郷土料理である「あいまぜ」をアレンジして、災害時でも常温保存できる材料を使用し、乾物のもどし汁を全て使用することで水の使用量を抑えたレシピです。味、見た目、栄養価が高く、昔から地元で親しまれている料理を防災レシピとしている点が評価されました。
〇調理時間
約40分
〇材料(4人分) ★ローリングストックで備蓄できるもの
★干し椎茸(3枚)、★切り干し大根(20g)、★高野豆腐(1丁)、人参(50g)、れんこん(50g)、★水(400㎖)、★濃口醬油(30㎖)、
★砂糖(大さじ2)、★酢(50g)、★いりごま(適量)
〇調理器具
カセットコンロ、鍋、まな板、包丁(各1つ)、割り箸(1膳)
〇作り方
①干し椎茸、切り干し大根を水でもどしておく。
②干し椎茸のもどし汁の中に高野豆腐を入れ、もどす。
③人参、干し椎茸、高野豆腐は細切り、れんこんは薄切りにする。
④もどし汁を使用し、③の人参とれんこんを茹でる。
⑤④に火が通ったら、水を100ml残し、干し椎茸、切り干し大根、高野豆腐、
濃口醬油、砂糖を入れ、水気がなくなるまで煮る。
⑥酢で味を整えていりごまをまぶす。
〇選考委員からのコメント
・栄養バランスも良く、もどし汁を調理に使用するなどの工夫がみられます。
・昆布を細切りにして加えると、カルシウム、カリウム、食物繊維がさらに取れる
のでおすすめです。
・電気、ガス、水道がなかったころの料理は、災害時にも参考になります。