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令和03年07月09日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和3年7月7日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

・東京オリンピック・パラリンピック事前キャンプの受け入れ体制について(発表)

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・RSウイルスの県内状況
・新型コロナウイルスワクチンの供給不足に対する県の対応
・新型コロナウイルスワクチンの都市部への優先配分
・大規模災害時の氏名公表
・知事の去就

発表項目等

(知事)はい。おはようございます。それでは、やりたいと思いますが今日は発表項目一つです。東京オリンピック・パラリンピック事前キャンプの受入体制について発表をします。7月14日からですね、松阪市で行われるカナダ・スケートボードチームと四日市市のカナダ・体操チームを皮切りに、8月末にかけて、県内5つの市で、3か国、5チームが順次キャンプに入ります。一方で、新型コロナウイルスの感染が続く中での大会であり、選手団の方々も、県民の皆さんにも安心してキャンプ期間を過ごしていただけるように、県としても万全の体制で臨みたいと考えています。今回、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会から選手団など関係者に向けて、「プレイブック」と呼ばれる非常に厳しい感染症防止策を要求する冊子が配布され、遵守を求めています。プレイブックの内容が、事前キャンプ地でも適切に実施されるよう、国が事前キャンプ受け入れ自治体に方針(ガイドライン)を定め、各自治体は詳細な受入マニュアルを作成したうえで、感染防止策を実施していくこととなっています。これらのガイドラインでは、選手団は全員が2回のワクチン接種を済ませてから来日することが求められているほか、入国後は、毎日、PCR検査を実施することとなっています。また、空港から事前キャンプ地への移動は専用の車両で、練習施設は基本的に貸切、宿泊施設も選手が泊まるフロアの部屋は全て貸切としたうえで、選手団には練習場と宿泊施設のみで過ごしていただき、一般客の方と接触しない動線を作るなど、選手団と一般住民の方が接触しないようにします。このように、選手や関係者の移動・滞在を一定の空間に限定し、外部との接触を極力避けるという、いわゆる「バブル方式」により新型コロナウイルス感染症に対応いたしますが、もし選手団に陽性反応が出た場合においても、関係機関と協力しながら感染拡大を防止いたします。来る東京オリンピック・パラリンピック事前キャンプの安全かつ円滑な実施に向け、国・県・市町が連携し、万全の体制でお迎えをしていきます。今、これ今言いましたように、このカナダのスケートボード、それからカナダの四日市、ここを皮切りに、その後、カナダのレスリングが津であって、それからパラは少し遅れてですけどもこうなってます。あと伊勢は未確定ですがこうなっています。徹底のうえで安全安心でいく。先ほど言いましたように、選手の皆さんは、ワクチンを2回接種済ませてから来ていただくということになってますし、ここに書いてますとおり、毎日、PCR検査をやっていただきます。選手団でこういう形で、貸切とか往復だけという形で、これバブルですけどもこういう形で、一定の空間の制約にしてバブル方式でやるという形でさせていただくということになっています。はい。私からは以上です。
 
発表項目等に関する質疑
 
○東京オリンピック・パラリンピック事前キャンプの受け入れ体制について(発表)
(質)はい。ありがとうございました。そうしましたら質問で、まず、基本的には市民等の接触がないようにされるというふうなご発言でしたけれども、例えば、ホストタウン登録地は、市民との交流なんかも期待されてるかと思うんですけど、その辺との兼ね合いっていうのはどのようにお考えですか。
(答)今回は、そういう意味で、選手が来ていただいた時に、交流ができないということは残念ではありますけれども、事前キャンプの前、要はキャンプ地を決めるとき、それから、このキャンプを実施してその後もありますから、その後、コロナの感染が終わったら、落ち着いてきたら交流をしていく、そんな形につなげていければというふうに思っていますし、ちょっと県内でやれるところがあるのかちょっと確認してないんですけども、例えば、僕らG7の時とかは、サミット給食とかっていう形で、子どもたちの給食でその国のことを知ってもらうみたいなんを実はやったんですね、結構たくさんやって評判よかったんですけども、全国ではそういうホストタウンもあるようですので、県内ちょっと確認できてませんけども、いろんな交流の仕方、世界を知る、競技を知る、そういうことができると思いますので、このキャンプの時期に限らず、こういうきっかけを得て、この後、安心した形で、交流が進んでいければと思います。そういうことを県も市町と連携して進めていきたいと思います。
 
(質)ありがとうございます。もう1点ですけれども、例えば練習場ですとか宿泊施設については、例えば公表をされるですとか、そういったことはあります?
(答)はい。練習施設については、すでに公表されている場所がありますけども宿泊場所については、受入地の住民の方との接触をできるだけ減らすというような観点から、現時点では公表を控えたいというふうに思っています。一方で、一部例えばメディアの皆さんにホテルから出るところを取材していただくようなケースがありますが、そういう場合は、それに限って、お伝えをするとか、そういう方法をとりたいと思ってますので、取材についても、今のところは松阪のスケートボードは、どっかの段階でメディアの皆さんからの取材の機会を設けたいと思ってますし、松阪市以外のところについても、今検討していただいておりますので、決まり次第、随時発表していくという形になります。
 
(質)ありがとうございました。そうしましたら幹事社から以上です。各社さんお願いいたします。
 
(質)不幸にして感染が分かってしまった場合、この選手団の方たちですが、そういう場合はどのように措置をしていく?
(答)こっちに来てからですね。
(質)そうですね。
(答)こっちに来てから、この毎日のPCR検査とかで分かった場合、基本は県内でコロナの感染者の方が出た時と全く同じフローです。検査の結果を保健所がそれぞれ調査をして、こっちに来てからですよね、こっちに来てから、であればもう全く同じフローです。保健所が接触者を特定して、それを入院調整させていただいて、入院調整については、申し訳ないですけどこのオリンピックの選手だからといって、一般市民より優先するということは一切なく、住民の方と全く同じです。そういう形で、全く同じフローで対応させていただくということになりますが、そこで、競技の出場などのことについてとかが問題・課題が出てきたときには、国や競技団体とかと協議をしていくということになりますが、そこは国とかが判断するところでもあると思いますので、自治体としてはもう全く、その他感染者の方と同じフローで対応したいというふうに考えています。ワクチンも2回打っておられますし、ということで可能性低いとは思いますけども。あと、我々の、一定の要望、東海3県での一定の要望もあって、空港で陽性が判明した、陽性者が判明した場合、その濃厚接触者候補の人たちは、空港から5時間以上かかる場所が、三重県そうなんですけども、そこから5時間以上かかる場所には移送させないと、その空港とかの事務局が指定するところで隔離するってことなので、三重県の方に空港で陽性が判明した人の濃厚接触者候補者が、こっちに来るという可能性は極めて低いと思いますので、そう意味では全般的には低いと思いますけども、発生した場合は、一般の県民の皆さんと全く同じフローという形でやります。
 
(質)先ほど、県としても万全の体制でやっていきたいということだと思うんですが、以前、岐阜県の古田知事も受け入れ自治体がこうやって様々な細かい部分を対応されることに、非常に難しさを感じていたかと思うんですが、県としてはその部分、どうサポートされていくのかその部分を教えてください。
(答)そもそも、我々、今申し上げましたように、保健所を管轄していますので、主には、四日市市さんだけ保健所、四日市市さんが管轄してますので、まずそもそもPCR検査を、やる検査機関は県で、四日市の分も含めて一括であれやったっけ。
(答:雇用経済部)全部委託、業者委託。
(答)やんな、全部一括でやってますんので、連携しながら、その濃厚接触者の特定とかそういうのをやっていくことになると思いますけども。あと、難しさがあるので、とにかくやっぱ水際でしっかり対応していただくというのが、一番重要なことだと思いますし、さらに言えば、実は濃厚接触、空港で陽性が判明した人の濃厚接触者候補者っていうのは、機内の一定の座席の範囲とか、機械的に割り出されるので、本当に濃厚接触者かどうかって細かい詰めをやらずに、機械的な判断じゃないところで、そこで濃厚接触者候補者とならなければ、一応こっちの自治体の方に来ることになりますから、そういうちょっとやや微妙なとこもありますので、やや微妙っていうかより国に対して、水際において厳しい対応をしっかりしてもらうように、引き続き求めていきたいというふうに思います。
(答)どうぞ。
(答:雇用経済部)ちょっと1点だけ補足させていただきます。PCR検査の件でございますけども、実はこの鈴鹿市、それから津市、伊勢、松阪市の分については、県の方で一括して、業者の方へ委託発注をしております。四日市市の方だけは四日市市独自で対応すると形になっておりますので、そこのところだけちょっと補足をさせていただきます。ありがとうございます。
(答)いずれも連携してやります。はい。
 
(質)これ伊勢のラオス、パラ陸上未確定というふうになってますけど、これいつごろ確定するとかその状況がどうとか。
(答)どうですか。
(答:雇用経済部)今月下旬に確定するというふうに聞いております。
(答)今月下旬。
 
(質)先ほど、以前3県知事で要望出された、国が出してる濃厚接触者候補者の概念で、空港から5時間未満ってあったと思うんですけれども、今回くる5チームの皆さん基本的にセントレアじゃなくて、羽田ですとか大阪とか、要はすぐ来れないところから来るっていうこと?
(答)そうです。で伊勢だけは、ラオスだけはどの空港から入るかがまだ決まってませんので、これは違いますけども、この4つは、いわゆるその5時間よりかかるっていうのに該当するということでええんやね。はい。だから、ラオスは空港によっては、もしかしたらセントレアって可能性もあるかもしれませんし、関空とか。
 
(質)あと、例えば選手団が来た時に、選手も多少たぶん出たい気持ちあると思うんですけれども出られないっていうことで、例えば三重県として、各自治体かもわかんないですけど、おもてなし策みたいなのは、今のところ考えてらっしゃいますか。
(答)今回はセレモニーとかをやることは、県としては少なくとも考えてないですね、はい。選手団の皆さんとか、プレイブックに沿ってきっちりやっていただいてるかってことも含めて、大体の会場に、大体のというか全部だな。県の職員も張り付いて、おらしていただいて、いろんな緊急対応なんかも連携して、とれるように、駐在させる形にします。
 
(質)一定不安の声も県民、不安を持ってる方も県民の中にいらっしゃるかと思いますが、そのあたりどのように説明していこうと思われますか。
(答)どのように。
 
(質)そのあたり、どのように今回の来県対応、説明していこうと思われますか。
(答)説明していこう。今申し上げたとおり、組織委員会から示されるプレイブック、非常に厳しい措置を書いてあるものが、配布され、それに沿って各選手団対応していただきますので、県としましては先ほど言いましたように、それぞれ選手の皆さんはワクチンを2回打ち、そして毎日PCR検査をして、一般の皆さんと接触がないようにするという形にしていただいてますので、それを徹底してやっていくということと、各関係機関と連携して緊急事態にしっかり備えるということでありますので、現在とっている対応としては、万全の対応の準備を、備えをしてありますので、県の皆さんには安心をしていただきながら、むしろ逆に、何ていうかそういうふうに厳格にやっているにもかかわらず、選手たちを見たいのでってことで競技施設に来られたりとか、あるいは宿泊施設に行かれたりとか、そういうことはぜひ避けていただきたいと思います。それは県民の皆さん自身が感染をされない可能性っていうのももちろんですけれども、選手のみんなもやっぱりオリンピックに向かって来られて、感染せずにしっかり競技に向かっていって欲しいというのもありますから、両方にとって安心である必要がありますから、そういう意味では県民の皆さんにもご理解いただいて、ご協力いただければと思います
 
その他項目に関する質疑
 
RSウイルスの県内状況
(質)そうしましたら発表外ですけれども、昨日、国立感染症研究所の方で、乳幼児が感染するRSウイルスが、結構流行っているというふうな注意喚起があったんですけれども、三重県内の状況を教えていただければと思います。
(答)RSウイルス、本来は冬に多い病気なんですけれども、今年に限らず、実は数年、2016年度から17年の頃からも、少し流行の立ち上がりが早く、夏とかに出てくるようなケースもあるようですけれども、昨年度がコロナの感染予防対策との関連もあってか患者数が少なかったので、特に今年度は、感染の立ち上がりが早く、去年感染していない乳幼児が感染をしていて非常に多くなっているという状況です。直近、6月28日月曜日から7月4日日曜日、この1週間の定点と呼ばれる医療機関、うちでいうと小児科などの45の医療機関があるんですけど、そこに来る1週間で16なんやったっけ、1日で16やったっけ。
(答:医療保健部)1週間です。
(答)1週間ね。1週間当たりの人数を見てまして、この6月28日から7月4日は1週間で16、45医療機関の平均が16来てるということになります。これは、過去、三重県でいうと、2006年まで少し確認しましたが、最高でも定点当たり約5人なので、そういう意味では、例年と比べても、非常に過去と比べても、多い数になっています。もともと、学校とか保育園とかで欠席したら、それを入力していったりする「さっちみえ」っていうシステムがあるんですけど、それで10人を超えると管轄保健所に、アラートがいくように、そういう設定をしてありますので、保健所にそれぞれ伝わって、保健所から、それぞれの保育所とか学校とかと連携して、注意喚起をしていくということになります。RSウイルスは、ほとんどが軽症なので、外来受診だけで対応可能ということになりますけども、基本的には手洗いとか、手指消毒とか、マスクとか、そういうようなコロナと同様の、あと、症状があった場合は、保育園とか、そういう登園を控えていただくとか、そういう対応をしっかり取っていただくということだと思いますので、注意しながらやっていただければと思います。
 
(質)ありがとうございました。そうしましたら幹事社からは以上です。各社さんお願いいたします。
 
○新型コロナウイルスワクチンの供給不足に対する県の対応
(質)コロナのワクチンなんですが、少なくなってるという話で、何回か聞かれたかと思うんですが、県として何かございますでしょうか、対応など。お願いいたします。
(答)これはもう県としてというか、県あるいは市町、自治体挙げて、国に対して、ワクチンの供給をしっかりやって欲しいということを申し述べているところであります。例えば松阪市さんも、25日以降の大規模接種の部分を少し予約を縮小されるということで。一方で、7月末までの高齢者接種については影響がないと、竹上市長もおっしゃっておられますので、全県としても7月末までの高齢者接種の皆さんの接種についてのワクチンというのは問題ないと、影響ないというふうに考えてますけども、その先の供給が十分でないということなので、これは国に対してしっかり要望をしていきたいというふうに思っていますし、国においては、その体制をしっかり整えて欲しいと思います。要は、自治体もやっぱり住民の皆さんの、命と健康を守るためにワクチンを、早く接種希望する人に接種したい、そのために、全力を挙げて接種体制を整えた、でもワクチンが来ない、そういう状況にあるわけなんですよね。だから、住民の皆さんの命と健康を守りたいという、自治体の願いを、そのために汗をかいた自治体の努力を無にしないように、国においては、しっかりと法人供給、ワクチンを確保して欲しいと思います。昨日の河野大臣の会見で、ちょっと僕らも、もともと、場合によっては、今度の全国知事会で、私の方から発言させてもらおうかなと思っていたんですが、「都道府県調整枠」というのを作るっていうふうに河野大臣が言っていたんです。配分のうちの人口で大体8割ぐらいは配った後、残り15%ぐらいを、都道府県が、県内市町の中の接種の状況に合わせてワクチンを調整する枠みたいなのができることになるので、そこは、我々もそういう、全国一律同じ状況じゃないので、なんかこう、国がVRSの入力状況だけ見て、狙い撃ちで市町の、バンバンバンバン供給を増やしたり減らしたりされるよりは、県と市町が相談しながら、ワクチンの調整をさせてもらう方が、我々はありがたいと思っていましたので、そういう枠ができてきますから、市町の皆さんの声をよく聞き取って、ワクチン接種をスムーズにやれるようにしていきたいと思います。
 
○新型コロナウイルスワクチンの都市部への優先配分
(質)ワクチンに絡む部分なんですけれども、直近で大阪の吉村知事がコロナワクチンについて、いわゆる都市部への優先配分というのを国の方に要望されるようなことがありましたけれども、当然、都市部と地方で対立があってはいけないかと思うんですが、知事としては、この大阪府知事の要望、大都市部への優先配分、その部分の考え方はどう思っていますでしょうか。
(答)それは何ていうか、重症化させない、発症させない、感染を防ぐ、そういう観点では、都市も地方も同じだと思いますので、何か人口が多いのでワクチンを重点的にっていうことは、少し我々としては、理解しにくいですね。例えばそれを、うちがですよ、三重県が三重県内で、人口の多い四日市と津にどんどこワクチンを供給して、それ以外は供給しないでいいですよって言って、県民の皆さんの理解が得られるかっていったら得られないですよね。僕はそういうことだと思います。やはり、それぞれにそれぞれの、例えば、わかんないですけど、人口が少ないところに住んでいても、例えば人口が多い、人が密集しているところに通勤している人もいるだろうし、いろんな病気を抱えておられる方とかもいるだろうし、それはそれぞれ個々の事情があるので、何か、人口がとか、都市部がっていうような形でワクチンの供給を仕切るっていうのは、少し我々としては理解しにくい。
今申し上げた、県内で仮にそうした場合に、僕は県民の皆さんの理解は絶対得られないと思うし、そうするつもりもないですけど。なので、全国的にもそういう状況なのではないかなというふうに思います。でもそれは、吉村知事ご自身も、自分ところの感染をしっかり押さえたいということと、やはり大阪府とかが、近隣の、あるいは三重県でも県外由来というのがあるように、大阪の影響で近隣にも感染が、通勤通学とかであったりするので、全国的には波及を少なくしたいという強い思いからだというふうに思いますので、それはその何ていうか、吉村知事の気持ちは十分理解した上で、今申し上げたようなことだと思います。責任感から発せられた言葉だと思うので、そこは十分理解した上で、ということだと思います。
 
○大規模災害時の氏名公表
(質)昨日も少し話が出た話なんですが、熱海の災害に絡む部分なんですが、今回、静岡県が安否不明者の氏名を公表されました。その後、だいぶ安否確認に相当役立った点もあったかと思うんですが、県としては、大規模災害時に、氏名公表については今後どういう対応をされていくのか。その考え方等を教えてください。
(答)今回の救助活動において、安否不明者の氏名を公表したということによって、生存が確認、41人ですか、できたということで、これは公表の成果があったというふうに思います。先般、6月の全国知事会で、公表の中間整理と位置付けられたガイドラインを示されましたけど、我々としては、公表が基本だというふうに思っています。公表が基本ですけれども、個人情報に留意するとか、あとは、DVとかから逃れて住民基本台帳の閲覧が停止されている方とかもいらっしゃいますので、そういう部分に十分配慮した上でということですけれども、公表が基本だというふうに思っていますので、そういう形で、県としてはやっていくということになると思います。一方で、国の統一見解も示されていないという状況で、自治体がそれぞれ判断するでもいいんですけれども、どうですか、もし国の法令とかでしっかり規定されていたら、今回も例えば、静岡とか熱海も、もっと早く出せたかもしれませんね。そうすることが、今回、ちゃんと公表して、公表の成果があったと思っているうえで、ちゃんとルール上、仕組み上、公表するものなんだってなっていたら、もっと早くできたかもしれないですよね。そういう観点からも、今回の公表の成果があったということをふまえて、より良くするという観点から、やっぱり国とかにおいても、統一的な見解を示したり、あるいは法令に規定したりする、そういうような方向にしっかり進んでいって欲しいなというふうに思います。 
 
○知事の去就
(質)最後に知事の去就に関してですけれども、1日夜に一部報道があって以降、県民の皆さんから様々な声をいただいているかと思うんですが、県民や職員、我々含めて非常に気にしている部分ではあるんですけれども、今後、知事職の任期を全うされるのかどうかの考え方、改めてその部分をお伺いしたいのと、もし転出する場合は、辞職であったりとか、出馬の表明等を、今後されるかと思うんですが、その部分、今どのように考えていらっしゃるのか教えてください。
(答)以前、会見で申し上げたことと全く同じです。つまり、現在、何か出馬が決まったとか、そういうような事実はありませんし、今、コロナ、ワクチン、国体の準備など、引き続き県政の諸課題に全力を傾けていくということ。それから、一方で、新たな動き等があった場合は、県民の皆さん、あるいは後援会の皆さんの声をよく聞いて、熟慮を重ねていきたいということであります。従って、今、おっしゃっていただいた後段の部分の辞職の何とかっていうことは、全然考えている状況ではありませんので、それについてコメントするところはありません。
 
(質)その件で、県庁内評では、「任期を全うすべく」っていう言葉が消えたと話題になっとったけど、そこらはあえてそう言ってないというわけではない。
(答)あえて言ってないっていうのはないんですけども、引き続き県政、僕、多分だから、議会の答弁で申し上げたようにっていうふうに引用したんじゃないかと思うんですけども、会見の時に。だから、引き続き県政の諸課題に全力するというのは、これまで言っていることと変わらないってことだと思いますけどね。
(質)多分それは、任期を全うすべくと我々はとらえてよろしいわけですね。
(答)いいんじゃないですか。
 
(質)その新たな動きというのは、今はまだ起こってないということですか。
(答)どうですかね。新たな動きというのは、大きいのも小さいのもいろいろありますけれど、僕は、声を聞いて、熟慮を重ねていきたいというふうに申し上げたとおり、今回、いろんな報道があって、いろんなお声をいただいています。ですので、そういう声を。それも、新たな動きと言えるかもしれません。そういう声も、しっかりお聞きしながら、熟慮を重ねていくということだと思います。いずれにしても、今は引き続き県政の諸課題に全力を尽くすというのが一番大事なことでありますので、それをしっかりやっていくという中で、たくさんお声をいただきましたから、そういうのをふまえて、そういうのをお聞きしながら、熟慮を重ねていくということだと思います。
 
(質)非常にたくさんの声があったと思うんですが、具体的に知事の印象に残った、いろんな、県民や、立場の方からのお声はどんなものがありましたでしょうか。
(答)それは何か、それを申し上げることで何か予断を与えるといけないので、どういうお声があったかということは控えたいと思いますが、いろんな声があったということで。
 
(質)ほか、よろしいでしょうか。第二さんはいらっしゃらないですね。じゃ、よろしいですか、皆さん。そうしましたら、ありがとうございました。
(答)ありがとうございました。
                                                

                                                 了

 

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