猫の譲渡事業の概要
猫の飼養を希望される方については、三重県動物愛護推進センター又は各保健所での申込が必要になりますが、申込前にいくつか質問させて頂きます。今後、適正に猫を飼ってもらえるか、ご家族の負担にならないか等をチェックします。このチェックを行った時点で、申込み出来ない場合もありますので、ご了承ください。
また、申し込みをする際は、誓約書も一緒にご提出をしていただきます。誓約書の各項目を遵守してもらえない場合は、猫をお譲りすることができませんので、ご了承ください。
○主なチェック項目
1.住居形態 2.家族構成 3.家族の合意 4.飼育形態 5.アレルギーや喘息の人の有無
6.譲渡後の訪問について等
○申込みできない場合
・18歳未満の方
・家族の同意を得ていない方
・他に猫を飼われている方
※ただし、複数の猫を飼養していても、周辺住民の生活環境の保全に支障が
ないと認められる場合はこの限りではありません。その際は、必要に応じて、
訪問調査をさせていただく場合があります。
・ペット飼養不可のお住まいの方 等
○猫を飼養する場合の誓約事項
1.愛情と責任を持って終生飼養します。
2.不妊・去勢手術をしていない猫の譲渡を受ける場合は、不妊手術又は去勢手術を行います。
3.迷子札等の方法で自己所有の猫であることを明示します。
4.猫の健康と安全の確保を図るとともに、周辺住民に迷惑をかけないためにも室内飼育を行います。
5.猫の習性・生理・生態を理解し、適切に飼養管理し、また、飼育環境を快適に保ち、他人に迷惑のかからないようにします。
6.健康管理に気を付け、動物が病気になったり、怪我をした時は、動物病院で適切な治療を受けさせます。
7.動物の愛護及び管理に関する法律、三重県動物の愛護及び管理に関する条例等の関係法令を遵守します。
8.譲り受けた猫を転売したり、他人の代わりに譲受したりしません。
9.やむを得ず飼養ができなくなった場合は、適正飼養できる次の飼い主を責任を持って探します。
10.譲渡後に行われる調査に協力します。
11.上記事項や関係法令が守られていない等で当該譲渡事業の実施機関から猫の返還を求められた場合は速やかに返還します。
12.譲り受けた猫に病気、行動、その他の問題があった場合、あるいはその猫により問題が起きた場合、当該譲渡事業の実施機関に対し一切の責任は問いません。
猫の譲渡前説明について
動物愛護センターにいつも譲渡動物がいるとは限りません。
また、猫の譲渡前には、飼い主の遵守事項等について、30分ほどの説明を行います。
猫の譲渡手数料について
健康診断、ノミダニ駆除、ワクチン接種、マイクロチップ挿入等を実施し譲渡するため、手数料(3,500円)をいただきます。