)最終的に、知事もそれで行こうというお話になったんですか。
(答)はい。そうですね。
 
県立大学の検討
(質)あと、1月26日の戦略企画の関係の常任委員会で、去年3月に県立大の検討の有識者のやつが報告も出て、一応議会にも報告が終わったんですけど、この1月26日の戦企の常任委員会で、再度、有識者を立ち上げて、続けてそのメンバーでやるのか新たにやるのかはわからないですけど、その辺でもう一度もむと。違う視点でというお話なんですけど、ここに至った経緯というのは何なんですか。
(答)まだ有識者会議を確実にやるかどうかというのは、これからの議論ではありますけれども、前回の有識者会議では、例えば県立大学を設置する時のメリットとか、それから希望みたいなものを、確認をするということが重要だという話があったというふうに聞いています。それも重要なんですけれども、県立大学を設置するかどうか、当然コストがかかる話ですから、どのぐらいのコストがかかるとか、あるいは、県立大学を既に先行してつくっているところで、どのぐらいの学生が県内にとどまるかとか、そういった辺りもしっかりと見ていただいて。もし有識者をやるなら、ご意見もいただきたいなというふうには思っているところでありますが、今後、有識者会議をつくっていくかどうかは、正式に決定をしていきたいと思っています。今、現時点で確定的に決まっているというものではありません。
 
(質)1月26日にそういう提案をしない可能性もあるんですか。
(答)そこは、まだ確定的なものじゃなくて、26日までに我々はどうするかというのを考えていくということです。
 
(質)でも、戦企の関係常任委員会では、もう26日に当局からご提案いただくというお話になっていますけど。要は設置すると、新たに有識者会議を。
(答)議会が。
 
(質)常任委員会に提案するというお話に。
(答)誰が。
 
(質)大事なことになると知事は何か聞こえないような感じになるんですけど。
(答)ちょっと耳が遠い。どうぞ、どうぞ。
 
(質)そんな演技いらないですから。
(答)演技じゃないです。
 
(質)委員の方は。
(答)誰が言うてます。
 
(質)戦略企画の委員の。常任委員の県議。
(答)県議の方が。
 
(質)県議達は、委員は、もうそれが26日の提案だというふうに。昨日、確認したらそういうふうに思っていたんですけど。
(答)そうですか。まだ、確定的じゃないと思います。
 
(質)確定的じゃないんですか。
(答)そうです、そうです。はい。そうですね。
(答:戦略企画部)はい。
(答)部長が言っていますから、そのとおりです。
 
(質)だけど、最初の去年3月で報告書を出したその委員会も、例えばコストであるとか、あるいはどのくらいの学生が集まるかとか。知事はもともと、少子化対策としての大学ではあかんとおっしゃっていましたよね。県内にとどめると。少子化対策ではなくて、きっちりと新しい学生が集まるような、先端的な学科であるとか、そういうものをやるならということでおっしゃっていたんですけど、それからいくと、そういうことも全部、前の有識者は検討したんじゃないんですか。
(答)どうですか。
(答:戦略企画部)していません。コストとかどれだけという。
 
(質)だって、せっかくやるんだったら、もともと基本設計で、そういう項目も入れるべきと違うの。
(答)だからやっていなかったんですね。
(答:戦略企画部)結果としてやっていなかったんです。
(答)そこは反省点でもあります。少子化対策の話がございましたけど、少子化対策の意味が全くないと言っているわけではなくて、そういうのも意味はありますけれども、それだけで県立大学をつくるということに踏み切るのは、かなり乱暴な議論かなということで、それ以外のものも考えなきゃいけない。それはおっしゃったように、コストとか十分考えていかなきゃいけないです。
 
(質)でも、それをやり出すと、例えば県内で3か所ばかり、うちに大学をつくりたいと、県立大をつくるならとおっしゃっている市町もあるので、それからいくと、そこの方たちも、首長さんを集めたような有識者的なものもつくって、ある程度、それぞれプレゼンしてもらって、うちに来てもらったら、こんな優位性がありますよとか、そういうことが必要になるじゃないですか。
(答)そこの優位性の話とか、あるいはその自治体がいくらお金を負担しますというようなこともあるかもしれませんね。場合によって、そういうのが必要であれば、またお願いしたいとは思っております。
 
(質)漏れ聞くところによると、四日市、松阪。津はそんなに強い希望はないですけど、特に四日市と松阪ではご希望があって、竹上市長はもともと、前の市長選に出られた時に大学誘致を公約で掲げられているんですね。そこからいくと、強い思いがおありのようで、その辺、一回、有識者の報告が去年3月に上がったけど、これではちょっとあかんやろという話で、知事の方に直訴されて、そこからじゃあもう一度検討してみましょうかという話ではないんですか。
(答)ではないですね。要望は、松阪だけではなくて、他の市町の方も一緒になってこられてご要望いただきました。四日市さんからも要望をいただいているところですので、今のままではあかんということではないと思いますけれども、両方とも県立大学の設置について考えてほしいということでございましたので、それを受けて我々としても真摯に考えるためにいろいろな方の意見も聞くのは必要ではないかなと、現時点では思っているところであります。ただ、具体的にどうするかは、26日までにしっかりと考えていきたいと思っているところです。
 
(質)第1次安倍内閣は「お友達内閣」と言われましたけど、何となく一見県政がお友達中心のお友達県政になるのかなとも思ったりしたんですけど、そういうことはないですね。
(答)そんなことはないですね。
 
(質)その意見を重視するとか。
(答)県民が全てでありますので、お友達、仲がいいのは美しいことかもしれませんけれども、いがみ合っている必要はないとは思いますけれども、やっぱり県民を軸にして考えていかなきゃいけないので、別にそういうふうに言われたからやりますと、知っている人から言われたからやりますということではありません。そこをやると、多分、県庁の職員の方々に許していただけないと思います。
 
(質)でも、四日市ですけど、これに対して一応希望を出されているんですけど、新たな県立大学。でも四日市大学の、既に市は助成をされているので、それからいくと、現実問題として、四日市市も今のキャンパスをもともと中心市街地の活性化に県立大学がほしいと言っているんだから、四日市大学の今のキャンパスを中心市街地へ、JRの四日市駅の辺りに空き地があるわけだから、そこへ持ってきて、逆にその向かい側の今の四日市大学のキャンパスのところにキオクシアさんが工場あるので、あそこも拡張を希望しているじゃないですか。だとすれば、四日市大のキャンパスで次の工場を建てるという手もあると思うんですけど、その辺は森市長とは話し合われていないんですか。
(答)具体的な話はしていません。四日市市としては、JR四日市の駅前の場所に文教施設を作りたい。これは森市長から聞いております。四日市市としても検討を進めたいというふうにおっしゃっておられました。その対象が新しい県立大学なのか、それとも、おっしゃるような四日市大学の移転なのか、あるいは県の外、あるいは県内の大学の移転、あるいは県外からの大学の設置もあるかもしれませんけど、それなのかは限定をつけずに考えたいというふうにおっしゃっておられたというふうに承知をしております。
 
(質)じゃあ、そこまで具体的にまだ出ていないということですね。
(答)そうですね。
 
(質)どうも。
 
(質)他にご質問がなければ、これで終わります。ありがとうございました。
(答)ありがとうございました。

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