子ども農山漁村ふるさと体験推進事業
三重県では子ども農山漁村ふるさと体験推進事業として、農山漁村における小学生以上大学生までの子ども・学生のグループ(概ね5名以上)(以下、「子ども・学生グループ」という。)のふるさと体験活動を推進しています。
農山漁村において地域の人たちと交流しながら農林漁業体験や「ふるさと生活体験(宿泊体験)」をすることを通じて、子ども・学生グループの学ぶ意欲や自立心、思いやりの心などを育み、力強い成長を支援しようとするものです。
特徴は
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- 農山漁村での体験活動であること
- 農林漁家での民泊等により農山漁村の生活を体験できること
- 農林漁業体験を通じて食の大切さを学べること
で、子ども側、農山漁村側の双方に大きな効果が期待されてます
子ども側では
我が家を離れ、自然豊かな農山漁村に宿泊し、普段の生活とは異なる環境や人間関係の中に身を置き、様々な実体験を行うことは、子どもたちの新たな一面を引き出し、成長を促す効果があります。
- 学ぶ意欲や自立心が育まれる
- 食の大切さを学べる
- 思いやりの心や豊かな人間性社会性などが育まれる
- 社会規範や生活技術が身につく
などの教育的効果が期待されています。
農山漁村側では
- 地域資源、地域の良さ・誇りの再発見、見直しにつながる
- 子ども達と交流することで、地域住民が元気をもらえる
- 地域の経済活動が活性化する
- 農山漁村文化の維持・継承に理解が拡がる
などの地域活性化の効果が期待されています。
県内の受入地域
現在、県内には11の受入地域協議会が設立されています。
受入地域協議会とは、子ども農山漁村ふるさと体験事業として子ども・学生グループを受け入れるために、行政、体験施設、宿泊施設、地域が一体となって設立した組織です。
いなか体験安全管理講習会の開催
三重県では、より安心安全な体験活動を提供するため、安全管理に関する講習会を開催し、子ども農山漁村ふるさと体験推進事業の推進を図ります。