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平成28年07月14日

知事定例記者会見

知事定例会見録

平 成28年7月12日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

「Women in Innovation Summit 2016」の開催(発表)
・「三重ジョブ キッズキャラバン アウトオブキッザニア」の開催(発表)

 質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・産廃処理業者「ダイコー」への対応
・県内への大学誘致
・サミット効果を活用した県の今後の取組
・参議院議員選挙に関する対応
・四日市市長選

発表項目

(知事)それでは今日は2つ発表いたします。1つは「Women in Innovation Summit 2016」の開催についてです。ポストサミット事業の1つとして、「あらゆる分野における女性の活躍」をテーマにした国際フォーラム「Women in Innovation Summit 2016」を、9月23日、24日に鈴鹿サーキットで開催します。フォーラムの主な内容を説明します。23日には、まず基調講演を行います。基調講演にお招きする方はまだ調整中ですが、まさに「女性の活躍」を象徴するような、素晴らしい方を候補として検討中でありますので、決まりしだい改めてお知らせしたいと思います。次のテーマ別セッションですが、女性活躍社会の推進に積極的な男性経営者が語る「ダイバーシティ経営戦略について」や、理系分野で成果を出してきた女性たちが今後さらに活躍するために必要なことを議論する「最先端科学・技術分野において活躍する女性たち」など、幾つかのセッションを予定しています。これらのセッションのテーマは国の関係省庁の取組とも関わるものであるため、国と連携して取り組むこととしています。そのほか資料にはありませんが、鈴鹿サーキットやその関連企業のご協力をいただき、女性レーシングドライバーや女性エンジニアによる体験型・参加型のイベントも実施できればと考えています。セッションの後は「プロジェクトアワード」と題して、女性の新しい働き方のビジネスモデルを提案する発表会を行います。この提案については本日から募集を開始しますので、世界中のあらゆる女性が活躍し成長できるような、多様な働き方のアイデアをお持ちの方はぜひご応募いただきたいと思います。2日目の24日には、地元大学生によるグループワークと成果発表を行います。初日のセッションなどを踏まえて、できれば外国人留学生の方々にもご参加いただくことによりグローバルな視点での討論を期待しています。先般の伊勢志摩サミットにおいて「女性の活躍」が議題の1つになったことは記憶に新しいところであり、G7伊勢志摩首脳宣言の中でも「女性の活躍」は世界経済が強く安定的に成長するために必要不可欠なものとして位置づけられました。これらを踏まえ、我々は政府の最重要課題でもある「女性が輝く社会」を実現する取組の一環としてこのフォーラムを開催し、女性活躍の推進をリードしていきたいと考えています。三重県はもともと、天照大御神、斎王、海女など、女性が大活躍してきた歴史があり、現在においては史上初のオリンピック4連覇を目指す吉田沙保里選手を筆頭に、多くの女性アスリートの活躍が際立っています。このフォーラムを契機として、女性活躍推進への一層の気運醸成を図るとともに、本県から新たなムーブメントを広げていきたいと考えていますので、たくさんの方々にご参加いただきますようお願い申し上げます。
 
続きまして「三重ジョブ キッズキャラバン アウトオブキッザニア」です。昨年度好評でありました「“ひとをよびこむ”三重版子どもしごと体験事業『三重ジョブ キッズキャラバン アウトオブキッザニア』」の新たな展開について発表します。この事業は、小中学生の子どもたちが県内各地の特長ある「仕事」をして専用通貨を受け取り、それを使うという一連の経済活動を擬似的に体験するものです。基本的な仕組みは「キッザニア」と同様のもので、昨年度に続き2年目になります。今年度は9月から3月にかけて、亀山、伊勢、桑名の3地域で開催します。まず亀山地域では「番外編 カメジョブ キッズ」と題して開催されますが、この事業で初めての試みとして、県と亀山商工会議所青年部の共催で実施することになりました。県と地元団体が協働して事業を運営するというこの新たな展開は、昨年度のこの事業に共感してくれた亀山商工会議所青年部の皆さんから「地元でもやってみたい」という熱心なご相談をいただいたことがきっかけとなり、我々もノウハウを提供して一緒にやろうじゃないかということで実現したものです。このような展開は、我々の取組に一定の評価をいただいた結果ではないかと、非常に嬉しく思っております。具体的な仕事内容などについてはこれから県と青年部で詰めていきますが、スーパーマーケットや化粧品店など、青年部の皆さんが日頃働いている地元の事業所の仕事を中心に体験してもらうことにしています。また、伊勢地域では「歴史」をテーマとして、外宮前バス停広場を拠点に実施します。仕事の内容は、伊勢地域ならではの伝統工芸品である伊勢一刀彫で干支(えと)の置物を作ったり、伊勢うどんの製麺・出荷作業など、伊勢の歴史・文化を象徴するような、魅力ある体験となっています。桑名地域では「技術力」をテーマとして、くわなメディアライブを拠点に実施します。仕事の内容は、桑名鋳物で小物を作ったり、和菓子店でおまんじゅうを作るなど、こちらも地域の産業に関連の深い体験となっています。このキャラバンでは昨年度、多くの事業所の方々にご協力いただき、各地域の魅力をたくさんの子どもたちに伝えることができました。今回は亀山商工会議所青年部の皆さんが運営に参画していただきますので、これをきっかけに将来的には各市町や商工団体等の主催で同様の事業が実施され、それぞれの地域の魅力を主体的に発信していただけるようになることを期待しています。また、サミットと非常に縁の深い伊勢や桑名での開催は、サミットで培われた「交流」や「おもてなし」などを子どもたちが体感する絶好の機会となりますし、その経験をレガシーとして未来に繋げていくという点でも大きな意義があると考えています。三重の魅力ある多くの仕事をたくさんの子どもたちに体験してもらうことにより、将来は三重で働きたい、三重に住みたいと感じてもらうきっかけになればと考えています。県内外から一人でも多くの子どもたちに参加してほしいと思いますし、キャラバンを通じて県内各地の「仕事」「人」「経済」が繋がり、活性化していくことを期待しています。
 
発表項目等に関する質疑
○「Women in Innovation Summit 2016」の開催(発表)
(質)幹事社から質問させていただきます。まずウイメン・イン・イノベーション・サミット2016ですけれども、これ場所を鈴鹿サーキットした理由は何かあるんですか。
(答)世界的なフォーラムにしたいということで、そういうのを象徴する場所としてふさわしい所というようなことで鈴鹿サーキットというのを1つ、焦点に当てたというのはありますね。
 
(質)あと基調講演が現在、今検討中ということですけども、大体どういう分野の人とか何かそういうのっていうのは。
(答)まだちょっと詳細は申し上げられませんけれども、海外の方で、極めてご自身が活躍しているケースまたはそういう活躍を後押ししているケースがあると思いますけども、海外の方であります。
 
(質)何人か来られるということですか。
(答)基本的に1人の方を今お願いしているところですけども、もしその方がオーケー出なくても次のこの人っていうのもそういう海外の方で考えています。乞うご期待と。なかなか 今我々がお願いしている人がうまくヒットすれば、非常に良いんじゃないですかね。
 
(質)伊勢志摩サミットを終えてのポストサミット事業ということになりますので改めてその辺りの三重県としての抱負というか、知事の期待などをお願いします。
(答)ポストサミットでは上がった知名度を生かして人とか事業を呼び込んでいくということと、その会議がこの伊勢志摩で行われた会議の成果をしっかり県として引き継いでいくことを主眼にやっています。特に後者のところは女性活躍というのが伊勢志摩首脳宣言にも盛り込まれましたので、それを引き継いでこの三重県からそういう女性活躍の発信をしていく、ポストサミットの中でも極めて重要な事業の一つとして位置付けてやっていきたいと思いますし、今後これを生かして県内のその女性活躍のいろんな取組をもう1回リニューアルしたりとか、あるいはこの女性活躍に関する国際会議の、MICEとかの誘致とか、そういうのにもこれをきっかけに力を入れていきたいと思います。
 
○「三重ジョブ キッズキャラバン アウトオブキッザニア」の開催(発表)
(質)あとキッズキャラバンのほうなんですけども、これ大体集まる人数どれぐらいの規模のイベントですか。 
(答)これは各所どれぐらいですか。大体概ね1,000人ぐらい、伊勢、桑名で各400人ぐらいで亀山で200人ぐらいのイメージで合計1,000人ぐらいの参加を想定しています。ちなみに昨年度は鳥羽で延べ434人、これどっちがええかな、実人数だいたい全体で1,275人ぐらい延べあったみたいですけども、実人数と延べと複数もあるので延べで1,275人ぐらい昨年度ありました。今回合計で1,000人ぐらい参加を見込んでいます。
 
(質)各社発表事項で質問がありましたらお願いします。よろしいですか。では発表項目以外で。
 
その他の項目に関する質疑
○産廃処理業者「ダイコー」への対応
(質)ダイコーの関係で逮捕になったということですけども、その辺り三重県も若干関係した部分でご所見がありましたらお願いします。
(答)やはりああいう行為は許されないということで、今回逮捕に至ったということだと思いますが、県としましても県内のある倉庫に彼らがいろんな事業者から集めてきたりしたものが残っていて、今搬出作業をやっています。今回逮捕によってその証拠資料とかとして残したりしていかないといけない可能性がありますので、あるいはまだこれからダイコーの会長や幹部に確認をして、これの排出事業者は誰なのか、それをどのように搬出するのかというのを決めなければならない部分もありましたので、今後の捜査の状況に、もちろん捜査に協力をしながらその搬出も早くできるように調整が必要かなと、状況を注視していかなければならないなとそういうふうに思います。
 
(質)現在もう警察からも調査は入っているんですか。
(答)だと思いますけどね。
 
(質)では発表項目以外で各社お願いします。
 
○県内への大学誘致
(質)大学誘致に関してなんですけど、ああいったアンケート結果が出てきたと思うんですが、結果を受けての知事の感想とあと松阪の竹上市長は結構誘致に関して積極的だと思うんですけど、今後県としてどういった取組をしていくのかお願いします。 
(答)明確に今三重県に行きますよというのが無かったということであるのは残念でありますけども、明確に三重県に今決めているというところが無いというだけであって、新しい学部の設置とか学科の設置とかサテライトキャンパスの設置について東海地域や中部地域を中心に検討している学校は数校ありましたので、実は現在もそういうところに訪問をして状況を聞かせていただいたりしていますので、何とかそういうようなサテライトキャンパスなり新たな学科の誘致なり、そういうのに結び付けていけるように努力をしていきたいと思いますし、とりわけ関心を持っていただいている松阪市さんとはよりよく情報共有をして前進できるようにしていきたいと思います。
 
(質)これからも取組を続けていくという?
(答)もちろんですね。なので現時点で三重県に確定しているのが無いというだけなので、まだまだ可能性あると思いますから、竹上市長もその辺をよくご理解いただいてますので一緒に協力してやっていきたいと思います。
 
○「Women in Innovation Summit 2016」の開催(発表)
(質)発表項目のことになっちゃうんですけど、このウイメン・イン・イノベーション・サミットをやったら、これは県内で開いたMICEの1個に数えられるんですか。
(答)これね県主催なので、一応条件は該当するんですけど、複数の国の何カ国以上のとか、何人以上のというのに該当するんですけど、さすがに自分らで主催しといて、それ1個入れるというのはどうというので実績には含めませんけど条件は該当します。何かねそんなん、それやったらいっぱい金出して、いっぱい会議やったら実績にできるやんってなって、そんなんせこいやんって話になるんでね。(※)
 
(質)基本的には県が主催側に入っている会議はカウントせえへんと? 
(答)そういうことでええんやな。あれええんやなっておらへん。ということだと思います。誘致をした件数ということになっているので、確か実績のやつはね。誘致件数には該当しないということです。
 
※三重県観光振興基本計画で目標値に掲げる国際会議の開催件数は、誘致した件数だけではなく県が主催した件数も含みます。
 
○サミット効果を活用した県の今後の取組
(質)サミットの終了後1カ月を過ぎてもう40日以上になりますけども、知事の目から見て、何かこういう経済効果が直後に表れているという点が、もしお気付きの点があったら教えてください。
(答)昨日も旅行会社の皆さんと少しお話をしましたが、夏、秋にかけての予約が好調であるというようなことを聞きました。それから6月の伊勢神宮参拝客数も対前年で2割増、外国人は3割増というようなことで6月ひと月見てもあるということでありますので、県内全体に染み渡るような多くの経済効果ということではありませんが一定のそれぞれの部分においては出てきているのもあるかなというふうに思います。三重テラスも去年の6月って結構サミット決まって多かったんですけども、それよりさらに対前年増で今6月も来てますのでそういう意味では全て満遍なくっていうことではないですけども一定のそういう効果は出てきているのかなと思います。いずれにしても大事なのはこれからの夏休みとそれからそれを長く続けていくということだと思いますので、あとはあれ何やったかな、いろんな使われた食とかも問い合わせが日本酒だけじゃなくて、多いということでありますので昨日来られた障がい者施設の人たちとかも注文が多くて大変だというふうのおっしゃっておらましたので、そういう一部には効果も出てきているというふうに思います。
 
(質)経済効果の試算を8月以降にするというお話だったんですけど、当然夏休みとかの結果も考えてでしょうか。
(答)あれはでもあれちゃうかな。6月がサミットまでか、違うな、分かんないです。夏休みも入るのかな。まあでも試算ですからね。実績ではないので、試算を8月にもう1回精査してパブリシティ効果のメディアのカバレッジとかそういうのをやることになっているので、夏休みの実績が入ったっていう形ではないです。 
 
○参議院議員選挙に関する対応
(質)選挙のことなんですけど、知事がご自身の後援会に積極的に自民党の候補を応援するように呼びかけをされたということなんですけども、具体的には皆さんどんなことをなさったんでしょうか。把握されてますか。
(答)それぞれにできることをやっていただいてということで、一部報道では何か鈴木知事が拠点としている鈴鹿で1万票離されているというような書きぶりもありましたけど、分析の仕方はいろいろあるので、僕は結果についてはもう申し上げませんけども、うちの後援会については、法律に則ってできる範囲の声掛けとか演説会に行くとか、そういうことをやっていただいたんじゃないかなと思いますけどね。また僕なりの分析はまた今度お伝えしますよ。
 
(質)何を、分析といいますと。
(答)選挙の今回の結果の票の出方とか、そういうのをね。
 
(質)よろしければ、第二記者クラブも含めてお願いします。
 
○四日市市長選
(質)発表項目外からいきますけど、四日市市長の田中さんが3選不出馬ということについて感想をお願いします。
(答)私、知事にならせていただいてからずっと田中市長でありましたので、四日市港の管理者、副管理者という関係もありましたから、1期目の選挙の時にはいろいろありましたけれども、知事になってからは良好な関係でしっかり連携してやっていただいていたので、今回そういうのをお決めになられたということで、どうですかね、私としてはよく一緒に連携してやっていただいたなという感想です。出処進退のそれぞれの理由は、もう田中市長がご自身でおっしゃっていることなんだと思いますし、背景にどういうことがあるのかちょっと分かりませんけれども、お決めになられたということで、どういう市長に次なられても県と四日市市がしっかり連携して進んでいくような形になればなというふうに思いますけどね。
 
(質)誰か次に市長になられるんだと思うんですけど、新しい市長が敷かれる四日市市政について県として期待すべきこととか、あるいは今抱えている四日市の課題がありますよね、その辺についてはどうお考えですか。
(答)やっぱり四日市は経済の牽引していく場所ですので、経済についてしっかりと取り組んでいただくという、産業を活性化していくということを県と連携してやっていくということはぜひ望みたいというふうに思いますし、あとは環境をというようなことでICETTとかもありますけれども、国際交流における重要な資源の1つですので、そういう部分に国際交流などにも積極的に取り組んでほしいなというふうに思います。それから、あとやっぱり人口も多いですから、北勢児童相談所とかにも児童虐待の通報とか児童相談とかもやっぱり多いですので、そういう子どもを守っていく環境とか教育とかそういう部分にも力を入れていって牽引していただくとありがたいなというふうに思いますね。
 
(質)港の関係はどうなんですか。今、名古屋港と四日市港の一体化って進めてるじゃないですか。名古屋のほうがちょっと立ち遅れていますよね。期限がもう迫ってますけどその辺はうまくいきそうですか。
(答)港湾運営会社をまず一緒にしようということになって、あれ平成29年9月が期限だったと思いますが、うちとしては一緒になるけど何かこう名古屋の、港湾運営会社を一緒にするけど、何かこう名古屋の規模が大きいので名古屋の下みたいなんになってはいけませんから、なるべく対等にやるべきだと思ってますので、そこのいろんな条件交渉とかそういうのを今やらせていただいているんだと思いますけどね。
 
(質)それはイコール県のほうの出資額が四日市市に対して多いけど、四日市市の課題でもあるんですよね。
(答)まあそうですね。
 
(質)あれってそのとおりになるんですか。最終的に空中分解して、国への申請は出したけどご破算だっていう話も見込まれるでしょ。
(答)事業者の皆さんにもいまだやっぱりいろんな思いを持ってる方がおられますんで、名古屋と一緒になることのメリット・デメリットいろいろあるだろうというようなことで思っておられる方もいらっしゃいますし、あと実際に関東京浜とか、あるいは京阪神、大阪と神戸とかもそういう港湾運営会社一緒にしてるやつありますけども、そこで本当に成果が上がっているのかっていうようなこともおっしゃる方もいらっしゃいますので、我々は一応法律に則ってしっかり進めていきますけども、よくそういう事業者の皆さんの声とかそういうのを丁寧に聞いていかないといけない、大事なことですね、何かこう法律でこう決められているからというだけでやるんじゃなく丁寧な進め方が必要だとは思いますけどね。
 
○参議院議員選挙に関する対応
(質)あと参院選の選挙協力というか応援みたいな話ですけど、今回が特別というふうに知事はおっしゃってるみたいですが、今回は特別であって、じゃあ仮に、次当然衆院選っていうのがいつかありますよね、その時に例えば要請が、中央から要請があった時にそれについてはもうされないですか。
(答)基本的には今回、これまで国政3回の中でやってきてませんので特別だとは思ってますけど、基本的にはなかなかそういうこう大義が立つようなことが、自分なりに大義が立つことがあるのかどうかというとどうかなと思いますので、基本的にはなかなか今回特別ということなのかなと思ってます。
 
(質)知事が今回大義が立ったというところの大義というのはどういう大義ですか。
(答)今回は実際にサミットというのがあって、リニアの前倒しというのも直前に表明をしていただいて、こういう三重県にとって大きなチャンスを複数回いただいたというようなことについて、今までと状況が違うので今回はそういうご要請も踏まえて、さらにこのチャンスが増えるように努力をしたいというそういうことでしたね。
 
(質)それを大義と考える?
(答)私自身はですね。プラス要請があったということもありますけど。
 
(質)結果はどうでもいいですけど、1つ気になっているのがイオンさんにお聞きするとイオンはビジネスと政治は別だという話ですけど、岡田さんの選挙を見てるとビジネスと政治は合体化してますので、それからいくと岡田代表の発言とか、昨日の中川正春さんの、選対本部長、県連副代表のお話とか聞いてると、どう見ても今回知事に対して一応謝罪の方向というか、それが謝罪が何なのかは分かんないですけど、そういう姿勢を見たいみたいなことを言われているわけですね。それからいくと逆に言ったら、今後イオンでの県産フェアがあるじゃないですか、9月にイオン東員での。そこのところでビジネスと政治が合体しているイオンさんが何らかの措置をしてくる可能性もあるじゃないですか。それは県民にとって実害になるじゃないですか。そういうことが仮の話で申し訳ないですけど、あった場合、そういうことが起こらないために何か知事のやることはないですか。
(答)基本的にはそういうのは無いと、僕は無いように努力をするということだし無いと思っています。行政でずっと予算も組んで議会にも諮ってそれで通ってきた案件ですし、そういう協力関係が何か今回の選挙でなくなるというようなことは無いと思っています。どういう努力をするかということについては、選挙で何かこう負けたほうが謝罪とかそういうことではないと僕は思いますので、これまで同様にそういうこうバランスの取れた県政を双方の意見をよく聞いてやっていく姿勢を見てもらうということではないかなと思いますけどね。
 
(質)新政みえ代表の三谷さんのブログで、要は10日の投開票日に津の前葉さんは小器用に芝さんのとこへ駆けつけてましたけど、要は知事は来ていないと。
(答)芝さんの所に?
 
(質)そうそう。普通どうあろうと当選者のところへ行くだろうと書かれてるんですけど、これも含めてその辺の対応ってのはどう思いますか。
(答)どうですかね。私は夜、四日市事務所行ってスタッフを慰労して、それで亀山事務所で山本さんと合流しましたけど、そういう応援してたけど勝ってたほうにっていう姿勢を逆に見た県民の皆さんのほうが戸惑うんじゃないかと思うので、そこはさすがにちょっとどうかなと思いますけども、私としてはこれからも芝議員に対して、春・秋の政策提言とかもありますね、国家予算要望とかもありますんで、そういうところにおいてもちゃんと今までどおり対応させていただくということで、それが何ていうかな、今までどおりのバランスの取れた県政運営をやっていくという姿勢と考えていただければと思います。行ったほうが良かったんですかね。記者からもそういう提案もありましたけど。
 
(質)行くこともちょっと考えたりしたんですか。
(答)考えてないです。
 
(質)一切考えてない?
(答)考えてないです。
 
(質)それはやっぱり自分がある程度片方の候補者を応援されたんで、やっぱりそこは厚かましく何か行くというのはちょっと変だなっていうそういうわけなんですか。
(答)そうですね。そこは何か、けじめというかその姿勢を見られると思うんですね、県民の皆さんから。
 
(質)時間を置いてならともかく?
(答)というふうに思います。だから時間もかかるかもしれませんけど、私はこれまで同様のバランス取れた県政を双方の意見をよく聞いてやるということで、その姿勢を見ていただいて、と思いますけどね。
 
(質)その辺に引きずられて、例えば県議会最大会派の新政みえっていったってたかが23名ですけど、そこのところの動きで問責とか、出す、出さないっていう知事の姿勢を見て決めようというふうなことを言われていますが、その辺は出されるなら出されるできっちり議会で論議していただいたらいいとそういう感じですか。 
(答)僕自身は何というか無用な混乱が無いようにしたいとはいうふうに思いますので、こういう今申し上げたような姿勢でしっかりやっていくと、それでどういうふうな対応がなされるかってことで対応がなされた時に必要な説明であるとか、姿勢を示すとかそういうのはしたいと思いますけどね。そこは議会でご議論いただくことだとは思いますけどね。
 
(質)じゃあ議会内で自民党系が逆に中村議長についても、今回政治活動やってると、特定候補者の。そういうところでじゃあ二元代表制なら、片やそっちも問責に値するんじゃないかってことで、逆にそれを出す出さないという検討に入られてるみたいですけど、そういうことを含めてそれもご自身が出した行動によってそういう波紋が起きているわけですが、それ含めてそれはもう議会マターのことなんで議会にお願いしたいという話ですか。 
(答)確かにおっしゃっていただいたように、僕の一連の行動の中での、それが波及なのか分かりませんけれども、議会でのそれぞれやっていただく、とりわけそれが議長への対応ということであるならば、私がどうこう言うというよりはもう議会の中でご議論いただくということが適切ではないかと思いますけどね。
 
(質)虚心にお伺いしますけど、今回のその首長職としては珍しい、特に知事で今まで裏は分からないですけど、表だってマイク握ってとか、特定候補者にっていうのは無かったので、その辺の行動についてちょっとまずかったかなと思うのか、いやあれはあれで僕の政治姿勢として正しいか、そういう選択でいくとどうなんですか。
(答)信念を持って、いろんなご批判とかがあるということも覚悟の上で起こした行動でありますので、一方で批判、ご批判もあったし、一方で頑張れという声もあったし、そういう中でどうですかね、とはいえ政治は結果ですからね、こういう結果が出てる以上は自分としてはとにかく県政においてバランスの取れた対応をしていくと、真摯に対応していくと、謙虚に対応していくと、ということではないかと思いますので、そういう自分自身の行動としてはそういうふうに思ってますけどね。
 
(質)舛添さんが引用した孫文の「一つ失敗すれば一つ進歩する」という何かそういう心境には至っていないですか。
(答)どうですかね。いろんな、そうですね、何かこれで失敗とか進歩とかなかなか言うのもあれかなと思いますけど、とにかく自分はこれまで同様に丁寧にやっていくということしかないと思いますけどね。
 
○「Women in Innovation Summit 2016」の開催(発表)
(質)発表項目の今回のこのウイメン・イン・イノベーション・サミットというやつの、もともと発想した元は何ですか。何かモデル的なものはあるんですか。
(答)これは政府とかも主催して、僕がこの前呼ばれた「WAW!」っていう、ダブリュー、エー、ダブリュー。女性が活躍、各国の世界の人たちが集まって議論する場に僕が参加させていただいて、それの地方版みたいなのをぜひやってほしいというのを外務省とか内閣府に話をしていた流れの中で、そういう女性活躍してるのは別に都会だけじゃないし、東京だけじゃないんでもっともっと地方にも頑張ってる女性の皆さんもいるから、ぜひ地方でこういうのを開催できればなというそういう発想が一番大きかったですけどね。
 
(質)それで企画されたと。
(答)はい。あといろんな協力するよっていう方々も出てきましたのでね。
 
(質)単なる軽口ですけど、要は基調講演はまさかドイツのメルケル首相であるとか、ケネディ大使ですかね。
(答)メルケルさんではないです。どうですかね。
 
○「三重ジョブ キッズキャラバン アウトオブキッザニア」の開催(発表)
(質)キッズのそのキャラバンのやつっていうのは、やって成果レポートみたいな物ってのは、部分的に委員会で入ってますけど、これ自身でまとめたものってのは何かあるんですか。
(答)レポートみたいなんあるよな。何か作ってあったよな。はい、あります。
 
(質)あるんですか。
(答)はい、あります。写真とかいろんな参加者の子どもの声とか保護者の声とか事業者の声とかまとめたやつありますんで、もしあれやったら雇用対策課から渡させます。
 
(質)概ね全体に今後継続すべき事業でっていう判断をされてるわけですよね。
(答)僕自身は永久にっていうのはないと思ってます。永久にっていうか今回亀山商工会議所青年部とやるような、やっぱりこれがもう自立的に行政が税金出さずに地域でこういうのをやってもらうっていうふうにシフトしていくべきだと思ってますので。いつまでもいつまでもじゃなくてもう一定の区切って、今年度までなら今年度まで、来年度までなら来年度までというふうにして、地域で主体でやってもらうほうがもう圧倒的にいいと思ってますので、そういうふうな方向にシフトしていきたいと思います。今年度はこうやってやりますけどね。
 
(質)だから亀山モデルみたいなのが、県全体で増えていけばいいということですか。
(答)そうです。商工会議所青年部がそうやってノウハウを得て、彼ら自身が地域の事業者集めてやるっていうのが、各地域でそれぞれ行われるっていう形にしていくべきだと思ってますね。それが今回新たな試行的な取組っていう感じですね。
 
 
 
                                      了
 
 
 
 

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