砂防関係施設は土砂災害防止の機能を有する重要な社会資本であり、果たしている役割は持続的に発揮する必要があります。一方で、施設は56%以上が完成後30年以上を経過し、劣化が進行しているため、点検により施設の機能及び性能の状況を把握し、修繕、改築などの対策を的確に実施していくことが重要となります。
こうしたなか、令和4年3月に「砂防関係施設の長寿命化計画策定ガイドライン(案)」(水管理・国土保全局砂防部保全課)が示されたことから、三重県においては、令和4年12月に「三重県砂防関係施設長寿命化計画」を策定、これに基づき施設の機能及び性能を長期にわたり確保することとしています。