三重県防災航空隊
三重県では、平成5年4月に防災ヘリコプターを導入し、県内の関係機関と連携しながら、救助活動、救急活動、火災防御活動、災害応急対策活動を行っています。
平成29年9月1日からは、新防災ヘリコプター「みえ」の供用を開始し、県の消防防災体制をより一層強化しています。
初代 ベル式412型HPヘリコプター(JA6703) 2代目 アグスタ式AW139(JA119M)
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三重県防災航空隊活動PV
三重県防災航空隊の概要、活動内容(2,856kb)
令和6年能登半島地震での三重県防災航空隊の活動について
三重県防災航空隊は、令和6年1月1日16時10分頃に発生した「令和6年能登半島地震」において、翌朝10時には三重県防災ヘリコプター「みえ」が輪島市の上空に到着し、大規模火災の情報収集・孤立地域での救助活動等を実施しました。【活動内容】
発災後、総務省消防庁からの指示により、緊急消防援助隊航空部隊として1月2日から1月31日まで後方支援を含め活動しました。うち10日間は、石川県小松空港へ進出し、被災地の情報収集及び救急・救助活動を行っています。
【1月2日】
輪島市の大規模火災に航空隊として唯一出動し、火災の情報収集と消火活動の支援を行いました。
輪島市の孤立した避難所に着陸し、緊急度の高い要救助者2名をヘリコプターで金沢市へ搬送するための準備をしています。
【1月3日】
ヘリコプターが着陸できない孤立地域から要救助者を搬送するため、航空隊員2名が降下し、要救助者を吊り上げて救助しました。
【1月19日】
孤立した避難所付近に着陸し、地上消防隊と協力して、要救助者をヘリコプターに乗せ、金沢市へ搬送しました。
ヘリコプターによる救助訓練について
三重県防災航空隊では、ヘリコプターによる山岳救助や水難救助、大規模災害の対応などのため、年間を通して救助のための訓練を実施しています。訓練は、平日に実施していますが、土曜日・日曜日・祝日にも訓練が必要となる場合があります。
ヘリコプターの飛行により、騒音や強風などで皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
ヘリポート見学会
未来を担う子どもたちに、防災活動に対する関心を高めてもらうことを目的とした伊勢湾ヘリポート見学会を開催しています。三重県防災ヘリ、滋賀県防災ヘリ、 ホイスト訓練
三重県警ヘリ、ドクターヘリ
2023年伊勢湾ヘリポート見学会は中止とさせていただきます。
防災ヘリコプター「みえ」イメージキャラクター
119M
(いちいちきゅうマイク)くん
防災ヘリコプター「みえ」イメージキャラクター119M(いちいちきゅうマイク)くんは、救助のミッションを受けた防災ヘリコプターが出動するシーンを、航空隊員の様子とかけあわせ、救助する人を見逃さない「目」、助けを差し伸べる「手」、そして出動の時に交わす「敬礼」をモチーフに、防災ヘリコプター「みえ」の機体デザインを盛り込んだイラストで防災ヘリコプター「みえ」の活動を広く知っていただくため、三重県在住のイラストレーター「よもぎ」さんに作成いただいたものです。