中日本高速道路株式会社⇔椿の農業と地域を考える会⇔鈴鹿市の取組紹介(H27年11月15日)
平成27年8月18日に、中日本高速道路株式会社、椿の農業と地域を考える会、鈴鹿市の3者(立会人、三重県)により「農山村活性化の取り組みに関する協定書」を締結しました。鈴鹿市域における農山村の環境や景観の保全、農業での新たな労働力と交流機会の創造、ヤブツバキなどの特産品開発による地域活性化を目的とした協働活動を行っていきます。
第1回協働活動の様子(11月15日)
記念すべき第1回の活動は、中日本高速道路株式会社の社員の方約25名、椿農考会の方、鈴鹿市の方などが参加して行われました。時折雨模様となるお天気でしたが、荒廃茶園を整地するために抜根した茶木の除去の作業を行いました。今後は、ヤブ椿の苗を植えていく予定です。
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▲ 前日まで激しく降り注いだ雨も何とか上がり、協働作業ができるまでに回復しました。作業に先立ち、中日本高速道路株式会社、椿農考会、鈴鹿市、三重県の関係者から、挨拶と今後の取組に向けての期待、作業時の安全についての話がありました。写真右はヤブツバキの種子です。ヤブツバキの苗木を植えて、種子を採り、油を抽出して、特産品開発を目指します。また、荒廃した茶園は、ケモノの一時避難所になるため、減らしていかなくてはなりません。手入れのされたヤブツバキは景観形成にも役立ちます。そういう目的で協働活動を進めていきます。 |
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▲ 開墾前の気合入れで「開墾頑張るぞー」の元気な掛け声でスタート |
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▲ 1反弱の荒廃茶園の開墾です。どんどん抜根した茶の木を積んでいきます。2tダンプ10杯以上を除去することができました。中日本高速道路社員のお子さんたちも頑張ってお手伝いしてくれました。写真右下は、完全に綺麗になった様子です。 |
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▲ 重労働で汗を流したあとの楽しみは、待ちに待った昼食です。椿農考会の会長宅にある大人の秘密基地で、地元の方と交流しながら頂きました。自家製のピザ窯を使い、地元の材料をふんだんに盛りつけたピザ。会長が生産されている椎茸を使ったきのこ飯、きのこ汁、椿農考会のメンバーが持ち寄った柿や漬物、サラダなど、どれでもおいしくて、参加者はおかわりの列もできました。(椿農考会はこれまでのイベントなどの経験から上手に交流する術に非常に長けていることが感じられました。) |
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▲ 昼食が一段落した後、椿農考会のメンバーから自己紹介がありました。最後は会長からお礼の挨拶をいただきました。自家製椎茸のお土産も配られ、参加者全員感謝感激の第1回の協働活動となりました。 |
この取組は、単に、農山村活性化の取組だけではありません。その活動や交流、商品開発を通して、新しい共有価値を生み出し社会へも貢献していくという活動に育ってほしいです。
今後は、荒廃茶園を整備し、ヤブツバキの植樹、ヤブツバキの実の収穫などの協働活動を行う予定です。