将来、三重県の地域医療の担い手となる医学生のみなさんに、県内外の地域医療に触れる機会を提供するため、「地域医療体験実習(宮城県女川町地域)」を開催します。
女川町は、宮城県の東、牡鹿半島基部に位置しており、仙台駅からは電車で2時間程度の距離にある、人口約6000人程度の町です。女川町の特色として北上山地と太平洋が交わるリアス式海岸に面しており、女川港は古くから天然の良港として知られています。世界三大漁場のひとつ金華山沖が近く、魚市場には年間を通じて暖流・寒流の豊富な魚種が数多く水揚げされ、季節ごとにさまざまな海の恵みを味わうことができるのも魅力です。
その女川町は、2011年3月に起こった東日本大震災により大打撃を受け、女川町地域医療センターは震災後に稼働する唯一の医療機関となりました。しかし震災の影響で医療設備を十分に稼働できない中でも、「震災振興に向かう町民の健康を守り、生活を支えるサービスの提供」をスローガンに凄まじい勢いで復興を遂げてきました。今回の実習を通して、いかにして復興を遂げたのか、また現在の地域医療の姿を実際に体験して学んでいただきたいと思います。
★募集期間は1月31日(火)までです★
お申し込みはコチラ ⇒ パソコンから スマートフォンから
地域医療体験実習とは・過去の実習の実習の様子はコチラ⇒
<対象>
三重県で将来の地域医療の担い手となる医学生(三重県医師修学資金貸与制度利用等の医学生を優先)
<募集人員>
最大8名
<日程>
令和5年3月15日(水)~18日(土)
<実習施設>
女川町地域医療センター
(宮城県牡鹿郡女川町鷲神浜字堀切山107-1)
<参加費>
参加費は無料です。
交通費・宿泊費を助成します。
(実習終了後1週間以内にレポート・必要書類を提出いただく必要があります。)
なお、食費は実費となります。
<プログラム(予定)>
3月15日(水) 前泊(宮城県内に移動)
3月16日(木)
8:30~17:00 オリエンテーション・実習
3月17日(金)
8:30~17:00 実習・実習のまとめ
3月18日(土) 解散(各自帰宅)