日本キャボット・マイクロエレクトロニクス株式会社⇔足坂農家組合の取組紹介
平成26年5月10日に、日本キャボット・マイクロエレクトロニクス株式会社、足坂農家組合により「農山村活性化の取り組みに関する協定書」を締結しました。
今後は、津市美里町足坂地域における田植え、稲刈りなどの農作業支援を行うほか、農山村活性化に向けた協働活動を行っていく予定です。
第1回目の作業の様子
第1回目の活動は、協定締結と同日の平成26年5月10日、絶好の五月晴れのもとで日本キャボット・マイクロエレクトロニクス株式会社の社員の方や足坂農家組合の組合員など約20名が参加し、手植えでの田植え作業を行いました。
|
▲ 活動に先立ち、日本キャボット・マイクロエレクトロニクス株式会社、足坂農家組合の代表者による協定書の交換が行われ、固い握手でパチリ。 双方の代表者からのあいさつ、津市美里総合支所、津農林水産事務所から来賓祝辞と、気持ち良い青空の下で晴れやかに簡単な調印セレモニーが行われました。 |
▲ セレモニーの後は、さっそく水田に入っての田植え作業です。 |
▲ ぬかるむ泥に足を取られながら、慣れない手つきで育った苗を手植えしていきます。 横一列に並んで、ロープの目印を参考に、まっすぐ・・・でない部分もありますが、そこはご愛嬌です。 |
▲ 三本の指で、このくらいの苗を、このくらいの深さまで差し込むと良いですよ。 初めての方も、組合員の方に手ほどきを受けながら、作業を続けます。 |
▲ 泥の中に、足がはまり込んで抜けなくなることも、たまにあります。(←いや、かなりあるかも?) コツは、かかとからではなく、『つま先から入れる』ことだとか。 |
▲ 中腰の姿勢で長時間植えていると、腰が痛くなってきます。 昔の方の苦労がしのばれますね。 |
▲ 最初は、ぎごちなかった手植え作業も、時間とともにだんだんと慣れてきました。 あともう少し!ゴールは近い! |
▲ もう、こんなに植えました。 初めてにしては、なかなかまっすぐ綺麗に植えてませんか? |
▲ そして、無事に全部を植えることが出来ました。 みなさん、がんばりました。お疲れ様でした。 |
▲ 労働の後の、ご飯は格別ですね。 しかも、まぶしい青空、心地よい風の下で、一緒に作業した皆さんで食べると、一味違います。 |
今回の取組は、会社の方から県に、地域貢献活動ができる地域の相談をいただいたことがきっかけで、協定が実現しました。三重県としては、このような活動を通して、地域貢献に取り組む企業が、もっと増えていけば期待しています。実際に作業を行うことで、地域をより深く知ることに繋がると思いますし、住民の方との交流も増えます。参加者方からは、「普段の業務とは違う、心地よい疲れを感じる」という感想もあり、リフレッシュの効果も期待できるのではないかと思います。
協定の期間としては、ひとまず3年を一区切りにしているのですが、3年経過した後も、新しいより良い関係を続けていってもらえればと思います。