各市町村長ごとの発言概要
市町村長名 | 主な意見・要望等 |
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津市 | ・地方分権を進める上で県と市町村の連携、信頼関係が重要。継続的にこのような場をもつことを望む。 ・県予算の休止・廃止については早い段階からの連絡・調整を要望(例として乳幼児医療の4歳児の拡大、国民保険) ・中空アクセスの整備支援について要望。 ・合併に伴う県民局のあり方を検討するにあたって、市町村の意見を反映するよう要望。 ・流域下水道が新市に移管されても、新市に無理な負担がないよう要望。 |
三雲町 | ・「海・山・川」の安全確保を。特に県管理の二級河川(3本)の改修が進んでいない。三渡川が特に遅れている。中川は上流・下流が松阪市。市町村界を越えて広域的に対応できる体制整備を要望。 |
久居市 | ・知事の考えを全職員が共有することが必要。職員の意識改革が大切。 ・「みえきづなプラン」に関して、高速道・アクセス道も大事だが生活道も重要。 ・「安全・安心のまちづくり」に関し、地域医療ネットワークが停滞しているので、県のリーダーシップを要請。 ・財源の確保を要望。財源確保するため徹底した行財政改革を。住民にも一定の負担が必要。地方分権について、権限を降ろしても財源がなければ市町村はもたない。(例として母子相談員) ・能力、実績に応じた賃金が支給されるよう人事制度を導入し、市町村に指導するよう要望。 |
美杉村 | ・合併に向け道路整備を要望(県道一志美杉線、国道368号)。 ・「県民しあわせプラン」について、地元産業活性化のため公共施設には県産材を使うよう要望。 ・「海・山・川」の環境保全のため、不法投棄に対応を要望(県は水質検査のみなので、土壌調査、内容調査も要望)。 ・水源税の創設を要望。 |
河芸町 | ・知事がいいことをいっても、職員がそれをきちんと聞くことが必要。 ・事務事業評価システムをどう思うか質問。 ・ 県の人事システムについて、上からの評価はなされているが、下からや県民の視点が抜けていることについてどう思うか質問。 ・グループ制、わかりにくい名称、机のない職員など県の組織体制についてどう思うか質問。 ・合併について、県も広島県のように重点地域とそれ以外に区分して、人と金を出してほしい。また県は合併に明確な立場をとるよう要望(12)。 ・府県連合についてどう考えるか質問(13)。 |
嬉野町 | ・新しい農業の方策についていっしょに検討していくよう提言。 ・畜産試験場のあり方について早急に検討するよう要望。 ・心をはぐくむ、豊かな感性が合併にも必要。周辺地域がさびれないようNPOや住民のコミュニティー組織の活動にも理解を。 |
芸濃町 | ・生活基盤整備として公共下水道の整備支援を要望。 ・建設中の保健福祉センター財政支援を要望するとともに、高齢少子化対策としてのソフト事業への支援を要望。 ・コミュニティバス補助制度について、引き続き支援を要望。 ・合併で周辺地域がさびれる、サービスを受けられなくなるという不安があることから、役場を支所として残すことを要・]。 |
白山町 | ・高いレベルのごみ処分場を作るために助成を要望。 ・下水道については県補助金が2%にも満たない小額なので、助成の拡充を。併せて県もいっしょに地元を入って事業を進めるよう提言。 |
美里村 | ・県土を守る意味から農業の重要性を指摘。森林環境創設制度についてはさらなる充実を要望。 ・道路整備10か年計画の見直しの中で、新市の一体感に結びつく整備を要望。特に行政界部分が遅れていると指摘(例として片田地内)。 |
一志町 | ・町村の規模では権限を与えられても能力がない。職員の意識改革が必要。 ・市町村の細かい悩みを理解し、受け止めてもらえる県政であることを要望。 ・地方交付税を廃止し地方共同税にするという話も出ている。地域によって財源が偏在しているという状況が依然としてあるが、今後の税財源配分についてどう思うか質問。(11) |
安濃町 | ・県・市町村だけでなく国も入れた懇談の場をつくることを提言。 ・県単事業が本当に実りあるものか再度見直すよう要望。 ・道路財源を確保し、優先順位も経済性を考慮するよう要望。 ・農林業の振興のため、現在の農林水産商工部を農林水産専門にするよう組織改正を要望。併せて技術職員を活用するよう要望。 ・教育先進県として子供が健やかに成長するような教育を。 |
香良洲町 | ・合併にあたって、旧町村が自主的に事業ができるような財政措置を提案。これは合併のソフトランディングのため、3~5年くらいの期限付きでよいと思う。(10) ・県組織は県職員の意識改革に効果があったが、県民からわかりにくい。県民の視点に立った行政改革を要望。 ・香良洲橋の改修について要望。 |