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令和元年08月13日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和元年8月8日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

豚コレラ対策チームの設置等(発表)
「答えてラッキー!スマホでみえ得キャンペーン」の実施(発表)

 質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・韓国に対する輸出管理優遇措置除外
・中部経済連合会と知事ら三重県幹部の懇談
・甲子園での津田学園の活躍
・職員の休暇取得
・核兵器禁止条約への署名・批准
・小泉進次郎衆院議員と滝川クリステルさんの結婚発表

発表項目

(知事)それでは、今日は発表2つありますので、発表したいと思います。まず1つは、豚コレラの対策チームの設置等についてです。今般、ご案内のとおり県内の養豚農場において残念ながら豚コレラが発生をしました。7月30日に全ての防疫措置を完了し、このタイミングを節目としまして、豚コレラの感染拡大防止対策とあわせて、経営支援策、風評被害対策の強化をより一層進めるとともに、近隣県も含めた豚コレラの豚への感染や感染野生いのししの確認地域の拡大を踏まえ、県内養豚農場における次なる感染を防ぐため、長期的かつよりきめ細かな対応・対策が必要であると考え、本日付けで豚コレラ対策チームを農林水産部内に設置しますので、発表します。豚コレラ対策チームには、企画調整グループ、豚コレラ対策グループ、野生いのししグループを設置し、農林水産部の職員10名に対して兼務発令を行うとともに、新たに本対策チームを総括する次長級の参事を配置します。この3つのグループは参事直属となり、現行の畜産課、家畜防疫対策監とあわせて総勢23名で、豚コレラの感染拡大防止対策、経営支援等にあたります。豚コレラのまん延は緊急を要する非常事態であり、県内の養豚農家を守るため、引き続き国や市町、関係機関と連携しながら、次なる感染を防止する対策として、養豚農場における消毒の徹底や、飼養衛生管理基準の遵守徹底などに全力を挙げて取り組みたいと思います。ちょっと兼務発令って分かりにくいですけれども、職責上は兼務発令ですけれども、豚コレラを専属でやりますので、ということです。また、昨日の環境生活農林水産常任委員会においてご説明させていただきました、豚コレラ感染拡大防止対策等の強化にかかる具体的な事業スキームについて、あらためてお知らせします。まずは、豚コレラの発生を防止するため、小動物も含めた野生動物侵入防止対策の強化は、喫緊に取り組まなければならないものと考えており、養豚農家の負担なし、国費2分の1、県費2分の1で取り組める新たな制度を全国で初めて創設し、県内養豚農場における速やかな衛生管理水準のレベルアップを図ります。さらに、豚コレラの発生農家が事業の再開に向けて、飼養衛生管理基準の格段の向上を図るための設備の増強などを行う際にも、養豚農家の負担なし、これも国2分の1、県2分の1で実施できる制度を設けます。農林水産部内に対策チームを設置することで、感染拡大防止対策の強化や、養豚農家に対する経営支援策、風評被害など、きめ細かに取組を進めるとともに、国や市町、関係機関と連携し、養豚農家の皆さんの不安感や危機感にしっかりと寄り添いながら、豚コレラの感染拡大防止に向けて、できることは全てやるという思いで、全力で取り組んでまいります。
 
 次、2つ目です。「答えてラッキー!スマホでみえ得キャンペーン」の実施についてです。みえ食旅パスポートがスマートフォンになって帰ってきました。都道府県レベルで初の取り組みとなります。「答えてラッキー!スマホでみえ得キャンペーン」を本日正午からスタートしますので、その概要について発表します。「答えてラッキー!スマホでみえ得キャンペーン」は、旅行者の皆さんにスマートフォンを使って県内各地のみえ旅案内所やみえ旅おもてなし施設でアンケートにお答えいただくと、施設ならではのサービスやポイントを得ることができ、さらにポイントを貯めるとプレゼントに応募できるなど、県内周遊や滞在をよりお得に楽しめる取組で、訪日外国人旅行者にも楽しんでいただけるよう、英語でも参加できるようにしていますし、さらに、中国語の繁体字と簡体字、タイ語についても順次開始していきます。アンケートの回答ごとに1ポイント得ることができ、5ポイント以上貯めると豪華賞品があたる抽選に応募できます。貯めたポイントに応じて、応募する賞品を選択することができ、鳥羽国際ホテルのペア宿泊券など豪華賞品が抽選で当たります。プレゼントキャンペーンの実施期間は、本日正午から来年2月29日までとしておりますが、おもてなし施設でのお得なサービスは来年3月31日まで受けることができます。それでは、ここで利用方法について少し説明をします。利用者の方は、県内50軒以上のみえ旅案内所や、これですね、みえ旅案内所、みえ旅おもてなし施設、こちら県内230軒以上ありますけれども、に設置されているこちらのステッカーのQRコードをスマホで読み取っていただきます。そうすると、スマホで読み取ってメールアドレスを入力しますと、返信されるメールに記載されているURLをクリックすると、皆さんの前面のモニターに表示されているアンケート画面が表示されます。これですね。ちょっと暗くて見えないかな。それではデモンストレーションをちょっとやってみたいと思いますが、アンケートをこのように答えていっていただいて、この性別とかですね、送信ボタンをクリック、大分速いですけれども、送信ボタンをクリックしますと、クーポン画面が表示されます。このクーポン画面をおもてなし施設のスタッフに見せて、「クーポンを使用する」ボタンをクリックするとサービスを受けることができます。なお、このスマホでみえ得キャンペーンを、県内外の多くの方々に知っていただくため、キックオフイベントを8月15日にジャズドリーム長島で実施いたします。キャンペーン登録者等に、特製うちわのプレゼントや宿泊券等が当たる抽選会を実施します。他にも、ステージイベントで忍者ショーや物産展を実施します。ぜひ、多くの皆さんにご来場いただき、キャンペーンに参加していただくよう、よろしくお願い申し上げます。今回の取組の特徴は、スマートフォンを活用することで、これまでのパスポートにおいて利用の少なかった若者や訪日外国人旅行者も気軽に活用してもらえる点にあります。取組を通じて、利用者の皆さんの周遊性・滞在性をさらに高め、地域消費拡大に繋げていきたいと考えています。また、アンケート結果を地域のDMOや観光関連事業者と共有し、サービス向上や商品開発に生かしていただくことで、県内観光の産業化を進め、観光消費額の増加を目指していきたいと思います。
 
発表項目等に関する質疑
○豚コレラ対策チームの設置等(発表)
(質)発表事項で幹事社から伺います。豚コレラなんですが、この10名の方も兼務だけで、これ専従というか、この方々は、これまでどういうところから来られて。
(答)この10名は、今フードイノベーション課にいたり、農林水産総務課にいたり、農山漁村づくり課にいたり、畜産課にいたり、中央家保にいたり、桑名農政事務所にいたり、それぞれいろいろ農林水産部に散らばっていたメンバーで、事務の子もいれば、農業技師の子もいたりそれぞれですね。
 
(質)そういう人たちが、みんな一応そこの所属のままなんだけど、こっちの仕事をすると。
(答)そういうことです。もう専属で、その専従で。
 
(質)そこだけ人を増やさなきゃいけないぐらい大変な、どういう業務が特に。
(答)まず6月の末の野生イノシシの豚コレラの発生があったときは、今の畜産課で対応できるという状況でしたし、一方対応できるというか畜産課でやるということで、いろいろ家畜保健衛生所とかでやっていくという形でしたが、防疫措置は全庁挙げてやりました。一方で、今後については大きく1つは、感染防止対策でさっき対策説明したように侵入防止のこととか消毒のこと、飼養衛生基準の徹底、これをやっぱりきめ細かくやれてるかどうか、各農家がやられてるかどうかとか、タイミングは大丈夫かと、そういうことも、今まで侵入防止策とかもやってたけれども、さらにそれをきめ細かく、また徹底してやっていくっていうようなことで人員が必要であるということと、実際に農家で豚コレラが発生しましたので、その方々の4カ月経ったら経営再開の意向であれば、経営再開されていきますので、そのための経営支援、あるいは4カ月間の間の従業員の雇用とか様々な支援がかなりあるということ、それから風評被害の対策、あとは昨日議会でも指摘ありまして、これちょっとジビエはまたちょっと別でやりますけどね。あとはまだ分かりませんけど、あと我々がワクチンの飼養豚への接種について国に要望しています。これが仮に、認められてくるということになれば、地域内での流通のこととか、全農家にそのワクチンを接種するようなことで、今まで経験したことのない、膨大な業務があるということですので、それにも、我々はそれを望んでいますからそれを備えということで、この防疫措置が完了したこの節目でチームの設置に至ったということです。
 
(質)期限は特に切らずに。
(答)はい。早期収束を願っていますけれども、やはり徹底した対策を一定期間、長い戦いと言っては変ですが、そういうこうやっていかないといけませんので、今のところは期限を切らず、しっかりやっていきたいと。特にワクチンなんかが出てくれば、あと企画調整チームっていうのありますけども、今、いろんな既決予算とかで、どんどん打ってますけれども、令和2年度予算とか、そういう部分の内容をしっかり詰めていかないといけませんし、他県との連携っていうことも、業務がこれまで以上増えてますので、そういうことです。
 
○「答えてラッキー!スマホでみえ得キャンペーン」の実施(発表)
(質)あと、「スマホでみえ得キャンペーン」なんですか、これその場でというのは、まずよく分かってなかったんですけど、クーポンってのはどういうものが出てくるんですか。
(答)例えば生ビール1杯サービスとか、このみえ旅おもてなし施設っていうところ、このみえ旅案内所は基本的に観光案内所みたいなとこなんですけど、こちらはむしろ、飲食店とかホテルとかそういうところの施設になってますので、こういうところで、例えば生ビール1杯サービスというのが。
 
(質)みえ旅パスポートと同じような。
(答)まさにみえ旅パスポートをスマホで、あの時は結構、あれはあれで好評だったんですけども、どっちかっていうと、50代、60代の人の使用が多かったり、英語じゃなかったんで外国人の方が使えなかったりということがあったんで、むしろ全世代、それから外国人の方にも使っていただいて、大事なのはこれをデータを集めて、それをどういう人がどういうふうな周遊したか、どういう行動を取ってくれたか、それをDMOとか関係業者にフィードバックしていって、次の質の改善に回していく。まさにデジタルマーケティングをやりたいということです。
 
○豚コレラ対策チームの設置等(発表)
(質)対策チームですけども、場所は?それから何かこう、私どもテレビですので儀式はありますか。
(答)場所は農林水産部6階の部屋とか会議室でやるの。
(答:農林水産部)ミーティングルームというところです。
(答)今日やんの、訓示。
(答:農林水産部)今日もう発令は朝に行いました。
(答)俺が何か行って、なしにしたん?儀式は今のところ予定はしてないですけども、またちょっと調整してもらったらどうですか。
 
(質)過去にも例えばBSEですとか、口蹄疫とかそういうのありましたけれども、こういう特別チームって、ごめんなさい、記憶があやふやなんで。
(答)少なくともBSE、口蹄疫はなくって、鳥インフルエンザの時もチームは作ってないので、今回は、さっきも言いましたように、長く感染防止対策をやっていかなければならない、あるいはきめ細かくやっていかなきゃいけない可能性がありますので、まだ日本に上陸してませんけど、アフリカ豚コレラなどの対応も必要だと思ってますので、そういう意味で、今回は特別にチームを設置してやっていきたいということです。
 
(質)動物のその病気なんか、伝染病なんかで、県庁内にこういうチーム作るのは初めてですか。
(答)初めてでいいと思います。ちょっとまた確認してもらってください。
 
(質)小動物も含めた野生動物侵入防止策強化のほうの、県も10分の5を出すというの昨日議会で出たところで、さらに米印付けてもらったところ、さらに10分の3から上げられたと、全国的に状況として。
(答)野生動物侵入防止対策のほうの県が2分の1出すのが全国初めてなんやな。こっちの経営再開の時の設備増強の2分の1出すのは?
(答:農林水産部)他県にもあります。
(答)これは他県ある、ということです。
 
(質)支援は尽くされるということなんですけど、思いとしてはどうですか。
(答)やはり県は財政厳しい状況ですけれども、やっぱり、いざという時には寄り添ってくれるんだというふうに、僕たちは生産者の方に寄り添うっていうのを一番大切にしますので、生産者の皆さんに、そういうことを実感していただく。そして安心して、いろんな安心ではないでしょうけれども、躊躇(ちゅうちょ)なく対策を取ってもらうようにしてほしいというような、やはりいろんな養豚農家の皆さんも、経営的に順調なところもあれば、そうじゃないところもあると思います。そういう経営が順調じゃない方でも、ためらうことなく侵入防止対策を徹底してもらう。それが、そこで侵入防止をちょっとためらってしまって、侵入を許してしまったら、結果むしろもっとひどい経営に陥ってしまいますので、そういう部分の最初のハードルをとにかく低くしたい、そういう思いです。
 
(質)防疫対策の強化というのは、具体的にどういうものを指すんですか。
(答)防疫対策の強化、今申し上げましたような侵入防止のレベルを上げていく、小動物を含めた侵入防止のレベルを上げていくっていうこととか、消毒の徹底も例えば車のこととか、人のこととか、そういう出入りや消毒とかを徹底していくっていうこと、これ飼養衛生管理基準のさらなる徹底ということであります。実は飼養衛生管理基準の徹底なんかについても、鹿児島とかの大規模なところで、豚コレラが出ずにやっているところの、どういうところを徹底しているのかっていうのを勉強させました。そういうことを含めて、飼養衛生管理基準の徹底とか、そういうところが、あとはさっき言った消毒命令、そのあたりが防疫措置の強化ということになっています。
 
(質)先ほど対策チームの話の中で、アフリカ豚コレラの話も出ましたけど、具体的な業務内容としてアフリカ豚コレラの対策っていうのも視野に考えるんですか。
(答)区別はしません、区別はしませんけども、今回の小動物も含めた野生動物侵入防止対策の、この国2分の1のできた制度は、国のいうところによると、要はアフリカ豚コレラも含めてそういう侵入防止策を、侵入防止を図るためにやる措置なんだということなので、これを徹底していくことが、我々は目の前の豚コレラをしっかり抑えたいということですけども、延長線上にアフリカ豚コレラの対策にもなるということです。この先ほども言いましたように、少し今アフリカ豚コレラのようなところも延長線上にありますし、岐阜県や愛知県と比べてもこの対策チームの設置というのが一定、早めのタイミングで設置させてもらったのは、本当に感染が拡大をしてるということを、他県、福井やあと長野の野生のいのししの頭数が増えてるということ、我々が先ほど言いました、記者が質問で言った、ワクチンを要望してますので、それが実った時にっていうことも備えて早く体制を整えるべきじゃないかということで、このタイミングでやらせていただきました。
 
○「答えてラッキー!スマホでみえ得キャンペーン」の実施(発表)
(質)みえ得キャンペーンの中国語、タイ語っていうのは、順次開始って、大体いつ頃までに。
(答)いつ頃ですか。
(答:雇用経済部)9月末を目途に。
(答)9月末。両方?
(答:雇用経済部)はい。
 
その他の項目に関する質疑
○韓国に対する輸出管理優遇措置除外
(質)発表事項以外で幹事社から1点。ちょっとぶら下がりでも出たかもしれませんが、韓国との間で通商上ホワイト国除外というような状況で輸出について、こちらからの輸出にも制限がかかってくるかと思うんですが、県内経済への影響等ありましたら教えていただきますでしょうか。
(答)今回は、輸出を禁止するというものではなくて、手続きがしっかりしてれば、輸出可能ということでありますので、経済産業省も言うてますし、我々も、県内の一定の工場などにヒアリングなどしてますが、県内の経済に大きな影響があるということがないと、影響ないというふうに考えています。
 
(質)関連というかなんですけども、最近経済的な指標、求人であるとか、DI値など見てると少し製造業中心に、米中の貿易摩擦の影響なのかもしれませんけれども、全体に弱い数字が出てきているんじゃないかと思いますけど、そのあたり影響は県内出始めているというようなところありますでしょうか。
(答)今のところ、大きな変化みたいなのないですけども、今まさに貴方がおっしゃっていただいたように、トレンドとして生産の伸び、あるいは輸出の伸び、あるいは在庫の減少、こういうのが少しやや一服してるところはあると思いますので、2日前ぐらいも為替が大きく変動しました。三重県の特徴としてはやはり輸出型が多いので、円高に振れると結構厳しくなってきますから、極めて注視する必要があると思ってます。まだ今のところは大きな影響はないですが、楽観できる形ではないと思うので、しっかり注視していきたいと思います。
 
(質)日韓関係の話で、経済的な影響はないっていうことでしたけど、例えば交流事業だとかそういうので中止になったりとか、そういうのは特にないでしょうか。
(答)今のところ三重県におきましては、県の関係で日韓の、何か取組のやつが中止、延期になったとかはありませんし、我々が聞いているところでは民間企業の皆さんとかでやっていただいている、市町とかね、の交流事業でも中止という情報は今のところ把握してません。
 
○中部経済連合会と知事ら三重県幹部の懇談
(質)中経連との懇談で、名古屋駅前のインキュベートルームの活用をお考えだということだったんですけど、具体的にはどういうようにお考えなんですか。
(答)まだ具体的にこういう人たちを貼り付けてとか、こういう人たちに行ってもらってっていうのはまだ考えていないですけども、今年度、雇用経済部において、三重県出身や三重県にゆかりのある主に30代を中心としたベンチャー企業とかスタートアップの企業の人たちのネットワークを作っていく事業がありますので、そういう人たちの中で交流希望などがあれば、ぜひああいう名古屋のところなんかも使っていきたいと思いますし、今後、空飛ぶクルマなんかが進展していった時には、名古屋の関係の企業とかとのコラボレーションなんかもあるかもしれませんので、そういう場合においては活用していきたいと思います。今のところ具体的な案件があるという状況ではないです。
 
○豚コレラ対策チームの設置等(発表)
(質)豚コレラの関係なんですが、早期出荷について、国から働きかけとか行われているということで、養豚農家との話し合いは今後進めていくとありましたが、その部分のスケジュール感っていうものがあれば何か教えてください。
(答)基本的には発生した農家からの搬出制限とかがかかる10キロ圏のところが早期出荷の対象なんで、いなべのところからの10キロ圏に農家がありませんので、基本的には早期出荷の対象ではないものの、万が一拡大した場合に、そういうことが考え得るかどうか、そしてそれが考え得る場合に、私たちがどういう支援をしたらいいのか、そういうのを養豚協会とか養豚農家の皆さんと意見交換をしていくということになるというふうに思います。ですから何かスケジュールを設定してっていうことではないですけども、あとは、愛知県、岐阜県でも早期出荷決められたということですので、そういう状況をよく聞きながら、それが農家の経営に与える影響なんかも注視して、その情報をまた養豚農家の皆さんとかにフィードバックすることで、万が一そういう早期出荷ということの可能性が出てきた場合に判断の参考にしていただく、そういうような準備を我々としては進めていくということになると思います。
 
(質)豚コレラの豚へのワクチン接種なんですけども、あらためてなんですけれども、国の反応とか、今の検討状況、知事は今どのように受け止めてらっしゃいますか。
(答)私が8月1日にお邪魔をさせていただいて、また8月5日に東海3県の自民党国会議員の方々を中心に決議をしていただいた内容など、あるいはあとちょっと前後しましたけど8月2日に東海、中部5県の養豚協会の皆さんの決議、いずれもワクチン接種で、昨日ですかね、福井県の、昨日か一昨日、福井県の杉本知事もワクチン接種のことを要望に行かれていますし、昨日だったかな、長野県の太田副知事もワクチン接種について要望に行かれています。ですので、必要性を強く感じている主体っていうのは拡大してきていると思っていますが、一方で国においては、今も慎重な姿勢であるということには大きくは変わってないんだと思います。一方で私が1日にお邪魔をさしていただいた時にも大臣から話があった、OIEにおいて、そういう地域限定のワクチン接種であれば、国全体が非清浄国になることを免れる可能性があるということについては、今までそういう議論がなされていませんでしたので、その議論をスタートしてるということは、半歩なのか0.3歩なのか分かりませんが、一定の前進だとは思いますが、まだ最終判断をされるというところを見ると、そこはまだまだ慎重なお考えなのではないかなというふうに思っています。国として飼養衛生管理基準の徹底、それをしっかりやっていくということをおっしゃっておられるというふうに認識しています。
 
(質)仮にその地域限定で行われるとすると、どういうことが県として必要になってくると思いますか。まあ準備といいますか。
(答)地域を県単独でとるか、例えば岐阜とか愛知とかも一緒にワクチン接種をして、その人たちと同じ対応取るという時の対応とはそれぞれちょっと違うとは思いますけれども、一つは接種と決めたその地域のすべての豚に、ワクチンを接種しなければいけませんのでそれをしっかりやると、豚は結構短期間で子どもたちも生まれてきたりしますので、そういうものの接種の継続というのを行っていかないといけないということと、一番大きいのは、その地域内と外での流通を遮断しなさいというふうに、遮断っていうか、区別しなさいというふうに言われていますので、その流通をどうするかとかいうことが一番大きなことだというふうに思います。
 
○中部経済連合会と知事ら三重県幹部の懇談
(質)先日の中経連とのフリートークの中で、三重大の工学部しかないという前提で、IT人材の育成ということに多少の時間が割いたってあるんですが、知事の中で今後そのIT系人材の育成についての腹案みたいなものありましたらお伺いしたいのですが。
(答)IT人材というか、あれはデータサイエンスバレーの構想についての中で、そういうデータを扱ったりできる人材が必要だというご意見をいただいたので、うちが、もう有識者会議始まってるのかな、雇用経済部でやってるデータサイエンスバレーの構想の大きな柱の1つが人材育成なので、そういう有識者の検討会で議論していきますということと、その有識者の中には、国立大学法人滋賀大学がデータサイエンス学部というのを作って、そこの学部の教授さんに実は入っていただいているんです。そういうところで、高等教育機関におけるそういうデータサイエンスとかを扱う人材の育成についても議論がなされていくと思いますという話をしていて、そういうのを三重大さんとも相談していきますということ申し上げたところ、三重大さんにおいても、工学部棟かな、建物あれ、データサイエンス棟という名前入れ替えるか何かそういうので、データサイエンスの人材育成に力入れていきたいということで駒田学長も同調していただいたと、そういうようなやりとりでしたね。有識者検討会の中で人材育成のあり方を議論していただいて、それをもとに具現化を図っていきたいと思います。
 
○甲子園での津田学園の活躍
(質)津田学園なんですが、履正社との試合、前回、2年前かな、副知事が2回戦は行かれてたような記憶がありますが、知事が応援に行かれるとか、そんなご予定は?
(答)2回戦はまだお邪魔していないと思いますけども、遠いところで祈っていると思いますけど。ええ戦いしてくれましたよね。本当に成長が見られる。春の悔しさと、前投手のね、ジャパンなんかでも経験したこと、しんどい時ほどギアが上がっていきますからね。ぜひ次も校歌を歌ってほしいです。
 
(質)次、履正社ですけど。
(答)やるでしょう。そんなん相手が伝統校だろうが強かろうが関係ないです。良いピッチングを、ピッチング、そしてバックの守り、そして攻撃でがんばってくれるんじゃないですか。ぜひ校歌を歌ってほしいと思います。
 
○職員の休暇取得
(質)時期も時期というか、ちょうどお盆とか夏休みの期間なんですけど、県庁として働き方改革の中でこの週をまとまって休みを取るとか、そのくらいのちょうど時期なんですけど。
(答)ワークライフマネジメントの取組みを進めている中で、今年だけとりわけ何かっていうことではないですけども、夏季の休暇の取得について推進をするという形にしてますので、それぞれの職場の状況に合わせてやってもらうことにしています。
 
(質)来週をみんな休むとそういう感じではないということですか。
(答)いっぺんに全員がというのはないです。
 
(質)発表事項以外よろしいでしょうか。じゃあ第二さんお願いします。
 
○豚コレラ対策チームの設置等(発表)
(質)豚コレラ対策チームですけど、趣旨読むと、多分、経営支援対策とか風評被害対策、ここに重点があると思うんですけど、例えば経営支援とかいうのが、フードイノベーションがあるにしても、雇用経済部から人を出すとかいうことは途中の議論でなかったんですか。あるいは風評被害で広報課の職員とかをある程度入れるとか。
(答)確かにこの日本語は前が「進めていくとともに」で切ってあるんで、後段で「これが総合的な対策」って繋がっていってるんで、一応、感染拡大、次なる感染拡大を阻止するっていうが最もメインなので、なので野生いのししチームとかも作ったりしてるんですけども、今貴方が言っていただいた経営支援とか風評被害のとこで雇用経済部のメンバーを入れようという議論はなかったんですけども、なかったですけども、企画調整グループにはですね、フードイノベーション課のメンバーを入れたりしていますので、あとは農山漁村づくりのとこで自然体験とかこうやってるメンバーを入れたりしてるので、そういうところで、うまくやっていければなと思うのと、あとは必要に応じて、雇用経済部のチャネルが必要であればもうそれもしっかり手伝ってもらうことにしたいというふうに思いますね。この組織の中のチーム設定の時にはそういうメンバーを兼務かけよっていう話じゃなかったです。
 
(質)もともと、まあ古い話出して申し訳ないですけど、農林水産部に商工部つけて、経営手法とかそういったもので、近代農業をやろうと、6次産業化っていう、そこの組織改正を経験した県じゃないですか。それがまた分離して、元へ戻って、雇用経済ってのができて、知事の時ですね、農林は農林水産ってなったんだけど、逆に言ったら、せっかく学んだノウハウとかそういったものが今分離されて、この前の外国人相談サポートセンターでしたっけ、あれもまあ今ダイバーシティ課がやってて、でも外国人労働者の窓口は雇用経済だったじゃないですか。そこらのところ縦割りで分離されている気がするんですけど、その辺は何かお考えありますか。
(答)豚コレラだけじゃなくて?
 
(質)全般に。特に農林水産商工と言うか、特に農林水産の話ですね。
(答)平成24年度に農水商工部から、農水商工部と環境森林部を再編して、農林水産部と雇用経済部にした時の思いは、もちろんそういう農水商工というので経営面などの良いノウハウを得ようっていうこともあったんですけれども、それは一方でそこの中にあったマーケティング室っていうのが、今このフードイノベーション課っていう形になっているので、そのノウハウをしっかり引き継いで農林水産部の中でやっていけば良いのではないかということと、むしろ、1次産業っていうのは産業政策だけじゃなくて地域政策っていう側面があると思ってるんです。漁村、中山間地、農村、そういう、過疎地とかもそうですけれども、一概に同じように雇用経済、2次産業とか3次産業とまるっきり同じ考え方ってのは、やっぱりできないというふうに思っているので、この地域政策と産業政策っていうところの共通点で1つの部のまとまりを生かしたほうがいいんじゃないかっていうことと、とはいえ実態上は農水商工部でしたけども、商工担当の理事がいて、分かれていましたんでね。だからそういう経営ノウハウとか知るっていうことは大変重要なことなので、これからも、縦割りにならないようにしたいと思いますし、先ほどおっしゃっていただいた外国人のところも、これはシャープの関連会社の子会社ですか、子会社と言うか協力企業ですか、のところの大量雇い止めの時も、縦割りであったということが大きな課題でしたので、今調整会議を設けてますけれども、そういう縦割りにならないような努力を皆でしていきたいというふうに思います。
 
(質)風評被害で広報課関係の職員が入るとかっていうことはどうですか。
(答)今の段階では考えてませんけれども、この8月5日から風評被害のポスター、チラシ、ポケットティッシュとか、販売促進とか小売店への働きかけとかはやっていってるので、そういう中でやっぱり農林水産のそういうメンバーよりは、広報のメンバーに動かした方がいいんじゃないかというような課題が出てくれば、そこは柔軟にぜひやりたいと思います。
 
(質)昨日議会の関係常任委員会があって、豚コレラの報告とかあったんですけど、あそこで関係部局が答えてたのが、8月1日の農水大臣への要請、要望出した時の感触としての報告で、要はその非感染地域と感染地域分けるというような案が、さっき知事がおっしゃったようなですね。これ今のところ感染地域と指定された場合には流通できないとなってるじゃないですか。そこを突破できる可能性があるんですか。
(答)えっと国内で?
 
(質)感染地域でまあワクチン等できると仮に国が認めた場合に、その時に感染地域の豚の流通っていうのはできるようになる可能性はあるんですか。
(答)例えば、三重県、愛知県、岐阜県で投与します。それを三重県、愛知県、岐阜県以外の国内、それとも?
 
(質)はい、国内。
(答)国内、そこは一番農水省がこだわっているのは、清浄国から外れるということをこだわっているので、そこがこういうパターンだったらできるよねとか、あるいはこういう生は無理でも加工品のこういうのやったらできるよねっていうのとかは、議論によってはもしかしたらあるかもしれませんが、一方でワクチンを接種した豚とそうでない豚、あるいはそれが加工されたら、それを区別するののトレーサビリティってすごい大変なので、そこ農水省がどう判断するかっていうことだと思いますけれども、いずれにしてもOIEとの折衝がどうなってくるかっていうことだと思います。だから可能性は、今の国の感じからいけば、そんなに高くないっていうか大分低いと思いますけども、論理的にはいろんな、僕らとしては、もちろんそれは流通が限定されるよりは少しでも広い範囲に流通されたほうが良いので、いろんな努力は接種が決まったということであれば、流通について国と議論していきたいとは思いますけどね。
 
(質)国の予算要望じゃないけど、県独自でいろんな考えられる方法っていうのを逆に企画提案で農水省にぶつけるってこともできるじゃないですか。
(答)それはもうまさに貴方言うとおりで、もともとワクチンの要望する時に、そして地域限定になり得るっていう話が大臣要望の前にも出てきた時に、そんなん考えんのも自分らでも難しいから考えん無理やわっていうふうに思考停止するんじゃなくて、むしろ自分たちにはこういうののほうが都合が良いじゃないかとか、こういうふうにしたらできるんじゃないかっていうのはもう積極的に考えていかないかんぜということは言ってあるので、そこは議論の進展に合わせてっていうか、しっかり我々もシミュレーションしながら考えていくべきところだと思いますね。
 
○中部経済連合会と知事ら三重県幹部の懇談
(質)あと中経連なんですけど、この前の。で、会長挨拶では2027年リニア開通っていうことをおっしゃったんですけど、まあ実際問題ちょっと滞る恐れもあるじゃないですか。その辺の具体的な話っていうのは一切出なかったですか。
(答)それこそあれ何年前ぐらいまでやったかなあ。JR東海やった須田さんがもうおみえじゃなくなってるので、JR関係者もいないもんですから、その理念について具体的な話は意見交換の時も、その後の懇親会とかでも出てこなかったですけどね。挨拶でそれぞれ豊田会長、僕が述べただけでしたけど。
 
(質)出なかったんですね。
(答)はい。遅れた場合にということですか。僕らとしては今、開業時期が遅れることがあってはならないと。とりわけ名古屋までが遅れたら大阪までも遅れる可能性があるわけですから、もう絶対あってはならないと思っていますのでね。
 
(質)中経連の方たちが別にそれについて危機感を持ってないわけじゃないですよね。
(答)と思いますよ。その危機感持ってないというよりも、むしろ2027年じゃないと困るというか、2027年が迫ってきてるっていう感じで、例えばセントレア、中空の2本目滑走路のこととかいろいろやっていかないといけないよねっていう、むしろ危機感のほうが強かったんじゃないですかね。
 
○韓国に対する輸出管理優遇措置除外
(質)韓国の関係ですけど、そのホワイト国とかいろいろあって、ぶら下がりでも何か答えられてるみたいなんですけど、知事としては今回の措置について、まああれ経産省絡むというのもあるんですけど、どういうふうにお考えですか。
(答)実は僕、まさに輸出管理を担当してる課、安全保障貿易管理課っていうところで総括係長やってる、武器輸出三原則とかのまさに担当をしていたので、この分野、実は大変思い入れがあるんです。初めて係長になったところがそこでしたので、非常に中身も関心持ってやってましたし、その中で今回の輸出管理の措置っていうものについては、私がその担当している時にも、例えば、ある中東の国に戦略物資的な物が運ばれて、それがさらに危険だといわれてる国などに渡って、そういう兵器などに使われるんじゃないかというような情報が他国からもたらされて、それへの対応をしたということは、その日本のある企業、あるいはその中東のある国においては、輸出管理に問題があるんじゃないかというようなことで厳格な対処をした。そういうこともありましたので、今回も経済産業省としては大きく公表はしてないですけれども、そういう事案があったので今回粛々とホワイト国から外し、包括許可から個別許可にしたということだと思いますので、それについて対抗措置であるとか、そういうふうに韓国側の方がご主張されるのは、これは全く筋が通ってないというふうに思っています。加えて、私が三重県知事として思うのは、私が通産省時代に、その担当の時に見ていた文章から見ても、そういう輸出管理に先鞭をつけていただいた人っていうのは、田村元先生なのです。田村元先生が昭和62年に通産大臣をやってる時に東芝機械ココム違反事件というのがあって、その時に大変な外為法違反とかがあって、大変な思いをし、そこから輸出管理がさらに厳格になっていった。そういうような先人のことを思えば、輸出管理厳格にやるというのは当然でありますので、今回ああいう措置が行われることは、行政としては通常のことだと思いますので、過剰にこう何か主張されるっていうのはいかがなものかと思いますね。一方で、日韓関係全体については、昨日も少し総領事の来られた後に申し上げましたけれども、今、徴用工の問題これはもう日韓請求権協定において解決済みであるにもかかわらず、また加えて慰安婦の問題は2015年に岸田当時外務大臣と韓国の外務大臣で合意をし、不可逆的というふうにして財団設立をし、日本が10億円を出すということをしたにもかかわらず、それを勝手に財団を解散しということがありますから、そういうこの類似の約束を守ってきていないということについて、私は一政治家としていかがなものかと思いますが、草の根の交流というのは続けていく必要があるというふうに思っています。
 
○核兵器禁止条約への署名・批准
(質)あと8月6日広島平和記念の日で、県内からも児童生徒行ってますけど、この広島市長が言われた核禁止条約の署名、批准について、これについて政府はまだ出てないと。
それについて知事はどういうふうにお考えですか。
(答)一応答弁をさせていただいて、そういう核兵器禁止条約に日本が署名するべき、批准するべきということで、被爆者署名っていうのもいろんなところで求めておられるんですけれども、私どもとしては政府の立場において核兵器禁止条約が非核保有国と核保有国と両方が入っているものではないので、その実効性、やっぱり両方で核兵器のない世界を目指していくべきという政府の取ってる立場を私は支持している立場ですので、そういう政府の見解に同意をしているということであります。だから、非核保有国だけで議論をしているということにおいて、条約として実効性が保てるかっていうことが政府がおっしゃってることだと思いますけど、でも条約の批准がどうあれ、核なき世界を目指していくために唯一の被爆国として日本が全力を尽くしていくというのは当然のことなので、条約のこと以外でやれることは全てやっていただくということは大前提だと思いますけどね。もちろん三重県としても明日も平和展やるんやな、やりますけども、そういう平和の尊さ、戦争の悲惨さをしっかり理解してもらうべく我々も汗かいていくべきだと思います。
 
(質)核なき世界っていうのは知事としても一政治家として賛成だけど、方法論がちょっと違うんで、今のその批准署名しないという政府の立場はそれは理解するということですね。
(答)おっしゃるとおりですね。総論というか絶対的に目指すべき方向として核なき世界であるものの、その条約の現状、置かれている状況が方法論として、それだけではないよねっていう政府の立場を支持して理解をしていくと。
 
(質)これまあその2代前の知事の時代の話なんで、知事がどこまで引き継がれてるか分からないんですけど、県内、今29市町でそこがすべてが非核都市、平和都市宣言してるじゃないですか。県は平成9年10月に県議会がその宣言したけど、県知事、執行部はしてないですね、これその議会にかまけたのか何なのか分からないんですけど、その辺何か引き継いで聞かれたことはありますか。
(答)あれは29市町もあれ執行部で全部宣言してるんでしたっけ。
(答:戦略企画部)ちょっと確認はします。
(答)あらためてっていうことでないにしても、先般平成29年の時の平和展は議会の非核都市宣言から20周年ということを踏まえて一緒に合同でイベントや啓発活動をやらしてもらいましたので、何かあえて両方っていうのでなくても議会がそうやって先鞭つけていただいてますから、それとともに同じ思いを一にしてやっていくということです。
 
(質)2代ぐらい前を含めて国との関係もあるんで、執行部が腰引けてたっていうことではない?
(答)と思いますけど。その経緯は僕もちょっと正確には引き継いでないですけども、思いは変わらないよねっていうことだとは思うんですけどね。
 
○小泉進次郎衆院議員と滝川クリステルさんの結婚発表
(質)すいません。最後、柔らかい質問で申し訳ないのですけども、その後、小泉進次郎さんとのやり取りってありましたか。
(答)本人とは連絡してないです。秘書の方にお祝いをお伝えをして、小泉に伝えますっていうふうに言っておられたのと、あと弟さんがおみえなんですけど、弟さんとは連絡を取って、「隠すの大変でした。」とおっしゃってましたけど。
 
(質)それはいつのことですか。
(答)何を?
 
(質)何時頃のことですか。
(答)何時頃って、昨日の発表があって、昨日の夜かな。
 
(質)弟さんのほうも?
(答)はい。まあ他にもいろいろ言ってましたけど、でもまあ僕が印象に残ったことはまあ、そうやろなあというふうに思って。でもまあすごい情報管理能力ですね。この小泉家、滝川家。
 
 
 
 
                                      了

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