知事定例会見録
令和2年1月7日
於:プレゼンテーションルーム
発表項目等
・知事の年頭あいさつ
・「空飛ぶクルマ」シンポジウムの開催(発表)
・広島県・三重県知事懇談会の開催(発表)
質疑項目
・発表項目等に関する質疑
・今年一年の展望と抱負
・東海環状自動車道の全線開通に向けた事業進捗
・IRに絡む国会議員の金銭授受と三重県のIRに関する調査研究
・三重県地方卸売市場の初競り
・日本産牛肉の中国への輸出再開
・5Gに向けた環境整備とスマート自治体に向けた県の新組織設置
・安倍首相の年頭会見及び伊勢神宮参拝
・知事の年末年始の過ごし方
・知事の政治家となる選択
発表項目
(知事)それでは新年一発目ですね。あらためまして、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。県政記者クラブ、第二県政記者クラブの皆さんにおかれましても、旧年中も大変お世話になりまして本当にありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願いしたいと思います。それでは冒頭、今日発表事項いろいろありますが、冒頭私のほうから新年にあたって少しコメントしたいと思います。昨日の職員への訓示とかぶるところも多少ありますが、ご容赦いただければと思います。年末年始は、お天気にも恵まれまして令和最初のお正月、健やかにお過ごしされた方が多いのではないでしょうか。三重県関連でも、三が日の伊勢神宮参拝客数が、遷宮以降過去2番目になったり、高校サッカーで四中工がベスト8に進出したり、あるいはテレビにおける正月番組などで三重県が高い露出があったことなど、幸先の良い、明るい話題の多い年末年始であったのではないかと思います。昨年は令和時代の幕開けでありました。4月に上皇上皇后陛下、11月には天皇皇后両陛下が三重県をご訪問いただき、私たちは歴史的瞬間をこの地で目の当たりにすることができました。大変喜ばしい年で明るい話題が多かったものの、一方で豚コレラ、CSF、あるいはアコヤガイの稚貝のへい死、あるいは記録的短時間大雨9回をはじめとする災害による被害の発生など、県民の皆様の暮らしを脅かす事象が相次ぎ、緊張感や不安感の絶えない1年でもありました。今年は子年でありまして、実は私が経済産業省を辞めて、三重県から政治活動をスタートしたのが前回の子年であります平成20年、2008年であります。まさに人生の大転換点であったわけでありますけれど、あれから干支が一回りをいたしました。大変感慨深い思いで、新たな気持ちで、あらためて今年の新年を迎えたところであります。これまでお支えいただいた、皆さんへの感謝を忘れることなく、三重県発展のため引き続き全力を傾注していきたいというふうに考えて、そういう思いを強くしている新年であります。本年は聖火リレー、事前キャンプへの対応、食材をはじめとした首都圏での情報発信など、東京2020大会関連に注力しつつ、それと連動させる形で三重とこわか国体・三重とこわか大会の準備を最終段階として加速させつつ、機運醸成を図っていきたいと考えています。また命より重いものはないとの思いのもと、頻発する大規模災害への備え、医療介護、児童虐待対策、こういうことに全力を尽くしていきたいと思います。さらに経済的な不透明感もある中、中小企業、小規模企業への対策にも万全を期していきたいと思います。本年もどうぞ三重県をよろしくお願いしたいと思います。これもあと報告事項、後にご質問でもしかしたら出るかもしれませんが、先に申し上げておきますが、昨日、県民型予算、みんつく予算の投票が締め切られました。現在、速報値でありまして、最終的に昨日の消印有効もしてますので、現時点では年末年始の郵送分がカウントされてませんので、1月中旬に実施する知事査定ヒアリングの場で事業ごとの得票数や順位などについて公表したいと思いますが、現時点の速報値で総得票数5,323票、東京都が一番最初にやった時が4,185件でありましたので、そういう意味では多くの皆さんにご関心を持っていただいて、投票いただいたということで、あらためて御礼を申し上げたいと思います。
続いて発表事項2点申し上げたいと思います。1点目は空の移動革命実現に向けたシンポジウムの開催についてです。三重県は、空飛ぶクルマが活躍する将来の姿を広く周知し、地域社会における受容性の向上と県内での新たなビジネス展開につなげるため、2月13日に有識者や機体製造者等を迎えてのシンポジウムを開催しますので、その概要を発表します。当日の主なプログラムは5つです。1つ目は、空飛ぶクルマが創る地域の未来をテーマにしたオープニングトークです。エアモビリティ社会の実現を目指すスタートアップに投資を行っているドローンファンドや、数多くの起業家を支援する千葉道場の代表を務めるほか、ホンダジェットを顧客第一号として共同所有する千葉功太郎さんと私が、三重県での取組や新たなビジネスの創出の可能性などについてお話をします。今後成長していくと予想されるドローン及びエアモビリティ産業分野で、多くの企業をサポートされている千葉さんとのお話を非常に楽しみにしています。2つ目は、空飛ぶクルマに関する政府の取組について、経済産業省からご講演をいただきます。3つ目は、基調講演です。陸・海・空のロボットの一大研究開発拠点として整備されている福島ロボットテストフィールドから副所長の秋本修さんと、エアライン事業者としてドローン事業化に向けて取り組んでいるANAホールディングス株式会社から保理江裕己さんに、それぞれご登壇いただき、空飛ぶクルマの開発状況や中長期的な展望等について講演をしていただきます。4つ目は、空飛ぶクルマを通信、製造、利用という3つの視点で捉え、それぞれの分野のリーディングカンパニーである、KDDI株式会社、株式会社SkyDrive、日本ヘリシス株式会社をお招きし、経済産業省を交えて、空を活用したビジネスの創出に向けたトークセッションを行います。5つ目は、今年度の三重県における実証実験について、楽天株式会社とみえ「空の移動革命」社会実装共同事業体から報告します。併せて会場内では実証実験での使用機体の展示も行います。どのプログラムも魅力ある内容ですので、県内の様々な産業界の方、空飛ぶクルマに関心のある方や記者の皆さんに、ぜひご参加いただきたいと思います。三重県では、空飛ぶクルマを活用して、交通、観光、防災、生活等の様々な地域課題を解決し、地域における生活の質の維持・向上や、新たなビジネスの創出を目指し、空の移動革命の実現に取り組んでいます。本シンポジウムを通じて、県内事業者の皆さんに新たなビジネスの可能性を周知するとともに、引き続き、空飛ぶクルマ導入促進に向けた実証実験の誘致など、実用化を見据えた取組を進めていきたいと思います。
それでは発表事項2つ目です。広島県の湯﨑知事との懇談会についてですが、1月28日に開催します。広島県との知事懇談会は、両県の共通課題の解決に向け連携を進めていくため、平成25年度から毎年開催しており、今回で7回目を迎えます。今回の懇談会は、防災・減災対策の推進、児童虐待の防止・子どもの見守り支援、健康づくりの推進、の3つの議題について意見交換を行います。1つ目の防災・減災対策の推進では、平成30年7月豪雨の調査・研究結果等をふまえ、ソフト・ハードの両面から防災・減災対策を深化させるための取組について意見交換を行います。2つ目の児童虐待の防止・子どもの見守り支援では、児童相談所の専門性を向上するための取組やAIを活用した児童虐待対応の取組とその加速化について意見交換を行います。3つ目の健康づくりの推進では、健康づくりトップクラスに向けた取組の方向性等について意見交換を行います。なお、懇談会に先立ち、1月27日に児童相談センターにおいて、AIを活用した実証実験の取組を紹介して、懇談会での議論を深める一助にするほか、両県が注力している産業振興や女性活躍推進の分野で優れた取組を展開しておられる、うれし野アグリ株式会社や井村屋グループ株式会社を視察し、翌28日に、DMG森精機株式会社伊賀事業所や伊賀伝統伝承館伊賀くみひも組匠(くみ)の里を視察いただきます。これまで、広島県との知事懇談会を契機に、医療・福祉分野のものづくり企業の展示・交流会に連携して取り組み、三重県と広島県の企業が連携して起立介助チェア製品を開発するなどの成果につながっています。今回の懇談においても、しっかりと意見交換を行い具体的な成果につなげていきたいと考えています。
発表項目等に関する質疑
○「空飛ぶクルマ」シンポジウムの開催(発表)
(質)幹事社から何点か質問させてもらいます。まず空飛ぶクルマなんですけれども、シンポジウムの狙いの一つとして、新たなビジネス展開というお話もありましたけれども、知事として空飛ぶクルマを通じて、こういったビジネスが生まれたらなっていう何となくのイメージなどはあったりするんでしょうか。
(答)まず今回のシンポジウムは、本当に皆さんにも取り上げていただいて、空飛ぶクルマっていうのを三重県が取り組んでるねと、県民の皆さんも理解は一定していただいてるんですけど、じゃ、でもそれって何か何となくは分かるけど、どんなことに使われんのとか、どんなふうに私たちの暮らしが変わっていくのっていうのが、まだ具体的なイメージをお持ちでない方もたくさんお見えですので、そういうこの期待感を、具体的な感じを持っていただいてこういう活用方法がある、このビジネスがあるというのを知っていただいて、さらに期待感を持っていただきたいと、そんな思いがあります。私としては、常々申し上げているような中での、防災、観光とか、あるいは生活の場面とかでの活用を考えておりますけども、特に離島とか、中山間地とか、要はそういう人口が減少していて、輸送手段とか、交通機関とかが少なくなっている所であっても、自分が好きなこの場所で暮らし続けていけるように、安心して暮らし続けていけるように、例えば買い物する場所がなくなってきたら、じゃあその買い物支援の空飛ぶクルマの輸送を活用しようとか、あるいは医療をなかなか受けるのが難しい時には、そういう医療の何か持ち運びとかで、うまく対応していこうとか、そういうような形で将来的には有人飛行も備えて、移動もできるようにしていけばということで、人口減少社会の中でも、自分たちの住みたい所で暮らしていけるようにっていうようなビジネスが生まれてくればいいかなと。あとは観光の関係では、例えばセントレアから、この有人飛行で今も空で何ていうの、空をぐるっと周遊するスカイアクティビティーみたいなんが流行ったりしてますので、こういう三重県の景観、美しい自然なんかを、あらためて空から見ていただいて空を周遊して三重県の魅力を感じてもらうような観光商品とか、コンテンツとか、そういうようなことがあればいいかなというふうに思いますけどね。僕らの想像を超えるようなビジネスがどんどん出てくると良いなというふうに思いますけどね。
○広島県・三重県知事懇談会の開催(発表)
(質)広島県知事との懇談なんですけれども、それぞれ視察に訪れる場所って何かどういった理由で訪れるんでしょうか。
(答)まず児童相談センターの所は、うちがAIを活用した一時保護のやつをやっていて、広島県さんもAIを活用しての、何か子育て支援の仕組みみたいなんをちょっと考えておられるようで、それを視察していただく。いずれにしても児童虐待対策を両方でしっかり取り組んでいこうということと、井村屋さんとうれし野アグリさんは産業振興とか女性活躍という文脈で見ていただきます。DMG森精機は5Gの関係とかで、こういう先端的な産業が三重県にも事業所を構えていますよというようなこと。それからくみひもの所は、平成30年にインターハイがありましたので、その時に広島の選手にもくみひもを、ミサンガを高校生たちが渡したりしましたので、せっかく伊賀に行っていただきますので、そういう所も見ていただければなというふうに思っております。
(質)懇談会の中の3つ目で健康づくりの推進とあります。これは何か、どういう理由でお話をされたいと?
(答)うちとしても健康づくりについて、ウェアラブル端末を使ったりしながら、いろんな新しい取組をしていこうというふうに思ってるんですけれども、広島県さんも、がんセンターとか、あるいは健康づくりとかに積極的に取り組んでおられますので、そういう取組をシェアさせていただければありがたいなというふうに思ってます。三重県もがんが死亡割合の、死亡原因の1位でありますので、そのがん対策をしっかり行っていくっていうことは、健康づくりっていうか、健康寿命を長くしていくということの第一歩でもありますので、そういうことも含めて知見をシェアしていきたいというふうに思います。
(質)知事懇談会の関係なんですけども、議題の中には3項目ですけど県として何かそういう、いわゆる育休の取得とか、広島知事も結構育休については推進してるかと思いますが、その部分っていうのは、話し合いはされないんでしょうか。
(答)結構これまで平成25年からやってるんですけど、25年も26年も27年も28年もかな、大体毎年やっていたんで、そういう話題は出るでしょうけれど、当然、井村屋さんとか見ていただきますんで、議題という形にはなりにくいかなと思ってますけど、一方で話題としては、やっぱり両方ともカキの生産県ですから、カキのへい死とかもあったんで、そういう気候変動を踏まえてどうカキを消費拡大していくかとか、生産を安定的にしていくかとかは、表面の議題であるかどうかは別としても、湯﨑さんとよく話をしたいというふうに思ってます。あれ何年の時やったかな、平成26年度に来ていただいた時は、的矢カキの養殖場を湯﨑知事も見ていただいてますので、そのあとカキの消費拡大のPRを、宮城県と3県で有楽町やったこともあるので、そういう一次産業的なこと、水産業的なことについてはちょっと話題というか会話はすると思いますけどね。
その他の項目に関する質疑
○今年一年の展望と抱負
(質)それでは発表項目以外で幹事社のほうからさせてもらいますけども、冒頭のあいさつでもありましたけれども、知事として個人としては、この1年間どういった1年にしたいか、12年前は人生の大転換だというお話もありましたが、どういう1年にしたいのかっていうのをあらためて教えてください。
(答)今申し上げたような形で、東京オリンピック・パラリンピックと連動させる形で、間髪入れず、やっぱり三重とこわか国体・三重とこわか大会の機運醸成を図っていくと。ラグビーワールドカップもそうでしたけども、始まるとすごい盛り上がりがあると思うんですよね。東京オリンピック・パラリンピックも間違いなくそうだと思います。ですのでそこで国体までが途切れちゃうと、また機運醸成をもう1回やり直すの大変なんで、そこは連動させる形で国体の機運醸成をしっかりやっていきたい、国体ととこわか大会、やっていきたいというふうに思いますのと、あと中小企業・小規模企業の皆さん、経済の不透明感とか、あるいは今朝もJAや漁連の皆さんとも意見交換させていただきましたけれども、現場の皆さんの声聞くと、なるほどそういう事象も起こっているのかというようなこともたくさんあるので、やっぱりどんな政策をやるにしても、この現場主義っていうんですね、そういうのはしっかり徹底していきたいと思います。あとは個人としては長男が小学校2年生になりますし、下の子が幼稚園に入りますので、そういうまた子育ての新しい段階にも入りますから、妻とともに父親としてもしっかり頑張っていきたいというふうに思います。期待されていたような答えではないかもしれませんけど。
○東海環状自動車道の全線開通に向けた事業進捗
(質)もう1点別の話なんですけども、今朝の一部報道で東海環状自動車道について、国交省とNEXCOが岐阜と三重の県境の未買収地の取得に向けて強制収用の手続きに入ったという報道がありましたれども、知事は現状どのように把握されていますか。
(答)国交省やNEXCOさんとか、しかるべきところから正式に出た情報ではないと聞いておりますけれども、県境部分が、まさに東海環状西回りの開通において大変重要なポイントをなす場であり、あそこの用地取得を進めていくっていうことの関心が高まっているっていうか、それが重要だと多くの人が認識してる中で、ああいう報道が出てきているっていうことは、私はそのしかるべきところからの発表でないものの、僕は悪くないことだとは思います。やっぱり県境が実はトンネルになって、そのトンネルがおそらく4.7キロで、東海環状の中で最も長いトンネルになると思うんですね。そうするとそこを早く着工しないと東海環状の西回りが早く完成しないということなので、そこの県境部分の用地の取得などについて、手を尽くしていくぞというようなことが正式な発表でなくても、ああいう話が出されるということは良いことだと思いますし、これを機に岐阜県さんや地元の市町の皆さんと連携をして、さらなる働きかけを進めていきたいというふうに思います。
(質)その報道だと昨年の10月に、その三重県に対して収用委員会の裁決の申請があったというふうにありますが、そこら辺は事実なんでしょうか。
(答)そういう手続きに入っているのではないかというふうに思いますけどね。
(質)2027年までに全部線開通っていうのは、まだ正式とは分からない?
(答)それはやっぱりさっきも言いましたように、開通見通しを出すにはトンネルっていうのは結構重要ポイントで、そのトンネルの工事が、順調かどうかが開通見通しを出せるかどうかのポイントなので、そこに手を着けていない中で具体的に言及するのは大分早いなあとは思うものの、ええとこ突いてるなと思いますけどね。我々的には2027年リニアっていうのがすごい重要ですし、三重県的にも2025年から遷宮行事、山口祭、26年27年は御木曳、28年は宇治橋渡り初めがあるんで、そこまでに開通してくれると、すごいありがたいことですから、ええとこ突いてるなとは思うものの、それが確定してるものではないというふうに認識してますけど。
○IRに絡む国会議員の金銭授受と三重県のIRに関する調査研究
(質)IR問題で、下地議員が金銭の受け取り認めたりとまだ今も問題が波及していますけれども、あらためて三重県で今調査してるっていうのが、今どの段階にあるのかというのと、知事のこの問題に関する受け止めをお願いします。
(答)あらためて何ていうか、時間を経て調査研究という言葉だけが独り歩きすると、ちょっと困るので、あらためて基本的な認識から少し申し上げたいと思いますけども、三重県としては、やはり青少年への影響とかそういうことなどもあって、その不安を感じておられる県民の皆さん、一方で経済的なメリットがあると思ってという部分もあろうかと思いますので、県が主体的に誘致をするということではなくて、地域とかいろんな方々からの声があれば、それを踏まえて調査研究をするというスタンスをもともと持っていたところ、商工会議所連合会の皆さんや桑名市さんからのご要望を踏まえ、誘致ありきではなく、そもそもの制度はどういうものなのであるのか、あるいはそれによっての今のスケジュールであるとか、メリット、デメリットであるとか、他県の取組状況であるとか、一方で自分の所とかだけではなく、周辺地域においてIRができた場合に、その活力をどう取り込むべきなのか、そういうような観点などから調査研究を、繰り返しになりますが誘致ありきではなく、行っているということでありますので、現在、有識者というかIRに関して詳しい方々などにご意見を伺っているというような感じで、中長期的な観点からの調査研究を行っているということであります。今回のああいう問題については、IRであろうがなかろうが、おそらく適法でない形で、分りませんけれども、そういう金銭の授受があるということは、それは良くないことなので政治家としてそれぞれの方が、しっかりとご説明をなされるということが大事であろうというふうに思います。それは繰り返しますが、IRであろうがなかろうが同じであろうというふうに思っています。今回の事案が我々の調査研究に影響を与えるかどうかについては、我々今申し上げたように粛々淡々とやっているので、その調査研究の何か中身に影響を与えることはないと思います。一方で人間心理として、県民の皆さんとかの中にIRというものについてネガティブなイメージを印象論として持つ方がいらっしゃる可能性があることは否定できないというふうに思います。そういうような感じですかね。
○三重県地方卸売市場の初競り
(質)2点お願いしたいんですが、5日の日に松阪の三雲の中央卸売市場のほう視察されました。いろいろ関係者の方からも施設のこととかで要望があったようにも伺います。それを含めまして、知事のご印象、感想といいますか、いただければと思います。お願いいたします。
(答)本当に初競りという形で、三重県知事が行くのはどうやら大変珍しいことであるようでしたけれども、令和最初でありますし、卸売市場法が改正しこの令和2年度から卸売市場の条例も新しくスタートするというような状況でありますから、皆さんと心合わせて行こうということで現場に赴かせていただきました。日曜日であったので荷物自体は少なかったですけれども、それでも寒い中、威勢の良い声を響かせながら皆さんが取引している姿は、私も元気をいただけました。一方で昭和56年に開設をしてからの卸売市場、今の三雲の所でありますけれども、少し老朽化が進んでいる施設などもありますし、あるいは安全、安心、衛生という観点からは、全国的にも少ないですけど例えば豊洲のような密閉型の市場じゃないので、解放型ですから鳥とかが入ってきたりするっていうような状況もあって、そういう防鳥ネットとか、あるいはそういう鳥の対策みたいな安全、安心、衛生っていう部分においての対策を深化させていかなければならないというようなことをお聞きしました。指定管理でやっていただいているものの、そういう安全、安心、衛生っていうのは、食、三重県の中南勢を中心とした所の台所、食品流通の核の場所でありますから、そういう安全、安心、衛生っていうのは、その根幹であろうというふうに思いますので、老朽化対策などについても指定管理者あるいは関係者の皆さんとよく議論をしていきたいというふうに思います。
○日本産牛肉の中国への輸出再開
(質)もう1点なんですが、食べ物の話なんですが、中国が和牛の、牛の肉の輸出、輸入ですかね、解禁しますということで話になっております。松阪牛をはじめ、伊賀の牛もありますし、これからの県として取組といいますか、アプローチがあれば、お尋ねしたいと思うんですが。
(答)まず、中国において日本の和牛が輸出されていく、それが解禁されていくっていう動きになることは、歓迎すべきことであろうと思います。これは、我々、累次の国への要望提案において、中国での和牛の輸出解禁について要望を重ねてきましたので、政府がそれに力を尽くし実現に結びつけたということは、歓迎すべきことであるというふうに思っています。一方で私たちがそういう輸出などを行っていく、とりわけ牛肉、松阪牛については、行っていく場合には、生産者の皆さんの思いっていうのを大切にする必要があるというふうに思っていますので、生産者の皆さんと、あるいは竹上市長が会長を務められる協議会の皆さんと、よく議論をしたうえでこれから取組についてしっかり取り組んでいかなければならないと思っています。一方で、まだちょっと全体像が見えないので分りませんが、少し課題だなと思ってることが2点あって、1つは、台湾のように月齢が30カ月未満というような形になると、松阪牛の良さは月齢が高く熟成している肉であるということなので、結果、良い松阪牛を出すことができないということになれば意味がないので、そういう月齢制限についても、よく注視していく必要があるというふうに思っています。それから2点目は、この解禁の前からも以前からもそうですけれども、例えば中国などにおいて「松板(まついた)牛」というようなものが出回っていたりするので、そういう知的財産の保護などについてもしっかりしていく必要があるので、その辺りの動向、制度設計も注視していく必要があるというふうに思っています。
○5Gに向けた環境整備とスマート自治体に向けた県の新組織設置
(質)先ほどの知事懇談会の中でも、DMGの中で5Gの話が出てきたかと思うんですけど、県としては今後その5Gの環境整備について、今年どのように取り組んでいかれるのかその部分を1点お伺いしたいのと、あともう1点、4月の組織再編でスマート自治体に関する専門の部署を作られるということで、スマート自治体の整備について県として2020年どのように取り組まれていくのか、その部分を教えてください。
(答)1点目の5Gについては、まず5G全体については、これ私、地方創生対策本部長、知事会の本部長としても、とにかく全国的に一気に整備をしてほしいということを国に対し要望していますので、これで都市と地方の格差を生まないようにしてほしいと。道路とかは、整備するのは時間かかりますが、5Gのネットワークは別に道路のようにそんなに時間かかるわけじゃないので、特に人口減少が多い所ほどああいう技術が必要だと思いますから、一気に全国的に進めてほしいというふうに思います。一方でローカル5Gについては、今、建物とか事業所の中というような形で申請がスタートしていくという形ですので、そういう活用を考えている事業者の皆さんとか、そういうところとよく意見交換をしながら進んでいくようにできればなというふうに思ってます。我々としては例えば、分かりませんけども今の空飛ぶクルマとか、あるいは分かりませんけど地震津波情報の精度を高めたり、あるいはリアルにしていったりしていく時にも、やっぱり5Gがあったほうが良いと思うし、あるいはスマートな一次産業をやっていく時にも、そういう5Gのような大容量で高速で一気に複数箇所にやれるようなネットワークというのが必要だと思っていますから、それが5G、基本的には5Gを使うのか、ローカル5Gを使うのか分かりませんけれども、その積極活用についてはよく検討していきたいということです。具体的に今こういう計画があるということではありませんが、今年の大変重要なテーマの1つだと思います。2つ目のスマート自治体については、まずは、どういう形になるかはこれから組織議論、予算議論をしていきますけれども、スマート自治体を、県庁としてのスマート自治体を進めていくための司令塔となるような組織を作りたいというふうに思っています。具体的な方法はこれからです。課の名称なども含めてこれからでありますけれども、司令塔となるような部門を作って、全庁的に取組を推進する形にしたいと思います。ですので、県庁としては、実際にAIやRPAなど使ったスマート自治体としての事務・業務の変革の具体的なものについて、今回予算を令和2年度で取って、プロジェクト的にモデル的に進めていきたいというふうに思っています。それから一方で三重県だけじゃなくて、この令和元年度行った市長さんや町長さんと一対一対談においても、市や町においてもスマート自治体を進めていきたいので県の支援をお願いしたいということが非常に多くありました。ですので市町と連携をして研究会、あるいは具体的なプロジェクト、そういうものを進めながら、市町のスマート自治体化へもしっかり支援をしていきたいと思います。総務省に対しスマート自治体をやっていくための財政措置や、あるいは人材の支援というものについて要望してきたところ、政府原案においてもそういうものが盛り込まれていますので、そういう制度の活用についても視野に入れていきたいと思います。
(質)第二記者クラブさん含めてどうぞ。
○広島県・三重県知事懇談会の開催(発表)
(質)じゃあ発表項目から。この広島県知事との懇談ですけど、産業振興とかそういう面で視察先いろいろ選ばれたってのは、さっき説明受けましたけど、基本的にお国自慢でこういうものがありますよってことで見せるのか、あるいは広島県さんの要望の中で、こういうものが見たいとか、そこの合意点で、これが選ばれたっていうことですね。
(答)今貴方がおっしゃっていただいたやつでいくと、両方の側面があると思います。特にAI、児相のやつは広島県さんがぜひということでありましたので、向こうのご要望を踏まえて行かしていただく形になります。一方で、幾つかの企業については、うちの取組を知ってもらおうみたいな、そういう部分もあると思いますので、そういう意味では、貴方言ってくれたやつでいくと、両方の側面があると思うんですね、
(質)あとの知事懇談会の議題、テーマと視察先の施設には合ってないものもあるじゃないですか。だからそこんとこがなぜかっていうのと、それとお互いに自動車産業県でもあるから、向こうはマツダさんで三重県はホンダさんとかトヨタさんとかあるんで、そこの所の視察っていうのも、要は事前段階で検討になかったのかどうかですね。
(答)何ていうかこの懇談会って2つの側面があると思うんです。その1つは議題として挙げて政策議論をするものと、見て知ってそれを別に議題として政策議論はしなくても、自分のところの政策に生かしていくものとか、事業に生かしていくものってのがあると思うので、そういう2つの側面からなので、議題とマッチして議題のために視察をするものと、全然議題と関係なく見るだけのものと、それ両方あると思いますので、例えば分かりませんけども井村屋さんの女性活躍とかの話を見た、聞いた湯﨑知事がまた地元に戻られて、女性活躍に取り組む企業にこんな所があったよって言うことによって、広島県での女性活躍が進むというようなこともあると思いますから、なので、ご指摘のとおり議題とずれているというか議題とまったく関係ないこともありますけど、そういうような側面を含めて設定してるということと、車はもう結構前、もうこれ開催して最初の頃に議論したんですけども、一言で言えば、一言でじゃないな、思っきりバッティングするんで、超ライバル同士なんで、そこは避けたいという実は向こう側の意向があって、最初は医療機器やる前に自動車もええんちゃうのっていう話はちょっと提案したこともあったんですけども、全力でバッティングなんでそこは自動車は避けようということで、最初の数年でそうなったんでもうその後はずっとそういうふうにしてる感じですね。
(質)サッカーとかどうですか。
(答)サッカーは議論なってないなあ。サッカーはむしろ向こうが「おら広島やっとるで。」って感じなんかもしれませんけどね。
(質)じゃあこれやれば次にまたお返しに知事が向こう行かれて、同じようなことやられるじゃないですか。
(答)サッカー見てみる、それもおもしろいかもしれないですね。それはありかもしれませんね。
(質)当然それは今年から何か知らないんですけど、あとはあるんですよね。
(答)もちろんもちろん。毎年やってるのはこれだけやな。
(答:戦略企画部)そうです。そうです。
(答)なんでもちろんあると思います。サッカーね。
(質)あとこの報道規制がちょっと掛かってるものがあるんですけど。この知事懇談の。例えばその視察中にはその取材お断りとか、これどの程度のことまでなんですか。例えば視察してて何かまあ伊賀のくみひも見られてちょこっとその横についてれば、感想聞いたりとか、あるいは何か広島県知事が言われることを我々もメモったりするじゃないですか。どこまでその規制を掛けてるのかちょっと分からないので。
(答)それ僕もちょっと分かんないんですけどね。そんな何ちゅうか企業側の、分からないですけど、森精機さんなんかは特に企業側としての思いもあると思いますので、あと広島県側のその普段のプレスの方との対応とかもあるとも思います。ちょっとそのどの辺までどうなのかっていうのはよく関係者に確認してまた具体的に相談させてもらいますわ。僕は今の何か別に僕の横でメモってもらって全然構わないんですけど、結構森精機さんとかやっぱ企業秘密とかもあったりするので、そこは多少勘案したほうが良いと思う部分もありますから、ですので少しどこをどうっていうのはちょっと具体的にまた相談させてもらいます。
(質)だからあえてそこで何かぶら下がって時間取っちゃうと全体の行程に影響があるんでそういうことはしないんですけど、できればそのある程度そばにくっついてるとか、発することをメモってるとか通常のそういう取材は規制掛けていただきたくないですけどね。
(答)それは何か知事については、何か僕はそんな問題なさそうですけども、湯﨑さん問題なさそうですけど、ちょっとそこはよく確認してまた相談させてもらいます。
○「空飛ぶクルマ」シンポジウムの開催(発表)
(質)あと空の移動革命ですけど発表の。このシンポジウムのこの今配られてる資料は一般向けに出してる資料だけで、報道用のその事前申込がいるとかいらないとか、あるいは定員100名うんぬんとか、ここにその報道関係が入ってないのかどうかとか、何かそういうのはあとで出していただけるんですか。
(答)分かりました。じゃああの情報提供させていただきたいと思います。ちょっと僕も具体的には分からないので。
○安倍首相の年頭会見及び伊勢神宮参拝
(質)あと昨日総理に聞けなかったので知事にお伺いします。
(答)僕に聞くんですか。じゃあ三重県知事で答えられる範囲で答えます。
(質)いや、だから国際関係であろうとなんだろうと、その三重県みたいに輸出県の場合はそれが影響する場合もあるんで、当然その国の外交とは言いながら関心を持っておられるだろうし、県として対策も練られなきゃいけない部分もあると思うのでお聞きしますけど、イランの、例の防衛革命軍の司令官殺害について、知事としてはどんなご感想ですか。
(答)その行為自体がどうっていうことよりも、それはそこの評価は三重県知事としてできるところではないものの、アメリカとイランなどの中東諸国、あるいは中東諸国間における緊張が高まることは、例えば石油、原油価格への影響などにより、その三重県経済、あるいは輸出産業に大きな影響を与える可能性がありますので、あるいは輸送に携わる日本企業や日本人の人たちの安全に関わるところでありますので、その緊張が過剰に高まっていくっていうことは避けるべきであると思うし、そのための外交努力は全力でやってほしいと思います。この歴史を振り返ってみても、例えばオイルショックとかもそうですし、リーマンショック前後もそうですけれども、原油価格が高騰することにより大きく経済に影響を与える、私たちの暮らしに影響与えるということが何度もあったと思います。ですのでそういうことが繰り返されないように、今ちょうどその消費税が上がり、そして今少し先行き不透明感のある、県内、あるいは国内の経済の事業者の皆さんにとって、また不透明感のある要素が高まっていくっていうことは非常に厳しいことだと思うし、仮に原油価格が高騰し、それによってガソリン代とかが高くなってくれば、暮らしに直結してくるというようなこともありますから、県民の皆さんの暮らし、経済の責任の一端を担う知事としても、このアメリカとイラン、あるいはイランと中東諸国間の緊張感が高まるということについては避けてほしいと思いますので、しっかり注視していきたいと思います。
(質)あと、その日産前会長のカルロス・ゴーン被告の国外逃亡について何か感じられたことありますか。
(答)日本の現在の司法、これはもう何ちゅうか全く個人的な感想、まあでもそうだな個人的な感想でもないな、日本の司法制度においては犯罪行為でありますから、決してあってはならないことだと思います。こういう不法出国などがその出入国管理の根幹を揺るがすようなことがあると、一気に今回出ていく場合でありますけれども、入ってくる場合などにおいてもそうですが、県民の皆さんの暮らし、治安を大いに脅かす可能性がありますんで、今回はああいうその経済面での犯罪を犯した方で、犯罪というか保釈をされている状況の方でありますけれども、犯罪には様々な態様がありますので、そういう人に対する何ていうか出入国管理を破るようなところがあったということは極めて遺憾でありますし、今後再発防止、あるいは今回のゴーン氏に対する対応についても厳正に行っていただく必要があると思いますし、政府においてはそういうこの国民、あるいは関係する自治体の方々、自治体というか行政機関や関係機関にしっかり安心をしてもらえるような周知広報、そういうこともしっかりしてほしいと思います。いずれにしても日本の司法制度に対して大いなるチャレンジをされたと思いますし、あるいは本当に問題はなかったのか再度検証をしっかりして、政府としても強い姿勢で様々なことに取り組んでいただく必要があるとは思います。
○知事の年末年始の過ごし方
(質)あと、その年末にシンガポールご家族で行かれて、宿泊先はどちらですか。
(答)宿泊はあのマリーナベイ・サンズに泊まりました。
(質)それでそこでカジノ行かれた?
(答)行ってない。
(質)勝った負けた?
(答)今回は子どもとね、家族であれですから、全然、全然って別にそれと関係なく行かないですけど、前は前はっていうか、もうこうブティックっていうか服とか売ってたり、その先にセブン―イレブンがあるんですけど、その並びの所に入口があるんでそのそういう意味では前は通りましたけれども、全然行ってないです。
(質)私費で台湾行かれたこともあるんで、私費で個人調査研究されたりということもないですか。
(答)ないない。全然ないです。全然ないです。むしろプールで楽しんだり、あのあれなんですよ、マリーナベイ・サンズの上の船みたいな形のプールはJFEが作ってるんです。なのでJFEの橋梁の技術が使われていて、そういうようなことでも何ちゅうか誇りの持てる感じでしたかね。楽しかったですよ。
(質)何か漏れ聞くところによるとコップ1杯4,000円くらいのビールを出すホテルでしょ。
(答)そうやったんかな。僕あの泊まっただけなんで。泊まっただけなんでそんな狭い部屋って言ったらあれですけど、そんなあのこぢんまりと。2,500何室ありますからね。あのピンキリですね。
○スマート自治体に向けた県の新組織設置
(質)あのデジタル推進関係の4月の組織なんですけど、人事は出していただく必要はないですけど、人数規模は課としてどのくらいを考えてらっしゃるんですか。
(答)ちょっとまあ2つの部にまたがるその2つの部を再編しますので、他の業務との切り分けもしますから、ちょっと今人数規模は今協議してると思いますし、僕もちょっとにわかにこれぐらいっていうのは、ぱっと思いつかないですけども、これからよく検討したいと思ってますけど、そういう仕事をやるに不足のないようにはしていかないといけないと思いますけどね。
(質)10人規模くらい?
(答)どうでしょうか。
○知事の政治家となる選択
(質)あとその経産省官僚辞められて12年一回りで、この12年間は落選時期も含めて、政治家としての道を歩まれてるわけですけども、かつて経産省の時の親分格の方が今中小企業庁長官であるとかそれなりにそのグレードアップされてるじゃないですか。こう見て何か感想ありますか。あのまま経産省残ってた方が良かったとか、いや政治家の道で良かったとか、まあこのこと含めて後悔があるとかないとか。
(答)今の貴方の質問からいけば、この政治家に転身、転身というかな、という選択をしたことについて、少なくとも僕自身はいちるの後悔もないです。この道を選ばしていただいて良かったというふうに思っていますし、それが落選をしてその後この三重県知事ということにチャレンジをしていくということについての選択もいちるの後悔もありませんし、むしろこの良かったなと心の底から思っています。一方で落選中を中心に、特に落選中、妻とか親とか、あるいはご支持いただいてる人とか多くの皆さんにご迷惑を掛けたり辛い思いをさせたことは間違いないので、そこはそういう時の辛い思いの感謝とかを忘れずにしっかり仕事で結果を出していく、政治家として結果を出していくことがその恩返しになるかなと思って一日一日緊張感を持ってしっかりやっていかないと、と思ってますけどね。何かまあそらでも逆に何か僕も同期とかと会って、同期とかに何かもう本当に中心的な課長とかになって「お前も〇〇課長か。偉なったなあ。」とかって言いますとね、「お前三重県知事やないか。」みたいな感じでよく言われますから、そういう何か別にあっちにおったら良かったなあとかこれっぽっちも、これぽっちもって言ったら怒られるなあ、いちるたりとも思わないですけどね。何ていうか良い、政治家として選択は間違ってなかったっていうか、多くの人に支えていただいて良い歩みをさせていただいていると思います。
了