イオン株式会社⇔NPO法人みやがわ森選組、三重県の取組(H27.12.23)
森びと養成講座「森つなぎプロジェクト」の紹介(フィールドワーク1の様子)
イオン株式会社とNPO法人みやがわ森選組、三重県とは森林資源の持続的な利用を通じて森とくらしを守りたいという想いのもと、森林活動から林業施業、木材活用に至る総合的な人材の育成を図るため、林業担い手の育成事業 森びと養成講座「森つなぎプロジェクト」に取り組みます。
研修期間 平成27年12月20日から平成28年3月までの間の14日間(土、日、祝)
受講生 4名
森の観察会の様子
12月23日(祝) トヨタ宮川山林を歩く
トヨタが山林再生の取組を行っている森林に取り付けられた遊歩道を歩きながら、森林管理を請け負っている株式会社森林再生システムの技術顧問の並木さんに、周辺に生えている木の説明をしていただきました。
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▲ トヨタ自動車株式会社は、2007年に宮川の山林約1700haを取得し、国内山林再生モデルの構築に取り組んでいます。遊歩道の入り口には、説明用の看板が立てられていました。(本日は、生憎の雨です。暗かったのでこの写真は昨年のものです。) |
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▲ 山にはこの様な格好で入ります。裾が引っかからないようにスパイク付き地下足袋に入れています。両手は自由にします。 ちょっと見回しただけでも、林道の脇や沢沿いにたくさんの種類の木があるものです。 |
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▲ 並木さんは、山林の中をまわりながら、100種類以上の樹木を調査されてまとめられています。今回の研修は、木の名前を覚えて欲しいのではなく、受講生の方に、いろいろな木があることを知ってほしいと考えて今回のフィールドワークを用意しました。 |
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▲ 本日は雨だったので、林道を中心に歩きました。それでも数多くの種類の木々に出会いました。 |
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▲ 待っていましたランチタイム。森選組の局長の岡本さんはお笑い系で参加者の笑いを誘います。本日は雨にもかかわらず、受講生の他にも卒業生や並木先生のお話を聞きたい方など大勢の方にご参加いただきました。
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▲ 手前と奥の木の違いがわかりますか?杉とヒノキです。(中心の部分の色の違いがあります。)
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▲ ヒノキ ▲ 杉 |
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▲ 上を見上げ何を見ているのでしょうか。 最初、スギとヒノキの区別も分からないと話していた受講生も、次第に見分けがつくようになりました。最後は、山林にはいろいろな種類の木があることを知ってもらえたのではないかと思います。最初からすべてを覚える必要はありません。危険な木、実のなる木など、経験を通しながら少しずつ森の知識を増やしていければ、その分、楽しみも増えていきます。 一見すると同じ木に見えますが知識が広がると本当に多くの木々があることに気づきます。山林は自分次第で楽しみが無限に広がる場所ですね。 |
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