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令和04年04月21日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和4年4月19日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

みえこどもの城プラネタリウムのリニューアルオープンについて(発表)
新型コロナ克服生産性向上・業態転換支援補助金(令和4年度第1回)の公募開始について(発表)
・新型コロナウイルスの感染状況等について(報告)

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・名張市長選挙
・感染症対策協議会
・東海3県知事会議
・県民割
・亀山市の虐待事案
・県内でのタイ野菜の栽培
・ノババックス社製のワクチン
・大型連休中の新型コロナウイルス対策
・人口減少対策
・データセンター誘致
・IR誘致
・鈴鹿青少年の森におけるスタジアム建設
・人口減少フォーラムの出席者

発表項目等

(知事)おはようございます。私の方から発表を本日は2件あります。それから報告が1件ございます。
 
発表の最初のものでありますけれども、みえこどもの城、松阪にございますけども、ドームシアターのプラネタリウム、これがリニューアルオープンをいたしますのでお知らせをさせていただきたいと思います。こどもの城は県内唯一の大型の児童館でありますが、平成元年にオープンいたしました。平成22年にプラネタリウムの機器機械をリニューアルをいたしましたが、観客の設備などは今回初めてリニューアルをするということでございます。あわせてプラネタリウム投映機もリニューアルしまして、これ日本製ですけれども、4K画像が見えるというものにしております。4月の23日リニューアルオープンするということでございますので、多くのお子さんに行っていただきたいというふうに思います。これは4月の21日に関係者の方々を対象としますセレモニーを、育成財団の三重こどもわかもの育成財団と共催という形でございますけども、セレモニーを21日の14時から実施をするということでございます。プラネタリウムの投映機につきましては、先ほど4Kと申し上げましたが、最大で1億個の星を再現できるということでございまして、通常我々肉眼で見えるのは、三重県では大体3,000個と言われていますけれども、1億個の星が見えるということでございます。日食、月食、オーロラそれも全て再現できるということです。子どもたちにとっては夢のある話ではないかというふうに思っております。また今回、コロナウイルスの対策ということで座席の間隔を広げております。それまで220席だったものを160席とちょっと変えてはおりますけれども、シアター内のウイルスコーティング、抗ウイルスコーティングもやっております。さらにはユニバーサルデザインに配慮いたしまして、車椅子の階段昇降機なども取り付けておりますし、授乳室やベビーカー置き場も設置をしておりますので、多くの皆さんにお使いになっていただきたいというふうに思います。これが1点目であります。
 
2点目でありますけど、新型コロナの対応でありますが、生産性向上・業態転換の補助金、これを今年度初めてでありますけれども、公募を開始をするという発表事項であります。これは昨年から実施をしてまして、昨年度、失礼しました、昨年度は3回実施をしております。これ経営向上計画というのをつくっていただいて、その計画の中で明記をしていただいている生産性向上だとか、業態転換に関して支援をさせていただくと、こういう計画を作って支援をさしていただきますというのは三重県独自のやり方でございます。例えば、ホテルでいいますと、ワーケーション設備を設置しますというものでありますとか、あるいは自動車学校の方で今まで自動車の運転を教えてましたけどドローンの操縦を教えますとか、そのための設備などをつくりますというようなときに、この補助金を使っていただくものでございまして、非常にニーズが昨年度も高かったものです。補助額は50万から200万円までということ、補助率2分の1までということであります。で、県内の中小企業・小規模企業の方々を支援さしていただくというものでございまして、受付期間が4月の20日からであります。5月の20日までの1カ月ということでございまして、新たな産業の発展方向を検討していただく方々を支援をさせていただきます。三重県産業支援センターで申請を受け付けるということでございまして、もう1回7月にもやる予定でありますけれども、それ7月の分と合わせまして、事業費としては3億円を考えておるものでございます。なお、令和3年度、昨年度3回実施しておりましたけど、合計で交付決定をしましたのが約730件、11億円の交付決定を前年度はしております。
 
私から発表事項は以上でございまして、報告事項に移ります。お手元に現在の感染状況いっておると思いますけども、病床使用率は昨日時点で25.3%でありまして、30%を切っている状況であります。重症者の入院患者数は1名ということであります。宿泊療養の稼働率ちょっと減ってますがほぼほぼ横ばい、自宅療養者数は少し減ってはおりますけれども、油断をできないような数値ということであります。ワクチンの接種体制でありますけれども、全国とほぼ変わりませんけれども、全国48.7に対しまして、三重県は48.5となります。65歳以上の方は全国よりも三重県の方が進んでおります。87.3%ワクチン接種をしています。なお、前回お話し申し上げましたが、県営接種会場4月の23日と4月の29日に設けますが、4月の23日に設けます四日市市総合体育館、ここは予約が今20.8%であります。今、各、各種団体に働き掛けをしてますので、もう少し増えてくると思います。それから4月29日に予定をしておりますツッキードームの方ですが、約50%の予約率、49.4%いうことであります。可能な限り受けられる方はワクチン接種をしていただくということでお願いをしたいと思います。その方が重症化しないというデータも出ておるますし、それから後遺症についても発症することが少ないというデータも出ていますので、可能な限りワクチン接種を受けられる方は受けていただきたいということをお願いをしたいと思います。私からは以上です。
 
発表項目等に関する質疑
 
○みえこどもの城プラネタリウムのリニューアルオープンについて(発表)
(質)ではまず幹事社からお尋ねします。こどもの城のプラネタリウムのリニューアルですけれども、事業費とかは今わかりますか。
(答)これは投映の投映機、投映機の更新が1億6千万、座席の改修が1億4千万程度でありまして、合計約3億円の事業費を投入をしております。
 
(質)昨年度一般会計予算ですかね、財源は。
(答)予算の年度は過年度ですか。
(答:子ども・福祉部)座席等改修は令和2年度予算で、投映機の方につきましては令和3年度予算です。
(答)それから座席改修費はコロナの臨時交付金を活用しているというものであります。投映機は県費対応ということです。
 
(質)知事はこどもの城は行かれたことあります。
(答)これが残念ながら、横を通ったことあるんですけど、まだ行ってないので行かなあかんなと、昨日もそんな話をしてたんですけど、プラネタリウムは私子どものころはまだなかったんですよここには。私は名古屋の科学館行きまして、そこでプラネタリウムを見て、ああすごいええもんやなっという思いがありましたんで、ぜひ多くの子どもさんにプラネタリウム見ていただきたいなと思いますけど、こどもの城もまた行かなあかんねっていう話を昨日職員の方とお話ししてたところであります。
 
(質)その内覧のときに行かれるということですかね。
(答)内覧はいつかっていうと、セレモニー、内覧はどうかな、内覧いつかっていうのはありますけど、セレモニーはちょっと21日は伊勢の方行ってますんで行けないと思います。
 
(質)そんな中ですけども、改めてリニューアルされることへの期待、子どもたちもたくさん訪れたいという旨おっしゃってましたんで所感お願いします。
(答)やはり三重県にとって子どもの成長というのは一番重要なところでありますので、自分の経験からで大変恐縮ですけれども、子どものころに新しい知識に触れるというのはとても有用なことだと思います。そういう意味では、多くの子どもたちにリニューアルオープンしたこのプラネタリウムに行っていただいて、知的好奇心の刺激を受けてもらいたいというふうに思っています。また、コロナの時代なもんですから、時期なもんですから、なかなかいろんなとこにお出かけになるのは難しいとは思いますけれども、マスクをつけて喋らない状態で画像を見る、プラネタリウムは非常にコロナの感染予防という意味でもいいのかと思っておりますので、そういったところで子どもたちもストレスを抱えていると思いますから、その発散もしていただければと考えています。
 
○新型コロナ克服生産性向上・業態転換支援補助金(令和4年度第1回)の公募開始について(報告)
 
(質)業態転換の補助金ですけれども、今回と7月で合わせて3億円ということですけども、そうすると昨年度分聞かせていただいたところでは11億円の交付決定ということですから、3分の1程度に、4分の1程度に減ってしまうのかなというふうに思われますけど、これ例えば追加で補正したりだとか何か予定はありますか。
(答)前回は3回で11億円ということで、今回は2回で3億円程度ということを考えておりますけれども、また希望があればそういったことも考えていきたいと思っております。
 
(質)この令和3年度にやっている事業ですけども、具体的に昨年度までにこういう何でしょう、業態転換をした事例がもしありましたら教えていただきたいんですけど。
(答)業態転換といえるかどうかあれなん、建物の内装を手がけておられる事業者の方が、内装はそのまましながらかもしれませんけど、自動車のラッピング、ラッピングトラックとかラッピングバスとかありますけどね。タクシーもありますけど、そういったこともやろうということで、この補助金を活用されたと伺っています。それから、転換という訳ではないんですけども、ホテルにワーケーション施設を設置をするというのに、この補助金を使われたホテルの事業者の方もおられると。それから先ほども言いましたけれど、自動車学校でドローンの教習をやり始めるとということで、この補助金を使われたケースがあるとゆうふうに聞いております。何かそれ以外にあれですか、追加で。
(答:雇用経済部)陶器の製造事業者様が、すし・コロッケ店ということで、業態を一部変えて取り組まれたという例も。失礼しました、陶器の、ごめんなさい、失礼しました。すし・コロッケ店の人が総菜の自動販売機を入れてやられたとか、陶器事業者さんがECサイトということで、ごめんなさい、ちょっと業態転換というか、一部変えた取組、知事がおっしゃられたのが大きな取組の方です。失礼いたしました。
(答)陶器がすしはちょっと驚きな転換ですので、そうではなかった、なかったということでございましたんで、よく似たといいますか、自分達の今までノウハウを使えるものにこう移られるっていうことでしょうね。
 
(質)発表項目は他にありますか。
 
その他項目に関する質疑
 
○名張市長選挙
(質)発表項目以外で、幹事社からですが17日投開票の名張市長選で前県議の北川さん当選しました。それの受け止めと期待をお願いいたします。
(答)名張は三重県の中でも伴走型の弱者の支援ということに前市長の亀井市長が力を注いでこられました。実は、昨日、北川さんお出になられて御挨拶をしていただきました。私の方からは、前市長が築かれた福祉の先進市である名張ですね、これをぜひこれからも発展させてくださいということをお願い申し上げたところでありまして、北川さんはわかりましたとおっしゃっておられました。県からも支援をしてほしいという話もありましたので、全力をあげて連携してやってまいりましょうということを申し上げたところであります。それに加えて、北川新市長がおっしゃってたのは、観光にも力を入れていきたいということをおっしゃっておられましたので、県も全く同じ思いでありますということで、こちらも連携をさせていただきたいというふうにお話をさせていただいたところであります。
 
(質)もちろん、県議時代は執行部と議会との関係があったと思うんすけど、何か個人的なつながりだったりとかは。
(答)個人的には特に。私の選挙のときからもお世話になったおりますので、名張をご案内いただいたりもしておりまして、非常に誠実な方というふうに思っております。
 
○感染症対策協議会
(質)コロナのことで伺いたいんですけれども、今日の夜にですね、専門家を集められての会議があるかと思いますが、そこでどういったことを話し合われるのか、まず教えていただけないでしょうか。
(答)現在の状況について専門家の方々に見解ですね、どのように見ておられるかというのをお伺いしたいと思います。三重県の対応としましては、現在、少しアクセルを踏んでいるところで、県内の観光については県内割りを導入しまして進めているところでございます。そういったやり方について、どのようにお考えなのかというあたりもお伺いをしたいと思っております。加えて、医療関係の逼迫状況があるかどうかその辺も確認をさせていただければと思っております。
 
○東海3県知事会議
(質)追加で伺います。昨日、岐阜県でも同じような会議がありまして、古田知事の方から東海三県の知事としての会議を近く開きたいといった御趣旨のお話があったように聞いています。これからゴールデンウイークも迎えるわけですけれども、改めて三県で何かを打ち出すお考えがあるのか。人の移動が多くなるであろうゴールデンウイークにどういったことを呼びかけ考えていらっしゃるかを教えていただけないでしょうか。
(答)近々に、これは三重県から呼びかけをさせていただくという形になると思いますけれども、ゴールデンウイークを前に三県知事会議を開催をしたいというふうに思っています。ご案内のようにゴールデンウイークになると人の動きが活発化します。コロナは人流が増えるからコロナに感染するというわけではないというのが第6波まで、まだ第6波の途中ですけれども、経験した我々の考え方でありますが、ただ人が動いて、その結果マスクを外して会話したり食事をしたりする機会が増えると感染が拡大をするだろうというふうに考えておりますので、そういったあたりについてですね、三県の県民の皆さんにですね、呼びかけをするための三県の共同の呼びかけ、これを作っていきたいと考えているところでございます。
 
○県民割
(質)以前から知事は県民割のブロックへの拡大については、まだもうしばらく様子を見る必要がある、愛知県の動きも話をされていましたが、今後の三県もしくはブロックへの拡大については、現時点ではどのようなお考えをお持ちでしょうか。
(答)県民割を開始をしまして、第2弾の県民割の対応に三重県は入っているわけでありますけど、感染者が急激に拡大をしているという状況は見られません。むしろ、ここ5日間連続で前週同曜日を下回っているということで、これはこれから変わってくる可能性もあるので、予断許しませんけれども、少なくとも指標で以前お話をさせていただいた病床使用率はまだ30パーセントを超えていないという状況でありますので、これからゴールデンウイークに入ります。ゴールデンウイークは多くの人が動かれますが、その後ショルダーシーズンに観光業界としてですね、ショルダーシーズンに入っていくわけでありますので、そのときに何らかのてこ入れができるかどうか、そういったあたりは考えていく必要があるかなというふうには思っております。
 
○亀山市の虐待事案
(質)話が変わるんですけれども、先週、亀山市でブラジル人の男の子が暴行を受けて死亡したという事件の判決があったんですけれども、被告は何回も行政の方に助けを求めていたということも裁判で明らかになっているんですが、5年前にも同じようにブラジル人の女の子が虐待を受けて亡くなった事件があったと思うんですけど、その時のように検証委員会などを開いて、行政側の対応であるとか、そういうものを調査して改めて見直していくという考えは現時点ではあるのでしょうか。
(答)非常に痛ましい事件であったと思います。被告の男性ですかね、の話で酌むべき事情がないとは言えないというような判決であったかというふうに確認しております。行政に何度も助けを求めていたけれども、そこがうまく動かないということであればですね、
やはり、そのどこで問題があったのかというのは確認をしていく必要があると現時点では思っております。
 
○県内でのタイ野菜の栽培
(質)話が飛んで恐縮ですが、三重県とJAとヤマモリさんで県内でタイ野菜の栽培を始めるという話があるらしく、発表が近くあると思うんですけれども、県内でタイ野菜を栽培するという知事の受けとめをお願いします。
(答)ヤマモリさんからご提案をいただいた話と聞いておりまして、3種類の野菜ですね、ホーリーバジルとレモングラスとタイナス、これを選定をしまして栽培をするということで、このタイ野菜を栽培される農業者の方をJAグループさんが募集選定をされたというふうに聞いております。県としてもですね、農業研究所あるいは普及センターでですね、タイ野菜の栽培について研究をしてご協力をさせていただいているということでありますけれども、コロナの時代で家庭などでバラエティに富んだ食事を作ろうという動きもあります。そういった中で、この動きについては私自身も歓迎をすべきものというふうに考えています。また、販売先についてもヤマモリさんのネットワークを使っていただく、あるいはJAグループさんのネットワークを使うということで、新たなサプライチェーンを作っていこうという話がありますので、三重県としてはこれを歓迎し、協力し、前に進めていくものというふうに考えているところであります。レモングラスは、御案内のようにトムヤムクンにのっていたりとかですね、それからタイナスはタイのグリーンカレーに使われるということでありますので、そういった食事を楽しんでいただいては如何かということも考えておるところであります。
 
○ノババックス社製のワクチン
(質)コロナのワクチンなんですけども、新しいノババックス社製のワクチンが承認されましたが、それについての受けとめと新しいワクチンについて、三重県としてどのように取り入れていきたいかなど、そのあたりお考えがあれば教えてください。
(答)ノババックス社のワクチンは、今までのメッセンジャーRNAと違って、副反応が少ないのではないか。今までのインフルエンザと同じような作り方をされるというふうに、専門家じゃないのでよくわかりませんが聞いております。ということであれば、今のモデルナはかなり若い方々で副反応が強いということで敬遠されている方々もおられると思いますが、そういった方が接種をされるのには適切かなというふうにも思っております。そのノババックス社のワクチンを、三重県としてどのように対応していくのか。これはまだ確定的に決めているわけではありませんので、国でですね、おそらく指針を示されると思いますので、それに対応して三重県も必要に応じて使っていきたいと考えております。
 
○大型連休中の新型コロナウイルス対策
(質)話を戻してしまって恐縮なんですけれども、大型連休中のコロナ対策に関連して、大型連休中のコロナ対策でお伺いしたいんですけれども、何かしら対策を呼びかけるメッセージとはまた別に、今、現状三重県としては愛知県と比べても結構アクセルを踏んでいる部分はあると思うんですが、ちょっとブレーキをかけるというか、呼びかけ以外の何らかのゴールデンウイーク中の対策とかというのもあり得るでしょうか。
(答)アクセル、ブレーキということでいうと、ブレーキをかけるということではないですね、感染予防の徹底をお願いするということだと思います。前から申し上げていますけど、第6波を経験して何となくでありますけれど、経験則として飛沫の飛散による感染の拡大というのが、コロナの第1波からそうだったと思うんですけども、特徴だというのはだんだんわかってきました。したがって、人が動くことが問題だというよりは、人が動いて今まで会ってない人と会った時にマスクを外してしまう。例えば、親戚同士というのはよくあるパターンだと思います。また、懇親会でも気が緩んでしまってというのがあると思いますが、そこでマスク会食を徹底し、高齢者の方と会われる親戚同士のそういう接触の機会もマスクを着用していただきたいということが、重要なポイントではないかなと思っておりますので、その辺が岐阜県知事、愛知県知事と合意が取れるかというところだと思います。
 
(質)ちょっとかなりわかんないところはあると思うんですけど、大型連休と比べたら人流の比としては少ないかもしれないんですけど、県民割が始まって2週間で結構な利用率というか利用数も実績もある中で感染状況としては特に横ばいというか大きく広がる部分もないのかなと思うんですけど、そのあたりはどのように評価されていますか。
(答)県民割につきましては、既に予定の40,000というのを超えまして、まだ計画期間途中でありますけど、48,000のご利用率と、ご利用数というふうに聞いておりますので、かなり多くの方が使っていただいていると思っています。それから、観光地の状況についても話を聞いておりますけれども、多くの方が来ていただいているということで、コロナ前に戻っているような観光地もあるというふうに聞いています。それについては、非常に歓迎すべきことであるというふうに考えております。当然、その横には、コロナの感染状況って見ていかないといけない訳ですけども、ご指摘いただいたように県民割を実施する前と比べて、かなり感染が拡大しているという状況でもありませんので、今社会経済を回していく時期だというふうに考えますと、このような形で推移をしていくというのが適切なんじゃないかなということを考えておるところで、一応、県民割の方は、もう予約数は当初の予定を超えてますけれども、まだ対応はできますんで、ご利用いただければというふうに考えているとこであります。
 
○人口減少対策
(質)2点お伺いします。まず1点目なんですけども、総務省が発表した総人口の関係なんですけども、三重県の数字は0.82%マイナスということで、いわゆる全国平均と比べるとやや大きな数字になっているかと思うんですけども、まずこの部分への受け止めと、改めて人口減少対策課、今年度から始まりましたけども、人口減少対策その部分の考え方っていうのはどういったものをお持ちでしょうか、お願いいたします。
(答)まず、こないだ総務省が発表されました、全国平均で前年度前年と比べまして、0.51%の人口減少、で、三重県は0.82%の人口減少でありますので、全国以上の比率で人口が減少しているということであります。人口減少、前から申し上げているとおり、社会にとってはやっぱり静かな脅威であるというふうに考えております。ただ、国全体の人口減少と比べまして、県の人口減少は打つべき手があるということでありまして、移住の促進というのができるということでもありますし、出生率も上げていく必要があろうとは思っておりますので、その部分については子育てしやすい環境づくりなど、今まで三重県はさまざまな手を打ってはきましたけれども、今回本腰を入れて4月から、人口減少対策課をつくりまして、しっかりとその問題に取り組んでいくというふうに申し上げているところでございます。これについては、既に人口減少対策課長とも議論をしておりまして、なるべく早いタイミングで今後どのように対応していくかというのも、本部も開いて対応を考えていきたいというふうに思っています。ただ、人口減少、こないだのフォーラムでも話が出ましたけど、すぐに答えが出るものではないですから、やはり地道な努力を続けていく、これが大事だと考えているところであります。人口減少対策課長もおられますけど、ご決意などあれば。
(答:戦略企画部)社会減、三重県の自然減、また社会減両輪でしっかりと取り組んでいきたいなというふうに考えております。また、市町ともしっかりと連携をして取り組んでいくことを重要と思っておりますので、そのあたりもしっかりと頑張っていきたいと思います。
 
○データセンター誘致
(質)もう1点なんですけども、以前話が出ていたデータセンターの関係なんですけども、いわゆる国が本格的にその立地調査の補助事業に関しての募集等も開始するような話も出ていますけども、三重県として、例えばその部分でいわゆる具体的に募集に申し込むのかとか、例えば誘致に本格的に名乗りを上げていくとか、その部分の考え方というのは今どういった考えをお持ちでしょうか。
(答)そこはまだ確たる考え方がありませんので、検討していきたいと思っています。大手のデータ会社、情報関係の会社がケーブル、海底ケーブルの基地を三重県の方でと考えておられるという話も聞いております。そういう意味ではその付近に、場合によるとデーターセンターイギリスとかアメリカでは海、海洋のデータセンターが設けられておりますので、消費電力を考えると、カーボンニュートラルという意味でも海洋データーセンターっていうのは可能性があるというふうに考えておりますので、前回実はカーボンニュートラル関係の有識者の方々のヒアリングやらしていただきました。そこでもその話が少し出まして、事務方には海洋データセンターを研究されている事業者の方がだいぶおられますので、情報を確認をするように指示をしたところでございます。国の募集が開始をされたということであれば、何らかの対応ができるかどうか検討していきたいと思っております。
 
○県民割
(質)2点教えてください、二つ目は先ほどの県民割の関係ですけれども、予定していた数を上回っているということですけども、これは何か補正予算等で対応する必要があることなのか、あるいは従前のもので対応できるものなんでしょうか。
(答)現在、昨日現在、18日現在で約48,000人の県民の方が予約をされているというふうに伺っています。これにつきましては、70,000ぐらいまではいけそうだと、当初40,000を予定してたんですけども、随分ご利用いただいているので、そういったことで予算はこれは何を使うのかありましたか。
(答:雇用経済部)予算は国の補助金の方か。
(答)交付金。
(答:雇用経済部)補助金の方になります。
(答)補助金ですか、失礼しました。
(質)特に現時点で補正を組んでとかという話ではないわけですね。
(答)必要はないということです。
(答:雇用経済部)ありません。
 
○IR誘致
(質)あともう1点、ちょっと別の話で恐縮なんですけど、前回の会見の時にIRのお話が出て、出たと思うんですけれども、かなり思い切ったといいますか、かなり否定的というんですか、知事の思いとしてはお話しされたのかなという印象を受けたんですけれども、改めて現時点の県の姿勢といいますか、考え方について伺えますでしょうか。
(答)県の考え方については、以前からお話をしております、まず地元のやはりお考えが重要であるということで、市民の皆さんでありますとか、町民の皆さんがどのように考えられるかということをベースにして考えていくということについては、変更しているものではありません。前回、私自身のある程度私見を踏まえ、含めてお話をさせていただいたものであります。
(質)そうしたら現、従前からのお話ですと、県は調査費、調査について、調査研究についてはするというふうな意向を示してみえたかと思うんですけども、その部分は引き続き考えていくということですか。
(答)まず先ほども申し上げましたけど、市民の皆さん、町、町民の皆さんのお考え方というのがベースにあって、県としての調査研究については、既に皆さんにも議会の方にも報告をしてますけど、全国的なIRの動きについて報告もさせていただいたところです。必要があれば、また引き続きの調査検討をしていきたいというふうに考えております。調査検討じゃない、研究です。失礼しました。
 
(質)その関係でちょっともう1点なんですけど、28日がたしか国の方で手を挙げる締め切りだったと思うんですけれども、こちらについても県としてはとりあえず、今回は申請といいますか、しないというそういう理解。
(答)具体的に市や町から、ぜひうちにということで、例えば市議会町議会の了解をとられて、やりたいということでおっしゃっているところはないものですから、現段階においては私どもとしては考えていないところであります。
 
○鈴鹿青少年の森におけるスタジアム建設
(質)また話題変わるんですけども、鈴鹿の青少年の森のスタジアム建設について伺いたいと思います。先週、鈴鹿の市長会見がありまして、そこでスタジアムの管理について行政の目が入って、要は公共施設と同じような形にすることで公益性を高めないといけないというような話が出たんですけれども、県としては今、県有地にスタジアムをアンリミテッドが建設するという現状のやり方では、公益性が低いというふうに考えているのか、どういうところが問題だと考えているのか、お聞かせ願えますか。
(答)私どもは鈴鹿市さんに対して、県有地をお貸しするということでありまして、以前から鈴鹿市さんと調整をさせていただいていますけれども、公益性のある形で利用していただきたいということを申し上げております。その点に関してさらに公益性が高まるようなやり方で、運営のやり方、あるいは契約のやり方を考えていかれるというのは非常に良いことだというふうに考えておりまして、現状で問題があるということを申し上げているわけではありませんけれども、実際に管理運用される、我々が貸し出す先というのは鈴鹿市さんでありますので、鈴鹿市さんでより公共性が高い公益性が高いというやり方をとられるということについては、歓迎をするものであります。
 
(質)現状でも、市民の方が入ったりとか、憩いの場になったりとか、既に公益性というのは担保されているという上で、県から鈴鹿市に管理を許可して鈴鹿市さんがアンリミテッドに建設を認めたという形だったと思うんですけど、現状よりもより公益性を高めないといけないというのはどういう。
(答)使い方というよりは、どちらかというと契約形態なり、あるいはその契約書の作成の仕方ということなのではないかというふうに考えてますけど、前回もちょっと申し上げましたが、公園利用者の方への一般開放なども考えておられるということですので、やはり公益性が高い施設であることについては、使い方という点では、今までも変わっていないというところだと考えてますけれども、実際に鈴鹿市さんが、とこのスタジアムを設置をされる方との関係で、管理のやり方について、従来以上に関与をされるということなどにつきまして、あるいは場合によって、書面で覚書を交わされることもあるんではないかと思いますけれども、今までの契約の仕方に加えて、それはその公益性を高めることにもなるというふうに考えておりますので、それは歓迎すべきものだというふうに考えているということです。
 
(質)その件で関連なんですが、もともとこの話が持ち上がったというか進んできたのは、一見さんが知事になられる前のお話であるというふうに承知しているんですが、その段階で何て言うんでしょうか、公益性とか、そういった点で何らかの問題点というのはおありだったかというふうにお考えでしょうか。
(答)先ほどもちょっと申し上げましたけど、実際の想定される運営に関しては、私は特段の問題があったというわけではないと思います。公益性の担保について、法的な手続きだとか、そういった点については、より補強をすべきところがあるのではないかというふうに考えまして、それについて担当課とも議論をし、鈴鹿市さんにもその考え方をお伝えをしたというところであります。
 
(質)その他、よろしいですか。第二さんも含めてお願いします。
 
(質)実際に運営権限を譲渡してもらって、今のゲッターズの話なんですけど、運営権限を譲渡してもらって指定管理者にするというスキームを、県から提案いただいたというふうに市長おっしゃられていたんですが、そういう方向で検討してもらっているんでしょうか。
(答)それは、県からの提案ではなくて鈴鹿市さんの考え方でしたかね。わかりますか。
(答:県土整備部)県からも一例として提示をさせていただきましたけれども、鈴鹿市さんの方で総合的に判断されて、そういうスキームを考えられたというような形でございます。
(答)PFIとか、コンセッションはちょっと違いますけれども、官と民が施設を建設して運営するやり方はいろいろあるというふうに考えておりますけど、その考え方について鈴鹿市さんの方で今おっしゃったようなやり方を選定をされると。これは鈴鹿市だけが独自にやっているわけではなくて、他にもやっているところがありますので、これについて公益性が特に損なわれるということは考えてはおりません。
 
(質)じゃあ第二さん、お願いします。
 
○みえこどもの城プラネタリウムのリニューアルオープンについて(発表)
(質)こどもの城ですけど、授乳室というのは初めて設置されるんですか。
(答)え。
 
(質)授乳室。
(答)授乳室は初めてかな。
 
(質)わかれば、面積もお願いします。
(答:子ども・福祉部)ちょっと面積はわからないんですけれども、授乳室は1階にはあります。3階のドームシアターにもあったんですけれども、カーテンだけの簡易なものでして、今回、個室を2つ作りまして、中に入って鍵を閉められる授乳室を2つ作ったということです。
(答)面積はじゃあ後ほど広報課経由でお知らせします。
 
(質)個室2個を増やしたということは、1階はそのまま生きてて全部で3個あるということですか。
(答:子ども・福祉部)そうですね、1階あります。
 
(質)3階のカーテン仕切りはもう無くすということ。
(答:子ども・福祉部)はい、そうです。
 
(質)あと、こどもの城だけではないんですけど、こどもの城の場合、今の理事長の、議会事務局長で退職された福田さんが就任される時に、非常勤だった歴代理事長を常勤に上げて200万円ぐらい報酬を上げているんですけど、理事会も結構紛糾して5年の契約が今年で切れるはずなんですが、その辺の外郭団体の条件整備等で県のコントロールというのは、どういうふうにお考えですか。そこの理事会が決めることだからと言いつつも、結局県費が出ていくわけですから。事実関係を確かめていただいて、また、別の時にでも聞かせていただいたらいいですけど。
(答)給料を上げることについてということ。
 
(質)というか、歴代の県OBが報酬を上げちゃいけないという形で非常勤にしていたのを、御自身が就いた時に理事会に諮って常勤にして報酬が200万ぐらい上がってしまったんですけど、その時、理事会も紛糾したんですが、最終的に県の意向にある程度有識者の方々も従ってきたわけですけど、でもいまだに、こどもの城はそういう不満が渦巻いていますよね。
(答)ちょっとそこは私も初めてお伺いしますので、確認をしてみたいと思います。恐らく、その時に何らかの提案をされて納得されたということは、合理性があったということではないかと思いますけど、確認してみます。
 
(質)合理性というか、お上のご意向だからある程度従う場合があるんで。それは信用保証協会も同じようなことがあったんですよ、10、2、3年前。だから、外郭がそういう形で条件整備する時に県にも報告があるわけだけど、その辺、県としてある程度コントロールするのかしないのかということですよね。
(答)合理性の判断でしょうね。今、県が言ったからそれで通るという時代でもないと思いますし、県民の方々のフィルターで見た時に問題があるかどうか、しっかりと見極めていくということだと思いますけどね。
 
○IR誘致
(質)あとIRですけど、さっきの関連で13日の定例会見で知事は、三重県には私は必要ないと思うとおっしゃって、その後、先週の金曜日15日に後田地域連携部長が桑名市の方へ説明に行かれて、真意はそういうことではないと。要は、県が是非含めて調査研究の姿勢は変わらないということをご説明されて、一応桑名市さんとしては県が地元の合意が第一だと。だからその分でいろいろ研究もされたりとか、商工会議所と勉強会を立ち上げたりとかやっているのに、いきなり水差すような発言じゃないかという話があって、後田さんは説明に行かれたんですけれども、さっきの知事のご発言を勘案すると、結局、前の是非も含めて調査研究を一応やるというふうなところでよろしいんですか。
(答)先ほど申し上げたとおりですので、真意がそうではないというのは、真意は真意、考え方はありますけれども。
 
(質)それは私見なんですね。
(答)私の私見ですね。それでどうするかということについては先ほど申し上げたとおり、、まずやっぱり、これは国にも確認していますけれども、地元の合意というのがやっぱり一番大事だろうと思っています。従って、市議会あるいは町議会でしっかりと多くの市民の方々、町民の方々の意見を聞いていただいて合意を形成をしていただくということが一番大事なことかなと思っております。
 
(質)だから多分、知事がひっかかっておられるのは、カジノ、ギャンブル依存症云々という、そこの部分の施設だと思うんですけど、例えば横浜市案はカジノを外した形で最終的に出してきていたりとか。それは申請を取りやめましたけど、ああいうカジノを仮に入れないIRというのも、収益はかなり減ると思うんですけど、それもやっぱり知事のお考えとしては不可なんですか。
(答)カジノなしのIRというのが、収益の観点から成立するのかといえばちょっと難しいところがあると思いますね。面積は非常に低いですけれども。それは結局、コンベンション施設であるとか、会議場といいますかごめんなさい、リゾートだとか、そんな形になりますので、なかなか運営は難しいと思います。それはそこの例えば人口だとか、それから強力な学会があるとかですね。そうでないとなかなか難しい。私もコンベンションは少しやってきた経験からいっても難しいので、カジノ無しでは難しいと思いますね。私が申し上げたのは、これをこのままずっと私の考えを申し上げるのが適切かどうかというのはありますけれども、依存症だけではなくて、三重県の富についても、これが外国に流出してしまう可能性もあるだろうというふうに考えておりまして、適切かどうかはよく考えないといけない。あるいは、地元の市民の方々によく考えていただかないといけないということを申し上げたかったんですね。
 
(質)外国の資本というのは、要は、外国資本にある程度、主導的にカジノをやっているので。カジノというかIRをやっているので。そこで取られてしまうんじゃないかという話ですね。
(答)日本の富が流出する可能性もあるだろうということですよね。
 
(質)大阪の場合は外国資本4で、あと大阪と地元企業で6割は結局、地元へ落ちる形になっているじゃないですか。ああいうことでも、やはり4割も外国資本に取られるのはおかしいというお考えですか。
(答)現段階において私の考え方は、そうですね、国内でお金が回っていくのはいいと思いますけれども、なぜ外国資本がカジノに関して日本をターゲットにして入ってきているかということもよく考えないといけないと思いますね。
 
(質)あと、大阪はある程度、多分この4月の末でいけると思うんですけど、あと東京が、ここが横浜は消えたけど、再度チャレンジの期間が多分出てきて、その時になるかもしれないし。だとすれば、東京、大阪、中部に一つというふうな考えも言われる方はあるんですけれども、その辺はどうお考えですか。
(答)そのお方がどう考えるかわかりませんけれども、今、九州の方も考えていますよね。地域バランスということを考えていくような、その熟度がIRに関してあるかというと、そこまではないというふうに私は考えていますので。やりたい市があれば、そこが手を挙げてくるというのは、十分あることだと思います。そこはまず、市民の理解を得られるかどうかというところですね。
 
(質)地域バランスの熟度があるかどうかというのは、要は、東京、中部、大阪というふうな、そういう区分けは必要なくて、上がってくるところが、例えば北陸なら北陸でもいいしというお考えですか。
(答)いいんじゃないですか、九州も手を挙げているところが。まだ了解は取れていないみたいですけど、やっていかれると。それに、東京、大阪というと、次やっぱり名古屋と違うかなと思いますどね。
 
(質)名古屋が適地がないからといって、河村市長が木曽岬干拓のことを持ち出したじゃないですか。
(答)それはよその土地の話なので。
 
(質)いやいや、いやいや。
(答)それは名古屋で適地があるかどうか探してもらったらいいんじゃないかという気はしますけどね。
 
(質)最初、だから常滑でって大村知事がおっしゃって、だけどそこが潰れて、結局、河村市長が木曽岬干拓があるよねという話をされて。三重県にも話がなかったので、ちょっと揉めましたけど、ただし名古屋と木曽岬干拓というのが非常に隣接じゃないですか、弥富とか含めて。
(答)隣接というか行政区域違いますからね。
 
(質)違いますけど、そこは協力してという話があったんですけど。
(答)協力。
 
(質)はい。
(答)三重県も協力しましょうと。
 
(質)はい。
(答)三重県も協力するということを言ったということですか。
 
(質)いや、言わないですけど。
(答)言わないですよね。
 
(質)そういう、河村さんの働きかけはそういう風だったんですけど。
(答)河村さんのお考えはいろいろあると思いますけど、三重県としてはそこの市町の方々がどう考えるかというのは非常に重要だと考えておるところであります。
 
(質)仮に地元合意で本家本元の木曽岬町とか、あるいは周辺市、桑名市とか、そういうところが乗っかって、仮にこれを県で申請してくださいと要望があった時には、その時はどうされるんですか。
(答)まず、桑名市あるいは木曽岬町がどう考えておられるかが重要ですので、そこで住民の合意をきちんと取られたかというのは確認をしながら、県で検討していくということなる。初めてそこで、検討がスタートするということになるんじゃないかなと思いますね。
 
(質)あと、この前一応、観光局というのをおっしゃったんですけど、土地の問題はあくまでも地域連携部じゃないですか。
(答)土地。
 
(質)木曽岬干拓の。連絡協議会も、地元の木曽岬、桑名市を入れた連絡協議会も、地域連携部主催でやられていて、そこでIR調査のとりあえず第1次の県の発表もされたりとかして、観光局じゃないんですね。
(答)土地はね。
 
(質)土地は。でもそこにIRのことを話されたわけなんですけど、今後、観光局と地域連携部と土地の問題と、あと観光施設という観光政策という考え方があるので、ここの連携はどういうふうにされて、窓口1本というわけにはいかないんですか。
(答)窓口は観光局ですね。
 
(質)観光局でよろしいんですか。
(答)IRについて所管をしているのは、国でも観光庁なんですけど、三重県でも観光局であります。前回、議会にも報告したのは、観光局の方からIRの調査研究について報告をしています。IRについて、干拓地であるから地域連携部ということではなくて、土地は地域連携部が担当しているということです。例えば、三重県の南部でIRの話が出てきた時に、担当部局はどこですかという話になって、これはIRに関しての担当部局は観光局。これは変わらない話ですね。
 
(質)だけど、用地に関しては南部活性局とか関わってきますよね。
(答)そうするとね、南部は南部活性化局で北部のIRは地域連携部、おかしいでしょ。なので、IRについての所管は観光局です。
 
(質)そこは観光局等に我々も聞けばだいたい。
(答)そういうことです。
 
(質)土地活用で、仮に今、工業団地等で売り出しをしていますけど、木曽岬干拓の。地域連携と雇用経済の産業誘致が関わってですね。そういう横断的なものというのは、今回に関しても地域連携部の木曽岬干拓のところの部分、土地の部分と、それと観光局と、これを横断的にある程度つながっていると見ていいんですか。
(答)横断的というか、土地の活用については地域連携部が担当しますけれども、IRを設置するかどうかの根幹的な部分は観光局の判断ですね。
 
(質)そこは観光局が最終判断する。
(答)そうですね。最終判断は県ですと私になりますけど。
 
(質)知事ですよね。
(答)はい。所管部局という意味では、IRの設置について、これ全県を通して観光局ということです。
 
○人口減少フォーラムの出席者
(質)あと、全く関係ない話ですけど、人口減少対策フォーラムで出られた笽島さんは知事の義理の弟さんですか。
(答)笽島さんですか。
 
(質)はい。
(答)いや、違います。
 
(質)全然関係ないですか。
(答)はい、姻族関係、親戚関係ではないですね。
 
(質)あ、そうですか。わかりました。
 
(質)よろしいですか。終わります。ありがとうございました。
 
(答)はい、どうもありがとうございました。

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