各市町村長ごとの発言概要
市町村名 | 主な意見・要望等 |
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尾鷲市 | ・ 過疎化、少子高齢化、産業の停滞(石油火力関連企業のリストラ)等地域の問題点を紹介。 ・「海業」の振興として海洋深層水、「山業」の振興として熊野古道(特に「熊野古道センター」に重点的に取り組むので支援をよろしく。 ・地方分権における自己決定、自己責任を果たすための共通の「土俵」としての交通アクセス(高速道路)の重要性を強調。(5) |
熊野市 | ・市町村重視の姿勢に感謝。 ・分権推進における県と市町村との役割分担の必要性。 (母子相談員の例では県職員にまだ上下主従関係意識があったので、今後十分な意思疎通を。) ・紀南における県営施設の一人・魔闢且相zが北に比べ少ないので、柔軟な対応を(紀南以外は104,000円/人、紀南6,000円/人)。(1) ・道路10か年戦略については、熊野古道が世界遺産になるという前提での見直しを要望。(2) |
紀伊長島町 | ・アポイント無しで県庁を訪問したが、会議中であるにもかかわらず面会してもらったことに感謝。 ・合併については自主的と言いながら、半強制的な面もある。それぞれの地域性を考慮して助言を。 ・過疎債の枠の確保を要望。 ・長島高校については、過疎地と市街地の違いがあるにもかかわらず、画一的な対応となっているので配慮を。 ・熊野古道の訪問者を世界遺産認定(平成15年6月)から10年後に100万人にするなど具体的数値目標を設定することを提言。このための大きなプロジェクトの実施を要望。(6) |
海山町 | ・「県民」という言葉を使っていることは「生活者」より分かりやすいと評価。 ・県庁のなかが分かりにくいとの指摘。 ・東紀州地域を県の中や日本の中でどう位置づけるかという、長期的で広い視点で考えることの必要性を指摘。(3) ・東紀州市を提案し、この中で地域内分権自治を検討したことを紹介。(4) |
御浜町 | ・「膝づめミーティング」を北からでなく紀南から始めてほしかった。 ・紀南病院で内科医が不足。医師確保について県の支援を要望。 ・みかん産業の振興を要望。 ・SARS対策についての県の対策について質問(紀南病院は指定病院になったことを紹介)。(9) ・遅れた地域である東紀州に今後の理解と支援を要請(10)。 |
紀宝町 | ・災害対策について要望(熊野川の浸水対策、特に国直轄事業への県負担。他に海岸侵食対策)。 ・働く場所の確保の必要性を指摘。 ・和歌山、奈良との三県サミットの継続について質問。(7) |
紀和町 | ・これまでは改革のプロセスの中で市町村との意見交換が不足、「対等」が強く「協力」が弱かったと指摘。意見交換の場の設定など、連携強化を要望。 ・国道の歩道整備において、最後で事業が打ち切られたことを紹介。費用対効果の面で適切な判断をするよう要望。また、169号線の三重県側の整備を要望。(8) |
鵜殿村 | ・「県民」という言葉を使うことについて評価。 ・災害時における代替手段の確保の観点から、鵜殿港の整備の必要性を指摘。 ・働く場所確保に係る支援を要望。 ・道路・橋梁整備を例にあげ、三県の連携について要望(例として国道311号線の本宮町・紀和町間、新宮間の橋)。(7) |