三重のふるさと応援カンパニー推進大会を開催しました

　このたび企業のＣＳＲ（社会貢献）活動やビジネス活動と農山漁村地域が結びつくことで、両者にメリットがあるより良い関係づくりをめざす「三重のふるさと応援カンパニー推進大会」を下記のとおり開催しました。

◆日時

 平成２５年２月７日（木）１３：００～１６：３０

 ◆場所

三重県総合文化センター内　生涯学習センター４階　大研修室
三重県津市一身田上津部田１２３４

◆参加者数

１３７人

 

講演：
今、注目される農山漁村と企業の連携による地域活性化とは！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～先進事例を通して学ぶ～
特定非営利活動法人えがおつなげて　　代表理事　曽根原久司さん

（曽根原久司さんプロフィール）

ＮＰＯ法人えがおつなげて代表理事、内閣府地域活性化伝道師、やまなしコミュニテイビジネス推進協議会会長、山梨県立農業大学校講師、山梨県総合計画審議会委員などを務める。

長野県出身。東京での銀行の経営コンサルタントを通して日本の未来に危機を感じ、その救済モデルを創造すべく、1995年、東京から山梨の農村地域へ移住。農業・林業をしながら、都市と農村の共生社会の実現を目指すNPO法人えがおつなげてを2001年設立。

（著書）
日本の田舎は宝の山～農村起業のすすめ～／日本経済新聞出版社
農村起業家になる～地域資源を宝に変える６つの鉄則／日本経済新聞出版社

 　　

（参考：えがおつなげてＨＰ）

 

コーディネーター養成講座ビジネスプラン発表

　今年度、講演いただく曽根原久司さんを招いて、県内でコーディネーター養成講座「農山漁村起業のすすめ　日本の田舎は宝の山」（連続６回）を開催してきました（農林水産部農業基盤整備課事業）。講座の中で、農山漁村の資源と、都市のニーズを結びつけた新しいビジネスプランの作成を勉強し、その中で優秀なプランについての発表を行いました。

コーディネーター養成講座の様子

講座受講生によるビジネスプランの発表

取組事例の発表

株式会社フーズクリエーション　様

 　三井アウトレットパークジャズドリーム長島で「フードコート　ナガシマキッチン」を運営する(株)フーズクリエィションは、レストランで使用する食材を地元から買い上げるほか、かしわ焼き肉セット、からあげセット1食の売上につき、宇気郷住民協議会に10円の寄付を行い、地域の活性化に貢献しています。

専務取締役　穂谷　様に発表いただきました。

 

中日本高速道路株式会社　様

高速道路沿線地域で、課題解決のため地域の方と社員が協働して農村整備作業などの活動を各地で行っています。
三重県においても、亀山地域での取組を始める予定です。

 

  

経営企画部経営企画チーム　サブリーダー小田切　様に発表いただきました。

多気町車川地区　様

 多気町車川地区では、シャープ株式会社三重工場の集落支援活動を受け入れて、社員やその家族に参加してもらいながら農耕放棄地となっていた農地を「そば畑」として再生する活動を実施しています。

 

車川山里ファンクラブ　代表　寺村　様に発表いただきました。

 

パネルディスカッション

コーディネーター：特定非営利活動法人Ｍブリッジ　理事長　米山哲司さん

 （米山哲司さんプロフール ）

昭和４４年、三重県尾鷲市生まれ。松阪市育ち。
放送局、企画会社を経て、平成１８年、ＮＰＯ法人Ｍブリッジを設立。理事長に就任。中間支援業務、経済産業省ソーシャルビジネス５５選、選定の「ブンカの交流館」の運営とともに、ＣＳＲの推進、ＩＳＯ２６０００の普及に力を入れる。

「サステナビリティＣＳＲ検定」の三重県運営担当、ＣＳＲ情報誌「オルタナ」特派員、企業や団体のＣＳＲ人材研修、ＣＳＲレポートを活用したステークホルダーとの対話会（ダイアログ）の運営などに取り組む。
平成２４年よりＮＰＯ法人みえＮＰＯネットワークセンター理事。
http://m-bridge.jp/
http://m-csr.jimdo.com/

パネリスト

　特定非営利活動法人えがおつなげて　曽根原久司さん
　株式会社フーズクリエーション　代表取締役　岡本英征さん
　中日本高速道路株式会社企画本部
　　　経営企画部経営企画チームサブリーダー 小田切須美さん
　多気町車川地区　車川山里ファン倶楽部　寺村善治さん

 

 

お問い合わせ

三重県地域連携部地域支援課

ＴＥＬ　０５９－２２４－２４２０
ＦＡＸ　０５９－２２４－２２１９
Ｅ－ｍａｉｌ　chiiki@pref.mie.jp