県立尾鷲高等学校において、進路指導担当の教諭が、生徒30名分の進路希望先を記載した一覧表(A4用紙1枚)を紛失していたことが判明しました。
当事者の皆様にご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。
1 要旨
(1)概要
4月24日(水)15時30分頃、進路指導担当の教諭が、3年生の生徒(1クラス30名分)の進路希望先が記載された一覧表を用いながら、当該クラス2名の生徒と進路指導室で面談を行い、面談終了後の16時30分頃に当該教諭は一覧表をズボンのポケットに入れ、担当部活動の活動場所(校舎内)へ行き、約5分後には居室である進路指導室へ戻りました。
その際、ポケットに入れておいた一覧表がないことに気がつき、校舎内を探しましたが、見つけることはできなかったため、紛失したことを報告しました。
4月25日(木)と26日(金)、校長の指示で全職員で改めて一覧表を探しましたが、見つかりませんでした。
このため、30日(火)、ホームルームにて、当該教諭が当該クラスの生徒に対して謝罪するとともに、同日夜、当該クラスの生徒の保護者に対して電話で謝罪し、すべての保護者から了承を得ました。
(2)紛失した進路希望先の一覧表の記載内容について
一覧表には、30名分の出席番号、名前、各生徒の進学・就職希望の別、就職希望の場合は希望先(具体的な企業名(1社から3社まで)や希望する業種(「製造業」など)や地域)が記載されていました。
2 今後の対応
個人情報の管理については、朝礼や職員会議などで注意喚起を行ってきたところですが、今回の個人情報の流出を重く受け止め、個人情報を含む文書の管理について、全教職員を対象に校内研修を実施してルールを徹底するなど、再発防止に取り組みます。